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弟ぉぉぉおおおおお!!!!!
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夏休みが開けてしまった…。おぐに弟の事を沢山聞いていたら終わってしまった…。
俺の宿題…。まだ半分残ってる…。
_______
9月1日の始業式。俺の足取りは重かった…。なぜなら今日提出の夏休みの宿題が終わっていないから…。
「ガラガラガラ」
「優大ぁー!どうしたくらいなぁー??」
おぐの声が遠くから聞こえた。
遠くから聞こえる…。あぁそうか。ここは天国か。宿題が終らなくて焦って事故にあったんだ。即死だったのかな…。
「優大??」
「おーい!!!!」
「優大兄??」
優大兄。あぁそうか。おぐの弟にそんな名前で呼ばれてたなぁ。
え?いるの?
「光輝くん…?」
「あ。優大生きてた。返事しないで表情筋の働いていない顔で笑ってたからで死んでんのかと思ったわ。どしたの?」
「…あれ?光輝くんは??」
「あいつは小学校だぜ??ここは高校。優大ほんと好きだよなー…。引くくらい。」
おぐの声は後半本当に引いていたっぽかった。お前酷くね??
「かわいいじゃん!!てか、お前弟大切にしろよ!!」
「いや、してるよ??wwwむしろお前よりしてるよ??www」
「いや!!俺の方が大切にしてる!!」
「いやいや、俺はあいつの兄だよ!?俺の方が大切―」
「ガラガラ」
「お前ら元気だなー。とりあえず席付けー。」
先生が入ってきたことにより、俺とおぐの弟大切対決は決着が付かなかった。
俺は壁際の前の席を見やった。おぐと目が合った。あいつはいつから俺のこと見てたんだよ。キモいな、なんて思っていたらおぐがニヤニヤしながらスマホの画面を見せ付けてきた。
画面にはおぐの弟の寝顔が写っていた。俺は先生の話を聞かないでその画面をじっと見つめニヤニヤしていた。
光輝くん。可愛い。寝顔があざとい。
「後で送れ。」
俺は口パクでおぐに言った。
「やーだっ。」
これがおぐの返答だった。いや、送れよ。その可愛い光輝くんの寝顔をくれよ。
「一生のお願いだ。」
「一生??www」
とりあえずあいつムカつく。まぁ、おぐのことだから後で送ってくれるだろう…。
おぐはまだニヤニヤしていた。
_______
「なぁ、おぐ。光輝くんって何が好きなの??」
「焼き鳥。」
「じゃあ、好きな有名人は??」
「歌手の夢乃秋(ゆめのあき)ちゃん。」
「好きな歌は??」
「夢乃秋ちゃんのMaybe。」
「その子好きになったらどうなるかな??」
「知らんわぃ。」
「今度いつ会える??」
「秋くらい。」
「どこの小学校??」
「オイ、そろそろいいか??」
「好きな子はいるの??」
「優大??w」
「どんな子がタイプなの??」
「ゆーたくーん。会話噛み合ってないぞー。」
「俺になんて呼ばれたいかな??」
「優大兄??」
「なんだい。光輝くん。」
「いや、俺だし。」
「またやられた…。」
「お前、光輝の事知りたすぎだろ…。」
「だってかわいいじゃん?」
「てかお前さ、夏休み後半もそうやって俺に聞いてたよな…。俺の友達ストーカーかよって思ったわw流石にこえーw」
「……グサッと来た。」
「あ、さっきの寝顔の写真送ってよ。」
「もう既に送ってある…。流石俺。」
「ガチじゃん!ありがとう!」
光輝くんの写真は夏休みに出会ったあの日から溜まりに溜まって200枚くらいある。おぐにはきもいと言われたが、まだ足りないくらいだ…。
笑顔が4割、怒ったのが3割、真剣な顔が2割、寝顔が1割…。どれも可愛い。
俺的にはこのなんとも言えない天使な笑顔が大好きだな。
因みに、ほとんどが盗撮です。すみません。光輝くん許してください。
俺の宿題…。まだ半分残ってる…。
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9月1日の始業式。俺の足取りは重かった…。なぜなら今日提出の夏休みの宿題が終わっていないから…。
「ガラガラガラ」
「優大ぁー!どうしたくらいなぁー??」
おぐの声が遠くから聞こえた。
遠くから聞こえる…。あぁそうか。ここは天国か。宿題が終らなくて焦って事故にあったんだ。即死だったのかな…。
「優大??」
「おーい!!!!」
「優大兄??」
優大兄。あぁそうか。おぐの弟にそんな名前で呼ばれてたなぁ。
え?いるの?
「光輝くん…?」
「あ。優大生きてた。返事しないで表情筋の働いていない顔で笑ってたからで死んでんのかと思ったわ。どしたの?」
「…あれ?光輝くんは??」
「あいつは小学校だぜ??ここは高校。優大ほんと好きだよなー…。引くくらい。」
おぐの声は後半本当に引いていたっぽかった。お前酷くね??
「かわいいじゃん!!てか、お前弟大切にしろよ!!」
「いや、してるよ??wwwむしろお前よりしてるよ??www」
「いや!!俺の方が大切にしてる!!」
「いやいや、俺はあいつの兄だよ!?俺の方が大切―」
「ガラガラ」
「お前ら元気だなー。とりあえず席付けー。」
先生が入ってきたことにより、俺とおぐの弟大切対決は決着が付かなかった。
俺は壁際の前の席を見やった。おぐと目が合った。あいつはいつから俺のこと見てたんだよ。キモいな、なんて思っていたらおぐがニヤニヤしながらスマホの画面を見せ付けてきた。
画面にはおぐの弟の寝顔が写っていた。俺は先生の話を聞かないでその画面をじっと見つめニヤニヤしていた。
光輝くん。可愛い。寝顔があざとい。
「後で送れ。」
俺は口パクでおぐに言った。
「やーだっ。」
これがおぐの返答だった。いや、送れよ。その可愛い光輝くんの寝顔をくれよ。
「一生のお願いだ。」
「一生??www」
とりあえずあいつムカつく。まぁ、おぐのことだから後で送ってくれるだろう…。
おぐはまだニヤニヤしていた。
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「なぁ、おぐ。光輝くんって何が好きなの??」
「焼き鳥。」
「じゃあ、好きな有名人は??」
「歌手の夢乃秋(ゆめのあき)ちゃん。」
「好きな歌は??」
「夢乃秋ちゃんのMaybe。」
「その子好きになったらどうなるかな??」
「知らんわぃ。」
「今度いつ会える??」
「秋くらい。」
「どこの小学校??」
「オイ、そろそろいいか??」
「好きな子はいるの??」
「優大??w」
「どんな子がタイプなの??」
「ゆーたくーん。会話噛み合ってないぞー。」
「俺になんて呼ばれたいかな??」
「優大兄??」
「なんだい。光輝くん。」
「いや、俺だし。」
「またやられた…。」
「お前、光輝の事知りたすぎだろ…。」
「だってかわいいじゃん?」
「てかお前さ、夏休み後半もそうやって俺に聞いてたよな…。俺の友達ストーカーかよって思ったわw流石にこえーw」
「……グサッと来た。」
「あ、さっきの寝顔の写真送ってよ。」
「もう既に送ってある…。流石俺。」
「ガチじゃん!ありがとう!」
光輝くんの写真は夏休みに出会ったあの日から溜まりに溜まって200枚くらいある。おぐにはきもいと言われたが、まだ足りないくらいだ…。
笑顔が4割、怒ったのが3割、真剣な顔が2割、寝顔が1割…。どれも可愛い。
俺的にはこのなんとも言えない天使な笑顔が大好きだな。
因みに、ほとんどが盗撮です。すみません。光輝くん許してください。
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