141 / 159
第二章 ヤマネコ商会、爆誕!:電力革命! 魅惑の家電と至福のバスタイム
第141話 仕事の後のドキドキ入浴タイム! 二人の豊かなお胸に衝撃です
しおりを挟む
真っ白なバスタブ。
広々とした洗い場。
そして、銀色に輝くシャワーヘッド。
「お風呂……!? お湯を溜めて入るタイプの!?」
この世界では、きっとお湯を溜めて入浴するのは、王侯貴族や一部の富裕層だけの特権なのだろう。
庶民はたまに公衆浴場へ行くか、家で行水をする程度。
「はい。しかも、肩からお湯が出る機能付きです」
「か、肩から……!?」
想像が追いつかないらしい。
「今日はリックお兄ちゃんもいないし、女子だけですからね。仕事が終わったら、みんなで入っていきませんか? 『一番風呂』の権利、三人で山分けしちゃいましょう!」
「えええっ!?」
二人の声がハモった。
「い、いいんですか!? こんな、お姫様しか入れないようなお風呂に!?」
「私たちなんかが……」
「何言ってるんですか。二人はヤマネコ商会の大切な従業員(かぞく)ですよ。汗を流して、さっぱりして帰ってくださいね!」
私がそう言うと、二人は顔を見合わせ、そして――。
「一生ついていきます、店長!!」
ガシッ!と私の両手を握りしめ、熱烈な忠誠を誓ってくれた。
「従業員の衛生と健康を守るのも、オーナーの務めですからね!」
私は得意気に胸を張る。
(ふふん、これで名経営者っぽく見えたかしら? なんてね! 本当はリアちゃんとミアちゃんと一緒にお風呂に入るのが、楽しみで仕方ないんだけど! 背中の流しっこしたり、お湯のかけ合いっこしたり……まさに女子会って感じじゃない! あー、早く仕事終わらないかな!)
前世では、友達と温泉旅行に行くくらいしか、誰かと一緒にお風呂に入る機会なんてなかった。それが、これからは毎日女子会ができるなんて! 子供に戻ったみたいになんだかワクワクしちゃうじゃない! まあ、体は10歳で、子供だけど!
こうして、ヤマネコ商会に導入された文明の利器たちは、従業員たちの心をガッチリと掴み、商会の結束をさらに強固なものにしたのだった。
さあ、今日もピカピカのお店で、商売繁盛といきましょうか!
◇
「お疲れ様でしたー!」
店内に、私の元気な声が響く。
今日の営業はこれにて終了。そして、この後、とびきりのイベントが待っている。
私は店の入り口と裏口の鍵をしっかりと閉め、カーテンを閉め切る。
これで外からの視線は完全にシャットアウト。ここは私たちだけの秘密の花園だ。
「さあ二人とも、準備はいいですか? ヤマネコ商会名物、福利厚生タイムの始まりですよ!」
「は、はいっ! よろしくお願いします!」
「……ドキドキします」
タオルと着替えを抱えたリアちゃんとミアちゃんが、期待と緊張の入り混じった顔で頷く。
私たちは連れ立って、店舗の奥にあるサニタリースペースへと向かった。
脱衣所のドアを開けると、そこには先日設置したばかりのドラム式洗濯機と、広々とした洗面台が鎮座している。
そして、その奥にあるガラス戸の向こうには――真っ白に輝くシステムバスルーム。
「まずはここ、『脱衣所』で服を脱ぎますね。恥ずかしがらないで大丈夫ですよ、どうせみんな同じ女の子なんですから!」
私が先陣を切って服を脱ぐと、二人も顔を見合わせて、おそるおそる服を脱ぎ始め、やがて、一糸まとわぬ姿になる。
うんうん、二人とも健康的で可愛らしい。
しかし……。
(……で、でかい)
リアちゃんもミアちゃんも、まだ15歳。この世界では成人扱いとはいえ、現代日本なら中学生か高校生だ。
それなのに、その豊かなお胸は……。
(前世で28歳だった頃の私(自称・平均サイズ)よりも、明らかに『ある』……ッ!)
広々とした洗い場。
そして、銀色に輝くシャワーヘッド。
「お風呂……!? お湯を溜めて入るタイプの!?」
この世界では、きっとお湯を溜めて入浴するのは、王侯貴族や一部の富裕層だけの特権なのだろう。
庶民はたまに公衆浴場へ行くか、家で行水をする程度。
「はい。しかも、肩からお湯が出る機能付きです」
「か、肩から……!?」
想像が追いつかないらしい。
「今日はリックお兄ちゃんもいないし、女子だけですからね。仕事が終わったら、みんなで入っていきませんか? 『一番風呂』の権利、三人で山分けしちゃいましょう!」
「えええっ!?」
二人の声がハモった。
「い、いいんですか!? こんな、お姫様しか入れないようなお風呂に!?」
「私たちなんかが……」
「何言ってるんですか。二人はヤマネコ商会の大切な従業員(かぞく)ですよ。汗を流して、さっぱりして帰ってくださいね!」
私がそう言うと、二人は顔を見合わせ、そして――。
「一生ついていきます、店長!!」
ガシッ!と私の両手を握りしめ、熱烈な忠誠を誓ってくれた。
「従業員の衛生と健康を守るのも、オーナーの務めですからね!」
私は得意気に胸を張る。
(ふふん、これで名経営者っぽく見えたかしら? なんてね! 本当はリアちゃんとミアちゃんと一緒にお風呂に入るのが、楽しみで仕方ないんだけど! 背中の流しっこしたり、お湯のかけ合いっこしたり……まさに女子会って感じじゃない! あー、早く仕事終わらないかな!)
前世では、友達と温泉旅行に行くくらいしか、誰かと一緒にお風呂に入る機会なんてなかった。それが、これからは毎日女子会ができるなんて! 子供に戻ったみたいになんだかワクワクしちゃうじゃない! まあ、体は10歳で、子供だけど!
こうして、ヤマネコ商会に導入された文明の利器たちは、従業員たちの心をガッチリと掴み、商会の結束をさらに強固なものにしたのだった。
さあ、今日もピカピカのお店で、商売繁盛といきましょうか!
◇
「お疲れ様でしたー!」
店内に、私の元気な声が響く。
今日の営業はこれにて終了。そして、この後、とびきりのイベントが待っている。
私は店の入り口と裏口の鍵をしっかりと閉め、カーテンを閉め切る。
これで外からの視線は完全にシャットアウト。ここは私たちだけの秘密の花園だ。
「さあ二人とも、準備はいいですか? ヤマネコ商会名物、福利厚生タイムの始まりですよ!」
「は、はいっ! よろしくお願いします!」
「……ドキドキします」
タオルと着替えを抱えたリアちゃんとミアちゃんが、期待と緊張の入り混じった顔で頷く。
私たちは連れ立って、店舗の奥にあるサニタリースペースへと向かった。
脱衣所のドアを開けると、そこには先日設置したばかりのドラム式洗濯機と、広々とした洗面台が鎮座している。
そして、その奥にあるガラス戸の向こうには――真っ白に輝くシステムバスルーム。
「まずはここ、『脱衣所』で服を脱ぎますね。恥ずかしがらないで大丈夫ですよ、どうせみんな同じ女の子なんですから!」
私が先陣を切って服を脱ぐと、二人も顔を見合わせて、おそるおそる服を脱ぎ始め、やがて、一糸まとわぬ姿になる。
うんうん、二人とも健康的で可愛らしい。
しかし……。
(……で、でかい)
リアちゃんもミアちゃんも、まだ15歳。この世界では成人扱いとはいえ、現代日本なら中学生か高校生だ。
それなのに、その豊かなお胸は……。
(前世で28歳だった頃の私(自称・平均サイズ)よりも、明らかに『ある』……ッ!)
217
あなたにおすすめの小説
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
子ドラゴンとゆく、異世界スキル獲得記! ~転生幼女、最強スキルでバッドエンドを破壊する~
九條葉月
ファンタジー
第6回HJ小説大賞におきまして、こちらの作品が受賞・書籍化決定しました! ありがとうございます!
七歳の少女リーナは突如として前世の記憶を思い出した。
しかし、戸惑う暇もなく『銀髪が不気味』という理由で別邸に軟禁されてしまう。
食事の量も減らされたリーナは生き延びるために別邸を探索し――地下室で、ドラゴンの卵を発見したのだった。
孵化したドラゴンと共に地下ダンジョンに潜るリーナ。すべては、軟禁下でも生き延びるために……。
これは、前を向き続けた少女が聖女となり、邪竜を倒し、いずれは魔王となって平和に暮らす物語……。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
グラサン幼女の異世界とらべるっ! ~最強の【魔眼】を宿す転生幼女は、もふかわ神獣を連れてスローライフな旅路を楽しみます~
空戯ケイ
ファンタジー
社畜OL、水城愛璃(みずきあいり)は、女神のうっかりミスにより25歳の若さで死んだ。
お詫びとして女神が提案したのは、オッドアイの幼女ボディへの転生。
そうして幼女の姿で異世界転生を果たしたアイリだったが、
特異体質により『感情が高ぶると暴発する魔眼』が宿っていることが発覚!
しかも両目!?
それを封じるため、女神から与えられたユニークスキルは、『神のサングラス』。
このサングラスをかければ、魔眼の暴発を抑えられるらしいけど……常にグラサンかけてる幼女とか怪しすぎじゃない!?
だけど、とある"激レア魔道具"があれば 、なんと魔眼を完治できるらしい。
ならばその魔道具を手に入れるため、異世界を巡るしかないっ!
さらに旅の道すがら、もふもふフェンリルや忍者少女、特異スライムを仲間にし、珍道中はさらに加速していって――!!
まったりのんびりをモットーに、たまに魔物や刺客に襲われちゃう。
【グラサン幼女】の破天荒な異世界旅が始まる!
※更新は不定期です。
僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜
犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。
この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。
これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。
【完結】憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
ボクは転生者!塩だけの世界で料理&領地開拓!
あんり
ファンタジー
20歳で事故に遭った下門快斗は、目を覚ますと―――
“塩しか存在しない世界”に転生していた。
前世の記憶を持ったまま生まれ変わった少年、カイト・ブラウン・マーシュ。
塩だけの世界に少しずつ調味料を足し、沖縄風の料理を作り、仲間たちと笑い合い、小さな領地を発展させていく日々。
家族に愛され、周囲に愛され、穏やかに育っていく――
はずだった。
5歳の誕生日。
王都でカイトを待っていたのは、
300年前の“稀人”との遺物、
王太子妃を巡る陰謀、
そして王家を揺るがす思惑。
これは、ただのスローライフでは終わらない。
食は人を変え、
人は国を変え、
やがて世界の均衡さえ動かしていく。
グルメ×領地発展×国家ドラマ
愛に包まれて育った少年が
世界の“調和”を変えてしまう物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる