30 / 37
第三十話 名の由来
しおりを挟む
「もうくだらないお喋りは終ったか? だったらさっさと死んでくれ」
そう冷たい声で言い放った四狼は、二発目を撃とうとトリガーに指を掛けた。
その瞬間――。
「馬鹿な奴だ!」
怒号のような叫びを発したジンバハルが、手に持っていた戦斧を高らかに振り上げて瞬時に振り下ろした。
刹那、鼓膜を刺激する轟音とともにコンクリート製の床に地割れのような亀裂が生じた。
再びホールの一角が膨大な量の土煙に覆われていく。
その瞬間、すでに四狼は二発目のスラグショットを撃っていた。
しかし、発射されたスラグショットは濃密な土煙の中に吸い込まれるように消えただけでジンバハルの身体に直撃していないのは明らかだった。
射撃術に卓越した人間だけに有する能力なのか、手元から放たれた弾が対象に当たったかどうか四狼は感覚で分かる。
その感覚が教えてくれた。ジンバハルの身体に弾は当たっていない、と。
「やるぞ、金剛丸!」
そう四狼が叫ぶや否や、後方に待機していた金剛丸の異様な双眸が光を発した。
全身を覆っているパラムタイト装甲の下からモーターを高速回転させるような駆動音が響き始め、やがて背中の排出パイプから高温の蒸気を排出させる。
四狼は片手でショットガンを握りながら床を蹴って疾駆した。
相棒の金剛丸は、戦闘モードを八十%以上開放させると起動にやや時間がかかる。
それを当然の如く理解していた四狼は、時間稼ぎも兼ねてまず己が行動を開始した。
向こう側も見えないほどの濃密な土煙の中に身を投じた四狼は、脳内に埋め込まれてある生体チップの力を借りて脳内神経伝達物質を過剰に分泌させた。
それにより身体能力、および新陳代謝が大幅に向上し、皮膚感覚は常人の実に数十倍に研ぎ澄まされていく。
不意に四狼の眼光が鋭く光った。目線が瞬時に右方向に動く。
突如、土煙の中から戦斧の刃先が水平に飛んできた。
四狼は瞬時に身体を床に伏せることでかわしたが、実際は紙一重であったので何本か髪の毛を持っていかれた。
床を転がりながら四狼はショットガンを連射した。
狙った先は戦斧が飛んできた右方向である。
だがすぐに四狼は連射するのを止めると、すぐさま体勢を整えて後方に大きく跳んだ。
四狼は鋭敏に研ぎ澄まされていた皮膚感覚により、敵が正面ではなく横に移動していたことを察したのである。
まさに間一髪だった。
四狼が跳んだ数秒後に、今まさに伏せていた場所を横から振り下ろされてきた戦斧の刃先が直撃したのである。
床に巨大な亀裂を作ったジンバハルの攻撃力は、人間の身体など紙切れのように真っ二つにするほどの威力が込められていた。
空中で見惚れるほどの宙返りを見せた四狼は、伏せていた場所から数メートルも離れた場所に綺麗に着地した。
(化け物が)
四狼はショットガンを構えながら、ぎりり、と奥歯を軋ませた。
予想以上にジンバハルの戦闘能力が高い。
第二形態に変化した〈亜生物〉は例外なく戦闘能力が向上するのは理解しているが、あの体型で近距離からのショットガンの連射をよける速度を有しているのは驚愕に値する。
だからこそ仕留めなければならない。
〈亜生物〉のような化け物にこちらの世界を好き勝手にさせるわけにはいかないのだ。
四狼はショットガンの銃口を左右様々な場所に向けた。
撹乱のつもりなのか、ジンバハルは土煙を便利な防護幕として使って移動している。
もちろん、四狼の皮膚感覚はジンバハルの動きを正確に追えていた。
しかし、だからこそ迂闊に撃つわけにはいかない。
手持ちの弾数にも限りがあるし、なおかつ、ジンバハルの手元には長大な戦斧が握られている。
下手に弾を撃てば居所が知られるのはこちらも同じだ。
先ほどのように撃っている瞬間を狙われるのは極力避けたい。
そのときであった。
四狼の皮膚感覚がジンバハルに猛烈な勢いで突進していく巨大な物体を捉えた。
内部から発する駆動音を鳴り響かせ、特殊合金製の上から衝撃を吸収・緩和させる特殊ゴムで覆われた拳を繰り出す物体の存在を。
戦闘モードを開放させた金剛丸である。
その姿こそ土煙で見えなかったが、四狼には生体チップを通して金剛丸がジンバハルに怒涛のような攻撃を繰り出していることが手に取るように分かった。
〈機人〉と名づけられた、人型戦闘兵器との同調率が八十五%を超えた者だけに分かる特殊な感覚だった。
「この木偶人形が!」
耳をつんざくようなジンバハルの怒声が聞こえた。
戦闘モードを開放させた金剛丸の獅子奮迅の強さに四苦八苦しているのだろう。
四狼は弾を装填しながら金剛丸に呼びかけた。
「金剛丸! 十秒ほどでいい、そのままそいつを足止めしてろ!」
『了解。命令ヲ実行シマス』
頭の中に響いてきた返事を聞くや、四狼は近くに点在していた円柱に電光のような速度で近づいた。
常人が見たら影にしか見えなかっただろう四狼の走る速度は、円柱に辿り着いてからも衰えることはなかった。
床を疾駆していた四狼は、そのまま垂直にそびえ立っている円柱を二本足で駆け上っていく。
重力に逆らいながら一気に数十メートルも駆け上がった四狼は、方向を見定めてから円柱の表面を蹴って空中に飛翔した。
景色が逆さまに広がっている視界の中で、それでも四狼は瞬き一つせずに上空から狙うべき標的を完全に捉えていた。
四狼は空中においてショットガンを完璧に構え、その銃口を真下に向ける。
銃口の直線上には、金剛丸に身体を締め付けられているジンバハルがいた。
「何だと!」
ジンバハルは上空から自分を狙っている四狼に気づくと、喉を震わせながら叫んだ。
そして身体を締め付けている金剛丸を引き剥がそうと力を入れるが、全身を特殊合金装甲で覆われている巨人はビクともしない。
当然だ。
戦闘モードを八十%以上開放させた〈機人〉の力は一千馬力を超える。
四狼はジンバハルに垂直に落下しながらショットガンを連射させた。
銃口から発射された八発のスラグショットは、ジンバハルの頭部を中心に肩や背中など至るところに深々と食い込み細部まで破壊していく。
ジンバハルが苦痛の咆哮を発すると、ホール全体が強震に見舞われたように激しく振動した。
そして衝撃波のような威力もあった咆哮により一気に土煙が霧散し、天井に残っていた強化ガラスの欠片が小雨のように降り注いでくる。
床に着地した四狼は、振り返り目の前の物体を睥睨した。
「ご苦労だった、金剛丸。もう離していいぞ」
金剛丸は主人の命令を受けるなり、さっとその場から後退した。
四狼の目の前にいたジンバハルは、誰の目にも明らかなほどの重傷を負っていた。
スラグショットの直撃を何発もその身に受けた結果、頭部の半分は歪に破損し、左腕は肩の部分から無残に千切れていた。
背中にも何発か食らったので、傷口からぼたぼたと流れ落ちる鮮血が床の上にドス黒い花を咲かせている。
「気分はどうだ?」
すべての弾を撃ち尽くした四狼は、ポーチの中から取り出した一発のスラグショットを装填して声をかけた。
そしてオートマチックからポンプ・アクションに切り替え、ジンバハルの意識を確認するようにフォアエンドを上下に動かす。
ガシャンッ、という耳朶を叩く音が鳴る。
「……何故だ……何故、貴様は同胞を……その手に掛ける?」
四狼はショットガンを構えた。
銃口はジンバハルの心臓部分に合わせられている。
「はっきり言っておく。俺にとってすべての〈亜生物〉は憎むべき存在だ」
その言葉を聞くなり、白濁色の大脳を零しかけていたジンバハルが笑った。
「ははは……しょせんは〈ナンバーズ〉か……人間に似ているだけの哀れな存在め」
「お前たちに言われる筋合いはない。それに――」
次の瞬間、ホール内に一発の銃声が轟いた。
そしてその直後、ジンバハルの巨体が大きく後方に倒れた。
よく見ると胸元に円形の穴が穿たれており、その中に収まっていたはずの心臓は影も形もなかった。
跡形もなく吹き飛んだのである。
四狼は絶命したジンバハルを見下ろしながら呟いた。
「それに俺は〈ナンバーズ〉ではなく人間としての名前がある」
そのとき四狼は、一人の女性の言葉を思い出した。
――だから今日は貴方に名前をプレゼントする。気に入ってくれたら嬉しいわ。貴方の番号〈No46〉から因んだの。しろう……そう、貴方の名前は今日から四狼よ。
四狼はショットガンを肩に担ぎながらはっきりと口にした。
「俺の名前はしろう……四狼だ」
そう冷たい声で言い放った四狼は、二発目を撃とうとトリガーに指を掛けた。
その瞬間――。
「馬鹿な奴だ!」
怒号のような叫びを発したジンバハルが、手に持っていた戦斧を高らかに振り上げて瞬時に振り下ろした。
刹那、鼓膜を刺激する轟音とともにコンクリート製の床に地割れのような亀裂が生じた。
再びホールの一角が膨大な量の土煙に覆われていく。
その瞬間、すでに四狼は二発目のスラグショットを撃っていた。
しかし、発射されたスラグショットは濃密な土煙の中に吸い込まれるように消えただけでジンバハルの身体に直撃していないのは明らかだった。
射撃術に卓越した人間だけに有する能力なのか、手元から放たれた弾が対象に当たったかどうか四狼は感覚で分かる。
その感覚が教えてくれた。ジンバハルの身体に弾は当たっていない、と。
「やるぞ、金剛丸!」
そう四狼が叫ぶや否や、後方に待機していた金剛丸の異様な双眸が光を発した。
全身を覆っているパラムタイト装甲の下からモーターを高速回転させるような駆動音が響き始め、やがて背中の排出パイプから高温の蒸気を排出させる。
四狼は片手でショットガンを握りながら床を蹴って疾駆した。
相棒の金剛丸は、戦闘モードを八十%以上開放させると起動にやや時間がかかる。
それを当然の如く理解していた四狼は、時間稼ぎも兼ねてまず己が行動を開始した。
向こう側も見えないほどの濃密な土煙の中に身を投じた四狼は、脳内に埋め込まれてある生体チップの力を借りて脳内神経伝達物質を過剰に分泌させた。
それにより身体能力、および新陳代謝が大幅に向上し、皮膚感覚は常人の実に数十倍に研ぎ澄まされていく。
不意に四狼の眼光が鋭く光った。目線が瞬時に右方向に動く。
突如、土煙の中から戦斧の刃先が水平に飛んできた。
四狼は瞬時に身体を床に伏せることでかわしたが、実際は紙一重であったので何本か髪の毛を持っていかれた。
床を転がりながら四狼はショットガンを連射した。
狙った先は戦斧が飛んできた右方向である。
だがすぐに四狼は連射するのを止めると、すぐさま体勢を整えて後方に大きく跳んだ。
四狼は鋭敏に研ぎ澄まされていた皮膚感覚により、敵が正面ではなく横に移動していたことを察したのである。
まさに間一髪だった。
四狼が跳んだ数秒後に、今まさに伏せていた場所を横から振り下ろされてきた戦斧の刃先が直撃したのである。
床に巨大な亀裂を作ったジンバハルの攻撃力は、人間の身体など紙切れのように真っ二つにするほどの威力が込められていた。
空中で見惚れるほどの宙返りを見せた四狼は、伏せていた場所から数メートルも離れた場所に綺麗に着地した。
(化け物が)
四狼はショットガンを構えながら、ぎりり、と奥歯を軋ませた。
予想以上にジンバハルの戦闘能力が高い。
第二形態に変化した〈亜生物〉は例外なく戦闘能力が向上するのは理解しているが、あの体型で近距離からのショットガンの連射をよける速度を有しているのは驚愕に値する。
だからこそ仕留めなければならない。
〈亜生物〉のような化け物にこちらの世界を好き勝手にさせるわけにはいかないのだ。
四狼はショットガンの銃口を左右様々な場所に向けた。
撹乱のつもりなのか、ジンバハルは土煙を便利な防護幕として使って移動している。
もちろん、四狼の皮膚感覚はジンバハルの動きを正確に追えていた。
しかし、だからこそ迂闊に撃つわけにはいかない。
手持ちの弾数にも限りがあるし、なおかつ、ジンバハルの手元には長大な戦斧が握られている。
下手に弾を撃てば居所が知られるのはこちらも同じだ。
先ほどのように撃っている瞬間を狙われるのは極力避けたい。
そのときであった。
四狼の皮膚感覚がジンバハルに猛烈な勢いで突進していく巨大な物体を捉えた。
内部から発する駆動音を鳴り響かせ、特殊合金製の上から衝撃を吸収・緩和させる特殊ゴムで覆われた拳を繰り出す物体の存在を。
戦闘モードを開放させた金剛丸である。
その姿こそ土煙で見えなかったが、四狼には生体チップを通して金剛丸がジンバハルに怒涛のような攻撃を繰り出していることが手に取るように分かった。
〈機人〉と名づけられた、人型戦闘兵器との同調率が八十五%を超えた者だけに分かる特殊な感覚だった。
「この木偶人形が!」
耳をつんざくようなジンバハルの怒声が聞こえた。
戦闘モードを開放させた金剛丸の獅子奮迅の強さに四苦八苦しているのだろう。
四狼は弾を装填しながら金剛丸に呼びかけた。
「金剛丸! 十秒ほどでいい、そのままそいつを足止めしてろ!」
『了解。命令ヲ実行シマス』
頭の中に響いてきた返事を聞くや、四狼は近くに点在していた円柱に電光のような速度で近づいた。
常人が見たら影にしか見えなかっただろう四狼の走る速度は、円柱に辿り着いてからも衰えることはなかった。
床を疾駆していた四狼は、そのまま垂直にそびえ立っている円柱を二本足で駆け上っていく。
重力に逆らいながら一気に数十メートルも駆け上がった四狼は、方向を見定めてから円柱の表面を蹴って空中に飛翔した。
景色が逆さまに広がっている視界の中で、それでも四狼は瞬き一つせずに上空から狙うべき標的を完全に捉えていた。
四狼は空中においてショットガンを完璧に構え、その銃口を真下に向ける。
銃口の直線上には、金剛丸に身体を締め付けられているジンバハルがいた。
「何だと!」
ジンバハルは上空から自分を狙っている四狼に気づくと、喉を震わせながら叫んだ。
そして身体を締め付けている金剛丸を引き剥がそうと力を入れるが、全身を特殊合金装甲で覆われている巨人はビクともしない。
当然だ。
戦闘モードを八十%以上開放させた〈機人〉の力は一千馬力を超える。
四狼はジンバハルに垂直に落下しながらショットガンを連射させた。
銃口から発射された八発のスラグショットは、ジンバハルの頭部を中心に肩や背中など至るところに深々と食い込み細部まで破壊していく。
ジンバハルが苦痛の咆哮を発すると、ホール全体が強震に見舞われたように激しく振動した。
そして衝撃波のような威力もあった咆哮により一気に土煙が霧散し、天井に残っていた強化ガラスの欠片が小雨のように降り注いでくる。
床に着地した四狼は、振り返り目の前の物体を睥睨した。
「ご苦労だった、金剛丸。もう離していいぞ」
金剛丸は主人の命令を受けるなり、さっとその場から後退した。
四狼の目の前にいたジンバハルは、誰の目にも明らかなほどの重傷を負っていた。
スラグショットの直撃を何発もその身に受けた結果、頭部の半分は歪に破損し、左腕は肩の部分から無残に千切れていた。
背中にも何発か食らったので、傷口からぼたぼたと流れ落ちる鮮血が床の上にドス黒い花を咲かせている。
「気分はどうだ?」
すべての弾を撃ち尽くした四狼は、ポーチの中から取り出した一発のスラグショットを装填して声をかけた。
そしてオートマチックからポンプ・アクションに切り替え、ジンバハルの意識を確認するようにフォアエンドを上下に動かす。
ガシャンッ、という耳朶を叩く音が鳴る。
「……何故だ……何故、貴様は同胞を……その手に掛ける?」
四狼はショットガンを構えた。
銃口はジンバハルの心臓部分に合わせられている。
「はっきり言っておく。俺にとってすべての〈亜生物〉は憎むべき存在だ」
その言葉を聞くなり、白濁色の大脳を零しかけていたジンバハルが笑った。
「ははは……しょせんは〈ナンバーズ〉か……人間に似ているだけの哀れな存在め」
「お前たちに言われる筋合いはない。それに――」
次の瞬間、ホール内に一発の銃声が轟いた。
そしてその直後、ジンバハルの巨体が大きく後方に倒れた。
よく見ると胸元に円形の穴が穿たれており、その中に収まっていたはずの心臓は影も形もなかった。
跡形もなく吹き飛んだのである。
四狼は絶命したジンバハルを見下ろしながら呟いた。
「それに俺は〈ナンバーズ〉ではなく人間としての名前がある」
そのとき四狼は、一人の女性の言葉を思い出した。
――だから今日は貴方に名前をプレゼントする。気に入ってくれたら嬉しいわ。貴方の番号〈No46〉から因んだの。しろう……そう、貴方の名前は今日から四狼よ。
四狼はショットガンを肩に担ぎながらはっきりと口にした。
「俺の名前はしろう……四狼だ」
0
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる