14 / 19
タチネコ1年生編
タチツバ デートのお誘い
しおりを挟む「ツバキ…あの、ごめんなさい、あの時…」
『いーよ、何も気にしないで。良かったよ未遂で』
あれから数日が経ち、あれ以来初めて聞く椿の声に胸がほっとする。
「ツバキ、手痛かったよね。ツバキもみんなも、近くにいなかったら私…」
『大丈夫だよ。酒もそんな大して飲んでないんでしょ?偉いよ違和感持って』
「私…ココとツバキの話聞けばよかった…。年上の男の人にたくさん好きって言われて、浮かれてたよ…」
『しゃーないよ。初めての彼氏でしょ?浮かれるって普通。むしろこっちこそご両親差し置いてしゃしゃり出ちゃったかなって反省してんのよ』
「そんなことない!来てくれて本当に嬉しかった…」
『それならいーんだけど。あれからあいつ大丈夫?連絡きたりしてない?』
「うん…警察署で言ってた通り反省文ももらったしバイトも辞めたし、連絡も来てないよ」
『なら良かった。けど元気ないね、まだ怖いかな』
「あの…みんなに迷惑かけちゃって合わせる顔がないって言うのと…なんていうか…なんていうかさ…」
『うん?』
「男の人のちんちんって…あんな凶悪なんだね…」
ぶっほ!と何かを吹き出す音が聞こえる。
「わ、笑い事じゃなくて…!」
『いや、タッチーあんた、初めて見たわけじゃないでしょ?ウブなこと言ってるけどタッチー散々AVとか見てるよね?』
「いや、それはそうなんだけど!なんか、はっきりは覚えてないんだけど生で見たらなんかこう…化け物みたいな…!」
『化け物!!』
ヘッドセットがズレてガコガコ言うノイズの中に、ヒーというツバキの笑い声が混じる。
そんなに笑うとこ!?すっごい真剣だし深刻なのに!!
けどいつもの通りのツバキの笑い声を聞いて、安心が戻ってくる。
親にもすごい心配かけて、学校も休ませてもらってずっと気を遣われてるし…
非日常感がなかなか消えなかったけど、いつもの調子が戻ってきてる気がする。
「…だってっ、グロくて気持ち悪くて肉感があって、あれ何!?何なの!?同じ人間なのにあんなのがついてて良いの!?」
『クリーチャー扱い!!まあそれはちょっと分かる!ザ、生殖器!って感じよな!』
「私…無理かもしんない、これから先も、あんなの入れたくないし見たくないし触りたくない!気持ち悪すぎるよツバキ!」
『まあ今は尚更そう思うだろうけど、ぶっちゃけキモいよな!私もあれを愛でろって言われたら無理だよ』
「けど…ツバキは男の人としたことあるんだよね?ちんちん触ったり入れたこともあるんだよね?」
『ま~~そだね~~遥か昔ね~~~』
「どんな感じだった?最初は痛いの?中にあんな太い物が入るってどんな感じなの?」
『もーあんま覚えてないよ、そんな記憶にメモリー使うのもったいないでしょ!』
そ…そういうもんなんだ…私はあんな気持ち悪くてグロテスクなこと、なかなか忘れられないと思うんだけど…!
『タッチーは自分でする時なんも使わないんだっけ?』
「う、指たまに入れるぐらい…」
『わかった。お姉さんと良い物探しにお買い物に行こう。次空いてる日いつ?』
「えーっと…今週の土曜と来週の…」
『今週土曜な。空けとけよ。くれぐれもココちゃんには言うんじゃないぞ』
「う、うん?わかった…」
0
あなたにおすすめの小説
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
世界に、私たちだけ
結城らい
恋愛
バニーガールのレイカとミヤコ。いつものナイトクラブの夜――のはずが、ふたり以外の“全員”が消えてしまった。誰もいない店内、誰も走っていない街。怖いのに、どこか解放されてしまう。見られない自由の中で、ふたりは静かに、確かめ合うように抱きしめ合う。けれど未来は空白のまま。それでも今夜だけは、ネオンの下で、この愛の時間を味わっていたい。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる