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財布
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ヒロサダはある日お小遣いをもらうために母から頼まれた買い物に出かけていた。
歩いていると猫が魚をくわえていた。
これを晩御飯にしようとヒロサダはその猫を追いかけた。
しかし猫の足に勝てるわけなくヒロサダは体力が切れて動けなくなってしまった。
もういい、魚を買って帰ろう。ヒロサダはそう思った。
そして魚屋に行きとても活きのよいサバが売ってあった。
「これ下さい。」ヒロサダはそういった。
そして、ポケットから財布を取り出そうとしたら、なんと財布がなかったのだ。
ヒロサダは慌てふためいた。
猫を追いかける時に落とした。
そして元来た場所を戻り財布を探した。
一時間探したが見つからなかった。
そんな時に兄貴から電話がかかった。
「ヒロー、おまえ財布をトイレに忘れてるぞ」と
そういえば、買い物に、行く前にトイレに行きそこで財布を置いたことに気付いた。
何をしてるんだ、ヒロサダはそう思った。
走って家まで帰ろうとしたがそんな体力はなかった。
30分かけてやっと家に帰り着き財布を持ち家を出た。
もうその時ヒロサダは疲労困憊だった。
しかし、受験生の兄に買い物を頼むわけにもいかなかった。
ヒロサダは自らの使命を果たそうと魚屋にいった。
そして、活きのよい鯖を買い、家に帰った。
彼が今日の買い物で費やした時間は4時間。
色々、無駄なことをしていたが、よくわからない達成感があった。
そして今日のことを話しながら鯖を母に渡しヒロサダはお小遣いを貰おうと手を差し伸べた。
労いの言葉一つかけてくれると思いきや母から言われた言葉は「頼んだものはお肉だったんだけどね・・・」
歩いていると猫が魚をくわえていた。
これを晩御飯にしようとヒロサダはその猫を追いかけた。
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もういい、魚を買って帰ろう。ヒロサダはそう思った。
そして魚屋に行きとても活きのよいサバが売ってあった。
「これ下さい。」ヒロサダはそういった。
そして、ポケットから財布を取り出そうとしたら、なんと財布がなかったのだ。
ヒロサダは慌てふためいた。
猫を追いかける時に落とした。
そして元来た場所を戻り財布を探した。
一時間探したが見つからなかった。
そんな時に兄貴から電話がかかった。
「ヒロー、おまえ財布をトイレに忘れてるぞ」と
そういえば、買い物に、行く前にトイレに行きそこで財布を置いたことに気付いた。
何をしてるんだ、ヒロサダはそう思った。
走って家まで帰ろうとしたがそんな体力はなかった。
30分かけてやっと家に帰り着き財布を持ち家を出た。
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しかし、受験生の兄に買い物を頼むわけにもいかなかった。
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