4 / 13
EP 4 新任の日常は軍隊並み?
しおりを挟む
(記録室・初出勤)
初めての場所へ向かう緊張感を抱きながら、シボネンは印の刻まれた手をかざし、記録保管室の扉に向かって暗号を唱えた。
「待て。所属を教えてくれ。」
中年の男性が立ちはだかった。
豊かな白髭と大柄な体格、眼鏡越しの目は冷静だった。
「執行……いえ、プレート現場部新人のシボネン・ヘドウィカーです。」
身元を明らかにすると、司書らしき男はわずかに頷き、扉を開けた。
「自由に閲覧していい。ただし、持ち出すなら申請書を出すことだ。」
無機質な口調に若干戸惑いながらも、シボネンは地図棚へ向かった。
帝国全図、北部王国地図、西部開拓地地図を手に取り、距離、補給、リスクを慎重に計算し始めた。
(夜・宿舎)
資料をまとめ終えたシボネンは、静かに宿舎へ戻った。
そして今日出会った人々を思い出す。
直属の上司イスリンは、北部王国特有の純白の肌に赤髪が映える、凛々しい美貌を持った女性だった。
現場部長リシェは、艶やかな黒い肌に漆黒の瞳を持つ、まるで黒豹のようなカリスマ性を纏った女性だった。
(まさか、女性の上司たちと働くことになるとは……)
それでも――
(彼女たちは有能だ。俺も、きっとやれるはずだ。)
そう思いながら、シボネンは静かに目を閉じた。
(翌朝・現場部事務所)
夜明け前に目覚めたシボネンは、誰よりも早く事務所に到着した。
現場部の執務室には、すでにリシェが座っており、コーヒーの香りが漂っていた。
昨日は編み込んでいた髪をほどき、豊かな黒髪を流している。
陽の光を浴びた肌は、滑らかな光沢を放っていた。
「新入り!こんなに早く出勤とは感心だ。」
リシェは嬉しそうに笑い、立ち上がってシボネンを迎えた。
「おはようございます、部長。こんなに早いとは思いませんでした。」
リシェはコーヒーを淹れ、テーブルの引き出しからパンも取り出して差し出した。
「私はここに住んでるのさ。だから出勤はない。」
「えっ……家族は……?」
驚きつつ尋ねるシボネンに、リシェはカップを持ち上げながら笑った。
「家族なんて、最初からいないわよ。
それより新入り、お前、結婚は?」
「いえ、まだです。」
「ふふ、帝国じゃ晩婚化が進んでるって言うけど、私みたいに歳取ったらもう無理ね。
ま、仕事しながら考えなさい。」
冗談めかした口調だったが、リシェのどこか寂しげな笑みに、シボネンは胸が痛んだ。
(彼女も……いろいろあったのかもしれない)
そう思いながら、彼は黙ってパンにかじりついた。
(イスリン出勤・報告提出)
パンとコーヒーを片付けた頃、現場部担当官イスリンが出勤してきた。
シボネンはすぐに立ち上がり、丁寧に挨拶する。
「おはようございます、担当官。」
「おはよう、シボネン。ずいぶん早いわね。」
イスリンは微笑みながら席に着き、シボネンが差し出した分厚い報告書を受け取った。
手早くページをめくりながら内容を確認していく。
「マラン王国北門経由……なるほど、予算内。補給計画も細かい。
開拓地ルート案もリスク評価済みね。」
イスリンは頷き、顔を上げた。
「今日、ウィスパーのイジ先任秘書のもとへ直接報告に行くわ。あなたも一緒に来て。」
「イジ先任秘書……ですか?」
思わず硬直するシボネン。
ウィスパー、上層部の中でも特に権限を持つ存在。
イジはプレートの現場部に対しても強い影響力を持つ。
「緊張しなくていいわ。イジ様は合理的な方よ。
いい仕事をすれば、きちんと評価してくれる。」
イスリンは柔らかく微笑んだ。
「リシェ部長は現場の取りまとめで忙しいから、今回は私たちだけで向かうわ。」
「……はい、了解しました。」
シボネンは深く一礼した。
(ウィスパー・イジの執務室)
執務棟の上層階、ウィスパー専用フロア。
シボネンとイスリンは、重厚な灰色の扉の前に立った。
扉に刻まれた細やかな紋章――
これもまた、魔法的な結界と暗号によるものだった。
イスリンが軽くノックし、静かに告げる。
「プレート現場部担当官、イスリンと、新人シボネン・ヘドウィカー、輸送計画の報告に参りました。」
しばしの静寂の後、扉の向こうから低い声が返った。
「入れ。」
その声に従い、二人は扉を開けた。
(イジとの面会)
執務室の中央には、一人の女性が静かに立っていた。
灰色のシュミーズドレスに身を包み、ベビーブルーの髪を肩まで流している。
雪のように白い肌。
まるで冷たい霧の中に佇む女神のような、圧倒的な存在感。
それが、ウィスパーのイジ先任秘書だった。
彼女は静かにこちらを見据え、感情の色をほとんど見せずに言った。
「資料を。」
イスリンが手早く報告書を差し出し、シボネンが補足説明を始めた。
(シボネンの報告)
シボネンは落ち着いた声で、準備してきた輸送計画を説明し始めた。
「今回の輸送において、最適と判断されるルートは、マラン王国北門経由です。
国境通過には協力金が必要ですが、総補給費は予算内に収まり、輸送日数も最短で7日間に抑えられます。」
イジは無言のまま、報告書に目を通していた。
「開拓地経由の場合は?」
冷たく短く問う声。
「補給費用が倍増し、道路状況の悪化と野盗の出現リスクにより、輸送日数は最悪20日以上かかる恐れがあります。」
イジは淡々とページをめくり、静かに一言だけ告げた。
「マラン王国経由を承認する。」
そう言って、机の上の承認印を押す。
「……よくまとめた。」
感情の起伏はほとんどないが、それは確かな評価だった。
イスリンは静かに一礼し、シボネンにも目で合図した。
「失礼いたします。」
二人は静かに頭を下げ、執務室を後にした。
(事務所に戻る途中)
シボネンは内心で息をついた。
あのイジという存在――冷徹だが、確かに実力を認める人物だった。
(ここなら、本当に努力が報われるかもしれない)
まだ不安はあった。
だが、今日一日の積み重ねが、確かに彼の中に小さな自信を生み始めていた。
(夜・宿舎)
夜、ベッドに横たわったシボネンは、ぼんやりと天井を見つめていた。
リシェの黒豹のような鋭い瞳。
イスリンの柔らかな笑顔。
そして、氷の女神のようなイジの存在。
(俺はまだ、ここで成長できる――)
そんな思いを胸に抱きながら、シボネンは静かに目を閉じた。
初めての場所へ向かう緊張感を抱きながら、シボネンは印の刻まれた手をかざし、記録保管室の扉に向かって暗号を唱えた。
「待て。所属を教えてくれ。」
中年の男性が立ちはだかった。
豊かな白髭と大柄な体格、眼鏡越しの目は冷静だった。
「執行……いえ、プレート現場部新人のシボネン・ヘドウィカーです。」
身元を明らかにすると、司書らしき男はわずかに頷き、扉を開けた。
「自由に閲覧していい。ただし、持ち出すなら申請書を出すことだ。」
無機質な口調に若干戸惑いながらも、シボネンは地図棚へ向かった。
帝国全図、北部王国地図、西部開拓地地図を手に取り、距離、補給、リスクを慎重に計算し始めた。
(夜・宿舎)
資料をまとめ終えたシボネンは、静かに宿舎へ戻った。
そして今日出会った人々を思い出す。
直属の上司イスリンは、北部王国特有の純白の肌に赤髪が映える、凛々しい美貌を持った女性だった。
現場部長リシェは、艶やかな黒い肌に漆黒の瞳を持つ、まるで黒豹のようなカリスマ性を纏った女性だった。
(まさか、女性の上司たちと働くことになるとは……)
それでも――
(彼女たちは有能だ。俺も、きっとやれるはずだ。)
そう思いながら、シボネンは静かに目を閉じた。
(翌朝・現場部事務所)
夜明け前に目覚めたシボネンは、誰よりも早く事務所に到着した。
現場部の執務室には、すでにリシェが座っており、コーヒーの香りが漂っていた。
昨日は編み込んでいた髪をほどき、豊かな黒髪を流している。
陽の光を浴びた肌は、滑らかな光沢を放っていた。
「新入り!こんなに早く出勤とは感心だ。」
リシェは嬉しそうに笑い、立ち上がってシボネンを迎えた。
「おはようございます、部長。こんなに早いとは思いませんでした。」
リシェはコーヒーを淹れ、テーブルの引き出しからパンも取り出して差し出した。
「私はここに住んでるのさ。だから出勤はない。」
「えっ……家族は……?」
驚きつつ尋ねるシボネンに、リシェはカップを持ち上げながら笑った。
「家族なんて、最初からいないわよ。
それより新入り、お前、結婚は?」
「いえ、まだです。」
「ふふ、帝国じゃ晩婚化が進んでるって言うけど、私みたいに歳取ったらもう無理ね。
ま、仕事しながら考えなさい。」
冗談めかした口調だったが、リシェのどこか寂しげな笑みに、シボネンは胸が痛んだ。
(彼女も……いろいろあったのかもしれない)
そう思いながら、彼は黙ってパンにかじりついた。
(イスリン出勤・報告提出)
パンとコーヒーを片付けた頃、現場部担当官イスリンが出勤してきた。
シボネンはすぐに立ち上がり、丁寧に挨拶する。
「おはようございます、担当官。」
「おはよう、シボネン。ずいぶん早いわね。」
イスリンは微笑みながら席に着き、シボネンが差し出した分厚い報告書を受け取った。
手早くページをめくりながら内容を確認していく。
「マラン王国北門経由……なるほど、予算内。補給計画も細かい。
開拓地ルート案もリスク評価済みね。」
イスリンは頷き、顔を上げた。
「今日、ウィスパーのイジ先任秘書のもとへ直接報告に行くわ。あなたも一緒に来て。」
「イジ先任秘書……ですか?」
思わず硬直するシボネン。
ウィスパー、上層部の中でも特に権限を持つ存在。
イジはプレートの現場部に対しても強い影響力を持つ。
「緊張しなくていいわ。イジ様は合理的な方よ。
いい仕事をすれば、きちんと評価してくれる。」
イスリンは柔らかく微笑んだ。
「リシェ部長は現場の取りまとめで忙しいから、今回は私たちだけで向かうわ。」
「……はい、了解しました。」
シボネンは深く一礼した。
(ウィスパー・イジの執務室)
執務棟の上層階、ウィスパー専用フロア。
シボネンとイスリンは、重厚な灰色の扉の前に立った。
扉に刻まれた細やかな紋章――
これもまた、魔法的な結界と暗号によるものだった。
イスリンが軽くノックし、静かに告げる。
「プレート現場部担当官、イスリンと、新人シボネン・ヘドウィカー、輸送計画の報告に参りました。」
しばしの静寂の後、扉の向こうから低い声が返った。
「入れ。」
その声に従い、二人は扉を開けた。
(イジとの面会)
執務室の中央には、一人の女性が静かに立っていた。
灰色のシュミーズドレスに身を包み、ベビーブルーの髪を肩まで流している。
雪のように白い肌。
まるで冷たい霧の中に佇む女神のような、圧倒的な存在感。
それが、ウィスパーのイジ先任秘書だった。
彼女は静かにこちらを見据え、感情の色をほとんど見せずに言った。
「資料を。」
イスリンが手早く報告書を差し出し、シボネンが補足説明を始めた。
(シボネンの報告)
シボネンは落ち着いた声で、準備してきた輸送計画を説明し始めた。
「今回の輸送において、最適と判断されるルートは、マラン王国北門経由です。
国境通過には協力金が必要ですが、総補給費は予算内に収まり、輸送日数も最短で7日間に抑えられます。」
イジは無言のまま、報告書に目を通していた。
「開拓地経由の場合は?」
冷たく短く問う声。
「補給費用が倍増し、道路状況の悪化と野盗の出現リスクにより、輸送日数は最悪20日以上かかる恐れがあります。」
イジは淡々とページをめくり、静かに一言だけ告げた。
「マラン王国経由を承認する。」
そう言って、机の上の承認印を押す。
「……よくまとめた。」
感情の起伏はほとんどないが、それは確かな評価だった。
イスリンは静かに一礼し、シボネンにも目で合図した。
「失礼いたします。」
二人は静かに頭を下げ、執務室を後にした。
(事務所に戻る途中)
シボネンは内心で息をついた。
あのイジという存在――冷徹だが、確かに実力を認める人物だった。
(ここなら、本当に努力が報われるかもしれない)
まだ不安はあった。
だが、今日一日の積み重ねが、確かに彼の中に小さな自信を生み始めていた。
(夜・宿舎)
夜、ベッドに横たわったシボネンは、ぼんやりと天井を見つめていた。
リシェの黒豹のような鋭い瞳。
イスリンの柔らかな笑顔。
そして、氷の女神のようなイジの存在。
(俺はまだ、ここで成長できる――)
そんな思いを胸に抱きながら、シボネンは静かに目を閉じた。
0
あなたにおすすめの小説
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる