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1章 婚約破棄という名の終わり、出会いという名の始まり
3-ご対面
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天使棟で私をご丁寧にお出迎えしてくれたのは、綺麗な女性と、何やら知的な雰囲気漂う男性だった。
「君がラファエルだよね?」
「あっ、はい!」
「はじめまして。僕はアズラーイール・アンジュ、以後お見知り置きを」
「はじめまして!アタシはアリエル・アンジュよ」
「はい!至らぬところもありますがよろしくお願いします…!」
「長旅お疲れ様。
とりあえず大広間でお茶でもしましょう」
「いいんですか…!」
実は少しお茶が欲しいと思っていたところだ。なんて空気が読めるんだ、アリエルさん。
~~#~~
大広間は天使と悪魔、両方が入れるらしかった。
「ここが天使棟と悪魔棟の境目よ。
北側が天使棟、南側が悪魔棟よ」
「そうだ。天使の方は悪魔棟には入れないんですか?」
「場合によるわ。
例えば、悪魔1の部屋に天使2が入りたかったら、悪魔1本人がそれを許可していれば天使は入れるの」
「へぇ…。」
「じゃあ、あっちの席でお茶しましょう」
「はい!」
~~♪~~
「ここがラファエルちゃんの部屋よ」
「なるほど、ここが…」
「それで、ここのセンサーに顔を近づけたら認証されるはずよ」
「なるほど…」
言われた通り、センサーに顔を近づけると、
『ラファエルサン、アリエルサンノ顔ヲ認証シマシタ。』
「わあ、すごい…!」
「じゃ、ラファエルちゃんは準備あるだろうからアタシは失礼するわね。ゆっくり休むのよー!」
「はい!今日はありがとうございました!」
「わ…」
部屋がありえないくらい広い。
王室の客間の3倍はあるかしら。
それにもう荷物が運ばれてる。
「よし、じゃあ配置を考えよう」
といっても、実際にやったら軽く三日以上かかるだろうから、ちまちまやっていこうと思う。
~~#~~
「よし、今日はここまで」
ようやく三分の一の配置を終えれたかな、くらい。
それによく見なくても厨房あるし。
料理していいんだ…。
くぅーっ、庶民の血が騒ぐ………!
~~♪~~
「あれ、あの人達…」
明らかに天使じゃない。
じっと見ていると、向こうもこっちに気づいたようだ。
「あ、ねぇねぇ君?新しい天使って!」
「あ、え、はい。ラファエルです」
にこりと愛想笑いを浮かべる。
「………あれ…?君、僕の魅了効いてない?」
「え?あ、はい。何も変化ありません」
「………じ、じゃあ…跳ね返し…た…?」
「跳ね返してもいないと思います」
困ったように笑うと、悪魔さんが顔を赤くした。
「…………僕、君が好きかも…」
「?」
「ねぇ、僕、君に魅了されたみたい」
…………?
初対面の人に…?
「はいはい、そこまで。」
後ろから声が聞こえる。
「アズラーイールさん」
「ねぇ聞いてよイール!
はじめて僕の魅了にかからない子いた!」
「………。ねぇラファエル、神の天恵って知ってる?」
「え?はい。色欲の悪魔の魅了にも掛からない、天使と悪魔の仲の架け橋となる天使ですよね」
「そう。目の前の彼、色欲の悪魔なんだよね」
「あ、やっぱり。色気とか、漏れてますからね」
「僕の色気、魅了にかかってなくても分かるんだねぇ」
「そうですね」
「………ふふっ」
「んじゃ、話戻すよ。
それで、アスモデウス・デモンが魅了かけたはずなんだよ。けどその様子だとかかってないみたいだから、君神の天恵だよ」
「ぇえ………」
「まあ、そんなに重く捉えなくて大丈夫だよ。
悪魔とも天使とも仲良くする、それだけの話」
アスモデウスさん?が助言する。
「なるほど………ありがとうございます、心が軽くなりました」
実際、緊張してたけどアスモデウスさんのおかげで心が軽くなったのも事実だ。
感謝の意味を込めて顔に笑みを刻む。
「っ」
「………なるほど…これは…アスモデウスが惚れる訳だ。
疲れたよね?休んでいいよ。お休み」
「あ、はい!お休みなさい」
そうして、私の人生一衝撃の一日が終了した。
「君がラファエルだよね?」
「あっ、はい!」
「はじめまして。僕はアズラーイール・アンジュ、以後お見知り置きを」
「はじめまして!アタシはアリエル・アンジュよ」
「はい!至らぬところもありますがよろしくお願いします…!」
「長旅お疲れ様。
とりあえず大広間でお茶でもしましょう」
「いいんですか…!」
実は少しお茶が欲しいと思っていたところだ。なんて空気が読めるんだ、アリエルさん。
~~#~~
大広間は天使と悪魔、両方が入れるらしかった。
「ここが天使棟と悪魔棟の境目よ。
北側が天使棟、南側が悪魔棟よ」
「そうだ。天使の方は悪魔棟には入れないんですか?」
「場合によるわ。
例えば、悪魔1の部屋に天使2が入りたかったら、悪魔1本人がそれを許可していれば天使は入れるの」
「へぇ…。」
「じゃあ、あっちの席でお茶しましょう」
「はい!」
~~♪~~
「ここがラファエルちゃんの部屋よ」
「なるほど、ここが…」
「それで、ここのセンサーに顔を近づけたら認証されるはずよ」
「なるほど…」
言われた通り、センサーに顔を近づけると、
『ラファエルサン、アリエルサンノ顔ヲ認証シマシタ。』
「わあ、すごい…!」
「じゃ、ラファエルちゃんは準備あるだろうからアタシは失礼するわね。ゆっくり休むのよー!」
「はい!今日はありがとうございました!」
「わ…」
部屋がありえないくらい広い。
王室の客間の3倍はあるかしら。
それにもう荷物が運ばれてる。
「よし、じゃあ配置を考えよう」
といっても、実際にやったら軽く三日以上かかるだろうから、ちまちまやっていこうと思う。
~~#~~
「よし、今日はここまで」
ようやく三分の一の配置を終えれたかな、くらい。
それによく見なくても厨房あるし。
料理していいんだ…。
くぅーっ、庶民の血が騒ぐ………!
~~♪~~
「あれ、あの人達…」
明らかに天使じゃない。
じっと見ていると、向こうもこっちに気づいたようだ。
「あ、ねぇねぇ君?新しい天使って!」
「あ、え、はい。ラファエルです」
にこりと愛想笑いを浮かべる。
「………あれ…?君、僕の魅了効いてない?」
「え?あ、はい。何も変化ありません」
「………じ、じゃあ…跳ね返し…た…?」
「跳ね返してもいないと思います」
困ったように笑うと、悪魔さんが顔を赤くした。
「…………僕、君が好きかも…」
「?」
「ねぇ、僕、君に魅了されたみたい」
…………?
初対面の人に…?
「はいはい、そこまで。」
後ろから声が聞こえる。
「アズラーイールさん」
「ねぇ聞いてよイール!
はじめて僕の魅了にかからない子いた!」
「………。ねぇラファエル、神の天恵って知ってる?」
「え?はい。色欲の悪魔の魅了にも掛からない、天使と悪魔の仲の架け橋となる天使ですよね」
「そう。目の前の彼、色欲の悪魔なんだよね」
「あ、やっぱり。色気とか、漏れてますからね」
「僕の色気、魅了にかかってなくても分かるんだねぇ」
「そうですね」
「………ふふっ」
「んじゃ、話戻すよ。
それで、アスモデウス・デモンが魅了かけたはずなんだよ。けどその様子だとかかってないみたいだから、君神の天恵だよ」
「ぇえ………」
「まあ、そんなに重く捉えなくて大丈夫だよ。
悪魔とも天使とも仲良くする、それだけの話」
アスモデウスさん?が助言する。
「なるほど………ありがとうございます、心が軽くなりました」
実際、緊張してたけどアスモデウスさんのおかげで心が軽くなったのも事実だ。
感謝の意味を込めて顔に笑みを刻む。
「っ」
「………なるほど…これは…アスモデウスが惚れる訳だ。
疲れたよね?休んでいいよ。お休み」
「あ、はい!お休みなさい」
そうして、私の人生一衝撃の一日が終了した。
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