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第77話 よたび、困ったお貴族様……
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ローレンに目の前で片膝をつかれてその手を取られたナミちゃんは目を丸くして驚いている。そんな中、ヒナちゃんは冷静だった。
「ナミちゃん、この外国人さんイケメンさんだね~」
「ちょっ、それは認めるけど、今問題なのはソコじゃないから、ヒナッ!!」
そこは認めるんかーい! 私は心でナミちゃんにつっこんだ。
「オジ、じゃなかった、タケフミさん、お知り合いなんでしょ? どうにかしてよ!」
フッ、今オジサンと言いかけた事は不問にしよう…… ちょっと引っかかるけど……
「ナミちゃん、大丈夫だよ。この人はイギリスから来た私の友人でね。男爵様なんだ。どうやらナミちゃんに一目惚れしたようなんだけど、どうかな? 付合ってみるかな?」
「いきなりそんな事言われてはい、いいですって言える訳ないでしょっ! それよりもこの崇拝するような目を止めてもらってよ、タケフミさん!」
えーっ、ナミちゃん、オジサンのとある知合いなんか、出会って直ぐにアバンチュールにギャランドゥって言い合う仲になるんだよ。
っとまあ冗談はこのくらいにしておこう。いい加減マネージャーとしてランドールと一緒にここにいる婚約者のカオリちゃんの目線が怖い……
「ローレンよ、彼女が困っているから取り敢えず立て」
私はローレンにそう声をかけた。しかし、ローレンは私の言葉に首を横に振る。
「いや、ダメだ、タケ。俺はやっと出会えたんだ! 勇者ナミに!! ここで良い返事を貰うまでは俺はこのまま動かないぞっ!!」
まったく、コイツは……
「ローレンよ、よーーっく、考えろ。彼女が勇者ナミな訳が無いだろう? 私よりも何年も前に勇者として活躍した勇者ナミがここに居る事じたいが可怪しいと分かるだろ?」
けれども、それにもローレンは首を振る。
「バカ野郎、タケ! 忘れたのか? 時間軸は関係ないって事を!!」
あっ…… そうだったね…… 不覚にも私は失念してしまっていた。そうすると、本当にナミちゃんがあの絵姿の勇者ナミの可能性もある訳で……
うーん、ややこしいな…… この問題はどうしたら解けるんだ。
その時だった、私とローレン、それにカオリちゃん以外の時間が止まった。
『ゴルベイン、いえ今はローレンでしたね。全く困った子…… ダメですよ、ソコに触れては』
「なっ!? 何でメイリーン様が!」
ローレンが驚くのも無理はない。異世界の豊穣の女神でローレンに【神託】を出して下さるメイリーン様が顕現したのだ。
『ナミが勇者として私たちの世界に来るのはまだまだ先の話です。だからそれを匂わせるような話をナミに聞かせてはダメなのですよ。まあ、それもこれも創世神様が間違えたからなのですが…… 勇者タケフミ暫くぶりですね。元気そうで何よりだわ。そして、魔王いえ、カオリね。カオリも地球で何事もなくすごせているようで安心しました』
「お久しぶりです、メイリーン様。メイリーン様のお陰でこうしてカオリちゃんとも出会う事が出来ました」
「久しぶりね、メイリーン。あなたがちゃんとアイツの手綱を取っていればこの事態は無かったかも知れないわよ」
カオリちゃんは女神様とタメ口だった、大丈夫なのか?
『フフフ、私にも好みはあるわ、カオリ。あの方とは出来るだけ関わらないようにしてるのよ。まあ、それによってあなた達に迷惑をかけたのは事実だからそこについては謝るわ』
うん、何の話か私には分からないが、メイリーン様の所為ではないと思う。
「それで、今回はどうして顕現されたのですか?」
私はメイリーン様に聞いてみた。
『そうね、一つは先ほども言ったようにナミにその事実を今の時点で知らせない為。もう一つは勇者タケフミに伝言を伝える為よ』
伝言? 誰からだろう?
『勇者タケフミ、あなたのご両親からの伝言をつたえるわ。先ずはお母様からにしておくわね…… タケフミ、素敵なお嬢さんと出会えて良かったわ。母は姑をしたかったけど、残念だわ~。よ。次にお父様からよ。タケフミーっ! 父を差し置いてそんな美人さんと結婚するなんて!! あっ、いや、待つんだ、母さん、決して母さんが美人じゃないって言ってるわ、ウゴォーッ!! よ。これがお2人からの伝言よ』
いや、あの…… 私はそれを聞いてどうしろと…… 父と母が元気そうなのは分かったが、あの手紙で得た感動だけで良かった気がするのは私だけか…… 何故にカオリちゃんは今の伝言を聞いて涙ぐめるんだ!?
ローレンも男泣きするほど感動する内容だったか?
「いや、まあ、有難うございます。父母が元気そうなのが分かって嬉しいです……」
私は無難にメイリーン様にお礼を述べた。
『そう、良かったわ、伝えられて。本当は伝えない方がいいかなって、ちょっとだけ思ったんだけど…… お2人とも今はアチラの世界でご夫婦として生活されてるわよ』
そうか…… 父さんも母さんもアッチに転生してまた夫婦としてやっているんだな……
『お子さんも6人いるわ。勇者タケフミの弟妹になるわね、フフフ』
ろっ! 6人…… もう何も言うまい…… 父さん、母さん、末永くお幸せに……
『さてと、それじゃ、ローレン、分かったわね。さっきの話はタブーだから、もう言っちゃダメよ。口説くなら英国紳士らしく口説きなさい。そしたら上手くいくかも知れないわよ。時間軸を出会った時に戻しておくから、今度は上手くやりなさいね』
そう言うとメイリーン様の神気は消えた。そして、私とローレンはちょうど仕事から戻ってきたランドールの2人とカオリちゃんに出会う。
そして…… メイリーン様のアドバイス通りに英国紳士らしくローレンに口説かれたナミちゃんは仕事は続けるが、ローレンともお付合いする事になった。
結婚を前提としたお付合いだ。数年後には2人は結婚すると思う。けれどもナミちゃんが勇者として異世界に行くのはどうなるんだ? そう思ってたらメイリーン様から
『勇者タケフミ、あなたが最終決戦に勝てばナミはコチラに来る事は無いわ……』
とのお言葉が…… そうですか、そこでも私に掛かってきますか。まあ、今更文句も言いませんけどね。
そんなこんなでローレンと付き合う事になったナミちゃんにヒナちゃんが言う。
「あーあ、ナミちゃんが結婚してイギリスにいっちゃったらヒナは1人で寂しくアイドルしなくちゃいけないのね~」
ヒナちゃんはそう言ってナミちゃんを揶揄っていたが、その目は優しかった。
そして、私はカオリちゃんと話をする。
「さてと、そろそろヤツと決着をつけなくてはダメだと思ってるんだ」
「もちろん、私も一緒に行くわよ。でもその前に話があるからね」
「あ、ああ、分かってるよ。(覚えていたか……)それに、君が来てくれたら私も心強い。君は私が必ず守る!!」
「フフ、頼りにしてるわよ、私の専属ボディガードさん!」
そうしてローレンがイギリスに戻って5日後に、ヤツからの神気が私に飛んできた。
遂に最終決戦だ!!
「ナミちゃん、この外国人さんイケメンさんだね~」
「ちょっ、それは認めるけど、今問題なのはソコじゃないから、ヒナッ!!」
そこは認めるんかーい! 私は心でナミちゃんにつっこんだ。
「オジ、じゃなかった、タケフミさん、お知り合いなんでしょ? どうにかしてよ!」
フッ、今オジサンと言いかけた事は不問にしよう…… ちょっと引っかかるけど……
「ナミちゃん、大丈夫だよ。この人はイギリスから来た私の友人でね。男爵様なんだ。どうやらナミちゃんに一目惚れしたようなんだけど、どうかな? 付合ってみるかな?」
「いきなりそんな事言われてはい、いいですって言える訳ないでしょっ! それよりもこの崇拝するような目を止めてもらってよ、タケフミさん!」
えーっ、ナミちゃん、オジサンのとある知合いなんか、出会って直ぐにアバンチュールにギャランドゥって言い合う仲になるんだよ。
っとまあ冗談はこのくらいにしておこう。いい加減マネージャーとしてランドールと一緒にここにいる婚約者のカオリちゃんの目線が怖い……
「ローレンよ、彼女が困っているから取り敢えず立て」
私はローレンにそう声をかけた。しかし、ローレンは私の言葉に首を横に振る。
「いや、ダメだ、タケ。俺はやっと出会えたんだ! 勇者ナミに!! ここで良い返事を貰うまでは俺はこのまま動かないぞっ!!」
まったく、コイツは……
「ローレンよ、よーーっく、考えろ。彼女が勇者ナミな訳が無いだろう? 私よりも何年も前に勇者として活躍した勇者ナミがここに居る事じたいが可怪しいと分かるだろ?」
けれども、それにもローレンは首を振る。
「バカ野郎、タケ! 忘れたのか? 時間軸は関係ないって事を!!」
あっ…… そうだったね…… 不覚にも私は失念してしまっていた。そうすると、本当にナミちゃんがあの絵姿の勇者ナミの可能性もある訳で……
うーん、ややこしいな…… この問題はどうしたら解けるんだ。
その時だった、私とローレン、それにカオリちゃん以外の時間が止まった。
『ゴルベイン、いえ今はローレンでしたね。全く困った子…… ダメですよ、ソコに触れては』
「なっ!? 何でメイリーン様が!」
ローレンが驚くのも無理はない。異世界の豊穣の女神でローレンに【神託】を出して下さるメイリーン様が顕現したのだ。
『ナミが勇者として私たちの世界に来るのはまだまだ先の話です。だからそれを匂わせるような話をナミに聞かせてはダメなのですよ。まあ、それもこれも創世神様が間違えたからなのですが…… 勇者タケフミ暫くぶりですね。元気そうで何よりだわ。そして、魔王いえ、カオリね。カオリも地球で何事もなくすごせているようで安心しました』
「お久しぶりです、メイリーン様。メイリーン様のお陰でこうしてカオリちゃんとも出会う事が出来ました」
「久しぶりね、メイリーン。あなたがちゃんとアイツの手綱を取っていればこの事態は無かったかも知れないわよ」
カオリちゃんは女神様とタメ口だった、大丈夫なのか?
『フフフ、私にも好みはあるわ、カオリ。あの方とは出来るだけ関わらないようにしてるのよ。まあ、それによってあなた達に迷惑をかけたのは事実だからそこについては謝るわ』
うん、何の話か私には分からないが、メイリーン様の所為ではないと思う。
「それで、今回はどうして顕現されたのですか?」
私はメイリーン様に聞いてみた。
『そうね、一つは先ほども言ったようにナミにその事実を今の時点で知らせない為。もう一つは勇者タケフミに伝言を伝える為よ』
伝言? 誰からだろう?
『勇者タケフミ、あなたのご両親からの伝言をつたえるわ。先ずはお母様からにしておくわね…… タケフミ、素敵なお嬢さんと出会えて良かったわ。母は姑をしたかったけど、残念だわ~。よ。次にお父様からよ。タケフミーっ! 父を差し置いてそんな美人さんと結婚するなんて!! あっ、いや、待つんだ、母さん、決して母さんが美人じゃないって言ってるわ、ウゴォーッ!! よ。これがお2人からの伝言よ』
いや、あの…… 私はそれを聞いてどうしろと…… 父と母が元気そうなのは分かったが、あの手紙で得た感動だけで良かった気がするのは私だけか…… 何故にカオリちゃんは今の伝言を聞いて涙ぐめるんだ!?
ローレンも男泣きするほど感動する内容だったか?
「いや、まあ、有難うございます。父母が元気そうなのが分かって嬉しいです……」
私は無難にメイリーン様にお礼を述べた。
『そう、良かったわ、伝えられて。本当は伝えない方がいいかなって、ちょっとだけ思ったんだけど…… お2人とも今はアチラの世界でご夫婦として生活されてるわよ』
そうか…… 父さんも母さんもアッチに転生してまた夫婦としてやっているんだな……
『お子さんも6人いるわ。勇者タケフミの弟妹になるわね、フフフ』
ろっ! 6人…… もう何も言うまい…… 父さん、母さん、末永くお幸せに……
『さてと、それじゃ、ローレン、分かったわね。さっきの話はタブーだから、もう言っちゃダメよ。口説くなら英国紳士らしく口説きなさい。そしたら上手くいくかも知れないわよ。時間軸を出会った時に戻しておくから、今度は上手くやりなさいね』
そう言うとメイリーン様の神気は消えた。そして、私とローレンはちょうど仕事から戻ってきたランドールの2人とカオリちゃんに出会う。
そして…… メイリーン様のアドバイス通りに英国紳士らしくローレンに口説かれたナミちゃんは仕事は続けるが、ローレンともお付合いする事になった。
結婚を前提としたお付合いだ。数年後には2人は結婚すると思う。けれどもナミちゃんが勇者として異世界に行くのはどうなるんだ? そう思ってたらメイリーン様から
『勇者タケフミ、あなたが最終決戦に勝てばナミはコチラに来る事は無いわ……』
とのお言葉が…… そうですか、そこでも私に掛かってきますか。まあ、今更文句も言いませんけどね。
そんなこんなでローレンと付き合う事になったナミちゃんにヒナちゃんが言う。
「あーあ、ナミちゃんが結婚してイギリスにいっちゃったらヒナは1人で寂しくアイドルしなくちゃいけないのね~」
ヒナちゃんはそう言ってナミちゃんを揶揄っていたが、その目は優しかった。
そして、私はカオリちゃんと話をする。
「さてと、そろそろヤツと決着をつけなくてはダメだと思ってるんだ」
「もちろん、私も一緒に行くわよ。でもその前に話があるからね」
「あ、ああ、分かってるよ。(覚えていたか……)それに、君が来てくれたら私も心強い。君は私が必ず守る!!」
「フフ、頼りにしてるわよ、私の専属ボディガードさん!」
そうしてローレンがイギリスに戻って5日後に、ヤツからの神気が私に飛んできた。
遂に最終決戦だ!!
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