βからΩになったなら

hina

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発情期は十二月中旬後半に来た。
その日の朝、徐々に上がってきた体温と下腹部に違和感を感じて、あ、来たと思った。

渚にメッセージを送って、先に寮の発情期用の部屋に入った。
長引いてもきっとクリスマス前後だと思ったから、別荘じゃなくて寮の部屋を選んだ。

渚からは今寮に向かってると返ってきたから、それほどかからずに来てくれるだろう。

「ん……渚、渚っ……」
渚の服を抱きしめて身体を丸める。
まだ着たままの服が肌を刺激する。

「あっ……なぎさぁ……はやく……」
後孔はもうすっかり濡れていて、ひくひくと震えていた。
早く渚の大きくて硬いそれが欲しかった。

でも、渚が来るまでは快感を我慢しようと思って、渚の服を掴む手にさらに力を込めた。
本当は、もう勃ち上がっている自分の分身を慰めたい。

発情し始めてからどのくらい経ったかわからないけど、渚が来るまでが長く感じる。

まだかな、まだかなと、渚を待ち侘びて心がおどる。
ピンクに染まる思考に戸惑いつつも、身体の準備はもう充分過ぎるほどだった。


「瑞希!」

部屋の扉が開いて渚が入ってきた。
フェロモンも流れ込んできて、自然と瞳が潤んだ。


「あっ、なぎさぁ! はやく、ちょうだい……?」
「瑞希、俺を待っててくれたんだね。嬉しいよ。お待たせ」
「うん……待ってた……」

入り口付近に荷物を置き、僕が寝転んでいたベッドに渚が服を脱ぎながら近付いてきて、渚は僕に手を伸ばした。

「服脱ごうね」
「あっ! 感じちゃう」
「いっぱい感じて? いいよ、俺に任せてね」
「んっ、んん……」
「はっ、前も後ろもびしょびしょだね」
「やっ、言わないで……」
「なんで? 嬉しいよ」
「はずかしい……」

全て服を脱がされて、生まれたままの姿にされる。

「控えめな巣作りだね。もっと俺の服渡しておけば良かったかな」
「なぎさのにおい、好き……」
「俺も瑞希の匂い、フェロモン、大好きだよ」
「あっ、やっ!」

渚が僕の両方の乳首をくりくりと転がし、僕は背を反らした。
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