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#18 再会(2)
「では、行って参りますっ!」
「お、おう。なんか知らんが、気をつけてな?」
「はいっ!滅してきますっ!」
「……いや、何をだよ」
学は気合い入りまくりの京子を見送った……。
くだんの電話がかかってきた翌週の初めのことである。
学は電話の相手と直接会うことになった。本当は土日のどちらかがよかったが、相手側の都合がつかず今日になったのだ。
そして、学校に行った放課後。
いつも行き帰りを共にする京子に用事があって一緒に帰れないことを告げると、何やら彼女の方も用事があるようで。
学校前には黒塗りの長い高級車がとまっていた。
春の麗らかさが吹き飛ぶ気炎を上げつつ、京子が車に乗り込んで行ってしまい、今に至る……。
「いざ出陣って感じだったなあ。何があるんだか」
「……後ほど否が応でもお分かりになると思います」
隣で迎えに来ていた彩花がそんなことを言う。
「そうだな、明日聞けばいいよな」
「そのような意味で言ったのではないのですが……ともあれ、ご主人様。「九条クイーンホテル」までご案内いたします。タクシーと電車、どちらがよろしいでしょうか?」
「電車でいいよ。時間もあるしね。ナビ、よろしく」
「畏まりました、ご主人様」
学はもう当たり前のようにメイドに先導され街中を歩いて行く――。
「見るからに高級ホテルじゃないか。しかも歴史ある感じの」
九条クイーンホテル。
九条家――正確に言えば、九条グループが経営する系列会社の一つ。
そのエントランスに足を踏み入れた学はそうこぼす。
中はきらびやかなシャンデリアがあったり、アーチのついた柱があったり、まるで宮廷のような雰囲気があったが、それ一辺倒ではなく、和風な生け花や壁紙に市松模様のアクセントなど、うまい具合に和が取り込まれている。
まるい首をめぐらし、感嘆の息をもらす学。
対して平然とした様子の彩花が言う。
「ここは官公庁エリアにあって、海外から訪れる要人のもてなしの時にも使われております。九条クイーンホテルと同格のものとしましては「ホテル・ビリオン」の名が挙がりますが、あちらとは品が1段も2段も違います」
「なあ、俺って学ランなんだけど。彩花はメイド服だし。場違いじゃないか?」
「よろしいのでは?あと、メイド服は冠婚葬祭からダンジョンに至るまであらりとあらゆる場面で通用するフォーマルな服装にございます。そも、ここには私以外のメイドもおります」
「――田代学様ですね、お待ちしておりました」
「気づけばメイドがいるよね、この世界。どうなってんの……」
彩花と瓜二つのメイド服の彼女に案内され、学はエレベーターに乗る。
学の重たい体をもたやすく受け止めるふかふかなマットレスの敷かれたそれに運ばれやって来たのは、最上階。ロイヤルスイートルームがあるフロア。
もはやここホテルか?絶対、一泊じゃ使い切れないだろ?という広さの豪奢なリビングルームに通された。
その瞬間――。
「てやああああ!!」
入り口から顔を覗かせた学に飛んでくる、刃。
しかも、その刃には紅蓮の炎が舐めるようにまとわりついている。
一見、ピンチな状況。だが、そこは元勇者。
学は腰が引けるどころか、一歩前に踏み込むと。
炎の刃をかわし、その先の長い柄――薙刀のそれを掴み取る。
前に突き出された薙刀を強引にさらに引っ張り、下手人を引き寄せた。
「ひゃぁ!?」
引っ張られた下手人は学のまるい腹にぶつかってぽよよんと弾んだ。
学は下手人が倒れないように腰を支え、薙刀をその手から取り上げて。
「室内で「魔法具」なんて振り回したら危ないだろ――京子」
「へっ?どうして学さんがここに?」
富士額の大和撫子然とした端麗な顔立ち。
お目々をぱちくりとさせた近衛京子と見つめ合っていると。
一拍おいて、奥から一人の女性が飛んでくる。
「ちょ、ちょっと、京子ちゃん!?何やってるの!?今日来る男性はお姉さんの大事なお客様って言ったよね!?」
「えええええ!環さんが言っていた「素敵な男性」って学さんのことだったんですかっ!」
「素敵な男性?」
「しーっ!!それ、言っちゃ駄目なやつだからぁ!!!」
学がパラレルワールドに帰還した2日目。
ダンジョン前の広場で出会った、暗澹として佇んでいたデブ女――九条環との再会はなんとも締まらないものだった……。
「それにしても随分、印象が変わったな。もちろん、いい意味で」
「そ、そうかな?」
「ああ。頑張ったんだな」
「えへへ、学くんに褒められるとお姉さんも嬉しいな」
テーブルを囲んだコの字状のソファ。それぞれの「辺」に学、京子、環は座っていた。3人の背後には彩花を含めた「メイド教団」のメイドが立っており、適宜、お菓子を出したりお茶をついだりしている。
今、学は正面の環と自己紹介をし終わったところだ。
環の方が学よりも三歳ほど上だが、気軽に接して欲しいと彼女にお願いされたので、くだけた感じになっている。
学が改めて見ても環の印象は変わっていた。
いまだぽっちゃりしているが前よりスリムになった体型はもちろんだが、優しげな垂れ目とふくよかな胸元を強調するメイクと服装は大人っぽさと色っぽさをかもし出していた。
「私が変われたのは全部、学くんのおかげだよ」
「俺は大したことしてないさ」
「そんなことはない。あの時、学くんが私に魔力を込めた魔石をくれなかったら、私は何も変わらないまま今も同じ日々を繰り返していたと思う。あの時、私を応援してくれて、勇気をくれて、本当にありがとう」
「……そっか、礼は受け取っておくよ」
学はまだ環にどんな事情があって何に悩んでいたのかはよくは知らない。
だが、彼女が心の底から感謝しているのだけは伝わってきた。
そんな真面目な雰囲気――は長くは続かなかった。
自分の言ったストレートな言葉に照れたのか、環が頬を染めてうつむくと、唇をきゅっとつぐんだまま、垂れ目な目でちらりちらりと学の顔をうかがってくる。
そんな表情をされれば、学としても段々むずがゆくなってきて。
学はこほんと咳払いを一つ。
それから、京子の方へ話を振る。
彼女は学と環の間にあるソファでしゅんと肩を落としていた。
「そろそろ京子は復活してくれ。俺は別に怒ってないから」
「そうですか……?はぁ……」
京子は安堵と後悔が入り混じったため息を吐く。
「そもそもあの攻撃は俺にあてるつもりはなかったんだよな?」
「はい……今日来るのは、環さんを騙し食い物にするロクでもない男性の方だと思い込んでいましたから。一発ガツンとやって交渉の主導権をこちらで握るつもりだったのですが」
「ガツンとって、京子ちゃん、あなた……」
「環さんが悪いんですよ~っ、来るのが学さんならそう言ってください~」
「京子ちゃんが名前を聞かなかっただけだからね?それに、お姉さんは大丈夫?薙刀持ってるけど、大人しくしててね?交渉はお姉さんがするから、いてくれるだけで十分だからね?って何度も念を押したよね?」
「むぅ~」
「京子ちゃん?」
「はい……私が悪かったです。学さんも、環さんも勝手してしまい、申し訳ありません」
その後は京子の機嫌も復調し、暫し歓談の時を過ごした。
主に学に関しての話題だったが。
学の高校でのあれこれを京子がさすがの話術で臨場感たっぷりに語り、環がそれを興味津々と聞き、学は居心地の悪さに鏡餅の置物と化してやりすごした。
話の流れで今晩は3人でレストランで食事をすることになった。
すでにレストランの予約は取っているという。
だが、その前に。
今日、学が環と直接会うに至った本題に入る――。
「お、おう。なんか知らんが、気をつけてな?」
「はいっ!滅してきますっ!」
「……いや、何をだよ」
学は気合い入りまくりの京子を見送った……。
くだんの電話がかかってきた翌週の初めのことである。
学は電話の相手と直接会うことになった。本当は土日のどちらかがよかったが、相手側の都合がつかず今日になったのだ。
そして、学校に行った放課後。
いつも行き帰りを共にする京子に用事があって一緒に帰れないことを告げると、何やら彼女の方も用事があるようで。
学校前には黒塗りの長い高級車がとまっていた。
春の麗らかさが吹き飛ぶ気炎を上げつつ、京子が車に乗り込んで行ってしまい、今に至る……。
「いざ出陣って感じだったなあ。何があるんだか」
「……後ほど否が応でもお分かりになると思います」
隣で迎えに来ていた彩花がそんなことを言う。
「そうだな、明日聞けばいいよな」
「そのような意味で言ったのではないのですが……ともあれ、ご主人様。「九条クイーンホテル」までご案内いたします。タクシーと電車、どちらがよろしいでしょうか?」
「電車でいいよ。時間もあるしね。ナビ、よろしく」
「畏まりました、ご主人様」
学はもう当たり前のようにメイドに先導され街中を歩いて行く――。
「見るからに高級ホテルじゃないか。しかも歴史ある感じの」
九条クイーンホテル。
九条家――正確に言えば、九条グループが経営する系列会社の一つ。
そのエントランスに足を踏み入れた学はそうこぼす。
中はきらびやかなシャンデリアがあったり、アーチのついた柱があったり、まるで宮廷のような雰囲気があったが、それ一辺倒ではなく、和風な生け花や壁紙に市松模様のアクセントなど、うまい具合に和が取り込まれている。
まるい首をめぐらし、感嘆の息をもらす学。
対して平然とした様子の彩花が言う。
「ここは官公庁エリアにあって、海外から訪れる要人のもてなしの時にも使われております。九条クイーンホテルと同格のものとしましては「ホテル・ビリオン」の名が挙がりますが、あちらとは品が1段も2段も違います」
「なあ、俺って学ランなんだけど。彩花はメイド服だし。場違いじゃないか?」
「よろしいのでは?あと、メイド服は冠婚葬祭からダンジョンに至るまであらりとあらゆる場面で通用するフォーマルな服装にございます。そも、ここには私以外のメイドもおります」
「――田代学様ですね、お待ちしておりました」
「気づけばメイドがいるよね、この世界。どうなってんの……」
彩花と瓜二つのメイド服の彼女に案内され、学はエレベーターに乗る。
学の重たい体をもたやすく受け止めるふかふかなマットレスの敷かれたそれに運ばれやって来たのは、最上階。ロイヤルスイートルームがあるフロア。
もはやここホテルか?絶対、一泊じゃ使い切れないだろ?という広さの豪奢なリビングルームに通された。
その瞬間――。
「てやああああ!!」
入り口から顔を覗かせた学に飛んでくる、刃。
しかも、その刃には紅蓮の炎が舐めるようにまとわりついている。
一見、ピンチな状況。だが、そこは元勇者。
学は腰が引けるどころか、一歩前に踏み込むと。
炎の刃をかわし、その先の長い柄――薙刀のそれを掴み取る。
前に突き出された薙刀を強引にさらに引っ張り、下手人を引き寄せた。
「ひゃぁ!?」
引っ張られた下手人は学のまるい腹にぶつかってぽよよんと弾んだ。
学は下手人が倒れないように腰を支え、薙刀をその手から取り上げて。
「室内で「魔法具」なんて振り回したら危ないだろ――京子」
「へっ?どうして学さんがここに?」
富士額の大和撫子然とした端麗な顔立ち。
お目々をぱちくりとさせた近衛京子と見つめ合っていると。
一拍おいて、奥から一人の女性が飛んでくる。
「ちょ、ちょっと、京子ちゃん!?何やってるの!?今日来る男性はお姉さんの大事なお客様って言ったよね!?」
「えええええ!環さんが言っていた「素敵な男性」って学さんのことだったんですかっ!」
「素敵な男性?」
「しーっ!!それ、言っちゃ駄目なやつだからぁ!!!」
学がパラレルワールドに帰還した2日目。
ダンジョン前の広場で出会った、暗澹として佇んでいたデブ女――九条環との再会はなんとも締まらないものだった……。
「それにしても随分、印象が変わったな。もちろん、いい意味で」
「そ、そうかな?」
「ああ。頑張ったんだな」
「えへへ、学くんに褒められるとお姉さんも嬉しいな」
テーブルを囲んだコの字状のソファ。それぞれの「辺」に学、京子、環は座っていた。3人の背後には彩花を含めた「メイド教団」のメイドが立っており、適宜、お菓子を出したりお茶をついだりしている。
今、学は正面の環と自己紹介をし終わったところだ。
環の方が学よりも三歳ほど上だが、気軽に接して欲しいと彼女にお願いされたので、くだけた感じになっている。
学が改めて見ても環の印象は変わっていた。
いまだぽっちゃりしているが前よりスリムになった体型はもちろんだが、優しげな垂れ目とふくよかな胸元を強調するメイクと服装は大人っぽさと色っぽさをかもし出していた。
「私が変われたのは全部、学くんのおかげだよ」
「俺は大したことしてないさ」
「そんなことはない。あの時、学くんが私に魔力を込めた魔石をくれなかったら、私は何も変わらないまま今も同じ日々を繰り返していたと思う。あの時、私を応援してくれて、勇気をくれて、本当にありがとう」
「……そっか、礼は受け取っておくよ」
学はまだ環にどんな事情があって何に悩んでいたのかはよくは知らない。
だが、彼女が心の底から感謝しているのだけは伝わってきた。
そんな真面目な雰囲気――は長くは続かなかった。
自分の言ったストレートな言葉に照れたのか、環が頬を染めてうつむくと、唇をきゅっとつぐんだまま、垂れ目な目でちらりちらりと学の顔をうかがってくる。
そんな表情をされれば、学としても段々むずがゆくなってきて。
学はこほんと咳払いを一つ。
それから、京子の方へ話を振る。
彼女は学と環の間にあるソファでしゅんと肩を落としていた。
「そろそろ京子は復活してくれ。俺は別に怒ってないから」
「そうですか……?はぁ……」
京子は安堵と後悔が入り混じったため息を吐く。
「そもそもあの攻撃は俺にあてるつもりはなかったんだよな?」
「はい……今日来るのは、環さんを騙し食い物にするロクでもない男性の方だと思い込んでいましたから。一発ガツンとやって交渉の主導権をこちらで握るつもりだったのですが」
「ガツンとって、京子ちゃん、あなた……」
「環さんが悪いんですよ~っ、来るのが学さんならそう言ってください~」
「京子ちゃんが名前を聞かなかっただけだからね?それに、お姉さんは大丈夫?薙刀持ってるけど、大人しくしててね?交渉はお姉さんがするから、いてくれるだけで十分だからね?って何度も念を押したよね?」
「むぅ~」
「京子ちゃん?」
「はい……私が悪かったです。学さんも、環さんも勝手してしまい、申し訳ありません」
その後は京子の機嫌も復調し、暫し歓談の時を過ごした。
主に学に関しての話題だったが。
学の高校でのあれこれを京子がさすがの話術で臨場感たっぷりに語り、環がそれを興味津々と聞き、学は居心地の悪さに鏡餅の置物と化してやりすごした。
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