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第1章 彼氏バレにはご注意を
2話 お兄ちゃんの配信ってつまらないの?
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俺の名は藤堂 夏。今年で23にもなる人気のない配信者だ。
両親は共働きで基本的に家事全般は俺の仕事となっている。
そんなダメダメな俺とは違いすごく優秀でかわいい妹が居る。藤堂 真冬今年に私立の中学校に首席で入った凄い妹なのだ。
何故今こんな事を説明したのかと言うと、その一回りは離れているであろう妹に三期生達の配信を見終わった後に何故か部屋に呼び出され、正座させられているからである。
「なぁ真冬どうしたんだ?急に呼び出してもしかして晩飯足りなかったのか?それとも実質無職なダメな兄はいらない宣言か?お兄ちゃん泣いちゃうよ?」
そんな事を冗談めかしく言っては見たが、少し想像してしまい目尻に涙が少し溜まった。
「ちょっと自分で言った事に傷つかないでよ夏兄。あと晩御飯はあのぐらいでいいよ。それで今日夏兄を呼んだのは、その夏兄の配信についての事なの」
「もしかして見たのか?」
「う、うん」
「そうか……」
昔、そうそれはまだユメノミライが駆け出しの頃は真冬と一緒に自分の配信を見ていたのだが。
とある事件が起こってからは真冬には俺の配信を見る事を禁止したんだ。その時は少し喧嘩もしたが身内に見られるのが恥ずかしくなって来たと言うと、真冬はそれに納得してそれからは本当に俺の配信を見なくなってしまった。
そして今どうしてかは知らないがvtuber業界の闇の部分を煮詰めてできた様な、混沌とした状態の俺の配信を真冬が見てしまったのだ。
「あーっと、どうだった?」
俺が真冬にそう聞くと真冬は顔を下げ言いにくそうに話した。
「夏兄が楽しくなさそうだった」
その答えに驚いて変な顔をしていると、それを見た真冬はケラケラと笑い出した。
だが正直驚いた。てっきりコメントの事を言われると思っていたのに何故か俺のことを言われ呆けてしまった。
「そんなにお兄ちゃんつまんなそうに配信してたかな?」
「ち、違うのつまんなそうとかじゃなくてなんて言うか凄い気を使ってる?って感じてなんだが楽しくなさそうだなって……」
「真冬はいい子だな」
そう言って真冬を抱きしめて頭をやさしき撫でた。
「え!?急にどうしたのお兄ちゃん」
「いや何か急に、こうしたくなってな嫌だったか?」
「べ、別に嫌とかそんなんじゃないし!」
「そうかやっぱり真冬はいい子だな」
本当にいい子だ。
でも、
「でもな、真冬お兄ちゃんは別に配信が楽しくないわけはないぞ。そりゃ昔の方が楽しかったのは本当だが、だからといって今が楽しくないって事はないぞ。それにお兄ちゃんには昔から応援してくれてるファンの人も、まぁ少ないがちゃんと居るし俺は大丈夫だぞ」
「本当に?」
「ああ本当にだ」
それを聞いた真冬は心配そうな顔をやめいつもの可愛らしい笑顔に戻った。
「そうだ真冬三期生の配信は見たか?あれは凄かったよな!本当にアレが新人かよってくらい面白かったよな」
「そう?私は夏兄の方が100万倍面白いと思うけど」
そう言われて嬉しさのあまり真冬に抱き付くとそこにちょうど両親が帰ってきて、少し家族会議になったのはまた別の話である。
両親は共働きで基本的に家事全般は俺の仕事となっている。
そんなダメダメな俺とは違いすごく優秀でかわいい妹が居る。藤堂 真冬今年に私立の中学校に首席で入った凄い妹なのだ。
何故今こんな事を説明したのかと言うと、その一回りは離れているであろう妹に三期生達の配信を見終わった後に何故か部屋に呼び出され、正座させられているからである。
「なぁ真冬どうしたんだ?急に呼び出してもしかして晩飯足りなかったのか?それとも実質無職なダメな兄はいらない宣言か?お兄ちゃん泣いちゃうよ?」
そんな事を冗談めかしく言っては見たが、少し想像してしまい目尻に涙が少し溜まった。
「ちょっと自分で言った事に傷つかないでよ夏兄。あと晩御飯はあのぐらいでいいよ。それで今日夏兄を呼んだのは、その夏兄の配信についての事なの」
「もしかして見たのか?」
「う、うん」
「そうか……」
昔、そうそれはまだユメノミライが駆け出しの頃は真冬と一緒に自分の配信を見ていたのだが。
とある事件が起こってからは真冬には俺の配信を見る事を禁止したんだ。その時は少し喧嘩もしたが身内に見られるのが恥ずかしくなって来たと言うと、真冬はそれに納得してそれからは本当に俺の配信を見なくなってしまった。
そして今どうしてかは知らないがvtuber業界の闇の部分を煮詰めてできた様な、混沌とした状態の俺の配信を真冬が見てしまったのだ。
「あーっと、どうだった?」
俺が真冬にそう聞くと真冬は顔を下げ言いにくそうに話した。
「夏兄が楽しくなさそうだった」
その答えに驚いて変な顔をしていると、それを見た真冬はケラケラと笑い出した。
だが正直驚いた。てっきりコメントの事を言われると思っていたのに何故か俺のことを言われ呆けてしまった。
「そんなにお兄ちゃんつまんなそうに配信してたかな?」
「ち、違うのつまんなそうとかじゃなくてなんて言うか凄い気を使ってる?って感じてなんだが楽しくなさそうだなって……」
「真冬はいい子だな」
そう言って真冬を抱きしめて頭をやさしき撫でた。
「え!?急にどうしたのお兄ちゃん」
「いや何か急に、こうしたくなってな嫌だったか?」
「べ、別に嫌とかそんなんじゃないし!」
「そうかやっぱり真冬はいい子だな」
本当にいい子だ。
でも、
「でもな、真冬お兄ちゃんは別に配信が楽しくないわけはないぞ。そりゃ昔の方が楽しかったのは本当だが、だからといって今が楽しくないって事はないぞ。それにお兄ちゃんには昔から応援してくれてるファンの人も、まぁ少ないがちゃんと居るし俺は大丈夫だぞ」
「本当に?」
「ああ本当にだ」
それを聞いた真冬は心配そうな顔をやめいつもの可愛らしい笑顔に戻った。
「そうだ真冬三期生の配信は見たか?あれは凄かったよな!本当にアレが新人かよってくらい面白かったよな」
「そう?私は夏兄の方が100万倍面白いと思うけど」
そう言われて嬉しさのあまり真冬に抱き付くとそこにちょうど両親が帰ってきて、少し家族会議になったのはまた別の話である。
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