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其の参 童菊中天(みつぼう)
其の参 童菊中天(みつぼう)の三十二
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……つまり、僕達式神少年は、御主人様の仙人様に、全裸の陰嚢(おいなりさん)を鷲掴(わしづか)みされ、仙術を唱えながら睾丸を揉(も)まれる快感に喘(あえ)ぎながら、汗や体臭を媚薬なんかに変えたり、普通に戻したりされていたんだ。
……そして、涅槃抗(ねはんこう)の性戦(しあい)では、苦痛による反則負けを防ぐ為に、防御側の式神少年の睾丸を外から支配して、強力な鎮痛物質や麻酔物質を分泌させて、瞬間的に痛みを消去させていたんだ。
……つまり、催淫呪符(マントラ)から伸びた蔓薔薇の様な模様は、周囲で見物している仙人様達や式神少年達への、視覚的な御奉仕(サービス)だった。
……勿論(もちろん)、戦場で全裸にした捕虜達の拷問にも使えるんだけどね。
……だから、僕達式神は、敵兵からは死鬼咬なんて失礼な当て字で呼ばれていた。
……僕達は犬みたいに人間を咬んだりはし無い、ただホンのちょっと舐めるだけなのにね。
……そして、涅槃抗(ねはんこう)の性戦(しあい)では、苦痛による反則負けを防ぐ為に、防御側の式神少年の睾丸を外から支配して、強力な鎮痛物質や麻酔物質を分泌させて、瞬間的に痛みを消去させていたんだ。
……つまり、催淫呪符(マントラ)から伸びた蔓薔薇の様な模様は、周囲で見物している仙人様達や式神少年達への、視覚的な御奉仕(サービス)だった。
……勿論(もちろん)、戦場で全裸にした捕虜達の拷問にも使えるんだけどね。
……だから、僕達式神は、敵兵からは死鬼咬なんて失礼な当て字で呼ばれていた。
……僕達は犬みたいに人間を咬んだりはし無い、ただホンのちょっと舐めるだけなのにね。
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