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第2章 SFXアーチストの憂鬱/革命の影

過去という現在.18: 冥土のみやげ

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 しばくらく二人とも身動きできず呆然と重なりあっていた。
 クラニァのペニスは、ただでさえ巨大なのにンパジブの中で中々収まらない。

「一緒にシャワー浴びようか?」
 その言葉にクラニァはこくりと頷き、ンパジブの中からペニスを引き出そうとした。
 ンパジブの入り口が収縮したせいで、それを抜く時、ズポッと音がしてンパジブは思わず、「ウワァァッ」と声を出した。

 ンパジブはフラフラだったが、無理をしてでも、今日はこれからSEX三昧にしようと思った。
 地球での時間は、もう殆ど残されていない、
 あるのは片道切符の惑星浄土への旅だけだ。
 フォルモサの上層部は外部や国連機構に対して、この調査団の成果ある帰還をアピールしていたが、そんなものを信じている参加予定者は誰もいないはずだ。
『クラニァ、覚悟しろよ、今度は俺が犯してやる。』
 ンパジブはそう思った。

 二人はシャワールームでお互いの体を洗いあった。
 普通ならそういう事を面倒に感じる事が多いンパジブだが、今日はクラニァがンパジブに抱きついてキスをしたりするのを、可愛らしく感じ、それに欲情を憶えていた。
 ンパジブはクラニァの前でアナルにシャワーを注ぎ、さっきかなり奥まで種付けされたクラニァのザーメンを洗い出した。
 指を入れると、ネットリとしたザーメンが感じられた。
 クラニァは自分のものを半勃ちさせながら、ンパジブのその光景を見ている。

 クラニァが「ウケ」の経験は少しあると言っていたので、お互いしゃがみ込んでキスをしながら、ンパジブはシャワーの水流の先をクラニァの尻に当てた。
 するとクラニァは少し恥ずかしそうにしながら無言でシャワーを受け取り、ンパジブがした様に自分のアナルを洗い始めた。
 ンパジブは、シャワールームに持ち込んだウィームスラッシュをクラニァに嗅がせて立ち上がった。

 クラニァがンパジブのペニスを咥えこんで、自分のアナルを洗っている。
 ンパジブはその眺めに興奮し、ペニスが強く反応した。
 クラニァが洗い終えたのを見計らって、ンパジブはシャワールームを出て再びベッドヘ戻った。
 クラニァも何をされるか覚悟が出来てる様で、黙ってンパジブにアナルを舐めさせている。
 ンパジブは、クラニァが大きなサイズを経験していないように思えて、ンパジブがクラニァにそうさせた様に、バイブで馴らしてからペニスをぶち込んでやろうと考えていた。


 クラニァは少し痛がりながらも、必死でこらえ、時折よがったりしている。
 ンパジブはさっきとはうって変わって「ほらクラニァ、アナルがグチョグチョだろ」と卑猥な言葉を浴びせながら、クラニァにウィームスラッシュの沁み込んだティッシュを渡し、「俺のペニス、欲しいか?」と続けた。

「あっンパジブさん、ユックリ……」
 クラニァは墜ちるような声を出している。
 ンパジブはオイルをタップリとクラニァのアナルに注ぎ込んで、自分のペニスにも塗りまわし、指3本でクラニァのアナルをぬらした。

 クラニァはウィームスラッシュを嗅ぎながら「ハァハァハァ、アァイィイィ」と喘いでいる。
 ンパジブはクラニァをうつ伏せにして、指とバイブで交互に責めた。
 それはンパジブにとって、たまらない光景だった。
 ンパジブが攻める度にズボッ、とバイブが抜ける音がする。
 ンパジブはガマン出来なくなって、ウィームスラッシュの蓋を開けクラニァの鼻に押し当て、自分の先走りしてヌルヌルの亀頭をクラニァの入口に押し当てた。

「ウッ、ウアッ、アッ、アハァー、アァーー」
 クラニァは少し辛そうだったが、ンパジブはそれに構わず自分のペニスの半分以上をねじ込んだ。
 そして少しずつ腰を揺らしてやると、クラニァは自分からウィームスラッシュを吸い始めた。
 ンパジブはクラニァの様子を覗いながら、笑みを浮かべて更に奥へペニスをねじ込んだ。

「ウッ、アッ、ヒィッ、アッ」
 クラニァは言葉にならない様だ、背中も汗ばんでいる。
 下に手をやり、クラニァのペニスを握ると、彼のものは完全に怒張していた。
 ンパジブは自分のペニスがささったまま、クラニァの向きをかえ、ウィームスラッシュの沁みたティッシュの片方をクラニァの鼻に、もう片方を自分の鼻に突っ込み、クラニァに刺さったモノを更にねじ込んだ。

 やがて痛みも和らいできたのか、クラニァの口が今まで歯を食い縛っていたのがイヤらしく半開きになった。
 ンパジブがその口に自分の涎を垂らしてやると、クラニァは美味しそうに舌でそれを味わい、「イィ、凄く気持ちィ、、ンパジブさん、気持ちいいです。」と涙目で言った。
「俺も気持ちィぞ、お前のアナル凄くいいぞ、クラニァ、」
 実際、ンパジブのアナルとは違って、あまり使い込んでいないクラニァの絞まりは絶品で、ンパジブはいつもより早くイキそうな気配だった。

 クラニァは目をトロンとさせ、顔を歪めながら悶えている。
 ンパジブは一旦、ペニスを抜いてバックに体位をかえさせ、再びズブッとねじ込んでやった。
「アァイィアァーーーッ」
 今度はクラニァがオス泣きする番だった。

 ンパジブはリズミカルにクラニァのアナルにぶち込んでやる。
 時々わざと抜いては、さしなおすと、クラニァはその度に嗚咽した。
 こんなに美味しいアナルは本当に久しぶりだと思い、ンパジブはもう我慢できず、クラニァの腰を激しく引き寄せ、腰をクラニァに打ち付け始めた。
 クラニァは押し殺した悲鳴を挙げて、オス泣きをし続けている。

「ウワァ、ハァ、イクゾッ、クラニァ、イクッ、イクッ、オォーーーッ」
 クラニァが力んだ瞬間、アナルの入口付近が強く絞め付けられ、ンパジブはタップリとクラニァに種付けした。


 薬が効いてきたようで、いくらやってもンパジブ達のペニスはあまり萎えなかった。
 クラニァのものは、まだ精気が漲っていた。
 ンパジブはベッドの上でタオルで汗を拭きながら「満足したよ、締まりがよかった」と微笑みながらクラニァにそう言ってやった。

「ンパジブさん・・・こんなの始めてです。」
 そういうクラニァのペニスは、なおも漲っていて、ンパジブはなにか愛おしいような妙な気持ちになった。
 終わったばかりなのに、クラニァはそのペニスをンパジブの身体に擦りつけてくる。
 それを握ってやったらクラニァは、やはりその気になってオイルをバイブに塗り、ンパジブのアナルに注ぎ込んでくる。

 ンパジブは逝ったばかりで、しかも巨大なクラニァに挿入された後で敏感になっていたが、クラニァの行為を我慢をした。
 ンパジブが何も言わずにいると、クラニァは遠慮なく、彼にバイブを突っ込み指も入れたりし始めた。
 ンパジブはもちろんそうだが、ウィームスラッシュ漬けの状態で、ハイなままクラニァは我慢できないといった感じでンパジブに挿入して来た。

 さっきと違ってクラニァは要領もよく、ンパジブの股を広げて、足を抱え込み、バイブをグチョグチョにぬらして使いそれを抜いた瞬間に、彼の巨大なものを再びンパジブの中に挿入して来るのだった。
 ンパジブはその間、鼻にティシュを突っ込んだままだ。
『ウワッ、』
 ンパジブにしてみれば、やはりそれが入る時…苦しい…けれど、クラニァはゆっくりゆっくりと自分のモノをねじ込み、そしてンパジブがした様に、今度はバックから攻め始めてきた。

『グワァァァ、』
 ンパジブはタオルをかじり、ウィームスラッシュで息をする位、それを吸っていた。
 一度逝った筈のクラニァのペニスが、薬も効いて、全く萎える事もなくンパジブを貫いている。
 うつ伏せにされたンパジブを、クラニァはガンガンついてきた。
 ンパジブはタオルをかじっていなければ、絶叫していたに違いない。
 そしてもう、受けるンパジブのペニスもビンビンになり、おさまらない状態になっていた。

「凄い最高、ンパジブさんのアナルたまらないです。」
 やがてそのクラニァも疲れたらしく動きが少し単調になったので、「交代しようか?」とンパジブは彼に言った。
 その提案に、クラニァはためらいもなく自分の股を開き、ウィームスラッシュを嗅いでいる。

 クラニァはンパジブが噛んでいたタオルを口に入れ、泣きそうな顔をしながらンパジブに掘られている。
 ペニスをビンビンにしてオス泣きしながらンパジブにぶち込まれて喜んでいるのだ。
 だが、今度はンパジブもそう簡単にいきそうにもないので、彼はまたクラニァと攻守を交代した。
 お互い、抜くとき、アアウッと声が出た。
 そしてウグーーッとぶち込まれる。

 2回ほどそんな事を繰り返して、互いのアナルはヒリヒリしてその肉が爛れたような状態になった。
 二人ともペニスが過度にイキリ勃って始末に負えない感じだったが、やがてやっとクラニァが「イキそう」と呟き、彼の巨大なペニスで再びンパジブに種付けをした。
 ンパジブは逝ったばかりのクラニァにペニスを抜かせ、絞まりの良いクラニァのアナルにンパジブのペニスを挿入して、クラニァの泣き顔とススリ泣きを楽しみながら、やっと逝った。


 ところが困ったことに、ンパジブ達のペニスはまだ萎えてはいなかった。
 ンパジブは、少し休憩を挟むつもりだったが、身体がその休憩を拒絶した。
 これにはどうしようもなく、ンパジブはクラニァを説き伏せ、自分の部下であるチョンヂェンを呼んだ。
 こうなれば新しい刺激を加えて澱のように貯まった欲望を爆発させるしか、リセットの方法がないのだ。

    ・・・・・・・・・

 部下のチョンヂェンは余程溜まっていたのか、やりたくてウズウズしていたらしく直ぐにやってきた。
 もちろんここでは部隊上の上下関係はない。
 チョンヂェンは部屋に入る前からその大きなペニスをギンギンに漲らせていた。
 チョンヂェンはクラニァを見ると、彼を気にいった様だったし、クラニァの方もチョンヂェンが満更ではないようだった。
 チョンヂェンはシャワーから出て来るや否やジュースを飲み干し、即、二人のいるベッドへ直行してきた。

「小隊長出陣の前祝いですかね。でも俺ならあんなとこ、除隊してでも行きませんがね。」
 チョンヂェンはそれ程、惑星浄土調査の裏を知っている訳ではない。
 だた、軍の中には、この調査に中堅幹部であるトルーマンが、軍の代表として参加するという噂話が拡がっていて、それを知っているだけだ。

 チョンヂェンは過去に一度、このトルーマンの下で働いた事があり、そこでトルーマンから手酷い煮え湯を飲まされている。
 チョンヂェンから言わせれば、トルーマンは国連科学機構にコネがあるだけの只の無能な軍人だった。
 しかもトルーマンはハギス患者だ。

 そのトルーマンの下で、自分が慕っている小隊長が遠征に出るという、チョンヂェンにはそれが面白くなかったのだ。

「まあ、そう言うな。それより今夜は、三人で思い切り楽しもうや。お前、溜まってるんだろう?」
 チョンヂェンは頷くと、いきなりクラニァのアナルを舐め出し始めた。
 これじゃまるで特攻攻撃だと笑いながら、このセックスには愛も儀式も何も必要ない事を、ンパジブは改めて思い出した。

 『ユックリしてやれ』と言うと、チョンヂェンは恐ろしく淫猥なオスの顔をして頷き、ズブッとクラニァにねじ込んでいく。
 クラニァはウィームスラッシュを吸って、もうヘロヘロになっていたが、ペニスだけは相変わらず怒張していた。
 チョンヂェンは「スゲー、ペニスしてるぜ」と言いながら喜悦の表情でクラニァを犯している。
 ユックリやってやれと言ったのに、チョンヂェンはもう全開だ。
 チョンヂェンは責めまくって、クラニァはアナルがヒリついているせいもあって、ヒィヒィ言ってる。

 二人の様子を見ていたンパジブも、段々興奮して来てペニスをまずチョンヂェンに向けた。
 チョンヂェンは余計に興奮して、ンパジブのペニスを音を立てて咥えこんだ。
 チョンヂェンは本当にSEXマシーンのような男で、こうなってもさっきより早く、クラニァに自分のペニスを挿入し続けている。
 次にンパジブは、二人の体位をバックに換えさせ、クラニァに自分のペニスをしゃぶらせた。

 ンパジブは興奮して、チョンヂェンのアナルに指を入れたり、クラニァのペニスをしごいたりした。
 チョンヂェンは、こういう自分の役回りを最初は嫌がっていたが、やはり根っからのSEXマシーンだ。
 最後はンパジブが彼の尻に指を入れても嫌がらなくなってきていた。

 騎乗位になってチョンヂェンは下から突き上げ、ンパジブはクラニァのペニスを亀頭責めにしてやり、チョンヂェンはンパジブのアナルを舐めている。
 やがてクラニァが絶叫しながら果てて、チョンヂェンはクラニァを押し倒し、種付けをした。

 ンパジブは恐ろしく興奮して、すかさず、犯された後のクラニァに自分のものを挿入してやった。
 もうクラニァに抵抗する力はなく、ススリ泣きしながらンパジブに掘られている。
 クラニァの中はただでさえきついし、逝ったあとの締め付けとチョンヂェンのザーメンで、中はドロドロ、、、ンパジブは久々にこんな感覚を味わった。

 横ではチョンヂェンが寝そべっていたので、ンパジブは彼のアナルに指を入れてやった。
 ウッと言ってチョンヂェンは顔を歪めたが、指の侵入自体は嫌がらない。
 そしてンパジブが驚いたことに、しばらくしてクラニァの様子を見ると、まだこの若者の逸物はいきり立っているのだ。
 そしてチョンヂェンも復活して、ンパジブのアナルに指を入れ返している。

 ンパジブは自分がまだいかないと思えたので、チョンヂェンのリクエストに応えてやることにした。
 ンパジブはクラニァのペニスを咥えながら、バックからチョンヂェンに犯された。
 やがてチョンヂェンは、クラニァにンパジブへ挿入するように言い、再びンパジブはクラニァを受け入れる事になった。

 ンパジブもアナルがヒリヒリして、あまりにも感度が良過ぎて変になりそうだったが、必死でそれをこらえ、チョンヂェンのペニスをしゃぶり、同時に彼のアナルに指を入れてやった。
 チョンヂェンには指が3本入った。

 ンパジブは『こいつ、ここに来るまでに既に誰かとヤッテきてる、』それでも又、男が欲しくなって俺の呼び出しに応じて、此処にやって来たのだと思った。
 ンパジブは自分の背後から、ネッチリと掘りこんでいるクラニァを少し待たせ、チョンヂェンに股を開かせてオイルをアナルに注ぎこんでやった。

 チョンヂェンは覚悟が出来てるようで、自分からウィームスラッシュを吸い、ンパジブは更にティッシュに沁み込ませ、それをあてがってやった。
 いつもンパジブを犯しているチョンヂェンを犯す事に、ンパジブは不思議な興奮を覚えた。
 目をトロンとさせ、欲しそうな目をしてンパジブを誘うチョンヂェンに、ンパジブはズブッとペニスをねじ込み、奥まで入れた。

 その間、クラニァは軽くユックリ腰を振ったりしている。
 つまり全体としては3連結だ。
 チョンヂェンはぶち込まれても平気でペニスを怒張させている。
 慣れるまで時間が掛かったが、3人はやっとリズミカルに動きだし、根元までペニスをガッチリねじ込んだりして、3人とも狂喜しながらヤリ捲りの状態になった。

 チョンヂェンも、クラニァのこの巨大サイズは、はじめてのようだったが、にもかかわらず痛がらず悶えている。
 やがてクラニァがいき、その時ンパジブは動かず、と言うより動けず、そのクラニァの激しい振動がンパジブのペニスを通じてチョンヂェンに伝わり、クラニァはさっき逝ったばかりなのに、またンパジブの中へ注ぎ込んで来た。

 ンパジブはどうせ直には萎えないだろうからと、クラニァには抜かずにいる様に言い、チョンヂェンのペニスを激しく扱いてやった。
 両手で亀頭根元に強烈な刺激を与えてやると、やがてチョンヂェンは「ウワァーーーッ」と叫びながら遂にいき、ンパジブはその大量のザーメンをチョンヂェンの顔に塗り、ペロペロ舐めクラニァのペニスが入ったままチョンヂェンに覆い被さった。


 ンパジブ達は、あまりの快感、満足感、虚脱感、疲労感にそのまま寝入ってしまった。
 そしてンパジブたちは、そのあと順番に一人ずつその体をオモチャにして遊び、翌日もSEX三昧で過ごした。
 そうやってンパジブは惑星浄土へ旅立つ前のみやげを作り、クラニァは惑星浄土調査計画の多少の情報を得、チョンヂェンは上官に対する隠して来た思慕の念を身体で埋めたのだった。



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