ゆったりおじさんの魔導具作り~召喚に巻き込んどいて王国を救え? 勇者に言えよ!~

ぬこまる

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おまけ キャラクター紹介

ハニィとデュワーズのこそこそ話 1

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ハニィ「読書のみんな初めまして、ハニィです。ここでは、ハイランド王国の仲間たちを紹介したいと思う。なお、ヤマザキさんの世界にある魔法・AIを使って画像を創作しているので、ご理解の上、ご覧ください。さて、いっしょに紹介してくれるのは……道具屋の看板娘だー!」
デュワ「どもども、デュワーズだよ! みんな~ぼくの活躍を読んでくれてありがと~!」
ハニィ「ふふふ、それではいこうか、デュワーズ」
デュワ「はい、ハニィ様ぁ♡」













ハニィ「おっと、いきなりヤバいのがきたね」
デュワ「ちょっと待って! この人って、おじさん!?」
ハニィ「うん、召喚して来たばかりのヤマザキさん。たまたま勇者の後ろを歩いてたら、召喚に巻き込まれたんだってさ、笑っちゃうよね」
デュワ「かわいい♡ ぽっちゃりしてたんだ」
ハニィ「そうそう、まるで太った犬みたいだろ」
デュワ「犬っていうか、ブタ?」
ハニィ「ふふふ、前世では不健康だったようだな」
デュワ「今はずっと冒険してるよね~ぼくがいないとダメダメだけど」
ハニィ「まぁ、ヤマザキさんのことをよろしく頼むよ」
デュワ「はい!」




ハニィ「今のヤマザキさんだね」
デュワ「ブタが……これになるんだ~異世界に来るっていいね」
ハニィ「魔力の効果もあって、痩せやすいんだと思う」
デュワ「三十四歳らしいよ。ほんっとイケオジだね」
ハニィ「うん♡」




ハニィ「あ、これは私だな」
デュワ「きゃぁぁああ♡ 髪の毛をおろしてるー!」
ハニィ「まいったなぁ」
デュワ「本当に綺麗……女性みたいだね」
ハニィ「ふふふ、私は中性的なのさ」
デュワ「ぼくは、ハニィ様が男でも女でも推し続けるよ♡」
ハニィ「ありがとう、デュワーズ」




デュワ「ぼくだね!」
ハニィ「何歳?」
デュワ「十四歳だよ」
ハニィ「戦闘中はクールになるらしいね」
デュワ「うん、おじいちゃんから修行を受けてるからね」
ハニィ「タリスカーさんか……怒ると怖そうだ」
デュワ「うん、若い頃はランス大陸で暴れてたみたいだよ」
ハニィ「へ~想像できないなぁ」





デュワ「おじいちゃんだ!」
ハニィ「タリスカーさん、たしかに暴れてそうかも、ふふふ」




デュワ「イケメンだね、だれ?」
ハニィ「私の執事ジョニーウォーカーさ、名前が長いから、ジョニと呼んでいる。三十二歳、奥さんと娘さんと三人で王宮に暮らしている」
デュワ「綺麗なシャボン玉だね、水魔法が得意なのかな?」
ハニィ「うん、あと風魔法もできるから雷魔法まで昇華できる、凄腕の魔法戦士なのさ」
デュワ「すごっ! ハイランド王国で一番優秀なんじゃない?」
ハニィ「かもしれない……」





デュワ「でた、クソ王子ジャック! いくつ年上なの?」
ハニィ「お兄様は二つ上の二十二歳さ」
デュワ「わがままそうな顔してるね」
ハニィ「うん……でも、ヤマザキさんを召喚してくれたから、今では感謝してるんだ」
デュワ「たしかに、そうだけど……」
ハニィ「私は、真の勇者はヤマザキさんだと思うな~」
デュワ「まぁそうかも、あ! 勇者ってどこに行ったのかな?」
ハニィ「さぁ……他国でスローライフしてるらしい」
デュワ「死んでなきゃ、いいけど」





デュワ「この人が勇者?」
ハニィ「そう勇者リク、炎魔法が得意だった」
デュワ「強そうだね、何歳? ぼくと同じくらいかな?」
ハニィ「十七歳と言っていた……修行方法を間違えちゃったかな~」
デュワ「ハニィ様が気にすることないよ、前を向いて歩こ?」
ハニィ「ああ、これからは衛兵や冒険者たちを鍛えるつもりさ」





デュワ「かわいい♡」
ハニィ「聖女ヒビキだ。勇者リクと同じ学校に通ってたらしい」
デュワ「おっぱいでかっ!」
ハニィ「うん、羨ましいよね……ヤマザキさんの世界は、とても栄養満点な食生活らしい」
デュワ「ぼくも大きくなるかなぁ……」
ハニィ「いっぱい食べて、がんばろう!」
デュワ「はい!」





デュワ「ゴインさんだ、麦を作ってるんだよ」
ハニィ「王国の食糧を支えてくれて、ありがとうございます」





デュワ「ラフロイグだね」
ハニィ「冒険者かな? 剣術が得意そうだ」
デュワ「今は畑仕事してるよ。その前は、盗賊だったんだけどおじさんに説教されて反省したみたい」
ハニィ「どんな説教?」
デュワ「良いことしたら天国で、悪いことしたら地獄に落ちるよって」
ハニィ「……お兄様はどうなるんだろう」
デュワ「間違いなく地獄だね」
ハニィ「生き返らせてあげたい……」
デュワ「ほんっとハニィ様は優しいね~」





デュワ「はらぺこ食堂のターキーさんだね」
ハニィ「あーあ、食べに行きたいな~」
デュワ「今度、いっしょに行こうよ!」
ハニィ「そうだね」
デュワ「わーい、ハニィ様のおごりだー!」
ハニィ「うん……いっぱい食べそうだな、この子……」




デュワ「はらぺこ食堂のプルトニーさんだね。二十二歳で彼氏いないって言ってた」
ハニィ「この飲み物は何だい?」
デュワ「これはエーテルだよ、飲むと魔力が回復するんだ、酔っぱらうけど……」
ハニィ「酔っぱらう?」
デュワ「ぼくは飲んだことないから知らないけど、酔うとね……えっちになるんだって、プルトニーさんが言ってた」
ハニィ「ふーん、それはぜひヤマザキさんに飲んでもらおう」
デュワ「うん、飲ませて……あんなことや……」
ハニィ「こんなことを……」





ハニィ「ボウモア王妃だ」
デュワ「綺麗な人だね、何歳?」
ハニィ「二十四歳。化粧のせいで老けて見えるのさ」
デュワ「化粧か……ぼくもいつかするのかな~」
ハニィ「今度、化粧してあげようか?」
デュワ「ハニィ様できるの?」
ハニィ「少しな……」





ハニィ「バランタイン王子だね。可愛らしい五歳の子どもだ」
デュワ「誰の子なの?」
ハニィ「ボウモア王妃さ。つまりこの子は私の腹違いの弟だ」
デュワ「複雑な家庭なんだね、ハニィ様……」
ハニィ「ああ、王位継承者の座を争うことになりそうだ……」





ハニィ「ダニエル王だ」
デュワ「豪華な料理だね……ヨダレでちゃう、たらぁ~」
ハニィ「私はヤマザキさんの料理を食べてみたいな」
デュワ「ハニィ様が貧民街に来たら、みんな驚くだろうね」


ハニィ「さて、次からはまだ登場してない仲間たちの紹介だ!」
デュワ「わくわく!」





デュワ「すごい魔力だね……」
ハニィ「紫娼館の女将マッカランだ」
デュワ「ししょうかんってなに?」
ハニィ「子どものデュワーズは、まだ知らなくてもいいかな……」
デュワ「子どもじゃないもん!」






デュワ「ぼくの担任、モンキーショルダー先生だよ!」
ハニィ「魔物使いらしいね」
デュワ「うん、歴史と地理も教えてて、色んな魔物に詳しいんだ」
ハニィ「魔法学校か……懐かしいなぁ」
デュワ「え!? ハニィ様は卒業生だったんだ!」
ハニィ「ああ、生徒会長だったのだ」
デュワ「わかる気がする……」




デュワ「ぼくのクラスメイト、チタだよ」
ハニィ「チタちゃん、もうこんなに大きくなったのか……」
デュワ「知り合いなの?」
ハニィ「ああ、まぁな……」




デュワ「この子の紹介は、えんえんするからやめとこ~」
ハニィ「なぜだい?」
デュワ「ぼくは貧民街出身だからね、貴族の子ニッカとは仲良くなれないんだ……」
ハニィ「デュワーズ……いびつな身分構造が無くなるよう頑張るよ」





ハニィ「アイラ教皇だ」
デュワ「何をやってる人なの?」
ハニィ「悪い人間から四大精霊を守るおじいちゃん、って感じかな」
デュワ「こんな顔してたら、妖精たちも逃げちゃいそう……」
ハニィ「たしかに……」



ハニィ「いかがでしたか? AIの魔法はすごいですね! 簡単に画像が作れてしまう。私たちの世界も頑張らないと!」
デュワ「うん、ハニィ様なら、きっとハイランド王国を統治できるよ!」
ハニィ「ありがとう、デュワーズ! じゃあ、それでは読書のみんな、また会おう!」
デュワ「ばいばーい!」
ハニィ「あ! ちょっと待って! 何やらヤマザキさんの世界でファンタジーカップが始まるらしい!」
デュワ「え、何それ?」
ハニィ「推している作品にBETで応援できるようだ。読書のみんな、よかったら応援よろしくお願いします」
デュワ「お願いしま~す♡」



ヤマザキ「あれ? おれの出番は?」
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