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さよなら、好きな人
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――あれは、なんだったのだろう。
遂に想いを電子の風を便りに送った。
その人は私と同じように電子の風を便りに送ってくれた。
ただ、その風はとても心地のよい、
嬉しい風ではなかった。
ただ、悲しくも切ない風だった。
僕の目元に向かって風が傷をつけた。
痛い。
液体が流れて思う。
「そうか、これは血だ」
涙ではない......
「そうだ、きっとその筈だ」と頬に伝わる透明な液体を流してすすり泣く自分がとても嫌だった。
風は一瞬にして切り裂いたのだ。
まるでカッターのように鋭かった。
――君へのありがとう。
言えたことで、なにか変わった。
妙なことにも、なぜか「ありがとう」と送っていた。
感謝する事はない筈だった。
しかし、伝えたことで、
自分の無力さに気づいた。
だから、もう、想い人に想いを抱くことをやめようと思った。
――雨が降っていた。
今日は大雨だった。
傘を忘れてしまったのだ。
全身びしょ濡れだ。
乾くにはまだかかりそうだ。
明日は、晴れたらいいな。
明後日も、明々後日も、
晴れたならいいな。
――4つの好きと1つの愛。
好きな人に好きな人はいなかったのかわからない。
私は、好きな人を好きになることを諦めきれない想いがあった。
寂しさや悲しさ、切なさ。
恋心すら、
すべてまとめてゴミ箱へ投げ入れても
それでも収まらないんだ。
これが、愛なのだろう。
彼女のすべてを愛していた。
恋などという言葉では済まない、
それ程までの大きな言葉。
これが、4つの好きが生んだ、
【1つの愛】なんだろう。
――そして、これから。
電子の世界でまだまだ漂い続けるよ。
どんな人にも常に感謝を忘れないよ。
これからは、傘を持つことにするよ。
好きと愛を間違えないようにするよ。
そして、これからは一人で生きるよ。
――独りじゃ歩けない。
わかってる。
でも、こんな辛い想いはしたくない。
辛いし苦しいしでいやだ。
それでも......
恋をすることは、
辞めることはできないんだなぁ......
――今こそが人生なんだ。
そう、今この時間が人生だ。
本気で人を好きになれる。
それだけで幸せだ。
遂に想いを電子の風を便りに送った。
その人は私と同じように電子の風を便りに送ってくれた。
ただ、その風はとても心地のよい、
嬉しい風ではなかった。
ただ、悲しくも切ない風だった。
僕の目元に向かって風が傷をつけた。
痛い。
液体が流れて思う。
「そうか、これは血だ」
涙ではない......
「そうだ、きっとその筈だ」と頬に伝わる透明な液体を流してすすり泣く自分がとても嫌だった。
風は一瞬にして切り裂いたのだ。
まるでカッターのように鋭かった。
――君へのありがとう。
言えたことで、なにか変わった。
妙なことにも、なぜか「ありがとう」と送っていた。
感謝する事はない筈だった。
しかし、伝えたことで、
自分の無力さに気づいた。
だから、もう、想い人に想いを抱くことをやめようと思った。
――雨が降っていた。
今日は大雨だった。
傘を忘れてしまったのだ。
全身びしょ濡れだ。
乾くにはまだかかりそうだ。
明日は、晴れたらいいな。
明後日も、明々後日も、
晴れたならいいな。
――4つの好きと1つの愛。
好きな人に好きな人はいなかったのかわからない。
私は、好きな人を好きになることを諦めきれない想いがあった。
寂しさや悲しさ、切なさ。
恋心すら、
すべてまとめてゴミ箱へ投げ入れても
それでも収まらないんだ。
これが、愛なのだろう。
彼女のすべてを愛していた。
恋などという言葉では済まない、
それ程までの大きな言葉。
これが、4つの好きが生んだ、
【1つの愛】なんだろう。
――そして、これから。
電子の世界でまだまだ漂い続けるよ。
どんな人にも常に感謝を忘れないよ。
これからは、傘を持つことにするよ。
好きと愛を間違えないようにするよ。
そして、これからは一人で生きるよ。
――独りじゃ歩けない。
わかってる。
でも、こんな辛い想いはしたくない。
辛いし苦しいしでいやだ。
それでも......
恋をすることは、
辞めることはできないんだなぁ......
――今こそが人生なんだ。
そう、今この時間が人生だ。
本気で人を好きになれる。
それだけで幸せだ。
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