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3章・前半
命を懸けた即興連携
魔物の群れに囲まれ命の危機に陥っていたマグナ達を助けるべく、歌で魔物を引き付けたリューラン。
マグナ達から距離を取ろうと歌いながら走り続けていた彼女だったが、しばらく走ったところでふと足を止めた。
「っ!」
「ギギギィ!!」
「ギャギャギャ!!」
それは前方から現れた別の魔物の群れ。
歌いながら移動していたため離れた場所にいた別の魔物も引きつけてしまい、挟み撃ちの形になってしまったのだ。
「……これだけ離れれば十分かしら」
逃げ道は完全に塞がれていた。
だがリューランの表情に恐怖はなく、むしろ落ち着いているように見えた。
「ちゃんと話しておけばよかったかしら」
魔物に囲まれた状況で彼女はぽつりと呟く。
(別に私は、皆のために囮になって死ぬつもりなんて……全然ないわよ)
歌をとめ、ゆっくりと息を整える。
それは曲の区切りめの間奏のように、次の歌詞に備え呼吸を整えるような自然な仕草。
だが彼女が大きく息を吐いたその瞬間、周囲の空気が明らかに変わったのだ。
「ギギィ!?」
直後、リューランの足元から黒く沈んだ魔力が滲み出す。
光を拒むような冷たい気配があたりに漏れ出る。
(皆の前では、希望の歌姫でいたいから……)
希望の歌姫……
そう呼ばれるリューランだが、彼女が持つスキルは希望とかけ離れたような黒いスキルだったのだ。
絶望の歌姫……
今まで決して使って来なかったスキルが彼女の奥底から不吉なオーラと共に沸き上がる。
(本能で分かる。このスキルを使えばこんな魔物程度なら簡単に倒せるけど……それはきっと誰にも見せられないものだから)
静かに瞼を開けると、そこにはドス黒い光が宿る。
――絶望の歌姫。
そのスキルを起動させようと意を決して口を開いた……その時だった。
「リューランさああああん!!」
「え!?」
聞き覚えのある、必死な叫び声。
驚いて顔を上げたリューランの視界に、全力で駆けてくる影が映る。
「な、なんで来ちゃったの!?」
驚きを隠せない彼女は思わず声が裏返る。
そこにいたのは剣を握りしめ、息を切らしながら突っ込んでくるマグナ達の姿だった。
「うわぁ!さっきよりも数が増えてるのです!」
「ああもう最悪……」
「それでもリューランさんを見捨てるわけにはいかないっス!!」
その光景を前に、リューランの中で高まりかけていた禍々しい魔力がすっと霧散していく。
「……もう、みんな死んじゃうかもしれないのに」
呆れたように、でもどこか震える声で呟く。
そんなリューランを助けようと、マグナ達は決死の思いで魔物の群れに飛び込んできたのだ。
「あんた、本気なのね!?」
「ああ!思いっきり頼む!」
魔物の群れを視界にとらえたメアリーは突っ込んでくるマグナの進路上に構えると、腰を落として上体をわずかに斜めに開いた。
それと同時に指を組みながら両腕を前に差し出し、全身に力を込め始める。
「うぉおおお!!」
そうして構えたメアリーの組んだ手に、マグナは迷いなく片足を掛けた。
靴も履かず、裸足のままの足裏がメアリーの固く組んだ手に力強く食い込む。
マグナが見据えるのは群れを先導してリューランを襲おうとしている1番大きな魔物だった。
「せぇ~~のッ!!」
「でりゃぁああ!!」
次の瞬間、メアリーが掛け声とともにマグナを空中へ打ち出した。
合図に合わせマグナはメアリーの腕から飛び出す。
「うそっ!?」
「くらぇえええ!!」
「ギギィ!?」
魔物の群れを飛び越えて1番大きな個体に空中から迫るマグナ。
それはリューランを襲おうとしていた巨大な鋏殻獣にとって想定外の強襲だった。
「お前らは火が苦手なんだろ!?たっぷりと味あわせてやるよ!!」
空中に飛び出し鋏殻獣の顔面に飛びついたマグナは、そのまま左手の指と両足の指でスキルを発動し顔面に張り付く。
そしてマグナの右手に握られていたのは火がつけられた制服の上着。
「小さい奴より耐性はあるみたいっスけど、苦手なのは変わりないっスよね?」
それは飛び出す前に脱いだ制服にサムハットが着火させたもの。
「ギィィイイイ!!」
弱点である火を顔面に近づけられた鋏殻獣は慌てふためきその場で暴れはじめたのだ。
「ギギギ!!」
「ギギャギャ!?」
群れのボス格であった巨大な鋏殻獣が暴れはじめたことで、周囲の小型の鋏殻獣は統率を失う。
「ぐぁあああ!!」
(指が引きちぎれそうだ……!)
だが火を恐れ大暴れする鋏殻獣の顔面にへばりつくマグナも苦悶の表情を浮かべていた。
マグナのスキル、指吸盤はその効果自体はそこまで低くはない。
手の指が1本あたり約100kg、足の指が1本あたり50kgほどと複数の指で張り付くことでそう簡単には剥がれない。
しかしそれはあくまで吸着力のみの話であり、マグナの指や腕がそれだけの力に耐えられるという訳ではないのだ。
燃えた上着を押し付けるマグナを振り払おうと、魔物は激しく体を揺らしている。
吸着力自体は足りているものの、その激しく振り回す力でマグナの指が悲鳴を上げたのだ。
「くそぉおおおお!!」
「マグナ!」
「任せるっス!」
魔物が激しく体を揺する力に限界を迎えそうになったマグナだったが、それを見たサムハットは混乱する小型の鋏殻獣の群れを縫ってマグナの元に駆け付けた。
「ちょっとだけ、遅くなってもらうっスよ」
「ギギィ!?」
マグナに気を取られ、足元への警戒が緩くなっていた鋏殻獣。
そんな魔物の足にサムハットは右手で触れると、即座にスキルを発動した。
(っ!!気持ち魔物の動きが鈍くなったような……)
「マグナさんっ!もうちょっと耐えるっスよ!」
(そうか!サムハットのスキルか!)
サムハットに触れられた鋏殻獣は、ほんのわずかだがその巨体の動きが鈍化したのだ。
サムハットのスキルは数値収奪。
彼の手で触れた対象が持つ「サムハットの認識で数値化可能な要素」を一時的に減少させることが可能なスキル。
今回この鋏殻獣から奪ったのは、先日アレスとのコンサートチケット獲得の試練で使用したものと同じ”行動速度”。
スキルの効果量が低いため対象を完全停止させることは不可能だが、相手が違和感を感じる程度には体の動きを遅くさせることは可能であった。
「ぐぎぎぎ……」
(相変わらず指はちぎれそうだが……これならギリギリ耐えられる!)
サムハットのスキルのおかげで鋏殻獣の動きが若干鈍くなり、マグナはその魔物の顔面に張り付き続けることができるようになった。
いくら体を振るってもマグナを引き剥がせない鋏殻獣。
「ギギギギ!!」
「っ!!」
「マグナ様!攻撃が来るのです!!」
そうして顔面に押し付けられた炎に耐えかねた鋏殻獣は、ついにその巨大な鋏を振り上げ直接マグナを叩き潰すことにしたのだ。
それを見たキャロルがマグナに合図を送る。
「いよっしゃぁああ!!自分の攻撃で顔面潰れとけぇ!!」
ドゴォオオオン!!
その合図とともに、マグナはスキルを解除し一瞬で鋏殻獣の顔面から飛び降りたのだ。
鋏殻獣が振り下ろした巨大な鋏はそのままの勢いで自身の顔面に衝突する。
「グ……ギギ……!」
ドォオオオン!!
「やったっス!!」
「ふんッ!自分で自分の顔面を潰すなんて馬鹿な奴ね」
その強烈な一撃に鋏殻獣はよろよろとバランスを崩し、轟音と共に地面に崩れ落ちたのだ。
「あちゃちゃちゃちゃちゃ!!」
「マグナ様!すぐに火を消しますのです!」
鋏殻獣の顔面から飛び降りたマグナだったが、制服の火が体に燃え移ってしまい、あまりの熱さに地面を転がっていた。
そんなマグナにキャロルが駆け寄ると、自身の制服の上着を脱ぎ、まだそこまで大きくない火種を懸命に扇いで消火する。
「マグナ君!大丈夫!?あんな無茶なことして……」
力を出し切り地面に倒れたマグナの元に、リューランが心配そうな表情をしながら駆け寄ってきた。
「はぁ……はぁ……リューランさんがいなくなっちまうなんて死んでも嫌ですから……これくらいどうってことはないですよ!」
「もう……でも、助けに来てくれて嬉しかったわ。ありがとう。皆もお礼を言うわ」
そう微笑んだリューランの言葉に、張り詰めていた空気がほんの一瞬だけ緩む。
まだ鋏殻獣の脅威は去ってはいなかったが、それでも皆の心の中に確かな達成感が芽生えていたのだった。
マグナ達から距離を取ろうと歌いながら走り続けていた彼女だったが、しばらく走ったところでふと足を止めた。
「っ!」
「ギギギィ!!」
「ギャギャギャ!!」
それは前方から現れた別の魔物の群れ。
歌いながら移動していたため離れた場所にいた別の魔物も引きつけてしまい、挟み撃ちの形になってしまったのだ。
「……これだけ離れれば十分かしら」
逃げ道は完全に塞がれていた。
だがリューランの表情に恐怖はなく、むしろ落ち着いているように見えた。
「ちゃんと話しておけばよかったかしら」
魔物に囲まれた状況で彼女はぽつりと呟く。
(別に私は、皆のために囮になって死ぬつもりなんて……全然ないわよ)
歌をとめ、ゆっくりと息を整える。
それは曲の区切りめの間奏のように、次の歌詞に備え呼吸を整えるような自然な仕草。
だが彼女が大きく息を吐いたその瞬間、周囲の空気が明らかに変わったのだ。
「ギギィ!?」
直後、リューランの足元から黒く沈んだ魔力が滲み出す。
光を拒むような冷たい気配があたりに漏れ出る。
(皆の前では、希望の歌姫でいたいから……)
希望の歌姫……
そう呼ばれるリューランだが、彼女が持つスキルは希望とかけ離れたような黒いスキルだったのだ。
絶望の歌姫……
今まで決して使って来なかったスキルが彼女の奥底から不吉なオーラと共に沸き上がる。
(本能で分かる。このスキルを使えばこんな魔物程度なら簡単に倒せるけど……それはきっと誰にも見せられないものだから)
静かに瞼を開けると、そこにはドス黒い光が宿る。
――絶望の歌姫。
そのスキルを起動させようと意を決して口を開いた……その時だった。
「リューランさああああん!!」
「え!?」
聞き覚えのある、必死な叫び声。
驚いて顔を上げたリューランの視界に、全力で駆けてくる影が映る。
「な、なんで来ちゃったの!?」
驚きを隠せない彼女は思わず声が裏返る。
そこにいたのは剣を握りしめ、息を切らしながら突っ込んでくるマグナ達の姿だった。
「うわぁ!さっきよりも数が増えてるのです!」
「ああもう最悪……」
「それでもリューランさんを見捨てるわけにはいかないっス!!」
その光景を前に、リューランの中で高まりかけていた禍々しい魔力がすっと霧散していく。
「……もう、みんな死んじゃうかもしれないのに」
呆れたように、でもどこか震える声で呟く。
そんなリューランを助けようと、マグナ達は決死の思いで魔物の群れに飛び込んできたのだ。
「あんた、本気なのね!?」
「ああ!思いっきり頼む!」
魔物の群れを視界にとらえたメアリーは突っ込んでくるマグナの進路上に構えると、腰を落として上体をわずかに斜めに開いた。
それと同時に指を組みながら両腕を前に差し出し、全身に力を込め始める。
「うぉおおお!!」
そうして構えたメアリーの組んだ手に、マグナは迷いなく片足を掛けた。
靴も履かず、裸足のままの足裏がメアリーの固く組んだ手に力強く食い込む。
マグナが見据えるのは群れを先導してリューランを襲おうとしている1番大きな魔物だった。
「せぇ~~のッ!!」
「でりゃぁああ!!」
次の瞬間、メアリーが掛け声とともにマグナを空中へ打ち出した。
合図に合わせマグナはメアリーの腕から飛び出す。
「うそっ!?」
「くらぇえええ!!」
「ギギィ!?」
魔物の群れを飛び越えて1番大きな個体に空中から迫るマグナ。
それはリューランを襲おうとしていた巨大な鋏殻獣にとって想定外の強襲だった。
「お前らは火が苦手なんだろ!?たっぷりと味あわせてやるよ!!」
空中に飛び出し鋏殻獣の顔面に飛びついたマグナは、そのまま左手の指と両足の指でスキルを発動し顔面に張り付く。
そしてマグナの右手に握られていたのは火がつけられた制服の上着。
「小さい奴より耐性はあるみたいっスけど、苦手なのは変わりないっスよね?」
それは飛び出す前に脱いだ制服にサムハットが着火させたもの。
「ギィィイイイ!!」
弱点である火を顔面に近づけられた鋏殻獣は慌てふためきその場で暴れはじめたのだ。
「ギギギ!!」
「ギギャギャ!?」
群れのボス格であった巨大な鋏殻獣が暴れはじめたことで、周囲の小型の鋏殻獣は統率を失う。
「ぐぁあああ!!」
(指が引きちぎれそうだ……!)
だが火を恐れ大暴れする鋏殻獣の顔面にへばりつくマグナも苦悶の表情を浮かべていた。
マグナのスキル、指吸盤はその効果自体はそこまで低くはない。
手の指が1本あたり約100kg、足の指が1本あたり50kgほどと複数の指で張り付くことでそう簡単には剥がれない。
しかしそれはあくまで吸着力のみの話であり、マグナの指や腕がそれだけの力に耐えられるという訳ではないのだ。
燃えた上着を押し付けるマグナを振り払おうと、魔物は激しく体を揺らしている。
吸着力自体は足りているものの、その激しく振り回す力でマグナの指が悲鳴を上げたのだ。
「くそぉおおおお!!」
「マグナ!」
「任せるっス!」
魔物が激しく体を揺する力に限界を迎えそうになったマグナだったが、それを見たサムハットは混乱する小型の鋏殻獣の群れを縫ってマグナの元に駆け付けた。
「ちょっとだけ、遅くなってもらうっスよ」
「ギギィ!?」
マグナに気を取られ、足元への警戒が緩くなっていた鋏殻獣。
そんな魔物の足にサムハットは右手で触れると、即座にスキルを発動した。
(っ!!気持ち魔物の動きが鈍くなったような……)
「マグナさんっ!もうちょっと耐えるっスよ!」
(そうか!サムハットのスキルか!)
サムハットに触れられた鋏殻獣は、ほんのわずかだがその巨体の動きが鈍化したのだ。
サムハットのスキルは数値収奪。
彼の手で触れた対象が持つ「サムハットの認識で数値化可能な要素」を一時的に減少させることが可能なスキル。
今回この鋏殻獣から奪ったのは、先日アレスとのコンサートチケット獲得の試練で使用したものと同じ”行動速度”。
スキルの効果量が低いため対象を完全停止させることは不可能だが、相手が違和感を感じる程度には体の動きを遅くさせることは可能であった。
「ぐぎぎぎ……」
(相変わらず指はちぎれそうだが……これならギリギリ耐えられる!)
サムハットのスキルのおかげで鋏殻獣の動きが若干鈍くなり、マグナはその魔物の顔面に張り付き続けることができるようになった。
いくら体を振るってもマグナを引き剥がせない鋏殻獣。
「ギギギギ!!」
「っ!!」
「マグナ様!攻撃が来るのです!!」
そうして顔面に押し付けられた炎に耐えかねた鋏殻獣は、ついにその巨大な鋏を振り上げ直接マグナを叩き潰すことにしたのだ。
それを見たキャロルがマグナに合図を送る。
「いよっしゃぁああ!!自分の攻撃で顔面潰れとけぇ!!」
ドゴォオオオン!!
その合図とともに、マグナはスキルを解除し一瞬で鋏殻獣の顔面から飛び降りたのだ。
鋏殻獣が振り下ろした巨大な鋏はそのままの勢いで自身の顔面に衝突する。
「グ……ギギ……!」
ドォオオオン!!
「やったっス!!」
「ふんッ!自分で自分の顔面を潰すなんて馬鹿な奴ね」
その強烈な一撃に鋏殻獣はよろよろとバランスを崩し、轟音と共に地面に崩れ落ちたのだ。
「あちゃちゃちゃちゃちゃ!!」
「マグナ様!すぐに火を消しますのです!」
鋏殻獣の顔面から飛び降りたマグナだったが、制服の火が体に燃え移ってしまい、あまりの熱さに地面を転がっていた。
そんなマグナにキャロルが駆け寄ると、自身の制服の上着を脱ぎ、まだそこまで大きくない火種を懸命に扇いで消火する。
「マグナ君!大丈夫!?あんな無茶なことして……」
力を出し切り地面に倒れたマグナの元に、リューランが心配そうな表情をしながら駆け寄ってきた。
「はぁ……はぁ……リューランさんがいなくなっちまうなんて死んでも嫌ですから……これくらいどうってことはないですよ!」
「もう……でも、助けに来てくれて嬉しかったわ。ありがとう。皆もお礼を言うわ」
そう微笑んだリューランの言葉に、張り詰めていた空気がほんの一瞬だけ緩む。
まだ鋏殻獣の脅威は去ってはいなかったが、それでも皆の心の中に確かな達成感が芽生えていたのだった。
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