蒼に恋して雪解けす

幽月 篠

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※想い通わせて※

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 貴方にならば全てを預けましょう


 宿の者から聞いた話によると、氷雨を襲った浪人達は俺達の部屋の隣に泊まりに来ていたそうであり、部屋を間違えたのだろうという。元々、評判が悪い浪人どもであったらしく、氷雨の件をきっかけに宿への出入り禁止となった。 
 だからと言って、氷雨を襲いかけたことを俺が許す訳がない。氷雨は熱はあの後下がるまでに十日もかかったのだのだ。熱が下がった後、氷雨はいつも通り振る舞っていたが、俺は片時も離れることをしなかった。
 あの事件から半月が経った日、夕方に氷雨が外出したいと言い出した。

「何だ? 塾の奴等と酒でも飲むのか?」
「違います。銀雪、君に用があります」

 一体なんだろうか。俺は首を傾げるしかない。だが、からかう気にもなれず、ただ氷雨に着いていく。氷雨はすたすたと僅かにいつもよりも早い足取りで、目的の場所へと向かった。
 銀雪は着いていく内に、いつもと違う雰囲気の通りに入ったことに気づく。そして、零月が足を止めた場所に来ると、銀雪は唖然とした。

「ちょっと待て氷雨! 此処ってお前には不馴れな………」
「知っております。しかし、もう決めたことなんです。着いてきてください」

 そして氷雨は出合茶屋の暖簾をくぐった。
 二人は案内され、部屋に入る。そこには2組の布団が並べられており、銀雪は己の心の臓がどくんと大きく跳ねるのを感じた。

「銀雪、そこに座ってください。話をしましょう」

 氷雨は振り返らない。氷雨の後ろ姿がいつもと違って見えるのは、気のせいだろうか。俺は言われるままに、部屋に足を踏み入れた。

「銀雪、この間はありがとうございました」

 氷雨は手をついて軽く頭を下げた。

「当たり前のことをしたまでだ。礼だけなら兎も角、頭を下げるな」

 それ以前に、礼だけならこんな場所に呼ぶな。勘違いしてしまうだろう。氷雨の顔を見る気分になれずに、目を逸らした。

「お願いがあるのです。その前にまず僕の顔を見てください」

 嫌だ。お前の顔なんて見たくない。何故かは分からない。嫌いなどではない。ただ胸の内が苦しくて……。でも此処で逃げる訳にはいかない気がする。
 銀雪はぎこちなく零月の顔を見た。氷雨の何か覚悟を決めたような瞳は、いつか江戸に来る道中に見た海の色。その瞳の色に吸い込まれそうで動けなくなる。

「銀雪……僕を抱いてくれませんか」

 銀雪は金縛りにあったように動けなくなる。百年以上生きてきたというのに何と答えればいいのか分からない。ただ、胸が苦しい。

「僕は狡い人間です。必死に上辺だけを繕って生きてきたんです。僕には気持ちなんて無い、ただ皆の期待に応えられれば良いと思っていました」

 狡いのではない。お前は酷く善人過ぎるのだ。全員の期待なんか、答えられる筈の無い。それなのに、懸命に人の期待に応えようとするお前の姿を見るのが辛かった。そう言いたいのに、喉の内から言の葉が這い出ない。

「今までいじめられたことだって我慢出来ました。だけどあの人達に囲まれた時は……怖かった……」

 その時、初めて青い瞳が揺れた。それと同時にどくんと己の鼓動が響く。

「寝巻きを剥がされた時、思い浮かんだのが銀雪だったんです。あの人達に手籠めにされるくらいなら……貴方に抱かれれば良かったと後悔しました」

 青い瞳が潤んでいく。お前は声を震わせて、それでも俺の瞳を真っ直ぐと見据えた。

「僕はもう後悔なんてしたくない。銀雪が良いのなら……」

 我慢出来ない。気づいたら氷雨の肢体を抱きしめていた。

「断れるわけ……ないだろ」

 情けなく俺の声も震えてしまう。せめて顔を見られないように、強く抱きしめる。

「俺は……お前を誰かに奪われるのが嫌だ」

 それは単純に獣の性だと思っていた。しかし………それは違うと今ようやく気づいた。

「お前のせいだ。お前のせいで俺は苦しい。お前を愛したせいで苦しくて堪らない……!」

 吐き出すように銀雪は言う。愛さなければ、苦しむことなどなかった。お前に出会わなければ、愛がこんなに苦しいものだなんて知らずに生きていられたのに。目頭が熱くなった時、髪を撫でられた。

「銀雪……君に僕の身体を預けます……」

 涙を一筋溢してお前は笑う。どうしようもなく優しく笑うお前の顔はお前の心を隠す盾であり、それが今ひび割れてその隙間からお前の心を見た気がした。

「承知した、我が愛する主よ。……氷雨様、貴方をお慕い申し上げております」

 こういう時ぐらい、畏まって想いを告げたい。ただし零月様等と言ってやらない。出会ってから今日まで。………いや、明日も俺にとってお前は俺の主の氷雨なのだ。

「僕もです……銀雪。僕の天命の許す限り傍にいてください」

 銀雪は泣きそうな顔で微笑んで頷くと、氷雨の唇に己の唇を重ねる。氷雨はそれを受け入れると涙を流して微笑んだ。




 月の明かりが差し込んだ部屋の中で、零月は裸身を銀雪の前に晒し、膝立ちになっていた。銀雪は脱がせ終わった零月の着物を畳に放って、零月を見上げる。

「綺麗だ」

 月の光を浴びた白い肌は絹のように滑らかで、髪も月光を受けて瑠璃の如き色で輝く。俺が思わず漏らした言の葉に、氷雨は紅潮した。

「やはり恥ずかしいです。それに綺麗だなんて……。僕の身体なんて見慣れているでしょ」
「まあ、よく一緒に風呂に入るからな。でもいつも綺麗だと思っている」

 殆どは本性の姿で一緒に入るが、普段から氷雨の細い身体付きを美しいとは思っていた。それに風呂に入る時は羞恥なんて感じてない顔をしているのに、今はどうだ。
 羞恥で潤んだ瞳で俺を見下ろし、頬を赤く染めている。それが可愛らしくて堪らない。氷雨が赤くなった顔を伏せて座り込むと、俺は氷雨を引き寄せた。

「銀雪、僕はこういう作法に慣れていなくて……」

 氷雨が色事に疎いのは知っていたが、表情が強張る程とは。震える氷雨の手を握り、氷雨の手の甲に口付けした。

「心配するな我が主。俺に任せてくれ」

氷雨は驚いたように俺を見ていたがふわりと微笑んだ。

「はい、銀雪。任せました」

 ああ、愛おしい。何故こんなにも氷雨を愛おしく感じてしまうのだろうか。俺は我慢できずに氷雨を押し倒した。しかし、氷雨を怯えさせないようにゆっくりと押し倒したので、俺としては耐えた方である。
 氷雨の鎖骨に唇を寄せると、氷雨はびくりと身体を震わせた。

「んっ……銀雪……」

 鎖骨から胸、腹と口付けを落とす度に氷雨の身体が震える。

「氷雨、かわいいな」

 耳元で囁くと、目を瞑って耐えていた氷雨が目を大きく見開く。そして耳まで真っ赤に染めて目を泳がせた。

「僕は男ですよ。からかって楽しいのですか」
「からかっていない。本当にお前を可愛いと思っているだけだ」

 氷雨の頬に手を添えて此方を向けさせる。正面から見た氷雨は、怒って良いのか喜んで良いのか分からないと言いたげな顔をしている。銀雪は笑みを浮かべると零月の唇に2度目の口吸いを施した。

「ふ………んん………っ…ぁ」

 銀雪の口吸いに氷雨はされるがままになって吐息を溢す。舌を絡め合う口吸いだけでも肌を重ねたかのように興奮してしまい、氷雨の胸や腰を弄りながら口内を貪る。銀雪が我に返って唇を離した時には既に、氷雨は大きく胸を上下して息をしていた。

「銀……雪……」
「ごめん……やりすぎた。今からしよう。氷雨、通和散かいちぶのりは?」

 氷雨はぜいぜいとしながら僅かに頭を上げた。

「道具なら、側の道具箱……にあると思います」

 言われる通りに小箱を開くと、思った通り紙の包みが入っている。包みを開くと、細切れになっている紙が入っていた。これがいちぶのりというやつか。 
 まったく、人間というものは快楽と食い物の為なら何でもする。まあ俺も人間の道具に頼らざるを得ない時点で同じ穴の狢だけどな。銀雪はいちぶのりを口に含んでどろどろになるのを待って指を口に入れた。

「氷雨、膝を立てて足を開いてくれ」
「ど……どうしてもですか?」

 主は快楽に溺れたことがないので声に躊躇いが含まれている。可哀想だが、足を開いてくれなければ主の身体を抱くことが出来ない。

「どうしてもだ。足を開いてくれないと氷雨、お前を抱くことが出来ない」

 本当は氷雨は恥ずかしいのだろう。それでも氷雨は言われた通りに膝を立てて足を開いた。風呂に入る時でも見ることはない氷雨の後ろ孔が露になり、俺はごくりと息を飲む。彼処に己の物を突き立てるのか。ならば相当馴らさないと、氷雨が痛い思いをしてしまうだろう。再び指にたっぷりといちぶのりを付けると、氷雨の後孔を撫でた。

「はっ……」

 氷雨が息を飲む音がする。氷雨にとっても初めてのことだ。慎重にしなければ。俺は何度か後孔の入り口を円を描くように撫でた後、指をゆっくりと入れていった。

「くっ………ぅ……」

 堪えるように氷雨が顔をしかめるので、中を探るようにしながら氷雨の身体に口付けを落としていく。そしてある一点を撫でた時、氷雨の身体が大きく跳ねた。

「ひぁ………!?」

 ようやくか。銀雪は安堵で息を吐くと、そこを集中的に責めた。

「銀……雪……! そこ……何か……変……!」

 氷雨が身を捩らせて艶やかな声を上げ始めたので、指を2本に増やしてそこを軽く引っ掻く。艶めいた声で鳴く氷雨が可愛い。何となしに氷雨の陽物を見ると、そこは涎を溢れさせて勃ち上がっていた。一回ぐらい達かせたほうが良いだろう。後孔を水音をわざと立てながら前を扱き始めると、氷雨は悲鳴のような声を上げた。

「やだっ……あんっ……銀雪……! 出ちゃうから………」
「我慢するな。一回ぐらい出しておけ」

 そうは言っても色事など未経験の氷雨。奥歯を噛み締めて堪えようとするので、俺は中を弄る指を指を3本にする。そして氷雨の胸の頂きを口に含んだ。

「やあ……あんん……!?」

 氷雨の身体が大きく跳ねると、精水が勢い良く噴き出した。

 もうそろそろ良いだろう。氷雨の後孔を弄っていた指を抜くと、氷雨は小さく吐息を溢した。

「氷雨……抱いていいか」

 俺は氷雨のように一糸も纏わぬ姿になってから、氷雨の反応を待つ。氷雨は優しげに笑い頷いた。

「はい。銀雪……お願いします」

 氷雨が俺の首に腕を回したのを合図に、俺は少しずつ己の陽物を氷雨の後孔に挿れた。

「ひ………っ……ぎ……」

 初めて重ねる身体は鍛えられているにも関わらず心配になるほど細くて、壊れてしまいそう。そして中はまだ締め付けが強い。ゆっくりと慣らしてから挿入するが、辛いのか氷雨は歯を食い縛る。指よりも太い感覚はやはりきついか。いつの間にか、氷雨の瞳には涙が溜まっていた。

「氷雨、辛いなら止めようか」
「大丈夫……です。銀……雪……最後までしてください……」

氷雨はぎゅっと俺を引き寄せてねだる。よくもまあ素直に言ってくれる。流れる涙を何度も指で掬いながら奥へと進めていく。

「銀雪……っ……」
「氷雨、深く呼吸しろ。俺はお前を傷つけたくない」

 氷雨は辛そうに息を吐くが、俺を求めてくれる。それに応えようと少しずつ押し進め、ようやく奥まで入った。

「氷雨、全部挿ったぞ」
「ありが……とう……」

 氷雨は涙を流しながら嬉しそうに笑う。それが愛おしくて繋がったまま口付けを落とした。

「氷雨……動いていいか?」
「はい……」

 氷雨の膝の裏を持つと、俺は少しずつ抽挿を始めた。

「んんっ………銀……雪……」

 緩やかに腰を突くだけで、氷雨は甘い吐息を吐き出す。何度も繰り返している内に、理性の輝きを放っていた瞳が快楽に蕩けていく様が扇情的で俺は少しずつ細い腰を激しく突いていく。それに合わせて氷雨も艶やかな声を上げていった。

「あんっ……は………う……んんっ…」

 互いの汗が混じり合う。互いの身体を一つにしている。嬉しくてたまらず、理性は情欲の前に無力になる。

「氷雨……好きだ……!」

 銀雪は余裕の無い顔で呟くと、前戯で氷雨が感じていた中の部分を突いた。

「私も…ひあああ………!?」

 銀雪の告白に答えようとしていた零月は感じる部分をいきなり突かれ悲鳴を上げる。そのまま激しく何度も腰を打ち付けると、零月は嬌声以外上げられなくなっていった。

「銀………雪………もうっ…………!」
「もうすぐ……達くのか?」

 氷雨は答える代わりに頷く。それを見ると、銀雪は笑いかけた。

「なら一緒に達こうか……」
「はい……」

俺は最後だと言わんばかりに打ち付ける。

「あ……ああぁ__っ……!!」

 氷雨は身体を大きく仰け反らせる。その中でどろりと己の物が爆ぜた。


 銀雪は寝息を立てている氷雨の身体を清めてから、着物をその身体に掛けた。

「流石に耐えられなかったか」

 しかし初めてにしては頑張った方だろう。銀雪は零月の頭を撫でた。次は求められるか分からない。それでも、次はもっと優しく抱きたい。

「氷雨………愛している」

 人の子に恋慕を抱くなんて思いもしなかった。それでも、後悔などしていない。それどころか、今が幸せで仕方がない。

「銀雪……僕も貴方を愛しています」

 銀雪が驚いて氷雨の顔を見ると、氷雨は微笑んで銀雪の顔を見ていた。

「何だ、起きてたのか」
「いや、今起きた所です」

 氷雨はゆっくりと起き上がると、月を見上げた。

「綺麗な月ですね」
「そうだな。契りを祝ってくれているようだ」

 銀雪は後ろから零月を抱きしめる。

「銀雪……貴方が大好きです」

 心から愛する者が、俺の愛に応えてくれる。それがどんなに嬉しいことか。銀雪は喜びのあまり本性に戻って駆け回りたいのを必死に堪える。その代わり、ぎゅっと零月を抱きしめた。

「俺もお前が大好きだ、氷雨」

 最初は江戸に来るなんて、氷雨のような上方の者には心ごと身体を壊すのではと思ったこともあった。実際に風邪も引いたし、江戸の忙しなさに中々慣れないまま。だが、こうやって氷雨と愛し合うことができた。その点は良かったのかもしれない。
 静まりきった部屋の中、二人は再び口付けをする。そんな二人に、月が優しく光を注いでいた。



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