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第9章 魔王国編2
第269話 昔話と試練
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「儂等は昔、冒険者をしておった」
昔と簡単に言うが1000年以上前の事だ。
「ふむ。アレは何処の街だったか、我らは別々に行動していたのだが、とある町で出会ったのだ」
「どんな名前だったなのぉ」
「覚えて無いのか? 我は覚えておるぞ。そらアレだ”アスカル”だ! 間違いない。あの頃のお前に良く似合う”甘ちゃん”の名前だからなぁ」
「ふん、下らん事は良く覚えている様だな」
楽しそうに話す高齢の2人を見ている”子供”達と初めて昔話を聞く親衛隊長のジャックに、余り興味の無い召使い達だ。
やはり全員が察したように若かりし頃は2人共冒険者として世界を旅していたそうだ。
そして、とある町で出会い親交が深まったと言う。
「それで、きっかけは何?」
2人の話しが脱線して進まないから、ぶっきらぼうに聞くエルヴィーノだ。
眉間にシワを寄せて黙る義父にニヤケル親父。
明らかに義父が何かしらの問題を起こしたに違いないと悟ったエルヴィーノだ。
「たまたま男達に取り囲まれている少女を、たまたま通りかかったイディオタが救ったのだがな、町中が大騒ぎになってのぉ儂も巻き込まれた訳だ」
「何を言う。娘が襲われているから助けろと言ったのはお前ではないか!」
「記憶に無いのぉ」
「クソジジィが!」
「だが助けた娘を好きになったのはお前だったな」
「むっ」
父王を直視する娘の視線が突き刺さるが意識して無視していたジャンドール王だ。
「町のゴタゴタも儂らが解決して、コレと娘は暫く幸せに暮らしていたはずだが、その後はどうなったのやら」
「お父様!」
初めて聞く若き日の父が行なった”種まき”を軽蔑した眼差しで見下す娘だ。
ハァと溜息を付いて話す父王。
「当時の娘とは彼女が死ぬまで一緒だった。あの時の悲しみで我は二度と人族を好きにならないと誓ったのだ」
エルフもダークエルフにクエルノ族も長命種なので、寿命の短い人族を恋愛対象にしないのが決まり事だった。
妙にしんみりとする室内にジャンドール王が口撃を仕掛けた。
「確かにお前と出会ったのはその町だが、お前の方こそ”サラド”の町で出会った娘と乳繰り合っていたではないか」
「ふぅむ。貴様が口に出すまで忘れていた記憶だが、他人の事は良く覚えておるわ」
「お前とて同じだろう」
と言って悪態を付く義父だ。
しかし、親父の過去が気になって仕方が無い息子だった。
息子の視線に気づいたのか説明する父親だ。
「確かに”サラド”の町で出会った娘と暮らした事が有る。こいつと同じで人族は直ぐに寿命が尽きるからなぁ。あの時に涙が”しょっぱい”と初めて知ったかのぉ」
思いもよらず親父達の女性遍歴を知ってしまったが、自身にも人族の妻が居る事を再確認し、いざと成れば無理矢理でも若返りの魔法を使って寿命を延ばそうと密かに考えるエロ夫だ。
何故なら、やはりロリは可愛いのだ。
そして萌える。
妻達の中で一番可愛いかも知れないと常々思っている。
勿論それぞれの妻が可愛い一面が有るが、いつもとなるとロリなのだ。
美しさと淫乱さの差が激しいロザリーに、可愛さと淫乱さがたまらないロリと、可憐だが最近は特に乱れるようになったパウリナに、まだ初々しいが女の戦いでは負けず嫌いなシーラも激しく乱れるようになっている。
妻達の事を思い出していると股間が起動しだすので、即座に意識を変えて沈静化させる。
「2人共冒険者って事は仲間だったの?」
「「ふぅむ」」と言って考える2人。
「当時は一人旅が主流だったが数人の仲間で旅をする者達も居たな」
「儂らはいつも一人だったのぉ。たまに強い魔物の討伐が有った時はお互いを呼んだものだ」
「そうだなぁ、そんな事もあったか」
「今でこそ巨大で強力な魔物はほとんど見かけなくなったが、当時は普通に居たからのぉ」
思い出話に花を咲かせていると昼食の時間となる。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
昼食はゲレミオの食事店で行なわれた。
素材の味を生かした料理だが、肉食系のクエルノ族には味付けを変えて出された。
エルヴィーノはノタルム国での薄味の料理は無かった事をエルフ王にそれとなく話し、今回の配慮になったようだ。
基本的には見た目は変わらないが他国からの来賓用は味付けが濃い目になっている。
以前、同じ料理をおいしく食べられるので重宝していると親衛隊長のジャックから礼を言われた。
やはり他国の者には味が無く物足りないどころか美味しく感じなかったらしい。
「ところでシーラ殿は御いくつかのぉ?」
「はい御義父様、今年で149歳です。来年成人を迎えます」
「そうかそうか、ではシーラ殿の試練はもう決まっておるのかな?」
「良くご存知ですわ」
「その位は知っておる。何しろこやつの試練に・・・」
そこに、ブォホン、ブォホンと大げさに咳払いをして会話を遮るジャンドール王だ。
「どうした”魔王”よ。我が国に来て昔話は居心地が悪いのか?」
「いやなに、シーラの試練を思い出したのだ」
「お父様、何も今言わなくても!」
「いや、丁度良い機会だから話しておこう」
”試練”と言う言葉にシーラを見ていると「後で詳しく教える」と小声で答えくれたが岐阜からの説明があった。
「我がノタルム国では男女共に成人した際には、親から成人の儀式として試練が言い渡される。それぞれの家族で内容は違うが、シーラは王家の血族だ。しかも龍人様から勇者の称号を頂いた者だ。相応の試練が必要だと考えておった。すると数日前から同じ夢を見るようになってな、シーラの試練を教えてくれるのだ」
シーラは口に両手を当てて驚いている。
「それで」と聞いたのはエルヴィーノでは無く親父のエルフ王だった。
「それがな、仲間を率いて自らが先頭に立ち古き龍を倒してこい。と言う内容だ」
絶句する一同。
古き龍など龍人以外知らないし、他に存在する事も解らないのだ。
「しかし、それが勇者として選ばれたお前に出された試練だ」
父娘で睨み合っているがシーラは否定していない。
むしろ何か考えているようだった。
「それって成人になってからだよね?」
「そうだ。成人の歳以降で試練を乗り越えなければ一人前とは見られないし、2人の結婚を認める事は出来ん」
ジャンドール王にはシーラの魅力が効いているはずだ。
だからシーラが撤回すれば別の試練に替える事も可能だろうが、まさか夢のお告げとは悪意を感じてしまうエルヴィーノだがエルフ王の手前、違う内容にしてもらうなどシーラの面子を汚す事になる。
まして、気になる単語が引っかかるエルヴィーノだ。
それは”仲間を率いて”だ。
シーラ1人では無く数人で挑めと言っている事に気づく。
「まぁ、まだ先の話しだ。時間も有るし対策も出来よう。まして婿殿が居るからのぉ、我は何も心配しとらん」
無責任な事を言う義父が更に我が儘を言う。
それはエルフ達の城下街アルバを見たいと言うのだ。
角は隠しているとはいえ、見た目はダークエルフと同じ容姿ではダメなので自分と同じ様に髪の色も替えるのであれば許可が下りた。
一度角を戻し、再度角を隠し髪の色を金髪にして肌の色も変化させる。
「おおぉ、まるでエルフのようじゃ」
何故か喜んでいる親父だった。
そしてエルヴィーノもエルフとなったシーラを見てドキドキしていた。
小麦色の肌が白磁の様な真っ白い肌だ。
エルヴィーノの両目に映る姿で血流が変わっていくのが分かった。
即座に耳元で「今度それで」「うん」
簡潔に小声でのやり取りだった。
一行はゲレミオの者達に街中を案内されて楽しんでいるようだった。
夕食もゲレミオの店で済ませた後は親達とは別々の行動になった。
見た目がエルフのシーラを連れてロザリーに会いに行き、召使い達は客室に入れて、そのまま三人で一夜を過ごす事になる。
一方の親たちは。
「所で娘の母親は幾つだ?」
「お前こそ婿殿の母親は幾つだ」
お互いが事情を話した後は・・・
「変態少女趣味のエロジジィだな」
「貴様こそ部族争いを言い訳に息子達より若い娘と子供まで作りおって変態エロエロジジィめ」
「やかましいスケベじじぃ」
「貴様の方がよっぽどスケベ魔王じゃ」
☆
ディーデリック・ファン・デ・ブリンクスとハンター・ジャンドール。
第三者が会話だけを聞くと同類か。
昔と簡単に言うが1000年以上前の事だ。
「ふむ。アレは何処の街だったか、我らは別々に行動していたのだが、とある町で出会ったのだ」
「どんな名前だったなのぉ」
「覚えて無いのか? 我は覚えておるぞ。そらアレだ”アスカル”だ! 間違いない。あの頃のお前に良く似合う”甘ちゃん”の名前だからなぁ」
「ふん、下らん事は良く覚えている様だな」
楽しそうに話す高齢の2人を見ている”子供”達と初めて昔話を聞く親衛隊長のジャックに、余り興味の無い召使い達だ。
やはり全員が察したように若かりし頃は2人共冒険者として世界を旅していたそうだ。
そして、とある町で出会い親交が深まったと言う。
「それで、きっかけは何?」
2人の話しが脱線して進まないから、ぶっきらぼうに聞くエルヴィーノだ。
眉間にシワを寄せて黙る義父にニヤケル親父。
明らかに義父が何かしらの問題を起こしたに違いないと悟ったエルヴィーノだ。
「たまたま男達に取り囲まれている少女を、たまたま通りかかったイディオタが救ったのだがな、町中が大騒ぎになってのぉ儂も巻き込まれた訳だ」
「何を言う。娘が襲われているから助けろと言ったのはお前ではないか!」
「記憶に無いのぉ」
「クソジジィが!」
「だが助けた娘を好きになったのはお前だったな」
「むっ」
父王を直視する娘の視線が突き刺さるが意識して無視していたジャンドール王だ。
「町のゴタゴタも儂らが解決して、コレと娘は暫く幸せに暮らしていたはずだが、その後はどうなったのやら」
「お父様!」
初めて聞く若き日の父が行なった”種まき”を軽蔑した眼差しで見下す娘だ。
ハァと溜息を付いて話す父王。
「当時の娘とは彼女が死ぬまで一緒だった。あの時の悲しみで我は二度と人族を好きにならないと誓ったのだ」
エルフもダークエルフにクエルノ族も長命種なので、寿命の短い人族を恋愛対象にしないのが決まり事だった。
妙にしんみりとする室内にジャンドール王が口撃を仕掛けた。
「確かにお前と出会ったのはその町だが、お前の方こそ”サラド”の町で出会った娘と乳繰り合っていたではないか」
「ふぅむ。貴様が口に出すまで忘れていた記憶だが、他人の事は良く覚えておるわ」
「お前とて同じだろう」
と言って悪態を付く義父だ。
しかし、親父の過去が気になって仕方が無い息子だった。
息子の視線に気づいたのか説明する父親だ。
「確かに”サラド”の町で出会った娘と暮らした事が有る。こいつと同じで人族は直ぐに寿命が尽きるからなぁ。あの時に涙が”しょっぱい”と初めて知ったかのぉ」
思いもよらず親父達の女性遍歴を知ってしまったが、自身にも人族の妻が居る事を再確認し、いざと成れば無理矢理でも若返りの魔法を使って寿命を延ばそうと密かに考えるエロ夫だ。
何故なら、やはりロリは可愛いのだ。
そして萌える。
妻達の中で一番可愛いかも知れないと常々思っている。
勿論それぞれの妻が可愛い一面が有るが、いつもとなるとロリなのだ。
美しさと淫乱さの差が激しいロザリーに、可愛さと淫乱さがたまらないロリと、可憐だが最近は特に乱れるようになったパウリナに、まだ初々しいが女の戦いでは負けず嫌いなシーラも激しく乱れるようになっている。
妻達の事を思い出していると股間が起動しだすので、即座に意識を変えて沈静化させる。
「2人共冒険者って事は仲間だったの?」
「「ふぅむ」」と言って考える2人。
「当時は一人旅が主流だったが数人の仲間で旅をする者達も居たな」
「儂らはいつも一人だったのぉ。たまに強い魔物の討伐が有った時はお互いを呼んだものだ」
「そうだなぁ、そんな事もあったか」
「今でこそ巨大で強力な魔物はほとんど見かけなくなったが、当時は普通に居たからのぉ」
思い出話に花を咲かせていると昼食の時間となる。
※Cerounodostrescuatrocincoseissieteochonuevediez
昼食はゲレミオの食事店で行なわれた。
素材の味を生かした料理だが、肉食系のクエルノ族には味付けを変えて出された。
エルヴィーノはノタルム国での薄味の料理は無かった事をエルフ王にそれとなく話し、今回の配慮になったようだ。
基本的には見た目は変わらないが他国からの来賓用は味付けが濃い目になっている。
以前、同じ料理をおいしく食べられるので重宝していると親衛隊長のジャックから礼を言われた。
やはり他国の者には味が無く物足りないどころか美味しく感じなかったらしい。
「ところでシーラ殿は御いくつかのぉ?」
「はい御義父様、今年で149歳です。来年成人を迎えます」
「そうかそうか、ではシーラ殿の試練はもう決まっておるのかな?」
「良くご存知ですわ」
「その位は知っておる。何しろこやつの試練に・・・」
そこに、ブォホン、ブォホンと大げさに咳払いをして会話を遮るジャンドール王だ。
「どうした”魔王”よ。我が国に来て昔話は居心地が悪いのか?」
「いやなに、シーラの試練を思い出したのだ」
「お父様、何も今言わなくても!」
「いや、丁度良い機会だから話しておこう」
”試練”と言う言葉にシーラを見ていると「後で詳しく教える」と小声で答えくれたが岐阜からの説明があった。
「我がノタルム国では男女共に成人した際には、親から成人の儀式として試練が言い渡される。それぞれの家族で内容は違うが、シーラは王家の血族だ。しかも龍人様から勇者の称号を頂いた者だ。相応の試練が必要だと考えておった。すると数日前から同じ夢を見るようになってな、シーラの試練を教えてくれるのだ」
シーラは口に両手を当てて驚いている。
「それで」と聞いたのはエルヴィーノでは無く親父のエルフ王だった。
「それがな、仲間を率いて自らが先頭に立ち古き龍を倒してこい。と言う内容だ」
絶句する一同。
古き龍など龍人以外知らないし、他に存在する事も解らないのだ。
「しかし、それが勇者として選ばれたお前に出された試練だ」
父娘で睨み合っているがシーラは否定していない。
むしろ何か考えているようだった。
「それって成人になってからだよね?」
「そうだ。成人の歳以降で試練を乗り越えなければ一人前とは見られないし、2人の結婚を認める事は出来ん」
ジャンドール王にはシーラの魅力が効いているはずだ。
だからシーラが撤回すれば別の試練に替える事も可能だろうが、まさか夢のお告げとは悪意を感じてしまうエルヴィーノだがエルフ王の手前、違う内容にしてもらうなどシーラの面子を汚す事になる。
まして、気になる単語が引っかかるエルヴィーノだ。
それは”仲間を率いて”だ。
シーラ1人では無く数人で挑めと言っている事に気づく。
「まぁ、まだ先の話しだ。時間も有るし対策も出来よう。まして婿殿が居るからのぉ、我は何も心配しとらん」
無責任な事を言う義父が更に我が儘を言う。
それはエルフ達の城下街アルバを見たいと言うのだ。
角は隠しているとはいえ、見た目はダークエルフと同じ容姿ではダメなので自分と同じ様に髪の色も替えるのであれば許可が下りた。
一度角を戻し、再度角を隠し髪の色を金髪にして肌の色も変化させる。
「おおぉ、まるでエルフのようじゃ」
何故か喜んでいる親父だった。
そしてエルヴィーノもエルフとなったシーラを見てドキドキしていた。
小麦色の肌が白磁の様な真っ白い肌だ。
エルヴィーノの両目に映る姿で血流が変わっていくのが分かった。
即座に耳元で「今度それで」「うん」
簡潔に小声でのやり取りだった。
一行はゲレミオの者達に街中を案内されて楽しんでいるようだった。
夕食もゲレミオの店で済ませた後は親達とは別々の行動になった。
見た目がエルフのシーラを連れてロザリーに会いに行き、召使い達は客室に入れて、そのまま三人で一夜を過ごす事になる。
一方の親たちは。
「所で娘の母親は幾つだ?」
「お前こそ婿殿の母親は幾つだ」
お互いが事情を話した後は・・・
「変態少女趣味のエロジジィだな」
「貴様こそ部族争いを言い訳に息子達より若い娘と子供まで作りおって変態エロエロジジィめ」
「やかましいスケベじじぃ」
「貴様の方がよっぽどスケベ魔王じゃ」
☆
ディーデリック・ファン・デ・ブリンクスとハンター・ジャンドール。
第三者が会話だけを聞くと同類か。
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