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プロフェッサー八重子のお悩み相談室
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八重子「プロフェッサー八重子のお悩み相談室……はーじまーるよー……」
ましろ「助手の羽柴ましろです。本日はよろしくお願いしま」
八重子「チェンジ」
ましろ「な、なぜ!?」
八重子「助手はツッコミポジションなのに……完全にミスキャスト……」
ましろ「そんな……スタッフさんが人気のコンビだからと……」
八重子「それが真実かどうか……きちんと統計を取った上で……オファーをしてほしい……」
ましろ「す、すみません……?」
八重子「しぶしぶ……一人目は……東京都にお住まいのB・Sさん……『完璧超人を超える方法を教えてください』……」
ましろ「人を超えている方を超える方法……一人目から難しいですね……」
八重子「そんなB・Sさんには……SORO猛先生の著書『バカの壁尻』がおすすめ……」
ましろ「不思議なタイトルの本ですね。どのような内容なのですか?」
八重子「人は生まれ持った素質が十割……生まれ落ちた時点から全く同じ努力をしても……誰もSオオタニにはなれない……」
ましろ「き、厳しいです」
八重子「置かれた場所で咲け……。努力すればできるという幻想が……これまで数多の不幸を生み出した……。やればできるのなら……オメガは生まれない……。以上、SORO猛先生の思想……」
ましろ「過激な方なのですね」
八重子「そもそも……B・Sさんが完璧超人を超えるとキャラぶれになってカップリング表記も逆になる可能性があってアウトなので……一生完璧超人に翻弄されてください……」
ましろ「……木凪の話は難しくて、私にはよくわからないところがあるのですが、オメガとはなんですか?」
八重子「二人目は……東京都にお住まいのH・Sさん『今夜のおすすめの献立』……」
ましろ「あの、オメガとは……」
八重子「H・Sさんが料理を作る相手は仙人のように霧か霞が好物……霧と霞を用意しましょう……」
ましろ「霧や霞はどこで手に入るのでしょうか」
八重子「ちなみに道教の仙人が作る不老不死薬の材料は……金や水銀……」
ましろ「水銀? 水銀では不老不死になるどころか体に害があるのでは」
八重子「死人が相次いだから……かつてのプロジェクト・イモータルは凍結された……」
ましろ「そ、そうなりますよね」
八重子「仙人はともかく……料理人が料理と無縁の人間に献立を相談してるのが……謎……」
ましろ「でも、今はアプリなどでAIが献立を考えてくれたりしますから、木凪も頼りにされているのでしょう」
八重子「霧か霞で……」
ましろ「あの、私も相談してもいいですか?」
八重子「それでは皆様また来週……。八重子のお悩み相談室は……いつでも相談受付中……。下に表示されているURLから身の回りの色々なお悩みを送ってね……」
ましろ「あ、あの、私も相談したいのですが」
八重子「……お金の相談なら……」
ましろ「お、お金には困っていないです」
八重子「じゃあ……しぶしぶ……いっちょ撮れ高あるやつお願いします……」
ましろ「とれだか?よくわかりませんが、月華が渡してくれたスマートフォンは、木凪が色々管理してくれているのですよね。このメッセージアプリに送られてきた画像をプリントアウトするにはどうすればいいか、教えてほしいです」
八重子「………………………」
ましろ「………………………?」
八重子「これが……現代の深刻な社会問題の一つでもある……IT介護……」
ましろ「え?」
八重子「天ちゃんに教えておくので……あとは係の人に聞いていただけたら……」
ましろ「わ、私も覚えられます!」
八重子「それでは皆様ご機嫌よう……。八重子のお悩み相談室は……いつでも相談受付中……。痴情のもつれや……禁断の恋の話など……下のQRコードからじゃんじゃんお送りください……」
ましろ「うぅ、木凪酷いです……。ご視聴いただきありがとうございました……」
おしまい。
ましろ「助手の羽柴ましろです。本日はよろしくお願いしま」
八重子「チェンジ」
ましろ「な、なぜ!?」
八重子「助手はツッコミポジションなのに……完全にミスキャスト……」
ましろ「そんな……スタッフさんが人気のコンビだからと……」
八重子「それが真実かどうか……きちんと統計を取った上で……オファーをしてほしい……」
ましろ「す、すみません……?」
八重子「しぶしぶ……一人目は……東京都にお住まいのB・Sさん……『完璧超人を超える方法を教えてください』……」
ましろ「人を超えている方を超える方法……一人目から難しいですね……」
八重子「そんなB・Sさんには……SORO猛先生の著書『バカの壁尻』がおすすめ……」
ましろ「不思議なタイトルの本ですね。どのような内容なのですか?」
八重子「人は生まれ持った素質が十割……生まれ落ちた時点から全く同じ努力をしても……誰もSオオタニにはなれない……」
ましろ「き、厳しいです」
八重子「置かれた場所で咲け……。努力すればできるという幻想が……これまで数多の不幸を生み出した……。やればできるのなら……オメガは生まれない……。以上、SORO猛先生の思想……」
ましろ「過激な方なのですね」
八重子「そもそも……B・Sさんが完璧超人を超えるとキャラぶれになってカップリング表記も逆になる可能性があってアウトなので……一生完璧超人に翻弄されてください……」
ましろ「……木凪の話は難しくて、私にはよくわからないところがあるのですが、オメガとはなんですか?」
八重子「二人目は……東京都にお住まいのH・Sさん『今夜のおすすめの献立』……」
ましろ「あの、オメガとは……」
八重子「H・Sさんが料理を作る相手は仙人のように霧か霞が好物……霧と霞を用意しましょう……」
ましろ「霧や霞はどこで手に入るのでしょうか」
八重子「ちなみに道教の仙人が作る不老不死薬の材料は……金や水銀……」
ましろ「水銀? 水銀では不老不死になるどころか体に害があるのでは」
八重子「死人が相次いだから……かつてのプロジェクト・イモータルは凍結された……」
ましろ「そ、そうなりますよね」
八重子「仙人はともかく……料理人が料理と無縁の人間に献立を相談してるのが……謎……」
ましろ「でも、今はアプリなどでAIが献立を考えてくれたりしますから、木凪も頼りにされているのでしょう」
八重子「霧か霞で……」
ましろ「あの、私も相談してもいいですか?」
八重子「それでは皆様また来週……。八重子のお悩み相談室は……いつでも相談受付中……。下に表示されているURLから身の回りの色々なお悩みを送ってね……」
ましろ「あ、あの、私も相談したいのですが」
八重子「……お金の相談なら……」
ましろ「お、お金には困っていないです」
八重子「じゃあ……しぶしぶ……いっちょ撮れ高あるやつお願いします……」
ましろ「とれだか?よくわかりませんが、月華が渡してくれたスマートフォンは、木凪が色々管理してくれているのですよね。このメッセージアプリに送られてきた画像をプリントアウトするにはどうすればいいか、教えてほしいです」
八重子「………………………」
ましろ「………………………?」
八重子「これが……現代の深刻な社会問題の一つでもある……IT介護……」
ましろ「え?」
八重子「天ちゃんに教えておくので……あとは係の人に聞いていただけたら……」
ましろ「わ、私も覚えられます!」
八重子「それでは皆様ご機嫌よう……。八重子のお悩み相談室は……いつでも相談受付中……。痴情のもつれや……禁断の恋の話など……下のQRコードからじゃんじゃんお送りください……」
ましろ「うぅ、木凪酷いです……。ご視聴いただきありがとうございました……」
おしまい。
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