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ひらきかけのどあ
ひらきかけのどあ
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男が自分の部屋から出た時、空き部屋のドアが開いているのに気が付いた。
誰も使っていない部屋なのに、誰が部屋のドアを? と考える。
なぜなら、その日は妻と子供たちは出かけており、男しか家にいなかったからだ。
窓から差し込む光が朱色になっている。
もう夕方だ、男はその光を見てそう思う。
そろそろ妻も子供も帰って来る頃だろう、男はそんなことを思う。
そして、男は開いてたドアを閉めようとする。
そうすると、そのドアが、ゆっくりと閉じていく。
ただ、最後までは閉まらない。
風かなにかか、男はそんなことを思う。
だが、一人でに動くドアは、風のせいだと思っていても不気味なものだ。
男が早くドアを閉めてしまおう、そう思い開きかけのドアの前まで行く。
ドアノブの手を男が伸ばすとき、ドアの隙間から何かが、男を見上げていた。
白い顔、白目がないかのような黒い瞳。
真っ赤な開かれた口。
そんな、恐らくはだが、子供の顔だった。
男はビクッとして、そのままドアを閉じてしまう。
そして、確かめるためにすぐにドアを開く。
誰もいない。
今は使われいない物置代わりの部屋だ。
色々と物が置かれ、奥の窓から真っ赤な夕日だけが差し込んできている。
なんだったのだと、男が呆然としていると、妻と子供たちが帰って来る。
男は妻にさっきの事を話す。
それを聞いた妻は昼寝でもして寝ぼけていたのではと呆れかえる。
だが、その話を聞いていた下の子が、それきっと〇〇ちゃんだよ、と言った。
その名を聞き、上の子も〇〇ちゃん遊びに来てたんだ、とそんなことを言う。
男と妻は子供達に話を聞く。
〇〇ちゃんいつの間にかに遊びに来て、夕方になると勝手に帰ってしまうらしい。
最近は遊びに来てなかった、と、子供達は口を揃えて言った。
どこの子? と妻が聞くと、子供達は知らない、と答える。
子供達に嘘をついている様子はない。
それからというもの、稀に使われてない部屋のドアが勝手に開いていることがある。
男も妻も、その開いているドアには不気味がって近づかなくなった。
なぜだがはしらないが、今は子供達の前に〇〇ちゃんとやらは現れていないようで、男はその事だけは安心している。
どうこうできるモノでもないし、男と妻は経過を見守るしかない。
今はそれだけの話だ。
誰も使っていない部屋なのに、誰が部屋のドアを? と考える。
なぜなら、その日は妻と子供たちは出かけており、男しか家にいなかったからだ。
窓から差し込む光が朱色になっている。
もう夕方だ、男はその光を見てそう思う。
そろそろ妻も子供も帰って来る頃だろう、男はそんなことを思う。
そして、男は開いてたドアを閉めようとする。
そうすると、そのドアが、ゆっくりと閉じていく。
ただ、最後までは閉まらない。
風かなにかか、男はそんなことを思う。
だが、一人でに動くドアは、風のせいだと思っていても不気味なものだ。
男が早くドアを閉めてしまおう、そう思い開きかけのドアの前まで行く。
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白い顔、白目がないかのような黒い瞳。
真っ赤な開かれた口。
そんな、恐らくはだが、子供の顔だった。
男はビクッとして、そのままドアを閉じてしまう。
そして、確かめるためにすぐにドアを開く。
誰もいない。
今は使われいない物置代わりの部屋だ。
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最近は遊びに来てなかった、と、子供達は口を揃えて言った。
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それからというもの、稀に使われてない部屋のドアが勝手に開いていることがある。
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今はそれだけの話だ。
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