女子大生の魔女裁判―高級プリン盗難事件―

八木山

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おじさん 装備:ホームシアター

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かいり:
ということでトイレに失礼して~・・・

あかり:
おい、そっちは玄関

ゆかり:
潔白なら説明できるはずだよな、かいり

かいり:
いやいやいや、何もしてないのに何を説明するって言うんですか
特殊相対性理論とか?

あかり:
まさかこいつの口から墾田永年私財法以外の漢字七文字が出て来るとは・・・

ひかり:
出来るんならしてもらいたいけどね、逆に

ゆかり:
そもそも逃げようとした時点で大分黒い

ぽかり:
たしかに
なにかはやってるしょうこ

ひかり:
一人でお風呂の湯を張っておいて、その上余罪があるの?
今のうちに白状した方がいいんじゃないかな
死にたくないならさァ!
お姉さん、怒りたくないなぁこれ以上ァ!

かいり:
ひぇっ・・・(恐怖)

ゆかり:
(こいつはこいつで矛先が逸れてイキイキしすぎだな・・・)

ぽかり:
で、じっさいなにしたの

かいり:
い、いやァ特に何も?
無駄に疑われるのが嫌だっただけですけど?

あかり:
ならその消化器官の不調はどう説明するんだ

かいり:
え、えぇ・・・?ストレスじゃないですか?
皆さんがギスギスしてるんで^^;

ぽかり:
あさからなにたべたか、おもいだそうか

かいり:
自分、認知症のおばあちゃんじゃないですけどね・・・
うーん、あれ、朝は確か・・・あれ、何だっけ
うーん、食べたもの・・・食べたっけ?

あかり:
認知症のおばあちゃんくらい出てこないじゃねーか・・・

ゆかり:
朝ごはん作ったの、おばあちゃんでしょ

かいり:
そうですよね?
自分が目玉焼きを全員分焼いたんでした
そう、あれは・・・洗い物一つない、綺麗なキッチンでしたね・・・

ゆかり:
それを目玉焼きを焼くだけでどうして蒲田の街中華くらい汚れるのか

ひかり:
余罪 +1

あかり:
ドゥーーーン...

かいり:
余計なことを思い出してしまいました・・・
ポ、恨みますよ!

ぽかり:
おまえがちゃんと あとかたづけしていれば ささないでいてやった
おまえのたいだをうらむんだな ばかたれ

ひかり:
そもそも昼まではプリンはあったんだから朝まで戻らなくてよくない?

かいり:
ですね、自分は勿論わかってましたけど
えー、朝ごはん食べてすぐにバイトに行ったので
最初に言った通り、15時半くらいに家まで戻るまではプリンのことなんて忘れてました

ぽかり:
ちゃんとおもいだして
おひるごはんはなにをたべたの
おなかいたくなるようなもの、たべなかった?

かいり:
はい!いきなりステーキで素敵なステーキを粋な店長におごってもらいました!

ひかり:
今、長イキアキヒコって言わなかったか?

ゆかり:
聴くだけで頭痛くなる日本語だな

あかり:
お前、昼からいきなりいきなりステーキだと!?
実質ギャラ飲みじゃないか、それ

ひかり:
セクハラとかされてるでしょ
新型のマッサージ器具があるんだよー、って!

あかり:
うちにホームシアターあるから来なよ~
とか言われたんだろ、このアバズレ!デカ胸!

かいり:
家電量販店の店長ってだけでそこまで信用ないんですか・・・?
ホームシアターの下りは言ってましたけどね

ぽかり:
で、なにをたべたの
ちゃんと ひはとおした?

かいり:
ワイルドステーキ、焼き方は弱火でじっくり
少なくともその後ジョギングしている間は特にお腹が痛むことはなかったんですよ
そりゃ公園で水道水も飲みましたけど、それで毎回お腹痛めてたらキリないですから

あかり:
じゃあ家に帰った後風呂に入って消費期限切れのプリンを食べたと

ぽかり:
Q.E.Dってね

かいり:
早計ですねぇ、やはり猿に深い思考は無理なのかな?
そこまで言うなら、自分も出させてもらいますよ、ポ!

ぽかり:
ひごろかんしゃのてがみでもかいたのかな?

かいり:
いや、あなたがプリンを食べたという、ですよ!
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