24 / 25
【第二十四話】私、あなたのしたこと絶対に許しませんよ:秋葉実.txt
しおりを挟む
今日は友人の春野千春さんの結婚式です。
千春さんも春野という名字から変わってしまうんですね。
春野なんてかわいい苗字じゃないですか、私も好きだったんですよね。
寂しくはありますが、うれしいことです。
「やあ、秋葉さん、こうやって話すのはお久しぶり? かな?」
久しぶりに会う一夏さんは、なんというまるで変っていない感じがします。
相変わらずダメなオーラを身にまとっていますね。
「あっ、一夏さん…… うーん、あなた、ちょっと席外してきますね、はい」
「私、あなたのしたこと絶対に許しませんよ」
そう言って睨んでやります。
睨みつけてやります。
「あれ? さっきの旦那さん? 写真よりだいぶいいじゃない?」
「あの写真は二人でおはぎ食べて太っていた時のですし! あの時でも旦那様はかわいいですし!」
そうです!
あの時の旦那様が一番の私の理想です!
最高です!
「はいはいっと、それを許さないって話?」
「違いますよ。冬至さんにあなたがしたことですよ!」
まったくこの人は。
千春さんと別れた翌日から冬至さんの部屋にしばらく通い詰めまでして……
悲痛な冬至さんの叫び声を一日中聞くこっちにもなってほしいですよ。
「えー、なんで? 結果オーライじゃん? 誰も損してないよ?」
「それは、そうかもしれませんけども!」
そうなんですか?
その辺はよくわかりませんね……
どうなんでしょうか?
「結局、冬至君も私以外の女を知らずじまいでいたのか」
「な、ななな、なんてことを言うんですか!」
その話は千春さんから聞いたのですかね?
千春さんもなんでそんなことまで話してしまうんですか。
「まあ、今晩からは千春が相手なんだろうけども、しかし、冬至君もなんていうか律儀だね、結婚するまでしないとか」
「素敵じゃないですか!」
そうですよ。今時珍しく素敵な心構えです!
「そう言う秋葉さんはどうだったの?」
「言えません! だからこそ、素敵なんですよ!」
なんてことを聞いてくる人なんですか!
田舎はそもそも娯楽が少ないんです!
「まあ、そういうこともあるか。ま、千春の奴、自分が優位に立てると絶対思ってるだろうけど、そうはならないからな。今晩どうなるのか、楽しみだなぁ。とはいえもう何年もたってるのは不安だよなぁ、今から復習しに行ったほうがいいのかな?」
「本当に最低な人ですね!」
なんで千春さんはこんな人とまだ友人でいられるんですかね。
もうそういう関係ではないって千春さんは言ってましたが。
「なに? でも、それで千春の将来的な浮気を防げるかもしれないんだよ?」
「千春さんはそんな人…… とは言えませんが。浮気はしない人ですよ! ちゃんと別れてから次の方へ行っています!」
そ、そうです。
千春さんは確かに恋多き女性ですが、その辺の最低限の分別はつけてますよ!
「千春は真面目だからなぁ。じゃあ、離婚危機の回避ということでね?」
「結婚式当日に離婚とか、ほんと信じれません!」
本当にこの人はひどい人ですね。
「それより、どう? そのおなかの子」
「それはもうすくすくと育ってますよ」
そう言って大きくなったお腹を撫でます。
とても愛おしいです。
「今日も田舎から、そのお腹で出て来たんでしょう? 大変だったんじゃない? どう久しぶりの都会は?」
ほんと、この方は口だけは達者で……
「素敵ですが、私にはまぶしすぎますね、またに来るのちょうどいいです」
そうですね。
確かに都会は素敵な場所ですが、私には田舎のほうが良いですね。
たまに遊びに来るくらいのほうが良いです。
「そう? ま、こっち来たら声かけてよ」
「嫌です。私、あなた嫌いです」
絶対声はかけません!
でも、千春さんと会うとセットで付いてきそうですね……
冬至夫妻としてどうなんですかね? その辺は。
何とも不思議な友人関係ですよね。
「あら悲しい。まっ、仕方ないか。けど結婚って思ったよりもいいもんだね。千春のドレス姿綺麗だったよ。私もしたくなっちゃったよ」
「そうですよ、結婚は良い物ですよ!」
それだけは同意ですね!
千春さんも春野という名字から変わってしまうんですね。
春野なんてかわいい苗字じゃないですか、私も好きだったんですよね。
寂しくはありますが、うれしいことです。
「やあ、秋葉さん、こうやって話すのはお久しぶり? かな?」
久しぶりに会う一夏さんは、なんというまるで変っていない感じがします。
相変わらずダメなオーラを身にまとっていますね。
「あっ、一夏さん…… うーん、あなた、ちょっと席外してきますね、はい」
「私、あなたのしたこと絶対に許しませんよ」
そう言って睨んでやります。
睨みつけてやります。
「あれ? さっきの旦那さん? 写真よりだいぶいいじゃない?」
「あの写真は二人でおはぎ食べて太っていた時のですし! あの時でも旦那様はかわいいですし!」
そうです!
あの時の旦那様が一番の私の理想です!
最高です!
「はいはいっと、それを許さないって話?」
「違いますよ。冬至さんにあなたがしたことですよ!」
まったくこの人は。
千春さんと別れた翌日から冬至さんの部屋にしばらく通い詰めまでして……
悲痛な冬至さんの叫び声を一日中聞くこっちにもなってほしいですよ。
「えー、なんで? 結果オーライじゃん? 誰も損してないよ?」
「それは、そうかもしれませんけども!」
そうなんですか?
その辺はよくわかりませんね……
どうなんでしょうか?
「結局、冬至君も私以外の女を知らずじまいでいたのか」
「な、ななな、なんてことを言うんですか!」
その話は千春さんから聞いたのですかね?
千春さんもなんでそんなことまで話してしまうんですか。
「まあ、今晩からは千春が相手なんだろうけども、しかし、冬至君もなんていうか律儀だね、結婚するまでしないとか」
「素敵じゃないですか!」
そうですよ。今時珍しく素敵な心構えです!
「そう言う秋葉さんはどうだったの?」
「言えません! だからこそ、素敵なんですよ!」
なんてことを聞いてくる人なんですか!
田舎はそもそも娯楽が少ないんです!
「まあ、そういうこともあるか。ま、千春の奴、自分が優位に立てると絶対思ってるだろうけど、そうはならないからな。今晩どうなるのか、楽しみだなぁ。とはいえもう何年もたってるのは不安だよなぁ、今から復習しに行ったほうがいいのかな?」
「本当に最低な人ですね!」
なんで千春さんはこんな人とまだ友人でいられるんですかね。
もうそういう関係ではないって千春さんは言ってましたが。
「なに? でも、それで千春の将来的な浮気を防げるかもしれないんだよ?」
「千春さんはそんな人…… とは言えませんが。浮気はしない人ですよ! ちゃんと別れてから次の方へ行っています!」
そ、そうです。
千春さんは確かに恋多き女性ですが、その辺の最低限の分別はつけてますよ!
「千春は真面目だからなぁ。じゃあ、離婚危機の回避ということでね?」
「結婚式当日に離婚とか、ほんと信じれません!」
本当にこの人はひどい人ですね。
「それより、どう? そのおなかの子」
「それはもうすくすくと育ってますよ」
そう言って大きくなったお腹を撫でます。
とても愛おしいです。
「今日も田舎から、そのお腹で出て来たんでしょう? 大変だったんじゃない? どう久しぶりの都会は?」
ほんと、この方は口だけは達者で……
「素敵ですが、私にはまぶしすぎますね、またに来るのちょうどいいです」
そうですね。
確かに都会は素敵な場所ですが、私には田舎のほうが良いですね。
たまに遊びに来るくらいのほうが良いです。
「そう? ま、こっち来たら声かけてよ」
「嫌です。私、あなた嫌いです」
絶対声はかけません!
でも、千春さんと会うとセットで付いてきそうですね……
冬至夫妻としてどうなんですかね? その辺は。
何とも不思議な友人関係ですよね。
「あら悲しい。まっ、仕方ないか。けど結婚って思ったよりもいいもんだね。千春のドレス姿綺麗だったよ。私もしたくなっちゃったよ」
「そうですよ、結婚は良い物ですよ!」
それだけは同意ですね!
0
あなたにおすすめの小説
現実とサキュバスのあいだで ――夢で告白した相手が、同居を始めた話
そう
青春
ある日家に突然現れた謎のサキュバスのホルさん!
好感度はMAXなようで流されるがまま主人公はホルさんと日常を過ごします。
ほのぼのラブコメというか日常系小説
オチなどはなく、ただひたすらにまったりします
挿絵や文章にもAIを使用しております。
苦手な方はご注意ください。
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
先輩から恋人のふりをして欲しいと頼まれた件 ~明らかにふりではないけど毎日が最高に楽しい~
桜井正宗
青春
“恋人のふり”をして欲しい。
高校二年の愁(しゅう)は、先輩の『柚』からそう頼まれた。
見知らずの後輩である自分になぜと思った。
でも、ふりならいいかと快諾する。
すると、明らかに恋人のような毎日が始まっていった。
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる