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25-ファン
しおりを挟む「ただいま~」
「おかえりなさ~い」
家に帰ると、中山さんが笑顔で迎えてくれた。
見れば服は何も着ておらず、裸の状態でエプロンだけ付けていた。
『カチャカチャッ』
そして何も言わずにズボンのベルトを外しにかかった。
「ご飯にする? お風呂にする?」
俺のズボンとパンツを下ろし、チンポを握りながら問う。
彼女が料理とお風呂を準備した上で、裸エプロンの格好で出迎えてくれる。
これ以上に理想の生活があるだろうか。
一つ付け加えるとすれば、ここで「それとも、あ・た・し?」なんて聞かれるシチュエーション。それこそ男にとって理想の妄想と呼べるが―――
『ジュルッジュプッ』
中山さんは俺の回答を待たずに、勝手に即尺し始めた。
中山さんを選択しないという道は、端から除外されているのだ。
俺の意思とは関係なくこれから取る行動の全てに、中山さんとのセックスが含まれている。
「それじゃあお風呂にしようかな」
「チュポッ。じゃあ洗う前のオチンチン、先に食べさせてねっ」
『ジュルルッ! グポッグポッ』
中山さんはそのまま玄関先でディープスロートを開始した。
笑顔で汚いチンポを咥え、汚いケツ穴を弄り、汗に蒸れた金玉を舐める。
それらの行為を当たり前に受け入れる愉悦。
疑問も抵抗もなにもない。
ただ当たり前に性行為をし、当然のように快楽を味わう。日常の一部。俺達の常識。
『グッポグッポ、ゴポッゴポッゴポッ』
喉の奥でチンポを搾られ、早くも射精感が込み上げる。
「あぁ、出るよ……出るっ」
『ドピュルルッ!』
『ングッ……ングッ』
中山さんが幸せそうに精液を飲み干す。
「ぷはっ。それじゃあ続きはお風呂でしよっ?」
そういうと中山さんは俺のチンポを掴み、お風呂場へと連行する。
ああ―――まるで快楽の牢獄に引きずり込まれる気分だ。
淫欲に満ちた長い夜の始まりだ。
「―――そうっいえばさ、今日遅くなった理由についてなんだけどっ」
「うんっ、どうしたのっ?」
『ズリュッズリュッ』
俺は風呂場で中山さんのパイズリを味わいながら、今日あった出来事について語り始めた。
「実はとある同期生に誘われてっ、大学近くの喫茶店で話してたんだけどっ……」
「そうなんだぁっ。どんな女の子?」
『パチュンッパチュンッ』
段々と激しくなるパイズリの動きに、思わず意識を持っていかれそうになるのを必死に堪える。
性別を言ったつもりはないが、同期に誘われて喫茶店に行ったという情報だけで、中山さんは相手が女子であることを悟ったようだ。
あえて話すような内容だから、当然といえば当然ではあるが、しかし―――妙にパイズリに込める力が増したように感じるのは気のせいだろうか。
「じっ、実はその人っ―――高根ルイザっていう元芸能人なんだけどっ」
俺は意を決して相手の名前を伝える。その瞬間、中山さんの手がピタリと止まった。そして―――
「ルイ……ルイ?」
中山さんは目を見開き、呆然と俺の顔を見つめた。
「ルイルイ……?」
聞き慣れない愛称に、俺は思わず聞き返す。
「嘘っ……ルイルイ!? あのルイルイと!?
信じられないっ……!」
「い、いや……一応本当なんだけど……」
俺は一旦風呂場を離れ、脱衣所に置いてあるガラケーを取り出した。そして連絡帳を開き、中山さんに向かって高根ルイザの名前を見せた。
「わぁああーーーっ! ルイルイッ……!
満保君っ、本当にあのルイルイとお話したのぉ!?
しかも連絡先まで……! すっ、すごすぎるよぉーーー!」
中山さんが俺のガラケーを奪い取り、手を震わせながら興奮を顕にした。
「え、な、中山さん……ひょっとして、ルイザのファンだったりする……?」
「ファンなんてレベルじゃないよぉー!
私っ、昔からルイルイのことが大好きで、ルイルイが出てたドラマとかテレビ番組とか、全部観てたんだよぉ!?
ルイルイに憧れてルイルイが出てたドラマの衣装を真似してみたり、ルイルイが出演するイベントを調べて観に行ったり……私のヒロインだったの!」
まさか中山さんがルイザの熱狂的ファンだったとは……
あまりの取り乱しように、俺のチンポはしなしなと元気をなくしていく。
「え、ひょっとして満保君っ、ルイルイとお友達になったの!?
連絡先も交換してるし、下の名前で読んでるし! お友達になったんだよね!?」
「あ、ああ……明日もお茶に誘われたから、た、多分友達になったの……かな?」
「すごぉーーーい!! ぜっ、是非家に招待してっ!
わっ、私もルイルイとお友達になりたいっ!!」
「えぇ!? いや、まあ、家に誘うのは、本人がどう思うか……」
「絶対!! お願い!! 満保君っ!! ほんとのほんとにお願いぃぃーーー!!」
困ったぞ。
高根との今後の関係に関しては、正直迷うところがあった。
いくら超絶美人の有名人だとしても、あの高飛車に毎日付き合わされるのはかなりキツイ。
新しい機能によって時間や寿命のことは気にしなくてよくなったとはいえ、精神的な負担は相変わらずだ。
だが目をらんらんと輝かせる中山さんに、無理だと告げるのはかなり酷だ。
「―――あっ!」
すると突然、中山さんが一際大きな声で叫んだ。
顔を見ると頬を赤らめ、なにやら妙に色気じみた笑顔を浮かべている。
「ね、ねえ満保君……満保君の魔法を使って、ルイルイを満保君の虜にできないかなぁ?」
「え―――ぇええ!?」
中山さんの口からとんでもない提案が飛び出し、俺は天地がひっくり返るほど仰天した。
「だっ、だってさ……み、満保君がルイルイを虜にできたらっ、ま、毎日ルイルイとエッチなことできるしっ……
あ、あのルイルイの綺麗な体に色んなことできるかもって思ったら……さ、最高だよぉ」
中山さんが怪しげな妄想に目をとろかせる。あの高根を俺の体で虜にするなど、俺ですら考えもしなかった蛮行だ。
「いっ―――いやいやいや! 流石にそれはマズイでしょ!
本人が望んでいないことを無理やりするのは、倫理に反するというか……レイプになっちゃうよ!」
俺は暴走気味の中山さんを全力で静止する。
中山さんは元々俺のことが好きで、俺とセックスしたがっていたし、万緒や志保に関してはむしろ俺の方が逆レイプされた側だ。
だが高根に至っては、本人に性的関心の欠片も感じない。そんな相手をセックスに持ち込むなど困難を極める。
もし本人の了承を得ずに強姦まがいの方法で快感を与えて骨抜きにしようものなら、俺があのビッチ二人にやられたことと全く同じ非道を犯すことになる。
俺がいくらスケベだからといって、セックスしたがらない相手を強引に犯す気にはなれない。
すると流石に中山さんも自身の暴走を自覚したのか、ハッと我に返った。
「そっ、か……そう、だよね。
皆が私みたいにエッチなわけじゃないもんね……」
すると中山さんは自分の淫乱さを恥じたのか、急に下を向いて落ち込み始めた。
「い、いやっ、俺はエッチな中山さんが大好きだけど!
で、でも流石に俺達の趣味に他の人を巻き込むのはマズイかなぁ~って……」
「そ、そうだね……ごめんね満保君。
それじゃあ、普通に友達としてお家に招待できそうなら、誘ってもらえると嬉しいなぁ」
「う、うん。そ、それくらいなら、ルイザと仲良くなれば了承してくれるんじゃないかな」
「う、うん。ありがとう……そ、それじゃあ上がろっか」
すると我に返った中山さんはさっさと泡を流し、そのままいそいそと風呂場を出ていってしまった。
「え、あの……パイズリは?」
中途半端な状態で放置された俺は、ピシャリと締められた扉の先を、寂しく見つめた―――
結局その後の夕飯も久々に性行為なしで済まされ、気付けば二人ともパジャマを着て、無言で布団に入っていた。
「あ、あの……中山さん。
今日はもう寝るの、かな?」
隣で横になる中山さんの背中に向けて、俺は情けなく言葉をかけた。すると―――
「私……やっぱりダメな女の子だよね……」
すると背中の向こうから、悲しげな声が漏れ聞こえた。
「え、な、なんで?
中山さんはすっごく魅力的な女の子だよ?」
「だって……満保君は頭もよくて、せっかくあのルイルイとお友達になれたのに……
私、エッチなことばっかり考えてて……あんなに憧れてたルイルイにもイケナイことしようとして……」
どうやら中山さんは、先程自分が出した提案に罪悪感を抱いているようだ。
「……そんなことないよ。俺だってスケベなことばかり考えてるよ。
それに俺だってルイザと話してて、全く下心を抱かなかったわけじゃないさ」
「ほんと……? でもさっきの満保君は、エッチなことしか考えてない私と違って、ちゃんとルイルイのことを考えてたよ?」
「そりゃあ……俺はルイザと一度話してるから、あんまりそういうことに興味なさそうだなっていうのが分かっていただけだよ。
でももしルイザがエッチな女の子だったら、俺もきっとスケベ丸出しの思考回路になっていたと思う」
「そっ……か。満保君はやっぱり優しいね。
あんなにすごいこと出来るのに、ちゃんと女の子の気持ちを考えてる」
「別にそんな大それた男じゃないよ。
本当に俺がそんな奴なら、他の女にスケベな感情を抱いたりしないさ」
「私ですらルイルイにエッチなことする想像しちゃったのに、男の子が我慢できるわけないよ。
私もエッチな女の子だから、満保君にはエッチな気持ちを我慢して欲しくないなぁ……」
ようやく中山さんがこっちに体を向けてくれた。その目は少し潤んでいるようにも見える。
俺は中山さんの顎に手を添え、そっと口付けをする。
「じゃあ―――今夜も我慢しなくていいかな?
実は今までより、もっとすごいことが出来るようになったんだ」
「ほんと? じゃあ、早速試さなきゃだねっ」
中山さんはペロリと舌を出し、パジャマのボタンを外し始めた。
それに合わせるように、俺もズボンを脱ぐ。やはり俺達の日常には、この格好が一番だ。
俺達は一糸纏わぬ姿となり、互いの体に手を伸ばす。
そして俺はアプリを開き、魔法の呪文を空中に描いた―――
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