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シオリと討伐依頼
しおりを挟む「お兄、なんか受けたい依頼とかってある?」
「そうだなあ、討伐依頼とかでいいんじゃないかな?多分いけるでしょ。」
「そーだよねぇ…じゃあこの中から選んでくれない?なんか面白そうだし、報酬も美味しそうだよぉ。」
そう言ってシオリが見せてきたのは3つの依頼書だった。
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小鬼の討伐
依頼内容 小鬼10体の討伐
依頼形態 常時依頼
報酬 3000ゴールド(素材の状態によっては上乗せ有り)
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粘体魔の討伐
依頼内容 粘体魔5体の討伐
依頼形態 常時依頼
報酬 1000ゴールド
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白狼の討伐
依頼内容 白狼5体の討伐
依頼形態 通常依頼
報酬 5000ゴールド(素材の状態によっては上乗せ有り)
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うんうん……え?
「あの…ちょっとシオリさん?ゴブリンの討伐って…いいんですかい?主に精神衛生上…」
あれ?ゴブリンって女性を襲うアレだよね?!
え、そんなの選んじゃうの?!うちの妹が?!
「え、別にいいじゃん。どうせ危なくなったらお兄が守ってくれるでしょ?だから安心して依頼受けられるし、これって常時依頼だから狩れば狩るほどお金ザックザクだよぉ!こりゃもう受けるしかないっしょ!」
「はいはい、僕が守るの前提なのね…まぁ確かに守るけどさぁ…ていうかなんなの?最後の変な口調。
まぁでも、お金は欲しいな…よし、じゃあスライムとホワイトウルフの討伐依頼を受けよう!ついでになんかの採集依頼も受けよう!」
「え?!今の話の流れでそうなんの?!え、普通そこはゴブリンの討伐依頼受けるとこじゃないの?!私がおかしいの?!違うよね?!」
「だって気持ち悪いじゃん!僕ヤダよ、あんなの狩るなんてっ!」
「全く…お兄の意気地無し!」
そんなこと言われても……気持ち悪いんだから仕方ないじゃん!
「まぁいいの!ほら、受付するから採集依頼も早く決めちゃうよ!」
そういうと、シオリはしぶしぶながらもクエストボードの所へ行って、紙を一つだけ持って帰ってきた。
「はい、これなんかどう?丁度ホワイトウルフの討伐地の近くに群生してるらしいし、手っ取り早いから楽だし。」
「……なんか討伐依頼の時よりも雑な気がするけど、僕の思い過ごしかな?」
絶対雑だよね?
「そ、そんなことないよ。………。ほら、早く受付しちゃうよ!それで早く帰って美味しいもの食べようよ!」
「はいはい。」
うん。ギルティですね。ま、いいけどさ。
受付はあの受付嬢s…ゲフンゲフン、ソフィアさんのところに並ぶ。
「すみません。クエストを受けたいのですが…」
「はい。承りました。……おや?そちらの方は?まさか…」
ん?まさか何?!…ていうか心なしかソフィアさんが少し怒っているような…?まぁ、気のせいか。
「はいはーい!私は、レイ兄の彼女でーすっ!」
シオリがそう言った瞬間、場の空気が凍りついた。
「おーいシオリさん?あなた何言ってるのかな?ていうかレイ「兄」って言ってる時点でもうアウトなの気づいてるかな?」
「あ、そっか。えへ。」
えへって!えへって!もうかわいいんだけどうちの妹が!やばい!破壊力抜群よもう!
「そ、そうですか。なら良かったです。…危ない危ない、つい少しだけシオリさんに殺意を抱いてしまいました。」
ん?最後の方聞き取れなかったけどなんか不穏な声が聞こえたぞ?気のせい…だよね?
「全く、レイ兄はこれだから…やっぱりお兄は歩く罪な男だね!」
ごめん何それ?!はぁ、もういいや…
「では、受付完了です!頑張って下さいね!」
よっしゃ!じゃあ、出発だぁ!
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