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第四話 荷物持ち、勇者たちや冒険者たちの神となる
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10000の魔物の襲撃か。
俺はあまり驚きもせずにため息を漏らした。
ダメだ。
ショックすぎて10000の魔物がどれぐらいの数なのか分からない。
いや、頭の片隅では理解できたよ。
俺たちの街が滅ぶかもしれないほどの数の魔物が現れたんだよね?
でもね、それ以上に俺の恋のほうが早く滅んだんだよ。
だから、もう少しショックを受けさせてもらえないかな?
「やかましい! 何が王からの勅命じゃ! こちとら立て込んでんねん! そんなに魔物を何とかしたいなら、うちがしたるわ!」
そう言うとお母さんはアレスさんを解放した。
ドサッとアレスさんは床に落とされる。
ついでにお母さんはアレスさんたちにかけていた魔法も解いた。
アレスさんを始め、自由になった他のみんなは驚きに目を丸くさせている。
一方のお母さんは何やら呪文を高速で唱え、左手を天高く突き上げた。
「聖竜騎士、召喚!」
次の瞬間、冒険者ギルドの天井を突き破って〝何か〟が現れる。
それは全身に白銀の鎧をまとった巨竜だった。
少なく見ても20メートルはある。
しかも鎧をまとった巨竜は二足歩行で知的な顔をしていた。
え? マジで何者?
「おお……これぞまさしく伝説の召喚獣――聖竜騎士だべ。魔王が君臨する鬼が島において無敵を誇ったというが、まさかこうして本物を拝める日がくるとは」
何て涙を流しながら喜んでいるのは、誰か分からないお爺さんだった。
え~と、あなた冒険者じゃないよね?
そんで魔法使いとかそんなもんでもないよね?
畑に野良仕事へ行くお爺さんだよね?
格好がいつも農業をしていますっていう格好だもん。
腰帯に鎌も差しているし、何か背中に剣士っぽく大きな鍬を担いでいるし。
もしかして、農業戦士とかいう隠れ職業のかた?
いや、絶対違うよね。
まさか、この説明台詞を言うためだけに現れたのかな?
そうこうしているうちに、お母さんと召喚獣さんは話を進めていく。
『久しいな、我が主よ。今日はどうして我を呼んだ?』
「この街に魔物が来るらしいから、ちょっと蹴散らしてきてくれへんか? うちは大事な話をせなあかんねん」
うん、お母さんの優先順位は何かおかしいね。
普通は自分たちの街を何とかするのが最優先だよね。
まあ、この召喚獣さんに何とかしてもらえるなら結果オーライかな?
『承知した。我が主――全知全能なる神の祝福を受けし者よ。そなたが願うならば、我はこの世界をも滅ぼす力を発揮しようぞ』
いやいやいやいやいや、ダメだろ!
魔物を滅ぼすのは良いけど、ついでに世界まで滅ぼしたらダメだろ!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ――――ッ!
俺のツッコみもむなしく、召喚獣さんはどこかへ飛んで行った。
向かう場所は分かっている。
10000の魔物を倒しに行ったんだよね?
マジでついでに世界も滅ぼしに行ったわけではないよね?
「さて、これでようやく落ち着いて話の続きを……って何の真似や?」
お母さんは周囲を見渡しながら驚きの声を上げた。
俺とお母さんを除いた全員が、お母さんに対して土下座していたのだ。
「お前ら、何の真似や?」
そんなお母さんの質問に答えたのはアレスさんだった。
「お願いします、是非とも師匠になってください!」
アレスさんだけではなかった。
他の冒険者たちも「弟子にしてください」と懇願している。
そりゃあ、あんな強さを見せられたら弟子入りの一つもしたくなるよな。
俺は強さには何の関係もない荷物持ちだけど、強さが代名詞みたいな冒険者だったら弟子入りしたくなるもん。
だけど、そこの農業のお爺さん。
どうしてあなたまで土下座しながら「自分も弟子にしてくれだべ」とお願いしているの?
あなたは自分が強くなるより作物を強く育てないといけないんじゃないの?
などと俺が思っていると、お母さんは「一つ条件がある」と全員を見回しながら言った。
「うちの弟子にしてほしかったら、これからうちの息子も同じように扱うんや。うちのことを神と思うんなら、息子のグレンちゃんも神と崇めろや。もちろん、グランちゃんの言うことには絶対服従。それが出来るんなら、うちの弟子にしたろうやないか」
オオオオオオオオオオオオ――――ッ!
戦争のときに上がる、鬨の声もかくやという叫び声が上がった。
そして全員の視線がお母さんから俺へと移る。
「グレンさま、先ほどは大変申し訳ありませんでした。あなたさまを無能と罵ったことは末代まで忠誠を誓うことで償っていきたいと思います」
と、アレスさんは歓喜の涙を流しながら言ってくる。
「わたくしもです、グレンさま。あなたさまに絶対の忠誠を誓います。もしもお望みならば、いつでも夜のお供もさせていただきます」
うん、コレットさん。
とりあえず、涙と鼻水は拭こうか?
綺麗な顔がグシャグシャになってるよ。
「俺もです、グレンさま。この、バトー。お望みならば、いつでも夜のお供にお誘いください」
それは絶対にいらん!
「俺もだべ。あんたが望むなら、俺の身体も好きにしてくれだべ」
あんたはもうさっさと帰って農業しろ!
「自分もだ。貴殿が望むのならば、今すぐ王国騎士団を辞めて貴殿の肉奴隷となろうぞ」
言い方が生々しいんだよ!
それにあんたも早く街の防衛に戻れ!
一通り頭の中でツッコみを終えると、それを待っていたようにお母さんが話しかけてきた。
「さあ、グレンちゃん。あとは本人同士できっちりお話しなさい。クビにされた恨みを晴らすなり、自分が勇者になって魔物を討伐するなり、男も女も関係ない一大ハーレムを作るなり、グレンちゃんの好きなようにしていいのよ」
元の口調と態度に戻ったお母さんは、
「じゃあ、お母さんは先に帰るわね。あと、魔物を倒したのはグレンちゃんだって言いふらしておくから、これでグレンちゃんは今日から街の英雄よ」
と、一気にまくし立てて家へと帰っていった。
一人ぽつんと取り残された俺。
周囲では俺に対する万歳三唱がずっと続いていた。
ちなみに万歳三唱って「バンザイ、バンザイ、バンザイ」って気が狂ったように言うやつね。
俺はまったく周囲の状況についていけなかったが、このままだと頭がおかしくなりそうだったので、とりあえず皆の万歳三唱に加わった。
王国歴1547年。
10000の魔物の軍勢により王国は滅亡の危機を迎えたが、突如として現れた伝説の召喚獣によって王国は救われた。
そして、この召喚獣を使役した人間のことは瞬く間に国中に広まった。
グレン・スコフィールド。
勇者パーティーの荷物持ちとしてクビにされたはずの彼が、実は伝説の召喚獣を使役できるほどの力を有していたという噂は国を超えて全世界に轟いた。
やがてグレン・スコフィールドは再び勇者パーティーに戻り、今度は勇者として鬼ヶ島に住む魔王を倒すと、周囲からは英雄王として祭り上げられることとなる。
しかし、のちの世の人々は知らない。
この魔王討伐の陰には、グレンの母親が深く深く関係していたことに――。
~完~
俺はあまり驚きもせずにため息を漏らした。
ダメだ。
ショックすぎて10000の魔物がどれぐらいの数なのか分からない。
いや、頭の片隅では理解できたよ。
俺たちの街が滅ぶかもしれないほどの数の魔物が現れたんだよね?
でもね、それ以上に俺の恋のほうが早く滅んだんだよ。
だから、もう少しショックを受けさせてもらえないかな?
「やかましい! 何が王からの勅命じゃ! こちとら立て込んでんねん! そんなに魔物を何とかしたいなら、うちがしたるわ!」
そう言うとお母さんはアレスさんを解放した。
ドサッとアレスさんは床に落とされる。
ついでにお母さんはアレスさんたちにかけていた魔法も解いた。
アレスさんを始め、自由になった他のみんなは驚きに目を丸くさせている。
一方のお母さんは何やら呪文を高速で唱え、左手を天高く突き上げた。
「聖竜騎士、召喚!」
次の瞬間、冒険者ギルドの天井を突き破って〝何か〟が現れる。
それは全身に白銀の鎧をまとった巨竜だった。
少なく見ても20メートルはある。
しかも鎧をまとった巨竜は二足歩行で知的な顔をしていた。
え? マジで何者?
「おお……これぞまさしく伝説の召喚獣――聖竜騎士だべ。魔王が君臨する鬼が島において無敵を誇ったというが、まさかこうして本物を拝める日がくるとは」
何て涙を流しながら喜んでいるのは、誰か分からないお爺さんだった。
え~と、あなた冒険者じゃないよね?
そんで魔法使いとかそんなもんでもないよね?
畑に野良仕事へ行くお爺さんだよね?
格好がいつも農業をしていますっていう格好だもん。
腰帯に鎌も差しているし、何か背中に剣士っぽく大きな鍬を担いでいるし。
もしかして、農業戦士とかいう隠れ職業のかた?
いや、絶対違うよね。
まさか、この説明台詞を言うためだけに現れたのかな?
そうこうしているうちに、お母さんと召喚獣さんは話を進めていく。
『久しいな、我が主よ。今日はどうして我を呼んだ?』
「この街に魔物が来るらしいから、ちょっと蹴散らしてきてくれへんか? うちは大事な話をせなあかんねん」
うん、お母さんの優先順位は何かおかしいね。
普通は自分たちの街を何とかするのが最優先だよね。
まあ、この召喚獣さんに何とかしてもらえるなら結果オーライかな?
『承知した。我が主――全知全能なる神の祝福を受けし者よ。そなたが願うならば、我はこの世界をも滅ぼす力を発揮しようぞ』
いやいやいやいやいや、ダメだろ!
魔物を滅ぼすのは良いけど、ついでに世界まで滅ぼしたらダメだろ!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ――――ッ!
俺のツッコみもむなしく、召喚獣さんはどこかへ飛んで行った。
向かう場所は分かっている。
10000の魔物を倒しに行ったんだよね?
マジでついでに世界も滅ぼしに行ったわけではないよね?
「さて、これでようやく落ち着いて話の続きを……って何の真似や?」
お母さんは周囲を見渡しながら驚きの声を上げた。
俺とお母さんを除いた全員が、お母さんに対して土下座していたのだ。
「お前ら、何の真似や?」
そんなお母さんの質問に答えたのはアレスさんだった。
「お願いします、是非とも師匠になってください!」
アレスさんだけではなかった。
他の冒険者たちも「弟子にしてください」と懇願している。
そりゃあ、あんな強さを見せられたら弟子入りの一つもしたくなるよな。
俺は強さには何の関係もない荷物持ちだけど、強さが代名詞みたいな冒険者だったら弟子入りしたくなるもん。
だけど、そこの農業のお爺さん。
どうしてあなたまで土下座しながら「自分も弟子にしてくれだべ」とお願いしているの?
あなたは自分が強くなるより作物を強く育てないといけないんじゃないの?
などと俺が思っていると、お母さんは「一つ条件がある」と全員を見回しながら言った。
「うちの弟子にしてほしかったら、これからうちの息子も同じように扱うんや。うちのことを神と思うんなら、息子のグレンちゃんも神と崇めろや。もちろん、グランちゃんの言うことには絶対服従。それが出来るんなら、うちの弟子にしたろうやないか」
オオオオオオオオオオオオ――――ッ!
戦争のときに上がる、鬨の声もかくやという叫び声が上がった。
そして全員の視線がお母さんから俺へと移る。
「グレンさま、先ほどは大変申し訳ありませんでした。あなたさまを無能と罵ったことは末代まで忠誠を誓うことで償っていきたいと思います」
と、アレスさんは歓喜の涙を流しながら言ってくる。
「わたくしもです、グレンさま。あなたさまに絶対の忠誠を誓います。もしもお望みならば、いつでも夜のお供もさせていただきます」
うん、コレットさん。
とりあえず、涙と鼻水は拭こうか?
綺麗な顔がグシャグシャになってるよ。
「俺もです、グレンさま。この、バトー。お望みならば、いつでも夜のお供にお誘いください」
それは絶対にいらん!
「俺もだべ。あんたが望むなら、俺の身体も好きにしてくれだべ」
あんたはもうさっさと帰って農業しろ!
「自分もだ。貴殿が望むのならば、今すぐ王国騎士団を辞めて貴殿の肉奴隷となろうぞ」
言い方が生々しいんだよ!
それにあんたも早く街の防衛に戻れ!
一通り頭の中でツッコみを終えると、それを待っていたようにお母さんが話しかけてきた。
「さあ、グレンちゃん。あとは本人同士できっちりお話しなさい。クビにされた恨みを晴らすなり、自分が勇者になって魔物を討伐するなり、男も女も関係ない一大ハーレムを作るなり、グレンちゃんの好きなようにしていいのよ」
元の口調と態度に戻ったお母さんは、
「じゃあ、お母さんは先に帰るわね。あと、魔物を倒したのはグレンちゃんだって言いふらしておくから、これでグレンちゃんは今日から街の英雄よ」
と、一気にまくし立てて家へと帰っていった。
一人ぽつんと取り残された俺。
周囲では俺に対する万歳三唱がずっと続いていた。
ちなみに万歳三唱って「バンザイ、バンザイ、バンザイ」って気が狂ったように言うやつね。
俺はまったく周囲の状況についていけなかったが、このままだと頭がおかしくなりそうだったので、とりあえず皆の万歳三唱に加わった。
王国歴1547年。
10000の魔物の軍勢により王国は滅亡の危機を迎えたが、突如として現れた伝説の召喚獣によって王国は救われた。
そして、この召喚獣を使役した人間のことは瞬く間に国中に広まった。
グレン・スコフィールド。
勇者パーティーの荷物持ちとしてクビにされたはずの彼が、実は伝説の召喚獣を使役できるほどの力を有していたという噂は国を超えて全世界に轟いた。
やがてグレン・スコフィールドは再び勇者パーティーに戻り、今度は勇者として鬼ヶ島に住む魔王を倒すと、周囲からは英雄王として祭り上げられることとなる。
しかし、のちの世の人々は知らない。
この魔王討伐の陰には、グレンの母親が深く深く関係していたことに――。
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