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なんとなく居心地が悪くなり、中庭の木陰で食べるか、と弁当を持って立ち上がった。
「んじゃ教官、今日もよろしくね!」
Skypeから元気な声が聞こえてくる。
とりあえず剣道部の練習が終わって、道場の床拭きをさせられてから家に帰り、ごはんを一人で済ませる。
父親は単身赴任で一年の大半は家にいないし、企業の研究員をしている母親はたぶんまた午前様だ。
ゲーム機の電源を入れ、同時に携帯からSkypeも立ち上げる。
待ってましたとばかりにmarisaから通知がやってきて、一緒にモンバス村にログイン。一人部屋を立てて、そこで待ち合わせる。
Skypeでは女神の声が、画面ではJJ「おう、よろしくな教官!」という表示が。
相変わらず、JJは男キャラ、で通すらしい。
「今日はごめんねかのんくん。いきなりでびっくりした?」
「ええ。もう、帰ってからみんなの嫉妬で大変でした」
「またまた。持ち上げなくていいよ?」
いつもより心持ち弾んだ、彼女の声。
「本当ですって」
「はいはいありがとう。で、どう?日曜、都合つきそう?」
「先週部活の大会が終わったとこなんで、今週は休みなので大丈夫です」
「カノジョさんとかは?二人で出かけたら怒られちゃったりしない?」
あ、やっぱり二人きりなんだ。
「いませんってば」
「そ。良かった。じゃあ、あと三日、がんばって鍛えようね!」
「本当に出場するつもりなんですか?」
「あー、何よその言い方、私じゃやっぱり不満?」
「いえ、そうじゃなくて、親御さんとか大丈夫かなーって」
女神が誰ともつきあわないのは、彼女が決めたことではなく両親の方針で、とか聞いたことがある。きっと厳しい家庭なのだろう。
「うん。最近ゲームが面白くて、って話をしてたら、パパがチケットもらってきてくれたの。もちろん、女の子と行くってことになってるけど」
「・・・・・・バレたら僕、殺されませんか」
「バレないバレない。信用あるから、私」
「ならいいんですけど」
「んじゃ、決まりだね!」
女神の声は嬉しそうだ。
「で、今日、どうします?昨日のフレはまだ来てないみたいで・・・・・・」
「うん、教官が良かったら、ちょっと二人で狩る練習でどうでしょうか」
「そうですね。三日後に勝つためにも、二人狩りにも慣れないと、ですね」
「ん!じゃあ、れっつごー!・・・・・・の前に」
「はい?」
「かのんくん、スマホ持ってる?」
「ええ」
「iPhone?」
「ええ。iPhone 13です」
「すごーい!あたしも欲しかったのに、ママがだめーって」
「うちの両親、そういうの好きなんで」
両親共に同じ機種を持っている。
「じゃあ、LIME交換しない?今日もかのんくんがいつ来るかなーって、もうずっと待ってたの」
「もちろん、いいですよ」
「じゃあ、携帯番号言うね。090-xxxx-xxxx」
「はい。メッセ送りますね」
「おっけー。・・・・・・きたきた。携帯番号いれとくね。うん、LIMEもばっちり。これで待ち合わせも大丈夫だね」
「ですね」
・・・・・・女神の携帯番号をゲットしてしまった。しかもLIMEまで。
こりゃ、スマホもうかうか他人に見せられないな。とりあえず、名前はJJって登録しとくか。
「じゃあ、はりきっていこー!」
「いきましょー!」
「んじゃ教官、今日もよろしくね!」
Skypeから元気な声が聞こえてくる。
とりあえず剣道部の練習が終わって、道場の床拭きをさせられてから家に帰り、ごはんを一人で済ませる。
父親は単身赴任で一年の大半は家にいないし、企業の研究員をしている母親はたぶんまた午前様だ。
ゲーム機の電源を入れ、同時に携帯からSkypeも立ち上げる。
待ってましたとばかりにmarisaから通知がやってきて、一緒にモンバス村にログイン。一人部屋を立てて、そこで待ち合わせる。
Skypeでは女神の声が、画面ではJJ「おう、よろしくな教官!」という表示が。
相変わらず、JJは男キャラ、で通すらしい。
「今日はごめんねかのんくん。いきなりでびっくりした?」
「ええ。もう、帰ってからみんなの嫉妬で大変でした」
「またまた。持ち上げなくていいよ?」
いつもより心持ち弾んだ、彼女の声。
「本当ですって」
「はいはいありがとう。で、どう?日曜、都合つきそう?」
「先週部活の大会が終わったとこなんで、今週は休みなので大丈夫です」
「カノジョさんとかは?二人で出かけたら怒られちゃったりしない?」
あ、やっぱり二人きりなんだ。
「いませんってば」
「そ。良かった。じゃあ、あと三日、がんばって鍛えようね!」
「本当に出場するつもりなんですか?」
「あー、何よその言い方、私じゃやっぱり不満?」
「いえ、そうじゃなくて、親御さんとか大丈夫かなーって」
女神が誰ともつきあわないのは、彼女が決めたことではなく両親の方針で、とか聞いたことがある。きっと厳しい家庭なのだろう。
「うん。最近ゲームが面白くて、って話をしてたら、パパがチケットもらってきてくれたの。もちろん、女の子と行くってことになってるけど」
「・・・・・・バレたら僕、殺されませんか」
「バレないバレない。信用あるから、私」
「ならいいんですけど」
「んじゃ、決まりだね!」
女神の声は嬉しそうだ。
「で、今日、どうします?昨日のフレはまだ来てないみたいで・・・・・・」
「うん、教官が良かったら、ちょっと二人で狩る練習でどうでしょうか」
「そうですね。三日後に勝つためにも、二人狩りにも慣れないと、ですね」
「ん!じゃあ、れっつごー!・・・・・・の前に」
「はい?」
「かのんくん、スマホ持ってる?」
「ええ」
「iPhone?」
「ええ。iPhone 13です」
「すごーい!あたしも欲しかったのに、ママがだめーって」
「うちの両親、そういうの好きなんで」
両親共に同じ機種を持っている。
「じゃあ、LIME交換しない?今日もかのんくんがいつ来るかなーって、もうずっと待ってたの」
「もちろん、いいですよ」
「じゃあ、携帯番号言うね。090-xxxx-xxxx」
「はい。メッセ送りますね」
「おっけー。・・・・・・きたきた。携帯番号いれとくね。うん、LIMEもばっちり。これで待ち合わせも大丈夫だね」
「ですね」
・・・・・・女神の携帯番号をゲットしてしまった。しかもLIMEまで。
こりゃ、スマホもうかうか他人に見せられないな。とりあえず、名前はJJって登録しとくか。
「じゃあ、はりきっていこー!」
「いきましょー!」
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