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プール
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部活が休みの日に詩音とプールにやって来た。前に行こうと話していたウォータースライダーのあるプールで夏休みなので子連れの家族や学生が多かった。水着に着替えて詩音とまずどこに行くかを話していた。
「詩音まずどれ行く?」
「うーん、スライダー周回する!」
「周回?いいけど」
「よし!行こう!」
そう言って詩音とスライダーの列に並んだ。意外と進むのが速いため最初は滑るのに時間が掛かるかと思ったが20分も掛からないうちに順番が回ってきたので詩音と滑った。
「何回滑るの?」
「飽きるまで!」
「えぇ?」
詩音はスライダーが好きなのか連続で列に並び私も付き合って何度も並んだ。6回ほど滑った所で満足したのか詩音は並ぶのを止めた。
「もういいの?」
「うん!満足したよ!ありがとう!」
「私も楽しいし大丈夫だよ!」
スライダーを滑っているだけで時間は昼を回っており、昼ご飯を食べようと屋台を見回る事にした。
「気付いたらお昼過ぎてたね」
「だね~!スライダー楽しすぎた!」
「詩音は何食べる?」
「んー、何にしようかな~」
「私は焼きそば!」
「おー!いいね!じゃあ、たこ焼きとホットドッグ!」
それぞれ食べる物を買うために分かれて屋台に並んだ。早く貰えたので先に席を探すと詩音に言って見渡したら、ちょうど空いたのでそこに座って詩音を待っていたら2人組の知らない男の人が声を掛けてきた。
「ねぇ君1人なの?俺たちと一緒に遊ばない?」
これが俗に言うナンパなのだろうか。まさか自分がされる日が来るなんてと思いながら黙っていると勝手に会話が進んでいく。
「・・・」
「無視?それとも肯定してるって事?俺たち都合のいいように考えるからね~」
男性の1人がそう言って私の肩を触ろうとしてきたのでその手を弾いて言う。
「触らないでください。それに1人じゃないですし、知らない男の人と遊ぶ訳ないじゃないですか」
「友達と一緒なんだ~なら、その友達も俺たちと遊ぼうよ~俺たちの事はこれから知ればいいんだよ~何でも教えてあげるよ~」
私は『きもい』と言いそうになったがこう言う人間に言うと逆上して来ると思い何とか抑えた。すると詩音がやって来た。
「何してるんですか?」
「あ、お友達?俺たちと遊ばないって話してたんだよ~もっと楽しい所連れて行ってあげるよ?」
「遊ばないのでどっか行ってもらってもいいですか?」
「そんなつれないこと言わないでさ~ここよりも楽しい所連れて行ってあげるよ~」
「行かないって言ってるんです。まだ居るなら警備員の人呼びますよ。それともここで叫びましょうか?」
「ちっ、つまんねぇ!行こうぜ」
男たちはそう言ってプールの方へと行き、詩音は私の横に座った。
「優希、何もされなかった?」
「うん、大丈夫だよ!ありがとう!」
「良かった・・・優希は可愛いから心配だなぁ」
「え!?し、詩音の方が可愛いよ!」
「いや!優希の方が可愛いの!だから、学校でも心配なんだよ!」
「うっ、ありがとう。でも、私は詩音が好きだから大丈夫だよ?」
「それは分かってるけど心配なのは別だよ~」
「?」
詩音が私の事を可愛いと言って来たがどう考えても詩音の方が可愛いし、私は詩音が好きだから心配しなくていいと言ったが何か違うらしく更に心配されたが私には分からなかった。
昼ご飯を食べて流れるプールで遊んだ後早めに帰ろうと詩音に言われて15時頃にプールを出て、今日は解散しようと話それぞれの家へ帰宅した。
「詩音まずどれ行く?」
「うーん、スライダー周回する!」
「周回?いいけど」
「よし!行こう!」
そう言って詩音とスライダーの列に並んだ。意外と進むのが速いため最初は滑るのに時間が掛かるかと思ったが20分も掛からないうちに順番が回ってきたので詩音と滑った。
「何回滑るの?」
「飽きるまで!」
「えぇ?」
詩音はスライダーが好きなのか連続で列に並び私も付き合って何度も並んだ。6回ほど滑った所で満足したのか詩音は並ぶのを止めた。
「もういいの?」
「うん!満足したよ!ありがとう!」
「私も楽しいし大丈夫だよ!」
スライダーを滑っているだけで時間は昼を回っており、昼ご飯を食べようと屋台を見回る事にした。
「気付いたらお昼過ぎてたね」
「だね~!スライダー楽しすぎた!」
「詩音は何食べる?」
「んー、何にしようかな~」
「私は焼きそば!」
「おー!いいね!じゃあ、たこ焼きとホットドッグ!」
それぞれ食べる物を買うために分かれて屋台に並んだ。早く貰えたので先に席を探すと詩音に言って見渡したら、ちょうど空いたのでそこに座って詩音を待っていたら2人組の知らない男の人が声を掛けてきた。
「ねぇ君1人なの?俺たちと一緒に遊ばない?」
これが俗に言うナンパなのだろうか。まさか自分がされる日が来るなんてと思いながら黙っていると勝手に会話が進んでいく。
「・・・」
「無視?それとも肯定してるって事?俺たち都合のいいように考えるからね~」
男性の1人がそう言って私の肩を触ろうとしてきたのでその手を弾いて言う。
「触らないでください。それに1人じゃないですし、知らない男の人と遊ぶ訳ないじゃないですか」
「友達と一緒なんだ~なら、その友達も俺たちと遊ぼうよ~俺たちの事はこれから知ればいいんだよ~何でも教えてあげるよ~」
私は『きもい』と言いそうになったがこう言う人間に言うと逆上して来ると思い何とか抑えた。すると詩音がやって来た。
「何してるんですか?」
「あ、お友達?俺たちと遊ばないって話してたんだよ~もっと楽しい所連れて行ってあげるよ?」
「遊ばないのでどっか行ってもらってもいいですか?」
「そんなつれないこと言わないでさ~ここよりも楽しい所連れて行ってあげるよ~」
「行かないって言ってるんです。まだ居るなら警備員の人呼びますよ。それともここで叫びましょうか?」
「ちっ、つまんねぇ!行こうぜ」
男たちはそう言ってプールの方へと行き、詩音は私の横に座った。
「優希、何もされなかった?」
「うん、大丈夫だよ!ありがとう!」
「良かった・・・優希は可愛いから心配だなぁ」
「え!?し、詩音の方が可愛いよ!」
「いや!優希の方が可愛いの!だから、学校でも心配なんだよ!」
「うっ、ありがとう。でも、私は詩音が好きだから大丈夫だよ?」
「それは分かってるけど心配なのは別だよ~」
「?」
詩音が私の事を可愛いと言って来たがどう考えても詩音の方が可愛いし、私は詩音が好きだから心配しなくていいと言ったが何か違うらしく更に心配されたが私には分からなかった。
昼ご飯を食べて流れるプールで遊んだ後早めに帰ろうと詩音に言われて15時頃にプールを出て、今日は解散しようと話それぞれの家へ帰宅した。
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