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番外編
ホワイトデー《後日談》
しおりを挟む「あれ、まだ食べてねぇの?」
咲良の部屋に漫画を返しに来た煌夜が、ふと置いていた箱を見つめた。
それはホワイトデーに煌夜が私にくれたもので、私の好きなマカロンだ。それも大好きな洋菓子屋の。
「食べたよ?」
「なんで箱、置いてるんだよ。ないんだったら捨てれば?」
「まだ一つ残ってるの」
煌夜からもらったマカロンは六つ。高かっただろうに申し訳ない。
チョコレートと抹茶と苺が二つずつ入っていた。最後の一つは抹茶だ。大好物だけれど、なんだか勿体無くて置いている。
「早く食べれば?」
「んー…これはね、悲しいときに食べないと」
「はぁ?」
「悲しくてどうしようもないときに、食べるの」
「意味わかんねぇ」
消費期限まであと二ヶ月。
それまでに私が失恋する日は来るのかな?
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