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昼時間①
怪しい男、こいつ犯人ですよ絶対!マジで。マジ!
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最後に部屋から青い部屋に現れたのは、サングラスをかけた、舌の長い男だった。
「やっと全員揃ったわけだ」
黒須十と名乗った男は、汗をぬぐいながら言う。
サングラスを頑なに外そうとしない黒須と、絶対に外させたい向日葵の死闘は実に醜かった。
「今じゃなくていいだろ!」という仰木の言葉がなければ、向日葵が「コミュを進めると外れたスチルがみられるんぢゃね?」と、納得することはなかっただろう。
日向向日葵。乙女ゲーはやるけど、決してオタクには優しくないタイプの女である!
ここで4人について簡単にわかったことをまとめておこう。
日向向日葵
20歳。女。神奈川在住。大学を中退し現在はエンタメ系配信者。
仰木扇
20歳。男。東京在住。T京平成大学社会人文学部。テニサーのチャラ男。
黒須十
20歳。男。大阪在住。大阪大河大学芸術学部。この状況に物怖じしていない。
猫原にゃんこ
20歳。福島県警交通課勤務の巡査。背の高いロリババア
わかったことと言えば、4人に共通するのは20歳ということことだけ。
生まれも育ちもいた場所も全然違う。
仰木は経緯を話し始めた。
「俺ら3人はこの青い部屋に着て、説明を受けたんだ。誰かが誰かを殺さないとここから出られない、って」
二人も、何も言わずに向日葵の反応を見ている。
何も口を挟まない、ということは本当なのだ。
「だから黒須の発案で、誰かが誰かを殺してもすぐ犯人がわかるようにしようってことになったんだ」
まず、猫原は仰木のカードを持って猫原の部屋に入る。
仰木は猫原のカードを預かり、猫原を閉じ込める。
黒須は自分の部屋に自分のカードを持って入る。
こうすると猫原を殺害できるのは仰木だけとなり、仰木を殺害できるのは黒須だけとなる。
「難しいけど多分分かったと思うわ」向日葵、勇気のサムズアップ。
「・・・それ100%わかってないやつの言うことじゃない?ねぇ?」
黒須はコホンと咳払いしてから続ける。
「お前が寝ている間に全員でこの空間を調べたが、出口も水道も食料もない。あのアナウンスの通り、誰かが誰かを殺さない限り、いずれ全員野垂れ死にだ」
「質問。そのアナウンスって、グタイテキにどんな内容なん?」
その時だった。
ブー、と先ほどと同じブザー音が鳴った。
黒須は「説明を聞けばわかるさ」と言い、顔をそむけた。
「やっと全員揃ったわけだ」
黒須十と名乗った男は、汗をぬぐいながら言う。
サングラスを頑なに外そうとしない黒須と、絶対に外させたい向日葵の死闘は実に醜かった。
「今じゃなくていいだろ!」という仰木の言葉がなければ、向日葵が「コミュを進めると外れたスチルがみられるんぢゃね?」と、納得することはなかっただろう。
日向向日葵。乙女ゲーはやるけど、決してオタクには優しくないタイプの女である!
ここで4人について簡単にわかったことをまとめておこう。
日向向日葵
20歳。女。神奈川在住。大学を中退し現在はエンタメ系配信者。
仰木扇
20歳。男。東京在住。T京平成大学社会人文学部。テニサーのチャラ男。
黒須十
20歳。男。大阪在住。大阪大河大学芸術学部。この状況に物怖じしていない。
猫原にゃんこ
20歳。福島県警交通課勤務の巡査。背の高いロリババア
わかったことと言えば、4人に共通するのは20歳ということことだけ。
生まれも育ちもいた場所も全然違う。
仰木は経緯を話し始めた。
「俺ら3人はこの青い部屋に着て、説明を受けたんだ。誰かが誰かを殺さないとここから出られない、って」
二人も、何も言わずに向日葵の反応を見ている。
何も口を挟まない、ということは本当なのだ。
「だから黒須の発案で、誰かが誰かを殺してもすぐ犯人がわかるようにしようってことになったんだ」
まず、猫原は仰木のカードを持って猫原の部屋に入る。
仰木は猫原のカードを預かり、猫原を閉じ込める。
黒須は自分の部屋に自分のカードを持って入る。
こうすると猫原を殺害できるのは仰木だけとなり、仰木を殺害できるのは黒須だけとなる。
「難しいけど多分分かったと思うわ」向日葵、勇気のサムズアップ。
「・・・それ100%わかってないやつの言うことじゃない?ねぇ?」
黒須はコホンと咳払いしてから続ける。
「お前が寝ている間に全員でこの空間を調べたが、出口も水道も食料もない。あのアナウンスの通り、誰かが誰かを殺さない限り、いずれ全員野垂れ死にだ」
「質問。そのアナウンスって、グタイテキにどんな内容なん?」
その時だった。
ブー、と先ほどと同じブザー音が鳴った。
黒須は「説明を聞けばわかるさ」と言い、顔をそむけた。
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