62 / 67
第六十二話 勇者の役目
しおりを挟む
俺は一瞬の合間に魔王から大きく跳び退った。
今まで距離を取れるほどの隙を与えてくれなかった魔王が、なぜかここにきて攻撃の手をぴたりと止めたのだ。
そんな魔王は、不意に顔を俺から別の場所に向ける。
釣られて俺も魔王の視線の先を見た。
「――――ッ!」
それを見た瞬間、俺は思わず我が目を疑った。
俺と魔王の視線の先――大広間の端にはアリシアが毅然とした態度で立ち上がっていたのだ。
それだけではない。
アリシアの両手には、火焔剣と言えるほどの奇妙な剣を持っていたのである。
あれは……まさか〈宝貝〉!
間違いない。
刀身の先から柄頭まで燃え盛っていた火焔剣は、遠くからでも分かるほどの尋常ではない精気の力を感じる。
俺はごくりと生唾を飲み込んだ。
おそらくアリシアは気を失っている間に体内から生魂が抜け出て、そのまま〈宝貝〉の実がある神仙界へと行けたのだろう。
なぜ行けたのかは分からない。
〈宝貝〉の実がある神仙界へ行くには、一般的には〈精気練武〉の修行中にしか行けないと言われている。
心身を極限まで追い込む過酷な修行をしている最中こそ、肉体という束縛から魂が解放されやすくなるからだ。
そして〈精気練武〉とは、本来は神仙界の仙人のみが使えた特殊な技だった。
しかし神仙界でも重鎮的な存在だった太上老君さまが妖魔が蔓延るようになった現世を哀れに思い、その〈精気練武〉の技を人間たちへと伝えたという。
けれども人間たちは〈精気練武〉の技だけでは上位の妖魔たちに立ち向かうことができず、やがて太上老君さまは〈精気練武〉よりも強力な力を発揮する〈宝貝〉の実を人間たちに食させることを決めた。
その一種の条件が〈精気練武〉を修めることだ。
〈精気練武〉を一定の域まで修めた人間が生魂の抜け出た状態になったとき、神仙界へと来るように太上老君さまは神仙界と現世の間に術を掛けているのだという。
いや、それは術というよりも太上老君さまの〈宝貝〉の力だった。
〈太極図〉。
普通の〈宝貝〉よりもさらに上の力を持つ、〈真・宝貝〉の中でも最上級と言われている太上老君さまの力。
その〈太極図〉は天地陰陽を操作し、この世にあるどのようなことも打ち負かせるほどの無敵の力を持つという。
太上老君さまはその力の一端を使い、見所のある人間(善人悪人関係なく)の生魂を神仙界へと呼び寄せて〈宝貝〉の実を食べさせる。
きっとアリシアは神仙界で太上老君さまと出会い、〈宝貝〉の実を食べて独自の力を開花させたのだ。
あの火焔剣がまさにその証拠である。
だとしたら非常に心強かった。
〈宝貝〉を現出させたアリシアがいれば、劣勢に傾いていた魔王との勝敗が一気に優勢へと回るだろう。
そんなことを考えていると、アリシアは火焔剣を顔の右横に立てるようにして構えた。
八相と呼ばれる、師匠から習った剣術の構えである。
コオオオオオオオオオオオ――――…………
そしてアリシアは猛獣の唸り声に似た独特な呼吸を発した。
するとアリシアの持っていた火焔剣の熱量はさらに増していく。
「チェエエエエエエエエエイ――――ッ!」
直後、アリシアは大気を震わせるほどの独特な気合を発した。
続いて八相の構えを崩さず、大きく動揺している魔王へと疾駆していく。
間合いを詰めたアリシアは、魔王へと火焔剣を振るった。
魔王は咄嗟に蝙蝠の翼で防御する。
しかし――。
轟ッ!
大量の火の粉を噴出させながら、火焔剣は蝙蝠の翼を断ち切った。
いや、焼き切ったというほうが正しい。
「ギャアアアアアアアアア――――ッ!」
魔王は苦痛の叫びを上げ、アリシアから大きく距離を取った。
床に落ちた蝙蝠の翼の一部は、そのまま灰も残さず消滅する。
何という威力だろう。
一般的な武器の形状では無いことといい、もしかするとアリシアの〈宝貝〉は俺の〈七星剣〉と同じ〈真・宝貝〉なのかもしれない。
などと思っていると、アリシアは魔王に火焔剣を向けたまま駆け寄ってくる。
「龍信、大丈夫?」
それは俺の台詞だった。
魔王に吹き飛ばされて分厚い柱に激突したのである。
常人ならば、打ち所が悪ければ死んでいるところだ。
「お前のほうこそ大丈夫か?」
うん、とアリシアは頷いた。
「神仙界から帰ってきたら、いつの間にか怪我が治っていたの」
やはり、アリシアは神仙界で〈宝貝〉の実を食べたのか。
俺はちらりとアリシアの〈宝貝〉――火焔剣を見る。
「〈五火神焔剣〉……それが私の〈宝貝〉の名前よ」
間近で見るとさらに凄まじかった。
この〈五火神焔剣〉で攻撃された妖魔は、よほどの耐性が無い限りは成す術もなく灰塵と化すだろう。
だが、その威力の高さは危険の高さも意味する。
「アリシア、その〈宝貝〉は長く出し続けられないだろう?」
「分かるの?」
「分かるに決まっている。俺も伊達に太上老君さまの元で修行していたわけじゃないからな」
明らかに〈周天〉よりも精気を消費しているのだ。
今のアリシアでは長く出し続けられないことは火を見るよりも明らかだった。
けれども、その力があれば〈七星剣〉をあれに形状変化するまで時間を稼いでくれるかもしれない。
「アリシア、頼みがある。少しの間だけ時間を稼いでくれないか?」
俺はアリシアにあれ――〈七星剣〉の最終形状である神火砲について端的に説明した。
「本当はさっき俺が使った遁龍錘をもう1度使って魔王を捕縛し、アリシアの〈五火神焔剣〉でとどめを刺すのが確実なんだろうが、それだとアリシアの精気がおそらく持たない」
そうである。
間違いなく遁龍錘に形状変化させて魔王を捕縛しようとする間に、アリシアの精気が尽きて〈五火神焔剣〉は少なくとも今日中は再び出せなくなるだろう。
そうなれば2人とも一巻の終わりだ。
精気が尽きた俺とアリシアは魔王になぶり殺しになる。
となれば残る手段はこれしかない。
〈五火神焔剣〉を出せている間にアリシアに時間を稼いで貰い、その間に俺は破山剣を神火砲へと形状変化させる。
そして残りすべての精気を精気弾へと変えて魔王に撃ち込むのだ。
「危険な賭けだがやってくれるか?」
アリシアは「もちろん」と即答する。
「本当は魔王を倒すのは勇者だった私の役目なのだけど、この状況を見る限り龍信の提案を飲むのが1番確実のようね。だったら、たとえこの〈宝貝〉が消えても絶対に時間を稼ぐ」
だから、とアリシアはにこりと笑った。
「あとは任せたわね」
そう言うとアリシアは、〈五火神焔剣〉を八相に構えて魔王へと駆けていく。
アリシア、お前の役目……俺が引き受けた!
直後、俺は破山剣の状態の〈七星剣〉に精気を集中させる。
リイイイイイイイイイン――――…………
すると破山剣は、鈴の音を鳴らしながら全体的に黄金色に光り出した。
それは〈七星剣〉が形状変化する際の独自の合図。
俺は心中で〈七星剣〉の中でも最強の形状武器――神火砲の姿をはっきりと思い浮かべた。
今まで距離を取れるほどの隙を与えてくれなかった魔王が、なぜかここにきて攻撃の手をぴたりと止めたのだ。
そんな魔王は、不意に顔を俺から別の場所に向ける。
釣られて俺も魔王の視線の先を見た。
「――――ッ!」
それを見た瞬間、俺は思わず我が目を疑った。
俺と魔王の視線の先――大広間の端にはアリシアが毅然とした態度で立ち上がっていたのだ。
それだけではない。
アリシアの両手には、火焔剣と言えるほどの奇妙な剣を持っていたのである。
あれは……まさか〈宝貝〉!
間違いない。
刀身の先から柄頭まで燃え盛っていた火焔剣は、遠くからでも分かるほどの尋常ではない精気の力を感じる。
俺はごくりと生唾を飲み込んだ。
おそらくアリシアは気を失っている間に体内から生魂が抜け出て、そのまま〈宝貝〉の実がある神仙界へと行けたのだろう。
なぜ行けたのかは分からない。
〈宝貝〉の実がある神仙界へ行くには、一般的には〈精気練武〉の修行中にしか行けないと言われている。
心身を極限まで追い込む過酷な修行をしている最中こそ、肉体という束縛から魂が解放されやすくなるからだ。
そして〈精気練武〉とは、本来は神仙界の仙人のみが使えた特殊な技だった。
しかし神仙界でも重鎮的な存在だった太上老君さまが妖魔が蔓延るようになった現世を哀れに思い、その〈精気練武〉の技を人間たちへと伝えたという。
けれども人間たちは〈精気練武〉の技だけでは上位の妖魔たちに立ち向かうことができず、やがて太上老君さまは〈精気練武〉よりも強力な力を発揮する〈宝貝〉の実を人間たちに食させることを決めた。
その一種の条件が〈精気練武〉を修めることだ。
〈精気練武〉を一定の域まで修めた人間が生魂の抜け出た状態になったとき、神仙界へと来るように太上老君さまは神仙界と現世の間に術を掛けているのだという。
いや、それは術というよりも太上老君さまの〈宝貝〉の力だった。
〈太極図〉。
普通の〈宝貝〉よりもさらに上の力を持つ、〈真・宝貝〉の中でも最上級と言われている太上老君さまの力。
その〈太極図〉は天地陰陽を操作し、この世にあるどのようなことも打ち負かせるほどの無敵の力を持つという。
太上老君さまはその力の一端を使い、見所のある人間(善人悪人関係なく)の生魂を神仙界へと呼び寄せて〈宝貝〉の実を食べさせる。
きっとアリシアは神仙界で太上老君さまと出会い、〈宝貝〉の実を食べて独自の力を開花させたのだ。
あの火焔剣がまさにその証拠である。
だとしたら非常に心強かった。
〈宝貝〉を現出させたアリシアがいれば、劣勢に傾いていた魔王との勝敗が一気に優勢へと回るだろう。
そんなことを考えていると、アリシアは火焔剣を顔の右横に立てるようにして構えた。
八相と呼ばれる、師匠から習った剣術の構えである。
コオオオオオオオオオオオ――――…………
そしてアリシアは猛獣の唸り声に似た独特な呼吸を発した。
するとアリシアの持っていた火焔剣の熱量はさらに増していく。
「チェエエエエエエエエエイ――――ッ!」
直後、アリシアは大気を震わせるほどの独特な気合を発した。
続いて八相の構えを崩さず、大きく動揺している魔王へと疾駆していく。
間合いを詰めたアリシアは、魔王へと火焔剣を振るった。
魔王は咄嗟に蝙蝠の翼で防御する。
しかし――。
轟ッ!
大量の火の粉を噴出させながら、火焔剣は蝙蝠の翼を断ち切った。
いや、焼き切ったというほうが正しい。
「ギャアアアアアアアアア――――ッ!」
魔王は苦痛の叫びを上げ、アリシアから大きく距離を取った。
床に落ちた蝙蝠の翼の一部は、そのまま灰も残さず消滅する。
何という威力だろう。
一般的な武器の形状では無いことといい、もしかするとアリシアの〈宝貝〉は俺の〈七星剣〉と同じ〈真・宝貝〉なのかもしれない。
などと思っていると、アリシアは魔王に火焔剣を向けたまま駆け寄ってくる。
「龍信、大丈夫?」
それは俺の台詞だった。
魔王に吹き飛ばされて分厚い柱に激突したのである。
常人ならば、打ち所が悪ければ死んでいるところだ。
「お前のほうこそ大丈夫か?」
うん、とアリシアは頷いた。
「神仙界から帰ってきたら、いつの間にか怪我が治っていたの」
やはり、アリシアは神仙界で〈宝貝〉の実を食べたのか。
俺はちらりとアリシアの〈宝貝〉――火焔剣を見る。
「〈五火神焔剣〉……それが私の〈宝貝〉の名前よ」
間近で見るとさらに凄まじかった。
この〈五火神焔剣〉で攻撃された妖魔は、よほどの耐性が無い限りは成す術もなく灰塵と化すだろう。
だが、その威力の高さは危険の高さも意味する。
「アリシア、その〈宝貝〉は長く出し続けられないだろう?」
「分かるの?」
「分かるに決まっている。俺も伊達に太上老君さまの元で修行していたわけじゃないからな」
明らかに〈周天〉よりも精気を消費しているのだ。
今のアリシアでは長く出し続けられないことは火を見るよりも明らかだった。
けれども、その力があれば〈七星剣〉をあれに形状変化するまで時間を稼いでくれるかもしれない。
「アリシア、頼みがある。少しの間だけ時間を稼いでくれないか?」
俺はアリシアにあれ――〈七星剣〉の最終形状である神火砲について端的に説明した。
「本当はさっき俺が使った遁龍錘をもう1度使って魔王を捕縛し、アリシアの〈五火神焔剣〉でとどめを刺すのが確実なんだろうが、それだとアリシアの精気がおそらく持たない」
そうである。
間違いなく遁龍錘に形状変化させて魔王を捕縛しようとする間に、アリシアの精気が尽きて〈五火神焔剣〉は少なくとも今日中は再び出せなくなるだろう。
そうなれば2人とも一巻の終わりだ。
精気が尽きた俺とアリシアは魔王になぶり殺しになる。
となれば残る手段はこれしかない。
〈五火神焔剣〉を出せている間にアリシアに時間を稼いで貰い、その間に俺は破山剣を神火砲へと形状変化させる。
そして残りすべての精気を精気弾へと変えて魔王に撃ち込むのだ。
「危険な賭けだがやってくれるか?」
アリシアは「もちろん」と即答する。
「本当は魔王を倒すのは勇者だった私の役目なのだけど、この状況を見る限り龍信の提案を飲むのが1番確実のようね。だったら、たとえこの〈宝貝〉が消えても絶対に時間を稼ぐ」
だから、とアリシアはにこりと笑った。
「あとは任せたわね」
そう言うとアリシアは、〈五火神焔剣〉を八相に構えて魔王へと駆けていく。
アリシア、お前の役目……俺が引き受けた!
直後、俺は破山剣の状態の〈七星剣〉に精気を集中させる。
リイイイイイイイイイン――――…………
すると破山剣は、鈴の音を鳴らしながら全体的に黄金色に光り出した。
それは〈七星剣〉が形状変化する際の独自の合図。
俺は心中で〈七星剣〉の中でも最強の形状武器――神火砲の姿をはっきりと思い浮かべた。
0
あなたにおすすめの小説
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
ユニークスキルの名前が禍々しいという理由で国外追放になった侯爵家の嫡男は世界を破壊して創り直します
かにくくり
ファンタジー
エバートン侯爵家の嫡男として生まれたルシフェルトは王国の守護神から【破壊の後の創造】という禍々しい名前のスキルを授かったという理由で王国から危険視され国外追放を言い渡されてしまう。
追放された先は王国と魔界との境にある魔獣の谷。
恐ろしい魔獣が闊歩するこの地に足を踏み入れて無事に帰った者はおらず、事実上の危険分子の排除であった。
それでもルシフェルトはスキル【破壊の後の創造】を駆使して生き延び、その過程で救った魔族の親子に誘われて小さな集落で暮らす事になる。
やがて彼の持つ力に気付いた魔王やエルフ、そして王国の思惑が複雑に絡み大戦乱へと発展していく。
鬱陶しいのでみんなぶっ壊して創り直してやります。
※小説家になろうにも投稿しています。
防御力ゼロと追放された盾使い、実は受けたダメージを100倍で反射する最強スキルを持ってました
黒崎隼人
ファンタジー
どんな攻撃も防げない【盾使い】のアッシュは、仲間から「歩く的」と罵られ、理不尽の限りを尽くされてパーティーを追放される。長年想いを寄せた少女にも裏切られ、全てを失った彼が死の淵で目覚めたのは、受けたダメージを百倍にして反射する攻防一体の最強スキルだった!
これは、無能と蔑まれた心優しき盾使いが、真の力に目覚め、最高の仲間と出会い、自分を虐げた者たちに鮮やかな鉄槌を下す、痛快な成り上がり英雄譚! 「もうお前たちの壁にはならない」――絶望の底から這い上がった男の、爽快な逆転劇が今、始まる。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる