21 / 62
奈々という存在
みんなと思い
しおりを挟む
心優「なーちゃん。私は大丈夫だから心配いらないから」
私「…」
言葉を作ってでも口から出ない…
喉の奥に詰まって出てこない
___本当に大丈夫なの?
言いたかった言葉
きっと大丈夫じゃない
こういう人は大丈夫じゃない時ほど大丈夫だと言う
お姉ちゃんも狼零もそうだった
だから怖い
いなくなってしまう
そう思ってしまう
だから今度は聞かなきゃ…言わなきゃいけないのにッ‼︎
響「なー!皐月さん連れてきた…よ。」
響「なー…家の裏、みんなで行こう?」
響は落ち着いて言った
私「…うん」
この場合決定権は私にある。これ以外の答えはいえない
外に出ると
心愛「なーちゃん‼︎いいこと教えてあげよっか⁉︎」
とかいいだした
私「えっ‼︎あっ…うん。」
心愛「なーちゃんは笑ってるのが可愛いのよ!」
私「えっ…急に何?」
心優「私もなーちゃんには笑っててほしいって思う。そのために泣きたい時には泣かないと…‼︎」
心美「…ッまぁお前はいいやつだし…」
あっ…涙出てきた。
私「ッ‼︎なんでッ‼︎なんでそんなに優しいの…?」
心愛「…私はね___もう後悔したく無いのよ」
私「?」
心愛「知ってるのに無理して苦しませて失うのは嫌なの」
私「…」
言葉が出てこない
心愛だってたくさん、失ってしまったんだ
知らなかった
ただ捨てられた子だと思ってた
でも今知れた
それだけで今は満足…
響「なー。貴方はやっぱり特別ね」
私「響?」
響「貴方に出会って変わったの…私にも大切って思えること、教えてもらったから」
私「ッ‼︎」
響「感謝してる
___なーの事、愛してる」
??「___奈々…君のこと愛してる」
?????「私もよ奈々…」
私「ッ‼︎みんなは似てる…」
心優「…?誰と?」
心優は特にだけど…
みんな似てる
だから護りたいって思ったのかな?
??「___お前がいなければッ!」
私「ッ‼︎私の…せい」
???「そうだ。全部お前のせいだ‼︎」
私「ッ‼︎」
心優「なーちゃん‼︎避けて‼︎」
___え?
あっ…もう、死んでしまった方がいいのかな?
だってこんなにたくさん、命の危機に見舞われるなんて神様は私に生きてほしく無いってこと?
全部全部私のせいなんだから償わなきゃ…
心美「何やってる?お前なら逃げれたろ⁉︎」
私「だって…」
心美「気にしてるのか?全部お前のせいだって言うの…」
私「…」
私「事実だよ。私がいたから襲われた」
心優「それは___‼︎‼︎」
???「油断してるからだ」
心優「くッ‼︎‼︎」
私の世界は赤く染まって…
また繰り返す?
いや‼︎もう大切な人のあんな顔見たくない‼︎
みんな戦える状態じゃない
私しかいない…
私「私は‼︎負けない‼︎みんなを護りたいって、思ったから‼︎」
鏡花さん「…いい覚悟ね奈々」
私「鏡花さん⁉︎」
鏡花さん「おそくなってごめんなさい」
鏡花さん「さぁ‼︎行くわよ!」
私「…」
言葉を作ってでも口から出ない…
喉の奥に詰まって出てこない
___本当に大丈夫なの?
言いたかった言葉
きっと大丈夫じゃない
こういう人は大丈夫じゃない時ほど大丈夫だと言う
お姉ちゃんも狼零もそうだった
だから怖い
いなくなってしまう
そう思ってしまう
だから今度は聞かなきゃ…言わなきゃいけないのにッ‼︎
響「なー!皐月さん連れてきた…よ。」
響「なー…家の裏、みんなで行こう?」
響は落ち着いて言った
私「…うん」
この場合決定権は私にある。これ以外の答えはいえない
外に出ると
心愛「なーちゃん‼︎いいこと教えてあげよっか⁉︎」
とかいいだした
私「えっ‼︎あっ…うん。」
心愛「なーちゃんは笑ってるのが可愛いのよ!」
私「えっ…急に何?」
心優「私もなーちゃんには笑っててほしいって思う。そのために泣きたい時には泣かないと…‼︎」
心美「…ッまぁお前はいいやつだし…」
あっ…涙出てきた。
私「ッ‼︎なんでッ‼︎なんでそんなに優しいの…?」
心愛「…私はね___もう後悔したく無いのよ」
私「?」
心愛「知ってるのに無理して苦しませて失うのは嫌なの」
私「…」
言葉が出てこない
心愛だってたくさん、失ってしまったんだ
知らなかった
ただ捨てられた子だと思ってた
でも今知れた
それだけで今は満足…
響「なー。貴方はやっぱり特別ね」
私「響?」
響「貴方に出会って変わったの…私にも大切って思えること、教えてもらったから」
私「ッ‼︎」
響「感謝してる
___なーの事、愛してる」
??「___奈々…君のこと愛してる」
?????「私もよ奈々…」
私「ッ‼︎みんなは似てる…」
心優「…?誰と?」
心優は特にだけど…
みんな似てる
だから護りたいって思ったのかな?
??「___お前がいなければッ!」
私「ッ‼︎私の…せい」
???「そうだ。全部お前のせいだ‼︎」
私「ッ‼︎」
心優「なーちゃん‼︎避けて‼︎」
___え?
あっ…もう、死んでしまった方がいいのかな?
だってこんなにたくさん、命の危機に見舞われるなんて神様は私に生きてほしく無いってこと?
全部全部私のせいなんだから償わなきゃ…
心美「何やってる?お前なら逃げれたろ⁉︎」
私「だって…」
心美「気にしてるのか?全部お前のせいだって言うの…」
私「…」
私「事実だよ。私がいたから襲われた」
心優「それは___‼︎‼︎」
???「油断してるからだ」
心優「くッ‼︎‼︎」
私の世界は赤く染まって…
また繰り返す?
いや‼︎もう大切な人のあんな顔見たくない‼︎
みんな戦える状態じゃない
私しかいない…
私「私は‼︎負けない‼︎みんなを護りたいって、思ったから‼︎」
鏡花さん「…いい覚悟ね奈々」
私「鏡花さん⁉︎」
鏡花さん「おそくなってごめんなさい」
鏡花さん「さぁ‼︎行くわよ!」
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
愛する夫が目の前で別の女性と恋に落ちました。
ましゅぺちーの
恋愛
伯爵令嬢のアンジェは公爵家の嫡男であるアランに嫁いだ。
子はなかなかできなかったが、それでも仲の良い夫婦だった。
――彼女が現れるまでは。
二人が結婚して五年を迎えた記念パーティーでアランは若く美しい令嬢と恋に落ちてしまう。
それからアランは変わり、何かと彼女のことを優先するようになり……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
