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其の参 童菊中天(みつぼう)
其の参 童菊中天(みつぼう)の二十九
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……つまり、防御側の式神少年は、全裸の白い裸身を十二ヶ所の催淫呪符(マントラ)から生じる激しい性的快感と、其の催淫呪符(マントラ)から伸びた蔓薔薇の刺青の様な模様の棘の突き刺さす苦痛とで、同時に責め苛まれ続けて、可愛(あい)らしく身悶え続けていた。
……防御側の、全裸の式神少年の上げる幼い絶叫(ひめい)が岩山の中の街、思春窟中に反響(こだま)したんだ。
……でも、其のまま防御側の式神少年に苦痛を与え続けて降参させると、涅槃抗(ねはんこう)の闘則(ルール)で反則負けになって仕舞った。
……防御側の、全裸の式神少年の上げる幼い絶叫(ひめい)が岩山の中の街、思春窟中に反響(こだま)したんだ。
……でも、其のまま防御側の式神少年に苦痛を与え続けて降参させると、涅槃抗(ねはんこう)の闘則(ルール)で反則負けになって仕舞った。
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