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其の参 童菊中天(みつぼう)
其の参 童菊中天(みつぼう)の三十六
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……其の仙女は昔、東洋の島国で高級娼婦だったと云う。
……源氏名(あざな)はお蘭(らん)。雪の様に白い肌の、西洋人の様に美しい容姿の娘だったと。
……遊廓(くるわ)の人々はお蘭を、和蘭陀人との混血(ハーフ)だと噂(うわさ)していた。
……だから、名前がお蘭だと。
……だが、本当は、彼女には名前は無かった。八歳前後で其の遊廓に売られて来た時には、少女の全ての記憶は失われていた。
……只(ただ)、彼女を遊廓に売りに来た白人の男が、彼女の事をオランピアと呼んでいたので、自然とお蘭と名付けられただけの事だったのだ。
……そして、そんな幼い禿(かむろ)のお蘭は、毎夜、悪夢に魘(うな)され可愛(あい)らしく身悶え続けては、幼い性的絶頂(オルガズム)を繰り返したのだった。
……眠り続けたまま、悪夢に魘されたお蘭は蒲団(ふとん)から飛び出し、畳(たたみ)の上を転がった。
……そして、最後は必ず仰向(あおむ)けの大の字で幼い四肢(てあし)を大きく開いて、眠ったまま淫夢の快感に喘(あえ)ぎ続けたのだった。
……源氏名(あざな)はお蘭(らん)。雪の様に白い肌の、西洋人の様に美しい容姿の娘だったと。
……遊廓(くるわ)の人々はお蘭を、和蘭陀人との混血(ハーフ)だと噂(うわさ)していた。
……だから、名前がお蘭だと。
……だが、本当は、彼女には名前は無かった。八歳前後で其の遊廓に売られて来た時には、少女の全ての記憶は失われていた。
……只(ただ)、彼女を遊廓に売りに来た白人の男が、彼女の事をオランピアと呼んでいたので、自然とお蘭と名付けられただけの事だったのだ。
……そして、そんな幼い禿(かむろ)のお蘭は、毎夜、悪夢に魘(うな)され可愛(あい)らしく身悶え続けては、幼い性的絶頂(オルガズム)を繰り返したのだった。
……眠り続けたまま、悪夢に魘されたお蘭は蒲団(ふとん)から飛び出し、畳(たたみ)の上を転がった。
……そして、最後は必ず仰向(あおむ)けの大の字で幼い四肢(てあし)を大きく開いて、眠ったまま淫夢の快感に喘(あえ)ぎ続けたのだった。
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