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◇
「着いたら連絡するから、俺が着くまでは部屋なり教室なり、安全な場所にいて」
「分かった」
渚はまた迫られたらしく、僕に会うなり僕が何もされてないか確認してきた。
「俺と那月くんはおそらく来週から発情期でいないからな……。十分気をつけて」
「一緒にいられなくてごめんね」
那月は発情期で幸哉さんと寮の発情期用の部屋にこもる予定らしい。
一人は不安だけど、渚と幸哉さんに付き纏ってるのはβの女の子達とのことだから、いざとなっても抵抗は出来るだろう。
「大丈夫。無事発情期を乗り越えられるといいね」
「うん、ありがとう」
幸哉さんと会って安心したのか、すっきりした顔で微笑む那月を見て良かったと胸を撫で下ろす。
「でも発情期が終わったら、那月くんも危ないからな。早くどうにかしないと」
「αなら俺達でどうにか出来るのにな。βの女じゃ……」
「威圧の効きも悪いし、家の方に圧力もかけられないからな……」
「いや、間接的にはいけるんじゃないか?」
「そうだな。その線で行くか」
渚と幸哉さんは対応策を思いついたのか、二人で話を詰め出した。
「まあ、僕も出来るだけ瑞希に付いてるようにするよ」
「詩。頼りにしてる」
苦笑して学食で隣に座っている詩の両肩をぽんぽん叩くと、「仕方ないからね」と詩はぷいと顔を逸らした。
心強い味方を得て、僕は百人力だ。
早く解決して欲しいな。
◇
『瑞希といる時間が短くなって深刻な瑞希不足だ』
夜、寮の一人部屋の自室。
お風呂上がりにベッドに寝転んでいたら渚からそんなメッセージが届いた。
『渚が部屋が安全だろうからって言ったから僕はなるべく部屋にこもってるんだよ……』
『そうだな。でも週末は車で別荘まで行こう』
『発情期に使用するっていう?』
『ああ』
『手を出されないなら行く!』
『あー』
それから寝るまで渚とのやりとりは続いた。
「着いたら連絡するから、俺が着くまでは部屋なり教室なり、安全な場所にいて」
「分かった」
渚はまた迫られたらしく、僕に会うなり僕が何もされてないか確認してきた。
「俺と那月くんはおそらく来週から発情期でいないからな……。十分気をつけて」
「一緒にいられなくてごめんね」
那月は発情期で幸哉さんと寮の発情期用の部屋にこもる予定らしい。
一人は不安だけど、渚と幸哉さんに付き纏ってるのはβの女の子達とのことだから、いざとなっても抵抗は出来るだろう。
「大丈夫。無事発情期を乗り越えられるといいね」
「うん、ありがとう」
幸哉さんと会って安心したのか、すっきりした顔で微笑む那月を見て良かったと胸を撫で下ろす。
「でも発情期が終わったら、那月くんも危ないからな。早くどうにかしないと」
「αなら俺達でどうにか出来るのにな。βの女じゃ……」
「威圧の効きも悪いし、家の方に圧力もかけられないからな……」
「いや、間接的にはいけるんじゃないか?」
「そうだな。その線で行くか」
渚と幸哉さんは対応策を思いついたのか、二人で話を詰め出した。
「まあ、僕も出来るだけ瑞希に付いてるようにするよ」
「詩。頼りにしてる」
苦笑して学食で隣に座っている詩の両肩をぽんぽん叩くと、「仕方ないからね」と詩はぷいと顔を逸らした。
心強い味方を得て、僕は百人力だ。
早く解決して欲しいな。
◇
『瑞希といる時間が短くなって深刻な瑞希不足だ』
夜、寮の一人部屋の自室。
お風呂上がりにベッドに寝転んでいたら渚からそんなメッセージが届いた。
『渚が部屋が安全だろうからって言ったから僕はなるべく部屋にこもってるんだよ……』
『そうだな。でも週末は車で別荘まで行こう』
『発情期に使用するっていう?』
『ああ』
『手を出されないなら行く!』
『あー』
それから寝るまで渚とのやりとりは続いた。
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