神様のミスで死んだので、神獣もふもふと異世界インターネットで快適スローライフ始めます ~最強生活チートと1000万ポイントでポチりまくり!~

幸せのオムライス

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第一章 森の生活と孤児院改革:森のソロキャンプと運命のもふもふ

第7話 人里近くのはずが、森のど真ん中に放り出されました

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「きゃあああああ!」

 眼下に広がるのは、どこまでも続く緑の海――森だ!
 神様、人里の近くって言ったじゃない! 
 しかも転送って、こんな物理的に落とすこと!?

 死ぬ! 転生した直後に、また死ぬ!

 地面が目前に迫った、その時。
 ザザザザザーーーッ!
 巨大な木の、生い茂った枝葉が、落下する私の体を何度も受け止めてくれた。
 まるで緑のクッションみたいに。

 衝撃を吸収されながら、地面にぼすん、と不時着。

「……いってぇ……」

 全身、葉っぱだらけ。
 幸い、怪我はなさそう。
 地面にそっと降り立つと、足がふかっと沈む。

 見ると、長年積もってできたであろう、分厚い腐葉土の層が広がっている。まるで天然のクッションだ。

「……助かった」

 でも、ちょっと待って。

 なんで上空から!? 

「神様ァァァ! 殺す気ですかァァァ!」

 天に向かって抗議の声を上げる。
 でも、返事はない。

 しかも、普通、異世界転生って、王都の大通りとか、冒険者ギルドの前とか、せめて村の入り口とかに転送されるものじゃないの?
 なんで森のど真ん中!?
 しかも、見渡す限り木、木、木!

「神様ァァァ! せめて、せめて人里の近くに転送してくださいよぉぉぉ!」

 天に向かって再度抗議の声を上げる。
 やはり、返事はない。

 風で葉っぱがカサカサ鳴るだけ。
 なんか、バカにされてる気がする。

「はぁ……あの神様、絶対適当に転送場所決めたでしょ。『えーっと、この辺でいいや、ポチッ』みたいな感じで」

 一人でぶつぶつ文句を言いながら、立ち上がる。

 って、あれ?

 視線が低い。
 すごく低い。

 前世では158センチの平均的な身長だったのに、今は……130センチくらい?

「うわ、本当に子供になってる」

 自分の手を見る。
 ちっちゃい。
 すべすべで、傷一つない綺麗な手。

 28歳のOL生活で荒れていた手とは大違いだ。
 キーボードのタイピングで固くなっていた指先も、赤ちゃんみたいにぷにぷにしている。

「まあ、肌が綺麗になったのはラッキーかな。前世じゃ、どんなに高い化粧品使っても、この肌にはならなかっただろうし」

 髪の毛を前に持ってくる。
 おお、見慣れた黒髪だ。
 でも、28歳の頃の、カラーリングやドライヤーで少し傷んでいた髪とは違う。
 キューティクルが整った、つやつやの黒髪。子供の頃って、こんなに髪がきれいだったんだなぁ。


「これは……ちょっと嬉しいかも」

 服装を確認。
 白いワンピースに、薄い水色のローブ。
 なんというか、RPGの村人Aって感じ。
 でも、生地は意外としっかりしている。

「靴は……うわ、革靴か。森の中を歩くには向かないなぁ」

 とりあえず、現状確認終了。

 次は、周囲の確認。

 見渡す限り、森。
 人工物は一切見当たらない。
 道らしきものもない。

「これ、どうやって街を探せばいいの? まさか、サバイバル生活スタート?」

 いやいや、私、インドア派なんですけど。
 キャンプとか、動画サイトで見るだけで満足するタイプなんですけど。

「あ、そうだ! チート能力があるじゃない!」

 神様にもらった3つの能力。
 【異世界インターネット接続】【もふもふテイマー&翻訳】【生活魔法 Lv.99】。

 この中で、今使えそうなのは……。

「とりあえず、ネット通販で生活必需品を揃えよう! えーっと、【異世界インターネット接続】!」

 心の中で能力名を唱えると、目の前にふわっと半透明のウィンドウが出現した。
 おお、本当に出た!
 しかも、タッチパネル式っぽい。

『異世界インターネット接続 Lv.1』
『利用可能機能:通販サイト(制限付き)、地図(簡易版)、検索(基本のみ)』
『所持ポイント:10,000,000P』

「1000万ポイント! よし、ちゃんと増えてる!」

 神様との交渉の成果を確認し、ガッツポーズ。
 1ポイント1円換算だから、1000万円。
 前世の私の年収3年分もないくらいだけど、無一文からのスタートに比べれば天国だ。

 でも、これはあくまで初期投資用の資金。
 異世界でどうやって稼げるようになるか分からない以上、無駄遣いは禁物だ。堅実にいこう。
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