第二次戦国時代

豆大福

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大阪編

第2話 初出勤

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 はっきりいいますが、コテコテの大阪人は嫌いです。それが例え知事であっても関係ありません。

4月 大阪府庁正面玄関

 私の名前は山城美香。大阪府に新しく配属された職員だ。ただ普通の職員ではない。幼少期から頭が良かった私はそのままエリート街道を進み大阪で有数の進学校である北野高等学校、そのまま大阪大学の法学部に進学。どちらも主席として卒業した。私が言うのもなんだけど他と比べると相当博学だと思う。
そんな私の就職先は昔から決めていた。
ここ大阪府庁の官僚として働くことだ。
そして今日初出勤である。本当は大ホールに集まり説明会をするのが普通なのだがここ大阪は"噂の知事"が就任してから滅多にすることがないという。
まぁ、それはさておき遂に私の初めての社会人生活が始まるのか。しかも外の景色を見ると綺麗な青空が広がっていて、まるで私が来たことが天命のよう、、、、、

 は、、私。しっかりしなさい。ここは全国でも有数の大阪府庁。気合い入れていかないと、気を緩めてもいいことなんて何もない。平常心、、、そうだ平常心でいこう。この日から私の官僚人生が始まるんだ!
そんなことを思いつつこの大阪府庁に足を踏み入れた。
まず目の前には受付嬢がいたため目的を果たすことにした。
「あの、すいません。私、ここ大阪府庁の官僚の山城で知事にご挨拶しに来たのですが、、」

「分かりました。では、少しの間お待ちください」

そう言われると私はその後ろの椅子に腰掛けた。ここの知事は変わっていて全体でのオリエンテーションはしないのに官僚や公務員としてここで働く場合は必ず知事に挨拶しなければならないというルールがある。私の視点で思うのが知事みたいな忙しい人にそんな時間なんてあるのかな、と疑問に思うのだが、それより何か私忘れているような、、
って、髪の寝癖を治していなかった!
どうしよう、どうしよう。私としたことがいつも完璧に物事を進めるのによりによってなんで今日なのよ。そんなことを思いつつすぐさま化粧室に早歩きで向かった。

化粧室
よかったー。櫛があって助かったわ。だけど、受付嬢には、、、そう思うと急に顔が赤くなってしまった。だが、そんなことを思いながら席に急いで戻ると、受付嬢から

「山城様、執務室で知事がお待ちです。隣のエレベーターで最上階の18階にお進みください」

そう言われると、すぐに私はエレベーターの前に向かった。上のボタンを押す前にむ目の前のドアが開いて沢山のスーツを着た綺麗な女性陣が話しながら出てきた。
(ねぇ、今日仕事終わったら合コンに行かない。)
(それ、めっちゃいいね。ところでお相手は?)
(なんと医者に弁護士、さらに若手の社長らしいよ。しかも、全員イケメン!)
(それ本当!なら、今日は可愛いかいかないとね。)
(それ、私も参加したーい!)
(なら、今日は3人でいこう!仕事終わらせよ。)
(さんせーい!)

私はそれを聞いて少しムカッとしちゃった。
そしてエレベーターに乗り上のボタンを押して、一人になったタイミングで、、
「なにが、合コンよ。ここはそんなところじゃないのよ」
そんなことを思っていたらすぐに最上階の18階に到着した。

 開いた瞬間、そこには別世界が広がっていた。綺麗な絨毯にお洒落な家具、そして柱の木々はとても鮮やかだった。エスカレーターから降りた後、長い通路を真っ直ぐ進むと突然異様な程大きくて立派な扉があり、その上には"執務室"と立派に書かれてあった。

「ここかぁ、、、、、緊張してきたな」
最後の身だしなみの確認をした。
襟は曲がっていない、ネクタイは真っ直ぐ、皺もなく髪も、、、、OK!
そして私はその扉に3回ノックをした。
そうするとはっきりとそして真っ直ぐな返事が聞こえた。

「どうぞー」

そして私は緊張しながら扉を開いた。

「失礼しま、、、、、」

(顎やめろ腋やめろ脛やめろ!ドリルせんのかーーい!)

「ハハハハハ!マジで何回聞いてもおもろいな」

「、、、、え?」





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