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4 出会い4日目
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昨日は自分の恋心を自覚して、一日中胸のドキドキが治まらず、夜もあまり眠れなかった。
そのせいで寝坊してしまい、いつもの電車に乗り損なうとこだった。次の電車でも学校はギリギリ間に合うけど、どうしても今日もインテリ君に会いたかった。
俺ははやる気持ちを抑え、電車に乗り込んだ。
あれっ⋯?インテリ君、今日はいつもの席に戻ってる⋯。
いつもの席に戻っただけなのに、インテリ君がやけに遠くに感じた。きゅんと胸が苦しくなって、気持ちまで沈んできた。
ん?何か隣の奴から話し掛けられてるみたいだな。ああ、制服が同じだ。もしかして友達だろうか。たまたま会ったんだろうか。インテリ同士、話も合って楽しそうだな。
もしかして俺が気持ち悪くて、友達に一緒に登校してくれるように頼んだんじゃないよな。
そんなネガティブな事ばかり頭に浮かぶ。
ああダメだ、めちゃくちゃ落ち込んできた。
他の奴と仲良く喋ってるのも見たくない。
一度も話したこともない俺が、こんな独占欲まみれだなんてインテリ君が知ったら、きっと引かれてしまうだろう。
見たくない、けど、つい目がいってしまう。
昨日の微笑んでくれたあの顔が忘れられない。
お願い!一度でいいからこっちを見て。
はぁ⋯もう次、降りなきゃ。
重い足取りでドアに向かうと、ちょうどドアが開いた。
降りる瞬間、どうしても諦めきれずに、チラッと振り返った。
⋯っ!
今にも泣きそうな、切なそうな顔をしてるインテリ君と目が合った。
俺も涙が出そうになった。
そのせいで寝坊してしまい、いつもの電車に乗り損なうとこだった。次の電車でも学校はギリギリ間に合うけど、どうしても今日もインテリ君に会いたかった。
俺ははやる気持ちを抑え、電車に乗り込んだ。
あれっ⋯?インテリ君、今日はいつもの席に戻ってる⋯。
いつもの席に戻っただけなのに、インテリ君がやけに遠くに感じた。きゅんと胸が苦しくなって、気持ちまで沈んできた。
ん?何か隣の奴から話し掛けられてるみたいだな。ああ、制服が同じだ。もしかして友達だろうか。たまたま会ったんだろうか。インテリ同士、話も合って楽しそうだな。
もしかして俺が気持ち悪くて、友達に一緒に登校してくれるように頼んだんじゃないよな。
そんなネガティブな事ばかり頭に浮かぶ。
ああダメだ、めちゃくちゃ落ち込んできた。
他の奴と仲良く喋ってるのも見たくない。
一度も話したこともない俺が、こんな独占欲まみれだなんてインテリ君が知ったら、きっと引かれてしまうだろう。
見たくない、けど、つい目がいってしまう。
昨日の微笑んでくれたあの顔が忘れられない。
お願い!一度でいいからこっちを見て。
はぁ⋯もう次、降りなきゃ。
重い足取りでドアに向かうと、ちょうどドアが開いた。
降りる瞬間、どうしても諦めきれずに、チラッと振り返った。
⋯っ!
今にも泣きそうな、切なそうな顔をしてるインテリ君と目が合った。
俺も涙が出そうになった。
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