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ダボンナ王国独立編 ~リーズ・ナブルの人理《ひとり》立ち~
リーズ・ナブル、対峙して語る
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降って湧いた、貴族と平民の決闘騒ぎ。
ダールトンの要請で、いくらか時間を置いてからの開戦となり俺は現在闘技場と呼ばれるところの控え室で準備を整えていた。
式典用の服装から着替え、いつもの装いへと身を包んでいく。
俺が着ていたものは少ない給金から捻出した、それなりの防御力を有したものだ。間接や急所に鉄板を仕込み、最低限の防備としている。
まあ、俺は後方支援の戦闘補助の支援魔法使い、俺が戦闘に参加するときには直接戦うことのない陣営の後ろだし、もし俺が直接戦うことになったときは戦線が崩されたか奇襲にあうか、というところ。
そんな俺が、正面切っての戦いが出来るのかって?
まあ、見りゃわかると思うぜ。
控え室は今俺以外誰もいないようになっている。
先程までリティアやダグラス氏がいて今回の事態になった本当の理由を聞きにきていた。
あの式典のなか、誰も口を出せない、または出さないようにしていたなかで、俺は強引ともいえる手段で標的を変え話の流れを別の視点から指摘することでこの場を作り出した。
正直ここまで上手くいったことが奇跡だが、どうせ王子も誰かから指示されて動いていた部分があるんだろう。でなけりゃいくら王族だからって決闘だなんて言い出すとは思えない。そんな人がプリシアさんの婚約者となるとは思えないしな。
さて、そんなことをした俺に、リティアはそれはもう憤っていた。
何故そんなことをしたのか、これは自分がしなければならないことだ、なんて。
だったらさっき止めてくれりゃあよかったのに、今さらそんなことをいうこたねぇぜ、お嬢さん。
だから、俺ははっきりこういった。
「悪いな、獲物を奪っちまったか。だけどな、出る幕じゃねぇから引っ込んどいてくれよ」
突き放すようにそういったが、本心ということはない。
言葉にはしないところで、俺はリティアに伝えている。
いつかのように手を差し出して、組み合わせればそれで伝わるものがあるのだ。
それは言葉よりはっきりと伝わるものがある。
そうして無言になった彼女はまっったく表情の動かない父親を連れてここから去っていくのであった。
と、いうところで。
「---お時間になりました、どうぞこちらへ」
彼女たちがいなくなった室内で静かに準備を整え終えた俺に、開始を告げる。
さあ、いきますか。
俺はさほどの緊張感もなく、これから起こることを思った。
あのボンクラ君のことだ、どうせろくでもないことを考えていることだろうし、それも想像ができるくらいに陳腐でありきたりなものだろう。
そんな想像をしながら、俺は闘技場へ入場したのだった。
「はっ! よく臆することなく出てこれたな、そこだけは誉めてやろう下民!!」
ダールトン=スペルチナ。
今回俺が闘う相手は既に来ていたようで、全身鎧で身を守るこの国の標準的な騎士の装いで佇んでいる。
戦う前から剣を引き抜いてこちらに突きつけているが、そういうところから読み取れることもあるということもあるんだが・・・・・・まあ俺がわざわざいうことじゃないし、別にいいか。
「言い出しっぺが出ないわけないだろ」
「ふん! 貴様にせいで要らぬ手間を掛けることになった、この怒りは貴様のその体に叩き込まねば俺の気が済まん!! 覚悟するがいい!!!」
決闘を行う二人が揃ったことにより、闘技場に集まっていた様々な人たちの叫び声が響いて反響している。
その中でもこちらに聞こえてくるダールトンの言葉に、俺も返答する。しかし覚悟か、それはこちらの台詞なのだが。
「そっちこそ覚悟していただこう」
「なに?」
「そもそもこの真剣勝負、けしかけた俺がその覚悟をしていないとでも? それに言った筈だ、命を掛けるということを本当の意味で理解していただくと」
そう口にする俺に向けて、奴は表情を歪ませて何やら合図を出した。翳した手の動きに反応してか、奴の背後の入り口から動きが見える。
「だとするのなら、貴様は俺にそれを示せず散ることになるなぁあ!!!」
背後から出てきた者たち、それはいつぞや見た騎士、兵士の顔だった。十人ほどの騎士の方は確か事件の契機になったゴブリン討伐で怪我を負っていた奴らだ。
兵士の方は日頃から支援部隊を馬鹿にしていたような品性のないような連中だ。よく絡んできてはうざかったのを覚えている。それがまあわらわらと、よくもまあ集めたものだ。
「こいつらは今回のことに納得のいっていない者たちだ。自分達にも功績を上げる機会があったにも関わらず、支援部隊のようなクズどもが祭り上げられていることにな」
出てきたやつらの顔を見ればまあ不満そうなこと、全くもって不毛なやつらですわ。こんなことに参加するくらいならもっと建設的なことに汗水流せばいいってのに。
「俺は貴族だ。当然代理人を立てることはなんら違反ではない。俺と戦いたいというのなら、まずはこいつらの相手をしてもらおうか!!」
そう、これが俺の考えていたこと。
自己顕示欲があるくせにどこか小者であるこの男なら、真面目に戦うとは思えないと考えていた。
どんなことをしてくるかと考えて、一番ありそうなのがこれかなあなんて、ばっちり当たってましたわ。
いきなり出てきた奴らに観客席の人たちは困惑の声を上げるが、突如会場に響いてくる声がそれをかき消した。
『---皆様お待たせいたしました、どうやら全ての戦士が揃ったようです! 今回はこの戦いの聖地闘技場にて、冷めやらぬ血の猛りに誘われた猛者たちがぶつかり合うとのこと!!
私実況解説をさせていただきます、ミリンダ・アーツと申しますどうぞよろしく!』
それは俺が想定していた事態とは少し違うことを理解させるのに十分なほどに五月蝿いものだった。
どうやらあの野郎がこの状況を作ったらしい。
『今回はエキシビションマッチ!
力自慢の戦士たちが、英雄たちの一員だった方との対戦を希望した結果実現した特別な一戦となっております!
さあ! 一体どのような展開になるのか、開始の合図はもうすぐだ!!』
見世物、というには大袈裟に過ぎるくらいには見世物になっている。祭りの特別会場となっていたところでやることにどんな意味があるのかと思ったが、この一対多の状況に違和感を抱かせないためのものか。
どうやらいろいろと手配されているようだ、つくづく小者だが悪知恵が働く奴だ。
「どうだ、これほどの観衆のなかで戦う機会など無いだろう! ここでお前は自らが負ける姿を大勢に記憶されるのだ! もう逃げることは叶わん! せいぜい抵抗して無惨な姿を晒すがいい!!」
ダールトンの得意気な台詞は、確かに状況だけをみれば絶体絶命とも言えるもの。
だが。
「おお、ありがとよ」
「あ?」
それは俺からしたら、逆のことだ。
「お陰でお前に完璧な決着を叩きつけることができる。言い逃れはできねぇぞ」
調子が悪かったとか、そんな言い訳が意味を成さないこの状況。それで負ければお前は本当に立場がなくなる。
「この人数差、力量から考えれば妥当、とも言えねぇか。どうせゴブリンごときに負けるような奴らだ。集まったってなんだって話よな」
俺の言葉に怒りで顔を赤くしていく相手衆。
ヤル気満々、よろしいですこと。
「・・・吐いた言葉は戻せぬぞ!」
「ああ、お互いにな」
舌戦は此れにておしまい。
さあ、暴力の時間といこうじゃないか。
『---お待たせいたしました!
両陣営、準備がよろしいようです!
それでは! エキシビションマッチっ!
始めぇえええ!!!』
開戦の合図をきっかけに、走りだした戦士たち。
その後ろで高を括っているダールトンを見据えながら、俺は奴らと対峙する。
戦力差、俺一人に対しておよそ五十人。
敗北条件、戦闘不能。
勝利条件、全員の無力化、および対象一人を叩き潰すこと。
そんじゃまあ、やりますか。
ダールトンの要請で、いくらか時間を置いてからの開戦となり俺は現在闘技場と呼ばれるところの控え室で準備を整えていた。
式典用の服装から着替え、いつもの装いへと身を包んでいく。
俺が着ていたものは少ない給金から捻出した、それなりの防御力を有したものだ。間接や急所に鉄板を仕込み、最低限の防備としている。
まあ、俺は後方支援の戦闘補助の支援魔法使い、俺が戦闘に参加するときには直接戦うことのない陣営の後ろだし、もし俺が直接戦うことになったときは戦線が崩されたか奇襲にあうか、というところ。
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まあ、見りゃわかると思うぜ。
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先程までリティアやダグラス氏がいて今回の事態になった本当の理由を聞きにきていた。
あの式典のなか、誰も口を出せない、または出さないようにしていたなかで、俺は強引ともいえる手段で標的を変え話の流れを別の視点から指摘することでこの場を作り出した。
正直ここまで上手くいったことが奇跡だが、どうせ王子も誰かから指示されて動いていた部分があるんだろう。でなけりゃいくら王族だからって決闘だなんて言い出すとは思えない。そんな人がプリシアさんの婚約者となるとは思えないしな。
さて、そんなことをした俺に、リティアはそれはもう憤っていた。
何故そんなことをしたのか、これは自分がしなければならないことだ、なんて。
だったらさっき止めてくれりゃあよかったのに、今さらそんなことをいうこたねぇぜ、お嬢さん。
だから、俺ははっきりこういった。
「悪いな、獲物を奪っちまったか。だけどな、出る幕じゃねぇから引っ込んどいてくれよ」
突き放すようにそういったが、本心ということはない。
言葉にはしないところで、俺はリティアに伝えている。
いつかのように手を差し出して、組み合わせればそれで伝わるものがあるのだ。
それは言葉よりはっきりと伝わるものがある。
そうして無言になった彼女はまっったく表情の動かない父親を連れてここから去っていくのであった。
と、いうところで。
「---お時間になりました、どうぞこちらへ」
彼女たちがいなくなった室内で静かに準備を整え終えた俺に、開始を告げる。
さあ、いきますか。
俺はさほどの緊張感もなく、これから起こることを思った。
あのボンクラ君のことだ、どうせろくでもないことを考えていることだろうし、それも想像ができるくらいに陳腐でありきたりなものだろう。
そんな想像をしながら、俺は闘技場へ入場したのだった。
「はっ! よく臆することなく出てこれたな、そこだけは誉めてやろう下民!!」
ダールトン=スペルチナ。
今回俺が闘う相手は既に来ていたようで、全身鎧で身を守るこの国の標準的な騎士の装いで佇んでいる。
戦う前から剣を引き抜いてこちらに突きつけているが、そういうところから読み取れることもあるということもあるんだが・・・・・・まあ俺がわざわざいうことじゃないし、別にいいか。
「言い出しっぺが出ないわけないだろ」
「ふん! 貴様にせいで要らぬ手間を掛けることになった、この怒りは貴様のその体に叩き込まねば俺の気が済まん!! 覚悟するがいい!!!」
決闘を行う二人が揃ったことにより、闘技場に集まっていた様々な人たちの叫び声が響いて反響している。
その中でもこちらに聞こえてくるダールトンの言葉に、俺も返答する。しかし覚悟か、それはこちらの台詞なのだが。
「そっちこそ覚悟していただこう」
「なに?」
「そもそもこの真剣勝負、けしかけた俺がその覚悟をしていないとでも? それに言った筈だ、命を掛けるということを本当の意味で理解していただくと」
そう口にする俺に向けて、奴は表情を歪ませて何やら合図を出した。翳した手の動きに反応してか、奴の背後の入り口から動きが見える。
「だとするのなら、貴様は俺にそれを示せず散ることになるなぁあ!!!」
背後から出てきた者たち、それはいつぞや見た騎士、兵士の顔だった。十人ほどの騎士の方は確か事件の契機になったゴブリン討伐で怪我を負っていた奴らだ。
兵士の方は日頃から支援部隊を馬鹿にしていたような品性のないような連中だ。よく絡んできてはうざかったのを覚えている。それがまあわらわらと、よくもまあ集めたものだ。
「こいつらは今回のことに納得のいっていない者たちだ。自分達にも功績を上げる機会があったにも関わらず、支援部隊のようなクズどもが祭り上げられていることにな」
出てきたやつらの顔を見ればまあ不満そうなこと、全くもって不毛なやつらですわ。こんなことに参加するくらいならもっと建設的なことに汗水流せばいいってのに。
「俺は貴族だ。当然代理人を立てることはなんら違反ではない。俺と戦いたいというのなら、まずはこいつらの相手をしてもらおうか!!」
そう、これが俺の考えていたこと。
自己顕示欲があるくせにどこか小者であるこの男なら、真面目に戦うとは思えないと考えていた。
どんなことをしてくるかと考えて、一番ありそうなのがこれかなあなんて、ばっちり当たってましたわ。
いきなり出てきた奴らに観客席の人たちは困惑の声を上げるが、突如会場に響いてくる声がそれをかき消した。
『---皆様お待たせいたしました、どうやら全ての戦士が揃ったようです! 今回はこの戦いの聖地闘技場にて、冷めやらぬ血の猛りに誘われた猛者たちがぶつかり合うとのこと!!
私実況解説をさせていただきます、ミリンダ・アーツと申しますどうぞよろしく!』
それは俺が想定していた事態とは少し違うことを理解させるのに十分なほどに五月蝿いものだった。
どうやらあの野郎がこの状況を作ったらしい。
『今回はエキシビションマッチ!
力自慢の戦士たちが、英雄たちの一員だった方との対戦を希望した結果実現した特別な一戦となっております!
さあ! 一体どのような展開になるのか、開始の合図はもうすぐだ!!』
見世物、というには大袈裟に過ぎるくらいには見世物になっている。祭りの特別会場となっていたところでやることにどんな意味があるのかと思ったが、この一対多の状況に違和感を抱かせないためのものか。
どうやらいろいろと手配されているようだ、つくづく小者だが悪知恵が働く奴だ。
「どうだ、これほどの観衆のなかで戦う機会など無いだろう! ここでお前は自らが負ける姿を大勢に記憶されるのだ! もう逃げることは叶わん! せいぜい抵抗して無惨な姿を晒すがいい!!」
ダールトンの得意気な台詞は、確かに状況だけをみれば絶体絶命とも言えるもの。
だが。
「おお、ありがとよ」
「あ?」
それは俺からしたら、逆のことだ。
「お陰でお前に完璧な決着を叩きつけることができる。言い逃れはできねぇぞ」
調子が悪かったとか、そんな言い訳が意味を成さないこの状況。それで負ければお前は本当に立場がなくなる。
「この人数差、力量から考えれば妥当、とも言えねぇか。どうせゴブリンごときに負けるような奴らだ。集まったってなんだって話よな」
俺の言葉に怒りで顔を赤くしていく相手衆。
ヤル気満々、よろしいですこと。
「・・・吐いた言葉は戻せぬぞ!」
「ああ、お互いにな」
舌戦は此れにておしまい。
さあ、暴力の時間といこうじゃないか。
『---お待たせいたしました!
両陣営、準備がよろしいようです!
それでは! エキシビションマッチっ!
始めぇえええ!!!』
開戦の合図をきっかけに、走りだした戦士たち。
その後ろで高を括っているダールトンを見据えながら、俺は奴らと対峙する。
戦力差、俺一人に対しておよそ五十人。
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