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告白
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照先輩に相談した日の帰りに詩音が待つ場所へ向かう。照先輩も言っていたが告白にも勇気が必要で私の場合は舞のこともあり尚更、気持ちを言うのは難しかったはずなのに伝えてくれて、その後も気にしないでいいようにいつも通りに振舞ってくれてた詩音の気遣いに改めて優しいなと思い、私もきちんと気持ちを伝えようと思った。体育館の外に出ると詩音が見えた。
「詩音!お待たせ!」
「あ、優希!全然、待ってないよ!じゃあ帰ろうか!」
「うん!詩音、少し寄り道して帰らない?」
「うん?いいよ!どこか行きたい所あるの?」
「ううん、ちょっと公園寄っていこうよ!」
「公園?いいよ!」
詩音に公園に行こうと伝えてそこで告白の返事をしようと決めた。公園に向かう時にも何が用事があるのかと聞かれたが気分だと答えて向かう。もう子供たちが帰った後の誰もいない公園のベンチに2人で座る。
「優希、なんかあったの?」
「え?なんで?」
「急に公園に行こうなんて・・・舞ちゃんにまた何か言われた?でも、話してる所見てないんだけどどこかで話したの?」
「え?いや、舞の事じゃないよ。」
「そうなの?」
「詩音はさ、なんであの時、告白してくれたの?」
詩音は私が急に公園に寄りたいと言ったため舞のことで何かあったのか心配して来たが、舞のことではないと言ってなんであの日に告白してくれたのか聞いてみた。
「え?・・・んー、優希が辛い思いしてるのが相手の恋愛感情を押し付けられてると思ってたから、もしそれで優希が恋愛をしたくないって思われるくらいなら言ってしまって知って欲しかったって言う私の我儘かな。」
「そっか」
「どうしたの?照先輩になんか言われたの?」
「え?なんで照先輩?」
「道具の片付け照先輩と行ってたでしょ?だから、何か言われたのかなって」
「・・・ちょっと相談には乗ってもらったよ。」
「そうなんだ、私には出来ない相談なの?」
「・・・そうだね、出来ないというかなんと言うか。」
詩音は照先輩にした相談は自分には出来なかったのかと聞いてきたが詩音に対しての気持ちの事だったので言葉に詰まった感じで返してしまった。
「・・・もしかして、私の事?」
「うん、でも、気持ちの整理できたよ!」
詩音は自分の事かと察して申し訳ないような顔をしていたので悪いことではないと思わせるために明るく言ってその勢いのまま言う。
「え?」
「私ね、詩音の事好きだよ!恋愛的な意味で!」
「え、ほ、ほんと?」
「こんな事で嘘なんて付かないよ!私ね、詩音が他の人と付き合ってると思うと嫌だって思うんだ。私はこれを恋愛感情って思うから詩音が好きなんだと思う。」
「・・・」
「え?詩音!?な、泣いてるの!?」
詩音は私が好きだと言ったらとても驚いていて本当なのかと聞き返してきたのでもう1度好きだと言った。すると、詩音が黙ったので詩音の方を見ると泣いていた。
「だ、だっで、優希が、優希が」
「ちょ、詩音!?落ち着いて!?」
「グスッ・・・ありがとう、ありがとう優希ぃ~」
「あはは、こちらこそ、ありがとう詩音。あの時、告白してくれてその後も色々と気遣ってくれて、私のペースに合わせてくれて本当にありがとうね。」
詩音が泣きながら感謝してきたので、私も詩音の気遣いなどにお礼を言った。
「うん・・・優希、改めて私と付き合ってください。」
「はい、よろしくお願いします。」
「・・・うわーん」
「えぇ、詩音!?泣き過ぎだよ!?」
「うれじぐでぇ~」
「あはは、私も嬉しいよ!」
そして、改めて詩音に告白されて付き合う事になった。照先輩に恋愛相談をしていた事も話して出来れば後日に照先輩には伝えたいと詩音に言ったら笑顔で了承してくれた。照先輩は同性同士が付き合う事に偏見がある人だと思わないので聞いてくれるだろうと思いながら詩音と帰った。
「詩音!お待たせ!」
「あ、優希!全然、待ってないよ!じゃあ帰ろうか!」
「うん!詩音、少し寄り道して帰らない?」
「うん?いいよ!どこか行きたい所あるの?」
「ううん、ちょっと公園寄っていこうよ!」
「公園?いいよ!」
詩音に公園に行こうと伝えてそこで告白の返事をしようと決めた。公園に向かう時にも何が用事があるのかと聞かれたが気分だと答えて向かう。もう子供たちが帰った後の誰もいない公園のベンチに2人で座る。
「優希、なんかあったの?」
「え?なんで?」
「急に公園に行こうなんて・・・舞ちゃんにまた何か言われた?でも、話してる所見てないんだけどどこかで話したの?」
「え?いや、舞の事じゃないよ。」
「そうなの?」
「詩音はさ、なんであの時、告白してくれたの?」
詩音は私が急に公園に寄りたいと言ったため舞のことで何かあったのか心配して来たが、舞のことではないと言ってなんであの日に告白してくれたのか聞いてみた。
「え?・・・んー、優希が辛い思いしてるのが相手の恋愛感情を押し付けられてると思ってたから、もしそれで優希が恋愛をしたくないって思われるくらいなら言ってしまって知って欲しかったって言う私の我儘かな。」
「そっか」
「どうしたの?照先輩になんか言われたの?」
「え?なんで照先輩?」
「道具の片付け照先輩と行ってたでしょ?だから、何か言われたのかなって」
「・・・ちょっと相談には乗ってもらったよ。」
「そうなんだ、私には出来ない相談なの?」
「・・・そうだね、出来ないというかなんと言うか。」
詩音は照先輩にした相談は自分には出来なかったのかと聞いてきたが詩音に対しての気持ちの事だったので言葉に詰まった感じで返してしまった。
「・・・もしかして、私の事?」
「うん、でも、気持ちの整理できたよ!」
詩音は自分の事かと察して申し訳ないような顔をしていたので悪いことではないと思わせるために明るく言ってその勢いのまま言う。
「え?」
「私ね、詩音の事好きだよ!恋愛的な意味で!」
「え、ほ、ほんと?」
「こんな事で嘘なんて付かないよ!私ね、詩音が他の人と付き合ってると思うと嫌だって思うんだ。私はこれを恋愛感情って思うから詩音が好きなんだと思う。」
「・・・」
「え?詩音!?な、泣いてるの!?」
詩音は私が好きだと言ったらとても驚いていて本当なのかと聞き返してきたのでもう1度好きだと言った。すると、詩音が黙ったので詩音の方を見ると泣いていた。
「だ、だっで、優希が、優希が」
「ちょ、詩音!?落ち着いて!?」
「グスッ・・・ありがとう、ありがとう優希ぃ~」
「あはは、こちらこそ、ありがとう詩音。あの時、告白してくれてその後も色々と気遣ってくれて、私のペースに合わせてくれて本当にありがとうね。」
詩音が泣きながら感謝してきたので、私も詩音の気遣いなどにお礼を言った。
「うん・・・優希、改めて私と付き合ってください。」
「はい、よろしくお願いします。」
「・・・うわーん」
「えぇ、詩音!?泣き過ぎだよ!?」
「うれじぐでぇ~」
「あはは、私も嬉しいよ!」
そして、改めて詩音に告白されて付き合う事になった。照先輩に恋愛相談をしていた事も話して出来れば後日に照先輩には伝えたいと詩音に言ったら笑顔で了承してくれた。照先輩は同性同士が付き合う事に偏見がある人だと思わないので聞いてくれるだろうと思いながら詩音と帰った。
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