荒れ果てた僕の心

大黒鷲

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3章

悪夢

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「お前?お、おい?」






「花暮か?おい?」





「そうだけど?」




「なんでそんなに冷静なんだよ。」




「どうしたの?影琉学校に行くよ?」




「お前が俺の人生をめちゃくちゃにしたのになんでそんなに笑ってるんだよ?」




「ちょっと、落ち着いて。」


場所変化。


荒廃した。ぼやけててよく分からない町?
いや建物たち?

俺は夢を見ているのか?

近くのものは遠くよりはハッキリとするが何処にいるかは分からない。俺は少し歩く。さっきまで、花暮のようなやつと話していた気がする。でもここはなんだ?

遠くから黒い影が近づいてくる。
あいつは誰だ?
見た目ははっきりとしないが花暮のような気が何となくした。

「.....」
声を出したいが声が出ない。

する遠くの方から近づいてくる黒影がピタリと止まりなにか聞こえてくる。

「わ、私は……」
「私は、全てやってない。」
「わ、私は……」
「私は、全てやってない。」
そう繰り返す。どんどん泣いているかのような声になってきて耳が痛くなる。
夢のはずだがなかなか目が覚めない。
こんな時に、、。









「おーい?影琉?朝よ」




「え、お母さん?」




「違うよ。佳奈だよ!」
俺の親の起こし方と全く同じだったのに驚いた。そう、もう俺のお母さんはこの世にはいなかったんだ。

「大丈夫?なんか、うなされてるような感じだったけど。」


 「まぁ、嫌な夢を見てな.....」
その後、夢の話を佳奈に伝えた。


「花暮がやってないとしたら誰なの?
少なくとも私には酷いことをしていたし、今の予想の藩周と花暮の件を考えるとそんなことは無いと思うんだけどな。」

確かに、あんなのが演技だとしたな尚更怖いぐらいだ。あの校舎での火事の日。あの目は本物だった。


俺と佳奈は、残り1日で夏休みの今日。
支度をして登校する。
やけに夢のことが頭の中でチラつく。
学校に着くと、携帯を開いた。

前学校が一緒だった早瀬から毎日のようにメールが来ていた。確かに、同じクラスでは1番と言ってもいいほど仲良かった。
あいつは優しいから、毎日心配のメールをしてくれるのだろう。
ようやく、返信する気になった俺はメールを開く。

そこには。


大量のおはよう!おやすみ!

その間に今日の出来事とかくだらないことが送られてあった。どんだけ良い奴なんだよ。

既読を付けて5秒ぐらいなのになにか来た。


「お!既読ついた!大丈夫?」

「ああ。お前も元気か?」

「おう、元気だぞ!
なんか雰囲気変わったな。
文面からも伝わるぞ。」

「そう?」

「ああ、なんか、重くなったというか。」

「そうか。」

「あ、なんか、引っ越したらしいよな?
大丈夫か?」

「さっきも大丈夫?とか聞いてたじゃんか笑」

「お、やっと笑ってくれたよ。」

「元気だよ。今は、龍南島ってとこで暮らしてるよ。結構遠くて若干生活は、今までと違うけど。」

「そうか。それは良かった。神奈川だっけ?俺も行こうかな~」

「無理だろ!」

そんなくだらないメールを授業との休み時間でやっていた。半日はそれで終わったようなものだ。何も出来なかった。こんな、俺だけ何、楽しもうとしてるんだ?1番やることをやらなければ行けないのに。


授業が終わり、また昨日のメンツで帰ることになった。早見は、怪しいヤツではなさそうな気がする。まだ学校2日目だが、佳奈と何故か仲良くなっていた。
入る隙間がなかったから、携帯を触っていたと言われても否めない。


その孤独を感じた時に来たメールがすごく嬉しかった。
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