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最終話 自業自得
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それはカレン・バードレンがランドルフ王国から去った一週間後のことだった。
「た、大変でございます!」
宰相のマクガイアがカーズの政務室に飛び込んで来た。
「何だ騒々しい! 僕は忙しいんだぞ!」
カーズ・ランドルフこと僕は、筆ペンの勢いを止めてマクガイアを睨みつける。
「み、み、み、み、み、み」
よほどの事が起こったのだろう。
マクガイアは血相を変えて何かを喋ろうとした。
けれども上手く言葉が口から出ないようだった。
「落ち着け。宰相のお前がそんなに狼狽えてどうする。まあ、水でも飲め」
僕は自分の机の端に置いていた水差しとコップにあごをしゃくる。
するとマクガイアは早足で机に近づいてきてコップに水を注いだ。
そして勢いよく飲み干していく。
「どうだ? 少しは落ち着いたか?」
僕がたずねると、マクガイアは一息ついたのか大きく息を吐く。
「まったく……それで? 何が起こったんだ?」
僕も小休止の意味合いも兼ねて、コップに水を注いで口に含む。
「ミーシャさまの魔力がゼロになりました」
ブウウウウウウウウウウウウ――――ッ!
僕は口に含んでいた水を盛大に吐き出した。
「ごほごほ……今……ごほごほ……何と言った?」
「そのままの意味です。ミーシャ様の魔力が枯渇し、結界石に魔力を流し込むことが不可能になりました」
「ふざけるな! そんな馬鹿なことがあるか!」
僕は怒りに任せてコップを壁に投げつける。
「じ、事実であります……先ほど宮廷錬金術師たちが確認いたしました。もうミーシャ様では結界石に魔力を流し込むことはできません」
「……ということはどうなる?」
マクガイアは幽鬼のように顔を真っ青にさせて答える。
「このままでは国が滅びます」
僕はハンマーで頭を殴られたような衝撃を受けた。
このままでは国が滅ぶ?
嘘だ……いや、しかしミーシャの魔力が枯渇したのが事実ならば当然そうなる。
「み、ミーシャはどこにいる!」
マクガイアにたずねると、ミーシャは地下の結界室にいるという。
「この目で確認しないことには信じられない!」
僕は政務室から飛び出して結界室へと向かった。
時間にして五分ほど。
結界室に辿り着くなり、僕は扉を開けて室内に入った。
すると信じらない光景が飛び込んできた。
結界室にはミーシャ以外にもう一人の人間がいた。
中年のダーク・ブラウンの髪の男だ。
しかもその中年男はミーシャと抱き合ってキスをしていたのである。
僕が唖然としていると、二人は僕に気づいて大きく目を見開いた。
「カーズ様! こ、これは違うのです!」
ミーシャは慌てて中年男から離れて言い訳をする。
「お前……」
僕はミーシャから中年男に視線を移した。
中年男の顔には見覚えがあった。
結界石のメンテナンスを司っている宮廷錬金術師のトップの男だ。
「貴様ら、僕に内緒で不倫していたのか!」
激怒した僕は腰に刷いていた剣を抜き放つ。
「お、お待ちください!」とミーシャ。
「これには深い理由が……」と中年男。
「問答無用!」
僕は逃げ出そうしたミーシャと中年男を斬り伏せた。
ブシュウウウウウウウ
ミーシャと中年男の傷口から大量の血が吹き出し、やがて二人は絶命した。
直後、宰相のマクガイアが室内に飛び込んできた。
「カーズ様……これは?」
マクガイアは凄惨な現場を目にして棒立ちになる。
「こいつらは僕を裏切った不届き者だ。ゆえに成敗した」
僕は勢いよく剣を振って汚い血を落とす。
「おい、マクガイア。こうなったら結界石に魔力を込められるのはあいつしかない。だから早くあいつを連れて来い」
「あ、あいつとは?」
「馬鹿か! カレン・バードレンに決まっているだろう!」
「しかし、カレン殿はカーズ様が婚約破棄を……」
「それがどうした! こうなったからにはカレンしか適任者がいないんだから仕方ないだろうが。いいからさっさと連れて来い!」
「連れて来いと言われましても無理です」
「はあ?」
僕は自分の耳を疑った。
「何が無理なんだ? バードレン家に遣いを出して強引にでも連れてくればいいだけだろうが」
「そ、それが……」
マクガイアは困惑した顔でカレンのことを話し始める。
すべてを聞き終えたとき、僕の手から剣がこぼれ落ちた。
「か、カレンが……この王都から消えた……だと?」
「これも間違いありません。数日前に門番が王都から出ていく者たちを確認したさい、とある一団の中にいたのを目撃していたと」
「その一団とは何だ!」
「カーマイン王国からの使者です。何度もこの国の〈結界姫〉の力を借りたいと申し出てきていた北の小国です」
僕は思い出した。
確かにそんな国から〈結界姫〉の借り入れの嘆願書を目に通した覚えがある。
「しかし、そんな国の使者たちと僕は会っていないぞ」
「カーマイン王国から急遽、面会の中止が宮廷に届いておりました。まさかとは思いますが……」
「まさか……カーマイン王国の奴らはカレンを手に入れたから」
マクガイアはこくりとうなずく。
「そ、そんな馬鹿な。では、この国にもう〈結界姫〉は……」
あまりのショックに僕の膝がガクガクと震えた。
そのときだった。
「た、大変でございます!」
騎士団長が慌てて結界室に駆け込んで来たのである。
「緊急の伝書鳩から報告がありました! 王都近くの大森林から魔物の大群が確認されたとのこと! その数およそ一万! この王都に向かって押し寄せているとのことです!」
その報告を聞いて、僕は今度こそ完全に膝から崩れ落ちた。
そして――。
数時間後、魔物の大群に蹂躙された王都中からは阿鼻叫喚の悲鳴が沸き起こった。
〈Fin〉
================
【あとがき】
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
主人公たちの人生はまだまだ続きますが、物語自体はここで幕引きとさせていただきます。
そして第19回恋愛小説大賞に新作を投稿しました。
【タイトル】
悪役毒妃の後宮心理術 ~現代日本で心理士だった私、後宮乙女ゲームの悪役に転生しましたが、原作知識とカウンセリングで破滅フラグを回避します~
目次ページです
https://www.alphapolis.co.jp/novel/269374665/401981361
よろしければ、ご一読くださいm(__)m
「た、大変でございます!」
宰相のマクガイアがカーズの政務室に飛び込んで来た。
「何だ騒々しい! 僕は忙しいんだぞ!」
カーズ・ランドルフこと僕は、筆ペンの勢いを止めてマクガイアを睨みつける。
「み、み、み、み、み、み」
よほどの事が起こったのだろう。
マクガイアは血相を変えて何かを喋ろうとした。
けれども上手く言葉が口から出ないようだった。
「落ち着け。宰相のお前がそんなに狼狽えてどうする。まあ、水でも飲め」
僕は自分の机の端に置いていた水差しとコップにあごをしゃくる。
するとマクガイアは早足で机に近づいてきてコップに水を注いだ。
そして勢いよく飲み干していく。
「どうだ? 少しは落ち着いたか?」
僕がたずねると、マクガイアは一息ついたのか大きく息を吐く。
「まったく……それで? 何が起こったんだ?」
僕も小休止の意味合いも兼ねて、コップに水を注いで口に含む。
「ミーシャさまの魔力がゼロになりました」
ブウウウウウウウウウウウウ――――ッ!
僕は口に含んでいた水を盛大に吐き出した。
「ごほごほ……今……ごほごほ……何と言った?」
「そのままの意味です。ミーシャ様の魔力が枯渇し、結界石に魔力を流し込むことが不可能になりました」
「ふざけるな! そんな馬鹿なことがあるか!」
僕は怒りに任せてコップを壁に投げつける。
「じ、事実であります……先ほど宮廷錬金術師たちが確認いたしました。もうミーシャ様では結界石に魔力を流し込むことはできません」
「……ということはどうなる?」
マクガイアは幽鬼のように顔を真っ青にさせて答える。
「このままでは国が滅びます」
僕はハンマーで頭を殴られたような衝撃を受けた。
このままでは国が滅ぶ?
嘘だ……いや、しかしミーシャの魔力が枯渇したのが事実ならば当然そうなる。
「み、ミーシャはどこにいる!」
マクガイアにたずねると、ミーシャは地下の結界室にいるという。
「この目で確認しないことには信じられない!」
僕は政務室から飛び出して結界室へと向かった。
時間にして五分ほど。
結界室に辿り着くなり、僕は扉を開けて室内に入った。
すると信じらない光景が飛び込んできた。
結界室にはミーシャ以外にもう一人の人間がいた。
中年のダーク・ブラウンの髪の男だ。
しかもその中年男はミーシャと抱き合ってキスをしていたのである。
僕が唖然としていると、二人は僕に気づいて大きく目を見開いた。
「カーズ様! こ、これは違うのです!」
ミーシャは慌てて中年男から離れて言い訳をする。
「お前……」
僕はミーシャから中年男に視線を移した。
中年男の顔には見覚えがあった。
結界石のメンテナンスを司っている宮廷錬金術師のトップの男だ。
「貴様ら、僕に内緒で不倫していたのか!」
激怒した僕は腰に刷いていた剣を抜き放つ。
「お、お待ちください!」とミーシャ。
「これには深い理由が……」と中年男。
「問答無用!」
僕は逃げ出そうしたミーシャと中年男を斬り伏せた。
ブシュウウウウウウウ
ミーシャと中年男の傷口から大量の血が吹き出し、やがて二人は絶命した。
直後、宰相のマクガイアが室内に飛び込んできた。
「カーズ様……これは?」
マクガイアは凄惨な現場を目にして棒立ちになる。
「こいつらは僕を裏切った不届き者だ。ゆえに成敗した」
僕は勢いよく剣を振って汚い血を落とす。
「おい、マクガイア。こうなったら結界石に魔力を込められるのはあいつしかない。だから早くあいつを連れて来い」
「あ、あいつとは?」
「馬鹿か! カレン・バードレンに決まっているだろう!」
「しかし、カレン殿はカーズ様が婚約破棄を……」
「それがどうした! こうなったからにはカレンしか適任者がいないんだから仕方ないだろうが。いいからさっさと連れて来い!」
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「はあ?」
僕は自分の耳を疑った。
「何が無理なんだ? バードレン家に遣いを出して強引にでも連れてくればいいだけだろうが」
「そ、それが……」
マクガイアは困惑した顔でカレンのことを話し始める。
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「か、カレンが……この王都から消えた……だと?」
「これも間違いありません。数日前に門番が王都から出ていく者たちを確認したさい、とある一団の中にいたのを目撃していたと」
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「カーマイン王国からの使者です。何度もこの国の〈結界姫〉の力を借りたいと申し出てきていた北の小国です」
僕は思い出した。
確かにそんな国から〈結界姫〉の借り入れの嘆願書を目に通した覚えがある。
「しかし、そんな国の使者たちと僕は会っていないぞ」
「カーマイン王国から急遽、面会の中止が宮廷に届いておりました。まさかとは思いますが……」
「まさか……カーマイン王国の奴らはカレンを手に入れたから」
マクガイアはこくりとうなずく。
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あまりのショックに僕の膝がガクガクと震えた。
そのときだった。
「た、大変でございます!」
騎士団長が慌てて結界室に駆け込んで来たのである。
「緊急の伝書鳩から報告がありました! 王都近くの大森林から魔物の大群が確認されたとのこと! その数およそ一万! この王都に向かって押し寄せているとのことです!」
その報告を聞いて、僕は今度こそ完全に膝から崩れ落ちた。
そして――。
数時間後、魔物の大群に蹂躙された王都中からは阿鼻叫喚の悲鳴が沸き起こった。
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【あとがき】
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
主人公たちの人生はまだまだ続きますが、物語自体はここで幕引きとさせていただきます。
そして第19回恋愛小説大賞に新作を投稿しました。
【タイトル】
悪役毒妃の後宮心理術 ~現代日本で心理士だった私、後宮乙女ゲームの悪役に転生しましたが、原作知識とカウンセリングで破滅フラグを回避します~
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