異世界で魔族が全滅してるらしいが、俺は普通にゴルフしてるだけ ~無能扱いされた男が 、距離だけで世界を変える話~

ぬこまる

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41 癒しの雫と、小さな羽

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 ルウナの家は、森の奥にひっそりと佇んでいる。

 苔むした屋根、木の年輪がそのまま残る壁、窓から漏れる橙色の灯り。
 長い時間を生きる者だけが選び取る、静かで、優しく、少しだけ時代から外れた住処だ。

 暖炉の前では、エルネスが毛布を肩までかけて、ぬくぬくしている。
 火のはぜる音が、一定のリズムで部屋を満たし、魔力の余韻が空気に溶けていた。

 奥の部屋では、小さな妖精が丸くなって眠っている。
 羽は破れているが、呼吸は穏やかだ。
 ときどき、夢の中で飛ぶように、指先がぴくりと動く。

 そして――

 部屋の隅。

 そこに置かれた、見慣れない布袋の前で、ルウナはしゃがみこんでいた。

「……これ何だろう」

 ナオキが背負っていたもの。
 不思議な形をした道具たち。

「……壊さなきゃ、いいよね」

 誰に言うでもなく、小さく呟く。
 そして、誘惑に負け、好奇心が勝利する。

 がさり。

 ゴルフバッグが開く。

「……おお」

 中に並ぶのは、細長い金属の棒。
 先端が平たいもの、丸みを帯びたもの、やけに大きいもの。

 ルウナは一本、アイアンを取り出す。

「剣……? いや、違うか」

 刃はない。
 重心が低く、殺すための形ではない。

 次に、ドライバー。

「……叩いたら、痛そうだね」

 最後に、パター。

 小さく、丸く、どこか可愛らしい。

「……これは、なんだろう」

 ルウナはパターを両手で持ち、少し考える。

「……こうかな」

 床に、いっしょに入っていた小さな球を置く。何となく、そうすのが正解のような気がした。
 
「これも白くて、つるりとして可愛いい」

 そっと、振る。

 コツン。

 乾いた音がして、球が床の上をころころと転がった。

 その瞬間。

「ルウナ様?」

 暖炉の前から、エルネスが顔を上げた。

「何をしているのですか」
「ナオキ様に、怒られますよ」

 ルウナは、振り返らずに言った。

「うん」
「でも、これ――」

 もう一度、パターを見る。

「……面白いよ」

 エルネスは少し困ったように眉を下げる。

「それは……外でやるもの、だと思いますが……」

「そうなんだ……」

 少し残念そうに言ってから、もう一度。

 コツン。

 球はまた、ころころと転がっていった。

 暖炉の火が、ぱちりと音を立てる。

 森の奥で、誰も知らない遊びが、静かに始まっていた。





 火は、静かに燃えていた。

 ルウナの家の暖炉は、森の冷えを押し返すように赤く揺れて、薪がぱちぱちと小さく弾けるたび、部屋の影がゆっくりと形を変える。古文書の匂いと、乾いた木の香りと、鍋の中で煮える芋の匂い。魔法の工房というより、長い時間を生きた人の台所みたいだった。

 机の上には、シルフィが眠っている。

 いつもなら俺の肩で「芝、げんき」とか「やりすぎ」とか、勝手に採点してくる妖精が、いまは小さく丸まっている。破れた羽は、光を失った薄い膜のまま、机の端から垂れていた。喉も焼けて声が出ないと聞いたが、眠っている姿を見ると、それがただの説明ではなく“現実”だと分かる。

 治してやりたい。

 それは使命でも命令でもない。もっと単純で、もっと人間っぽい感情だ。
 あの声が、また聞きたい。あの匂いが、また隣に来てほしい。

「準備はいい?」
 ルウナが机の向こうで首を傾げた。

 机の上には奇妙な道具が並んでいる。
 丸底の器。そこから伸びる管。先に小さな箱のような冷却器。
 形だけ見れば、俺の世界でも見たことがある。酒とか香水とかを作る、蒸留装置だ。

「これで神秘の水を作る」
 ルウナは淡々と言う。
「古文書に書いてある。ハートの葉を熱して、気化したものを冷やして戻す」

 俺は、ハート型の葉がついた結晶の枝を見た。
 魔族を産む木から、ガルドと一緒に取ったやつだ。冷たくて、重くて、やけに美しい。

「……これで、治るのか」

「うん。治る可能性は高い」
 ルウナは“可能性”という言葉を、天気の話みたいに軽く言う。

 エルネスが、椅子から立ち上がった。
 ついさっきまで暖炉の前でぬくぬくしていたのに、もう目は真剣で、両手で杖を握っている。

「私、やります」
 エルネスが言った。
「氷魔法、できました。だから……今度は逃げません」

 ガルドが一歩、前に出た。
 視線は机じゃなく、エルネスを見ている。

「……問題ない」
 それはたぶん、励ましだった。

 ルウナは葉を数枚、器に入れた。
 結晶化した枝から外した葉は、薄いのに硬く、触れると指先が冷える。

「火は私がやる」
 ルウナが言う。
「エルネスは冷却。氷のイメージを保って」

「……はい」
 エルネスが息を吸う。

 ルウナが指先を器の下へ向けると、火が灯った。
 焚き火のような優しい火じゃない。温度の高い、制御された火。炎は器の底を舐めるように揺れ、空気が一段、熱くなる。

 しばらくすると、器の中から薄い湯気が立ち始めた。
 葉の香りが混ざる。甘いのに、どこか苦い。芝の朝露の匂いにも似ている。

 蒸気は管を通り、冷却器へ向かう。

「エルネス」
 ルウナが言う。

 エルネスは杖を構えた。
 目を閉じる。呼吸が整う。サウナから出たあと、氷の洞窟で“整った”あの顔だ。

「……凍れ」

 声は小さい。
 でも、空気が変わった。

 冷却器の周囲に薄い霜が走り、蒸気の流れが静かになる。熱と冷気が喧嘩しない。役割を分け合うみたいに、ちょうどいい場所で釣り合っている。

 そして——

 ぽとり。

 透明な雫が落ちた。

 もう一滴。

 もう一滴。

 受け皿に溜まる水は、ただの水じゃない。
 光を含んでいる。湯気の中で、淡くきらめく。

「できた」
 ルウナが短く言った。

 俺は息を呑んだ。
 ガルドも目を細めた。
 エルネスは、震えるほど静かに頷いた。

「……神秘の水」
 エルネスが呟く。

 ルウナが小さな杯にそれを注ぐ。
 手の中で揺れる水は、透明なのに、まるで月明かりを溶かしたみたいに見えた。

「飲ませるよ」
 ルウナが言った。

 俺は机の上に手を置いた。
 眠っているシルフィの近くに。
 触れない距離で、でも離れたくない距離で。

 ルウナが杯を傾け、シルフィの唇に水を落とす。

 最初は反応がない。
 胸が痛くなるほど静かだ。

 でも次の瞬間。

 ふわり、と光が立った。

 机の上の空気が揺れて、シルフィの身体を淡い光が包む。
 破れていた羽の縁が、ゆっくりと形を取り戻していく。裂けた膜が縫われるように繋がり、薄い光が戻る。

 美しい。
 泣きたくなるほど、美しい。

「……っ」

 シルフィが身じろぎした。

 瞼が震えて、ゆっくりと開く。
 俺の方を見る。目が合う。

 口を開ける。

 でも、声はまだ出ない。

「……」
 喉が動く。声にならない息だけが漏れる。

 それでも、必死に言おうとしているのが分かった。

「……キ」

 聞こえた。かすれた、細い音。
 それだけで胸がいっぱいになる。

「……ナオ……キ」

 喉が痛いはずなのに、絞り出す。

「ナオキ!」

 名前になった瞬間、シルフィが飛び上がった。
 まだ不安定な羽で、ふわっと、でも確かに飛んだ。

 そして——

 俺の胸に飛びついた。

「うっ」

 小さいのに勢いがある。
 顔が近い。匂いが戻った。ミントと朝露と若草の匂い。

 シルフィは俺の頬に、ちゅっと触れた。
 軽すぎて、くすぐったい。

「ありがとう」

 今度は、ちゃんと言葉になっていた。

「……よかった」
 俺は、それしか言えなかった。

 シルフィは泣きながら笑って、ぐるぐる飛び回った。
 部屋を一周して、暖炉の上を越えて、天井近くまで上がり、また降りてくる。

「治った!」
「飛べる!」
「芝、見に行ける!」

 ガルドが、ほんの少しだけ息を吐いた。

「……問題ないな」

 エルネスは、両手で口を押さえて泣いていた。
 自分が作った氷で、妖精が救われたことが、やっと実感になったのだろう。

「……できました」
 エルネスが言う。
「私、できました……」

 ルウナは日傘をくるりと回し、淡々と頷いた。

「うん。今日はよくやったね」

 その言葉に、エルネスが子どもみたいな顔で笑った。

 シルフィは落ち着くと、今度は俺のゴルフバッグに興味を示した。
 ぴょこ、と近づき、紐をつんつんする。

 ルウナも、目を細めた。

「それ、どうやって使うの?」

「ああ、ゴルフだよ。玉を打つんだ」
 俺は言った。
「かなり飛ぶよ」

「ごるふ?」
 ルウナが首を傾げる。

 俺はバッグから一本取り出して、軽く素振りしてみせた。
 室内だから小さく。暖炉の火を壊さない距離で。

「こう振る」
「距離を合わせて、当てる」

 ルウナは真顔で見ていた。
 目が、研究者の目だ。古文書の棚を見る目と同じ。

「……異世界の技術だね」
 ルウナが言った。
「剣でも魔法でもない……でも、距離を支配する」

 シルフィが得意そうに言う。

「ナオキ、すごい」
「芝、守る」

 俺は笑ってしまった。

「褒めすぎ」

 ——そのタイミングで、俺は思い出したようにエルネスを見た。

「エルネス」
「……話がある」

 エルネスが背筋を伸ばす。
 魔法の師匠の前だと、急に真面目になる。

「俺を、この世界に呼んだのは……」
「君なのか?」

 エルネスは一瞬だけ目を泳がせてから、頷いた。

「……はい」
「城の宝物庫に古文書と結晶木がありました」

 ルウナが、少しだけ笑った。

「宝物庫か……見てみたいかも」

 エルネスは続ける。

「『国が危機のとき、異世界より勇者を召喚すべし』」
「『結晶木の枝にて魔法陣を描き、風の力を以て道を開くべし』」
「そう書かれていました」

 俺は背中が冷えた。
 召喚は物語の中だけだと思っていた。
 でも俺はここにいる。現実だ。

「……じゃあ」
 俺は、息を吸って言った。
「元の世界に戻ることも、できるのか?」

 エルネスは頷いた。

「理論上は、はい」
「でも……結晶木が必要です」
「城で使った枝は、灰になってしまって……」

 ルウナが、あっさり言った。

「あるよ」

 ルウナはハート型の葉のついた結晶の枝を持ち上げて、ふりふりと振った。
 さっきまで、妖精を救うための希望だったものが、いま別の意味を持って見える。

 帰れる。

 その言葉が喉の奥に引っかかって、うまく飲み込めない。

 部屋の火は暖かい。
 妖精は元気に飛んでいる。
 エルネスは泣きながら笑っている。
 ガルドは黙ってこちらを見て、低い声で言った。

「……ナオキ、帰るのか?」

 俺は答えられなかった。

 帰りたいかどうか。
 戻れることが嬉しいはずなのに、胸の奥が痛い。

 シルフィが俺の肩に止まって、小さく言った。

「ナオキ」
「どっち?」

 どっち、って言うな。
 簡単に決められるなら、最初から迷わない。

 俺は枝を見た。
 ハート型の葉が、揺れている。

 その葉は、妖精を救った。
 そして今度は、俺の未来を揺らしている。

 俺は、息を吐いた。

「……まだ、分からない」

 それだけが、今の正直だった。

 ルウナが、日傘を肩に担ぎ直す。

「じゃあ、決めるのは後でいい」
「魔法もね、急ぐほど歪むから」

 ガルドが小さく頷いた。

「……無理はするな」

 俺は笑った。
 この世界の人間は、距離の話しかしてないのに、ちゃんと優しい。

 シルフィが、嬉しそうに言った。

「芝、待ってる」
「ナオキ、待ってる」

 俺は、目を閉じて一度だけ頷いた。

 戻るかどうかは、まだ決められない。

 でも今は——

 ここにいる。

 この森で、この火で、この距離で。

 妖精の羽が光っているのを、もう一度見られたから。それだけで、今日は十分だ。

 クスッと笑っているルウナが言った。

「まだ、帰らないなら」

 一拍、間があった。
 森の奥で、風が葉を揺らす音だけが響く。

「ひとつ、お願いしてもいいかな?」

 問いかけは柔らかい。
 だが、逃げ道は用意されていない気がした。

「……何ですか」

 俺がそう答えると、ルウナは一歩近づいた。
 距離は近いのに、触れられない。
 月の光みたいに、はっきりしていて、掴めない。

 その瞳が、まっすぐ俺を射抜く。

 神秘的なエルフは、何も言わず、
 ただ――じっと、俺を見つめていた。

 その沈黙のほうが、
 どんな言葉よりも、重かった。
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