1 / 86
第1話 残業で作ったモンスター資料と召喚術
しおりを挟む
「あー、マジかー」
俺、高橋修斗は大きなため息を吐いた。
きっと、目の前の光景を見れば誰だって同じ反応をするだろう。
二十六歳、中小ゲーム会社勤務のどこにでもいる平凡なクリエイター。
天才と呼ばれるわけでもなく、ただ作業としてコンテンツを作り出す日々。
最近はスマートフォン向けの新作ゲームアプリ――いわゆるソシャゲの開発が忙しく、残業に追われていた。
今日だって、さっきまで会社にいたはずだ。
どんどんと積まれていくタスクに辟易しながら、栄養ドリンク片手に資料を作っていた。
そして、時計の長針が夜の十二時を回るのを自席のパソコンの前で迎え、二徹明けの寝不足の頭でコーヒーを飲もうと立ち上がった時、急な立ちくらみに襲われたのだ。
視界は真っ暗になり、意識も失った。
そして再び目を開けた時、俺は会社のオフィスではない場所に立っていた。というか、屋内でさえない。
というか――日本でもない。
どこまでも緑が広がっていた。ゲームなどでよく見る草原そのものである。
俺は丘のように少し高くなったところにいた。おかげで辺りを見渡すことができる。
丘を下った所には、幅三メートルほどの河川と、川沿いに街道のようなものが存在した。
右を向けば、少しいったところに小規模な森林が存在していて、何かの動物の鳴き声が聞こえてくる。
左を向けば、かなり遠くだが峡谷があるようで、地面は途切れているようだ。
「これ、まさか異世界ってやつじゃ……」
まだまだ下っ端とはいえ、俺は新作アプリの世界観やモンスターの設定、短いシナリオテキストなどを作っていた。
そんな業界にいるものだから、ゲームを初めとして、ライトノベルやアニメなどの流行りのエンタメ情報には自然と詳しくなる。
最近、異世界に転移したり転生したりするライトノベルが流行していると聞いていたが、今の状況はそれそのものだった。
「え、じゃあ俺死んだの?」
思わず、そんな言葉が口から出た。
もしかして、二徹の寝不足状態でいきなり立ち上がったことで、立ちくらみを起こして倒れ、そのままどこか尖ったところに頭でもぶつけたのかもしれない。
「まあ……でも、いいかもしれないな。正直、今の仕事、楽しくなくなってたし……」
子供の頃からクリエイターになるのが夢だった。
だが、理想と現実は違っていたし、その現実は過酷だった。
「ま、夢見てるのかもしれないしな。どうせなら、この状況を楽しもう」
自分が死んだのか、夢を見ているのかなんて、ここで考えても全く答えが出ない話だった。
ならば、今はこの世界を思いっきり楽しんだ方がいい。たとえ現実で死んでいたとして、この世界で今、俺は生きている。それでいいじゃないか。
「こういう異世界転移系の作品は、異世界に来るときに何らかの力を手に入れるのが王道だよな。さてと、俺も何かもらえたのかな?」
全身を確認してみるが、最強武器的なものを装備しているわけではないし、誰かに転生しているわけでもない。知っている自分自身だ。
「となると、特殊能力か? 素早く動ける……わけでもないし、魔法が使える……わけでもないな」
魔力みたいなものが身体を巡っている感じもしないし、いきなり戦闘をできるような運動神経も手に入っていない。
「あれ……これもしかして、何も能力を持ってないんじゃ……」
俺がそう、不安げに呟いた時だ。
そう遠くない緑の地面がうっすらと光っているのを見つけた。
俺は首を傾げながら近寄っていく。
そして、そこで輝いている物体を見つけて顔をしかめた。
「俺が作ってたモンスター設定の資料じゃねえか……」
草むらの中に、見覚えのある十枚ほどの紙をまとめた資料が、なぜか神秘的な光を放って鎮座していた。
謎の神々しさがある。
新作アプリ内で登場する大量の敵モンスターの設定を、徹夜で必死で書いた資料だ。ジャンルがRPGであることもあり、敵モンスターがたくさん必要だったのだ。
資料に書かれている情報は、モンスターの名前、種族と簡単な外見・能力の説明文だけの簡単なものである。昨日の残業で作ったからよく覚えている。
「しかし、なんで光を放ってんだ……まるで、伝説の道具みたいな貫禄あるぞ……」
そう言って、資料を手に取った瞬間。
突然、黒く禍々しい輝きが資料から放たれた。
「な、なんだ……!?」
うねるような黒い輝きに、俺の残業によって完成した大切な資料が飲み込まれていく。
「お、俺の徹夜の成果が~~~!!」
異世界転移してしまったのだから、もう必要のないものだと頭ではわかっていても、残業した四、五時間のことを思うと情けない声も出る。
そして、黒い光は一度強く輝いて紙資料を包み込んでから、高速で収束して消滅した。
何事もなかったかのように、静寂と草原のそよ風が戻ってくる。
「な、なんだったんだ……まさか俺じゃなくて、俺の資料が特殊能力をもらったのか? あの資料を主人公として異世界最強物語が始まるのか……?」
そんな意味のわからないことを口にするほど、資料が消失したショックは大きい。
だが、そんな落胆は一瞬で消し飛んだ。
俺が涙を滲ませて空を仰いだ瞬間、自分を取り囲むように先ほどの邪悪な黒い光が、天から大量に無数に降り注いだ。
強烈な衝撃が草原を揺らす。
立っていられずに、俺はその場に尻餅をついた。
「な、なんだよ!?」
まるで、ゲームの中で高威力魔法を撃ち込まれたかのような、派手な見た目の現象だった。
そして、その黒い光が全て消え、周囲をしっかり見回せるようになった時、俺は呆気に取られて口を大きく開いてしまう。
――さっきまで誰もいなかった草原に、百体以上にのぼる異形のモンスターが立っていたのだ。全員が、俺を囲んでいた。
骸骨のような姿のモンスターがすぐ隣で、人間のように腕や足首を回している。
二メートル以上の巨体にそれ以上の長さの翼を持ち、大きな角を二本生やした悪魔は欠伸をしている。
どこかから持ってきた玉座を草原に直置きして座っている、冠を被った人間型モンスターはよく見れば、身体が腐食していた。
「あ、これ死んだな」
俺は目を瞑る。どう考えても、この包囲を突破して助かる道はない。いっそ一思いにやってほしいと大人しく待ってみるが、襲われる気配がしなかった。
俺は疑問に思って、そっと目を開いていく。
そして飛び込んできた光景は異世界に転移した時以上の驚きをもたらした。
百体以上の醜悪なモンスター、俺のことを瞬殺できるであろうその異形の怪物たち。
――その全てが、俺を前にしてひれ伏していた。
俺、高橋修斗は大きなため息を吐いた。
きっと、目の前の光景を見れば誰だって同じ反応をするだろう。
二十六歳、中小ゲーム会社勤務のどこにでもいる平凡なクリエイター。
天才と呼ばれるわけでもなく、ただ作業としてコンテンツを作り出す日々。
最近はスマートフォン向けの新作ゲームアプリ――いわゆるソシャゲの開発が忙しく、残業に追われていた。
今日だって、さっきまで会社にいたはずだ。
どんどんと積まれていくタスクに辟易しながら、栄養ドリンク片手に資料を作っていた。
そして、時計の長針が夜の十二時を回るのを自席のパソコンの前で迎え、二徹明けの寝不足の頭でコーヒーを飲もうと立ち上がった時、急な立ちくらみに襲われたのだ。
視界は真っ暗になり、意識も失った。
そして再び目を開けた時、俺は会社のオフィスではない場所に立っていた。というか、屋内でさえない。
というか――日本でもない。
どこまでも緑が広がっていた。ゲームなどでよく見る草原そのものである。
俺は丘のように少し高くなったところにいた。おかげで辺りを見渡すことができる。
丘を下った所には、幅三メートルほどの河川と、川沿いに街道のようなものが存在した。
右を向けば、少しいったところに小規模な森林が存在していて、何かの動物の鳴き声が聞こえてくる。
左を向けば、かなり遠くだが峡谷があるようで、地面は途切れているようだ。
「これ、まさか異世界ってやつじゃ……」
まだまだ下っ端とはいえ、俺は新作アプリの世界観やモンスターの設定、短いシナリオテキストなどを作っていた。
そんな業界にいるものだから、ゲームを初めとして、ライトノベルやアニメなどの流行りのエンタメ情報には自然と詳しくなる。
最近、異世界に転移したり転生したりするライトノベルが流行していると聞いていたが、今の状況はそれそのものだった。
「え、じゃあ俺死んだの?」
思わず、そんな言葉が口から出た。
もしかして、二徹の寝不足状態でいきなり立ち上がったことで、立ちくらみを起こして倒れ、そのままどこか尖ったところに頭でもぶつけたのかもしれない。
「まあ……でも、いいかもしれないな。正直、今の仕事、楽しくなくなってたし……」
子供の頃からクリエイターになるのが夢だった。
だが、理想と現実は違っていたし、その現実は過酷だった。
「ま、夢見てるのかもしれないしな。どうせなら、この状況を楽しもう」
自分が死んだのか、夢を見ているのかなんて、ここで考えても全く答えが出ない話だった。
ならば、今はこの世界を思いっきり楽しんだ方がいい。たとえ現実で死んでいたとして、この世界で今、俺は生きている。それでいいじゃないか。
「こういう異世界転移系の作品は、異世界に来るときに何らかの力を手に入れるのが王道だよな。さてと、俺も何かもらえたのかな?」
全身を確認してみるが、最強武器的なものを装備しているわけではないし、誰かに転生しているわけでもない。知っている自分自身だ。
「となると、特殊能力か? 素早く動ける……わけでもないし、魔法が使える……わけでもないな」
魔力みたいなものが身体を巡っている感じもしないし、いきなり戦闘をできるような運動神経も手に入っていない。
「あれ……これもしかして、何も能力を持ってないんじゃ……」
俺がそう、不安げに呟いた時だ。
そう遠くない緑の地面がうっすらと光っているのを見つけた。
俺は首を傾げながら近寄っていく。
そして、そこで輝いている物体を見つけて顔をしかめた。
「俺が作ってたモンスター設定の資料じゃねえか……」
草むらの中に、見覚えのある十枚ほどの紙をまとめた資料が、なぜか神秘的な光を放って鎮座していた。
謎の神々しさがある。
新作アプリ内で登場する大量の敵モンスターの設定を、徹夜で必死で書いた資料だ。ジャンルがRPGであることもあり、敵モンスターがたくさん必要だったのだ。
資料に書かれている情報は、モンスターの名前、種族と簡単な外見・能力の説明文だけの簡単なものである。昨日の残業で作ったからよく覚えている。
「しかし、なんで光を放ってんだ……まるで、伝説の道具みたいな貫禄あるぞ……」
そう言って、資料を手に取った瞬間。
突然、黒く禍々しい輝きが資料から放たれた。
「な、なんだ……!?」
うねるような黒い輝きに、俺の残業によって完成した大切な資料が飲み込まれていく。
「お、俺の徹夜の成果が~~~!!」
異世界転移してしまったのだから、もう必要のないものだと頭ではわかっていても、残業した四、五時間のことを思うと情けない声も出る。
そして、黒い光は一度強く輝いて紙資料を包み込んでから、高速で収束して消滅した。
何事もなかったかのように、静寂と草原のそよ風が戻ってくる。
「な、なんだったんだ……まさか俺じゃなくて、俺の資料が特殊能力をもらったのか? あの資料を主人公として異世界最強物語が始まるのか……?」
そんな意味のわからないことを口にするほど、資料が消失したショックは大きい。
だが、そんな落胆は一瞬で消し飛んだ。
俺が涙を滲ませて空を仰いだ瞬間、自分を取り囲むように先ほどの邪悪な黒い光が、天から大量に無数に降り注いだ。
強烈な衝撃が草原を揺らす。
立っていられずに、俺はその場に尻餅をついた。
「な、なんだよ!?」
まるで、ゲームの中で高威力魔法を撃ち込まれたかのような、派手な見た目の現象だった。
そして、その黒い光が全て消え、周囲をしっかり見回せるようになった時、俺は呆気に取られて口を大きく開いてしまう。
――さっきまで誰もいなかった草原に、百体以上にのぼる異形のモンスターが立っていたのだ。全員が、俺を囲んでいた。
骸骨のような姿のモンスターがすぐ隣で、人間のように腕や足首を回している。
二メートル以上の巨体にそれ以上の長さの翼を持ち、大きな角を二本生やした悪魔は欠伸をしている。
どこかから持ってきた玉座を草原に直置きして座っている、冠を被った人間型モンスターはよく見れば、身体が腐食していた。
「あ、これ死んだな」
俺は目を瞑る。どう考えても、この包囲を突破して助かる道はない。いっそ一思いにやってほしいと大人しく待ってみるが、襲われる気配がしなかった。
俺は疑問に思って、そっと目を開いていく。
そして飛び込んできた光景は異世界に転移した時以上の驚きをもたらした。
百体以上の醜悪なモンスター、俺のことを瞬殺できるであろうその異形の怪物たち。
――その全てが、俺を前にしてひれ伏していた。
0
あなたにおすすめの小説
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる