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くろねこや

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本編

6

いやぁ、まいったよね…。

オレ、いつの間にか“王太子宮”っていう豪華な屋敷…っていうか城?に住まわされることに決まっててさ…。


なにがあったか聞いてくれるか?

王子が乗ろうとしてた目立たない感じの黒い馬車にオレも乗せられたんだよ。一緒にね。

道中は“さすが王族の持ち物”というべきか、あまり揺れない作りで快適だったんだよ。

夜は野営っていうの? 焚き火して、ご飯食べたフリして、天幕に泊まってさ。王子のちんぽを舐めさせてもらったり、口の中に出してもらったりして。

その後は王子に抱き締められて、一晩中じっとしてた。ずっと王子の匂いに包まれて目を瞑ってたんだ。

んで、採掘場から王都まで6日かけて連れてこられたんだけどさ。

“城が遠くに見えて来たなー”と思ってたらいつの間にか眠ってて、気が付いたらこのキラキラ豪華な部屋の寝台の上にいた。

以上!!

意味分かんないよな?


…まさか寝るなんて。

薬でも使われたかな? インキュバスに睡眠なんて要らないんだから、いくら暇でも眠る筈がないんだ。

たぶん途中で王子に渡された飲み物が怪しいように思う。

あったかいお茶を何杯も何杯も飲ませてきてさ。全然味を感じないから、ひたすら“作業”って感じで無心に口へ運んじまったのが悪かったんだけど。オレ、薬物耐性高いから油断してたわ。

オレを王妃に見られないよう城の中へ連れ込むために、おそらく荷物に紛れ込ませる作戦をとったのだろう。たぶん箱か何かに入れて運び込んだ感じ…?

人攫いかよ?!


…はぁ。

早まったかも。

王子はもう“王太子”で確定なのかな?

オレ、豪華な城より木の小屋の方が落ち着くんだけどなぁ。

不特定多数の男から精液を飲ませてもらいたいし。

…そういえば、くびれをレロレロされるのが好きなおっさん、オレを見送りながら泣いてたな…。先端を強く吸われるのが好きなジイさんや、顔にちんぽを擦り付けてくる看守も。

あの村に今からでも戻れないかな?


…うん。無理か。めっちゃ見張られてる。衛兵にも、王子にも。

いっそ兵士たちが出入りする馬小屋の片隅にでも住まわせてもらえれば…

そんな話を王子にしたら、この宮から男性が消えてしまった…。綺麗なお姉さんがいっぱいだよう…。

オレ…飢えてしんじゃう。


まぁね。毎日王子の良質な精気をゴックンさせてもらってるからな。そこまで不満ではないのだけれども。







あれから約8ヶ月。

オレの腹は膨れていた。


“膨れてる”っていうのは、“腹が満たされてる”って意味だけじゃない。

文字通り、オレの下腹部はぽこりと膨れているのだ。


運動不足?

王子の精液を飲み過ぎて太ったのかって?


違うよ。

運動なら激しいのを毎日してる。

して『た』が正しいか。今は口からだけ。

安静にさせられてるんだ、オレ。


それがさ。

口からだけじゃなくて、王子に尻からも毎日注がれちゃってさ。


できちゃった…。


つまり、王子の子を孕んだってこと。



ある日、オレが住んでる王太子宮に第二王子が忍び込んできてさ、『貴様が兄上の寵姫ちょうきか…。む…? なんだ、男ではないか!』って大声で騒ぐからさ。

うるさかったし、黙らせようとして…少し魔がさしたというか、なんというか。

…ちょーっとだけ味見しようとしたんだよね。“肥満体で健康に悪そうな味”にもちょっと興味あったし。

長いこと王子…リーンベルドのしか飲ませてもらえてないし。

床に敷かれたふかふか絨毯の上に押し倒してさ、ウキウキしながら下穿きをズリ下げてみたら…結構太くて良いモノを持っててさ。

第二王子もヤニ下がって満更でもなさそうだったしね。

で、舌先がもうちょっとでソコに触れようか、というところで…

本当にあとちょっとだったのに!

リーンベルドが走り込んで来てさ、『お仕置きだ』って広い寝台の上で服を剥かれてた。


久しぶりのイライラちんぽ。

いきなり口に突っ込んできたと思ったら、オレに唾液で濡らさせた指でお尻を雑にかき混ぜてきてさ。

慣れる間もなく後ろから思いっきり奥まで貫かれたんだ。

気持ちよくて最高な夜だった♡


第二王子の目の前で『あんっ、痛いっ、やめてっ、見られちゃってる♡』って。

お尻は初めてだったのに、レイプまがいの乱暴な性交♡

『嘘をつけ、この淫乱が!』って、

両方の乳首をギューッと痛いほど引っ張られた。

『乳首伸ばされちゃう! メス牛みたいにされちゃう!』なんて叫んじゃったりして。

ああいう艶本で読んだみたいなシチュエーションってドキドキして堪らなくて、凄く盛り上がったよね♡


『きもちい! きもちい!』『もっとして!』って夢中になって交わり続けて、いつの間にか自分からもヘコヘコ腰を振っててさ、後ろから首を噛まれながら奥にビュー、ビューって出されんのがヤバくて、

中に挿入されたまま仰向けに体を返されて、股を開かされて、正面からぬちゅぬちゅ掻き混ぜるみたいに出し入れされるたび、ちんぽの出っ張りがオレのへその裏側あたりにある気持ちいいとこを引っ掛けてくれて、

片脚だけ持ち上げられながら奥をトントンされるのもすごく良くって、オレのちんぽからもいろんな液体がたくさん出ちゃった…。

それを見たリーンベルドが、何故かすごく嬉しそうに笑ってさ。


互いの指を絡ませながら、舌も絡めて口の中を舐め合う深い口付けをしたら、それもまた気持ち良くて、唾液をいっぱい飲ませてもらったら、ちょっと薄めだけど精液みたいに美味しくて、

『キーム、愛してる!』ってギラギラした目で子作り種付けプレスされながら、『リーンベルド、愛してる♡』って声が枯れるまで何度も何度も言わされた。


ついには『~~~♡♡♡』って声も出なくて、

いつの間にか気を失ってて、

で、

目が覚めたら第二王子はいなくなってた。


その次の夜からは最初こそ口から飲ませてもらえたけど、他は全部後ろで受け入れされられてさ。

もちろんお尻からだと味は全く感じられなくて。

でも、性交って中に出してもらうとお腹があったかくて気持ちいいのな? 

加減の調整が難しいから、搾り取りすぎないように気を付けないと。

まあ、狭い王太子宮に閉じこもってるから、それくらいしか楽しみがないんだよな。





…なんてことをやってる間に、子どもがオレの腹に宿ってたんだ。


『妊娠した』って伝えたら、王子は泣いてた。


ちょっと引くくらいの大号泣で、

「ありがとう…。オレの子を孕んでくれてありがとう…」

って。





…こんなに喜ばれるなんて




参ったな。
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