異世界転移して獣人王子様に見初められた俺がオメガになって世界を救う、かもしれない!?

わをん

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 本作は独自考案したファンタジー要素とスタンダードなオメガバース設定をミックスしています。

 わかりにくい側面があると思われますので、予め設定を書いてから本編に移りたいと思います。


① 要注意 : オメガバースは作者の独自解釈です。本作におけるアルファはサベラと呼ばれる王族の獣人のみです。また、オメガとは異世界に迷い込んだニンゲンのことを指します。


② 舞台となる国は議会主義的君主制をとる小国です。農業など第一次産業で潤う一方、大きな港をいくつも運用し、他国との交易を積極的に行うようなグローバリズムを保つ比較的平和な国です。エンジンを作る技術はあるが一般家庭に電力供給するには至っていないような時代背景のイメージでお願いします。


③更に要注意 : 〈迷い人 : ヴァンダラー〉と呼ばれるオメガには必ず女体化(三ヶ月で急激に変化していく)が起きます。外見上の女体化(フェミニジールング)が完了した時点で女オメガと呼ばれるようになります。


④ ごく稀に外見上の変化を伴わないニンゲンが男オメガと呼ばれて重宝されます。男オメガは非常にレアで、現在の国王、および王太子の妻はいずれも男オメガです。アルファの獣人はアルファと男オメガの交配でのみ生まれます。


⑤ 王族であるアルファは思春期以降に現れる激しい破壊衝動と強い性的欲求(ラット)を抑える為、定期的にオメガと性交渉をもたなければなりません。また、オメガには通常三ヶ月に一回の発情期が起こりますが、相性の良いアルファとの性行為によって発情をコントロールすることができます。


⑥ アルファと女オメガの子供は獣人、ニンゲンいずれもが生まれますが、必ずベータになります。そのときはニンゲンの男子であっても女体化しません。ベータとして生まれた子供は王族以外のベータとの婚姻によって民間に降ります。


⑦ 世襲である王族に自由恋愛はありません。直系は男オメガを娶り、傍系は女オメガを娶ることが暗黙の了解として強制されます。アルファとオメガは運命の番と呼ばれて、ラブロマンスとして民間に受け入れられています。近隣諸国含めて一夫一妻制です。



 このような世界線で出会った人間と獣人が運命の恋に落ちます——。


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