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開こうとする心を閉じ込める事をお勧めする閑話
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いつも読んで頂いてありがとうございます。<(_ _)>
この話回は本編のキャラを使って、
【もし、時代設定に昭和・平成を加えたら?】
と言う話なので、本編とはキャラの名前や関係性以外関係がありません。
モチのローンでリアルな世界とも乖離しており、いい加減本編も妄想話なのに輪をかけた妄想話です。
この先は紙飛行機が音速で飛んでいく横を、ながらスマホしながらローラシューズ着用でムーンウォークな玉乗りをする。くらいのあり得ない設定ですので、そこんとこヨロシク。
これとこれは年代が違うのでは???
ノンノン。そういう疑問すら持ってはいけない世界が広がります。
さらに悲報!
この先はごくごく一部の方のみが理解できる世界。
読んでしまうと色々と後悔してしまう事になるのに、文句を言っていく先は何処にもないという八方塞になります。
死語と呼ばれる意味不明な文言が飛び交い、伏字のハズなのに●の中に文字が浮かんでしまったり、フレーズやメロディが頭から離れなくなったりすることがあります。
ここで正しい操作方法を記しておきます。
【ブラウザバック】
【そっ閉じ】
【電源OFF】
パソコン、スマホ、タブレットなどで上記の操作方法が解らない場合は取扱説明書をご覧の上、正しい操作方法をお取りください。
それでもスクロールをしたいアナタ♡
申し訳ございませんが、作者は一切の責任をおわない外道なのでこの先は自己責任。
大事な事なのでもう一度
【この先は自己責任】
となっておりますので、自己責任の意味が理解できる方のみスクロールをお願いします。
妄想閑話
タイトル【お買い物】
ホートベル侯爵家はとても仲の良い夫婦がご当主である。
妻はナティと呼ばれ、夫はアミ君と呼ばれている。
運動神経が良さげに見えて、実は壊滅的な妻、ナティ。
さて、この度ホートベル侯爵家では遂に!馬車から自動車にシフトすべく買い替えを検討中。
これは売り込み時だ!!っと商会から営業マン達が自慢の車と共にやって来ていた。
「まぁ。存在感を感じさせる車ね」
「はい。ギャ●ン・シグマで御座います」
「え?…宇宙刑事?」
「ナティ。それはギャバ●だ」
「だって…”いいかい?良い子のみんな” って人差し指を立てるように棒が立ってるじゃない」
そう。ほとんどの車にはフロントの左側に「コーナーポール」と呼ばれる棒がある。
ヘタッピバーや、下手くそ棒とも呼ばれているが、誰もがオプションなのに付けたがる逸品だ。
指をパッチン鳴らすポール●様ではないのでご注意を。
だが、お値段がちょっとばかりキツイ。
ファリティとアミナリンは次の営業マンが揉み手をする車に向かった。
「奥様、当商会自慢の車です。試乗されてみてください」
「まぁ。乗ってもいいの?」
先ほどのギャラ●・シグマも良かったがこちらも捨てがたい。
「はい。こちらはですね。窓がなんと!」
「なんと?!」
「本物のパワーウィンドウで御座います」
「なんですって!?だからドアにクルクルレバーがあるのね」
電動で窓が上下に開閉すると思ったら大間違い。
電動ではない。手動。
これこそが本物のパワーウィンドウだろう。
「しかも奥様、この車。まだパワー系が隠されています」
「なんですって?!」
「このハンドル操作。こちらも本物のパワーステアリングで御座います。どうぞお手に触れてみてくださいませ」
ファリティは恐る恐るハンドルに触れてみた。
エンジン音のドッドッドッド…音は聞こえるのだが、運転席に座り、ハンドルを時計回り、反時計回りに回してみるも…。
「くぅっ!重いっ!」
ハンドル操作なのに ”たの●ん全力投球” 並みに全力が必要だとは思いもしなかった。
「でしょう?当社自慢のパワーステアリングで御座います。ちなみにABSも運転者に搭載をされていますので、咄嗟の時にも瞬発力を試すことが出来る仕様で御座います」
ファリティは腕が限界を迎えそうになりながらある事に気が付いた。
「まぁ!このドアの窓!ガラスが収納されていく部分がふわふわですわ!」
「でしょう?これで窓ガラスが開閉するだけで綺麗になるのです」
「でも雨の日は濡れてしまうんじゃないの?」
「こ、細かい事を気にしてはいけません。そうだ!今ですとシフトノブの先端を水中花風にしたものをご成約プレゼントしておりますよ」
「まぁ!このシフトノブ…え?シフトノブ?」
営業マンの差し出す後日付け替え可能なシフトノブ。
しかし現在試乗している車は「タクシー」のようにハンドルの横にシフトノブがあるタイプだった。
単に「D」から「P」などの直線ではなく卍のようにカクカクと動かさねばならないタクシー式シフトノブ。
――これを扱えるようになればゴッドハンドと呼ばれそうね――
「どう?ナティが良さそうだったらこれに決めるけど」
「アミ君。これ、ハンドルが重いのよ」
ガチに力の必要なハンドル操作に、ハンドル横でシフトチェンジ。
女性にはちょっと操作が難しそうだ。
これで高速や、有料道路の料金所手前で、更に全力で窓をクルクル開けねばならない。地獄だ。
え?ETCがあるじゃないか?
何を言う~早見ゆ‥‥この時代にはないのだ。クレジットカードですら複写式で印字しサインを求める時代にETCなどない。
エトセトラならあるが、イーティーシーはまだ時代に追い付いていないのだ。
ちなみにレブハフト辺境領に嫁いだ奥様、ファマリー。
名前が似ているが、気が付いただろうか…。
レブハフト辺境領にはエトセ虎が生息している事に!!
ファリティの声を小耳に挟んだ営業マンは更に奥の手。
「あなただけにオマケ作戦」を展開した。
「奥様。ここだけの話にしておいて欲しいのですが、今、ご成約を頂きますと、1台目にはピンク、2台目にはブルー、3台目にはグリーンの ” 灰皿芳香剤 ” をプレゼントいたします!」
「芳香剤を?!」
「えぇ。ガソリンスタンドで給油時は新しいものと交換して貰えますが、今なら!!初回サービスで御座います」
営業マンはガシャガシャとカラフルな粒粒芳香剤を振って音をさせる。
ファリティは、迷った。
そもそもで…ファリティもアミナリンもタバコは吸わないのだ。なので芳香剤と言う名のタバコの臭い消しは不要と言えば不要なのだ。
ただ、灰皿はもれなく装備されているので硬貨などを入れておこうかな?と考えていたので、オプションの「灰皿内、フェルト張」にしてくれるならポイントは高かったかも知れない。
「ごめんなさい。あちらの車も見てみるわ」
ファリティはおまけ攻撃を仕掛けてくる営業マンを軽くいなし、次に向かった。
「まぁ。この車に乗るとかっこよく見えますの?」
「はい。なんせカッコ・イン●グラで御座いますからね。デュアル・オーバーヘッド・カム、通称DOHCを搭載し、スポーツタイプでしたら運転席、助手席のほかに後部のハッチバックの3ドアクーペ!。落ち着きたいなと言う場合は5ドアハッチバックセダンが御座います」
「凄いわ。これに乗るだけでデ●リアンに乗った気分になれるかも?!」
「うーん…雷注意報の日は走れないな。タイムトラベルをしてしまうと困るぞ」
「大丈夫よ!これで戦国時代なんかに行けば国盗り出来ちゃうかも?」
「ナティ。無理だよ。道が舗装をされてないから直ぐに進めなくなる。国盗りの前にガス欠でパーツ盗りされてしまうよ。それに1か月の新車点検前に落雷にあったら点検も受けられないよ」
――アリ君、現実的なのね――
普通はガススタがないのでガス欠~とか考えないと思うのが、現実的には間違いではない。満タンにしていても走れば無くなるのだから給油も必要なのだ。
「フロントのライトが以前はプレ●ュードみたいにパカっと開いたんですけども、横長にしてみました。オサレでしょう?」
「ソア●みたいね」
「奥様。違います。横に長い点は似ておりますけども、似て非なるものです。メーカー違うので…」
しかし、問題があった。
ファリティは方向音痴なのである。
【この馬車に乗ればどこに行ける】など【行き先】は理解をしているのだが、御者任せなので自力で歩けとなると右左、東西南北が判らなくなる。
唯一判るのが「上下」であるが行けない方向が解っても意味がない。
以前に3歩進んで、ルルに話しかけられ立ち止まり、グルグルバットをした後は元きた方向も解らなかった。
「私はイス●ンダルにもガンダ●ラにも行けないの。兼高●おる様のように世界の旅には行けないわ」
「そんな弱気になっちゃダメだ。その為にゼン●ン住宅地図があるんだ!」
アミナリンは分厚い住宅地図、そして全国ロードマップを広げた。
ナビとは!!
運転席と助手席の中央で「目的地まで、あと、200m」「次の信号を左折、です」なんてナビではない。
ナビとは助手席に座る君だ!!
助手席に座ってくれる人がいない…そんな君へ。
暗いと、不平を言う●りも、進ん●、明かりを付けま●ょう。
チャッチャッチャー♪ちゃららららららチャッチャッチャー♪
※音楽まで再生出来たら間違いなく「S人」である。
しかしついにそんなファリティにも至高の1台が!!
方向音痴なファリティの脳内に軽やかな音楽が鳴り始めた。
「Oh~シャン●リゼ~Oh~シャ●ゼリゼ~♪」この続きはほぼ99%がハミングになる不思議な曲。
「まぁ!この車は!!仲良しさんの車ですわよね?」
「奥様。よくご存じで。はい。おフランスな街や地下鉄のホームなどを並んで走ったり、追いかけっこするように走る車ジェ●ニで御座いますよ」
「えぇ。えぇ。知っているわ。メトロも走っちゃうのよね。いつも思うの。改札はどうしてるのかなって」
「改札は…そうですね。担当に聞いております」
チャイコフスキー作曲、花のワルツに乗り、華麗な走りを見せる2台のジ●ミニ。
ファリティはジェ●ニと聞いて「ウィ●ン物語 ジェ●ニ・●とS」を思い浮かべてしまう。
そして悩むのだ。
どうしてウィーンなのにダンケシェーン?
ジャーマニー語が公用語だからか??
いや、それを言ってしまうとコテコテの日●人なのに、屈指の名門●ーテンベルグ家の跡取りとクリソツとかないやろ?ってなっちゃうやん。
――ハッ!いけない。2,3人しか意味が解らないくだりだわ――
「この車にすれば方向音痴でも問題ないだろう」
「うーん…でも私、まだ運転免許、仮免も持ってないの。AT限定免許があれば取るんだけど」
「え・・・・」
そもそもに問題があった。
「免許を取ったらまた来てくださる?」
それは何時の日になるのだろうか。
自転車にも乗れないファリティ。補助輪が取れるまであと298日。
Fin
★~★
読んで頂きありがとうございました。
どこか1つでも「ぷはっ!」と笑って頂けたところがあればイイナ♡
この話回は本編のキャラを使って、
【もし、時代設定に昭和・平成を加えたら?】
と言う話なので、本編とはキャラの名前や関係性以外関係がありません。
モチのローンでリアルな世界とも乖離しており、いい加減本編も妄想話なのに輪をかけた妄想話です。
この先は紙飛行機が音速で飛んでいく横を、ながらスマホしながらローラシューズ着用でムーンウォークな玉乗りをする。くらいのあり得ない設定ですので、そこんとこヨロシク。
これとこれは年代が違うのでは???
ノンノン。そういう疑問すら持ってはいけない世界が広がります。
さらに悲報!
この先はごくごく一部の方のみが理解できる世界。
読んでしまうと色々と後悔してしまう事になるのに、文句を言っていく先は何処にもないという八方塞になります。
死語と呼ばれる意味不明な文言が飛び交い、伏字のハズなのに●の中に文字が浮かんでしまったり、フレーズやメロディが頭から離れなくなったりすることがあります。
ここで正しい操作方法を記しておきます。
【ブラウザバック】
【そっ閉じ】
【電源OFF】
パソコン、スマホ、タブレットなどで上記の操作方法が解らない場合は取扱説明書をご覧の上、正しい操作方法をお取りください。
それでもスクロールをしたいアナタ♡
申し訳ございませんが、作者は一切の責任をおわない外道なのでこの先は自己責任。
大事な事なのでもう一度
【この先は自己責任】
となっておりますので、自己責任の意味が理解できる方のみスクロールをお願いします。
妄想閑話
タイトル【お買い物】
ホートベル侯爵家はとても仲の良い夫婦がご当主である。
妻はナティと呼ばれ、夫はアミ君と呼ばれている。
運動神経が良さげに見えて、実は壊滅的な妻、ナティ。
さて、この度ホートベル侯爵家では遂に!馬車から自動車にシフトすべく買い替えを検討中。
これは売り込み時だ!!っと商会から営業マン達が自慢の車と共にやって来ていた。
「まぁ。存在感を感じさせる車ね」
「はい。ギャ●ン・シグマで御座います」
「え?…宇宙刑事?」
「ナティ。それはギャバ●だ」
「だって…”いいかい?良い子のみんな” って人差し指を立てるように棒が立ってるじゃない」
そう。ほとんどの車にはフロントの左側に「コーナーポール」と呼ばれる棒がある。
ヘタッピバーや、下手くそ棒とも呼ばれているが、誰もがオプションなのに付けたがる逸品だ。
指をパッチン鳴らすポール●様ではないのでご注意を。
だが、お値段がちょっとばかりキツイ。
ファリティとアミナリンは次の営業マンが揉み手をする車に向かった。
「奥様、当商会自慢の車です。試乗されてみてください」
「まぁ。乗ってもいいの?」
先ほどのギャラ●・シグマも良かったがこちらも捨てがたい。
「はい。こちらはですね。窓がなんと!」
「なんと?!」
「本物のパワーウィンドウで御座います」
「なんですって!?だからドアにクルクルレバーがあるのね」
電動で窓が上下に開閉すると思ったら大間違い。
電動ではない。手動。
これこそが本物のパワーウィンドウだろう。
「しかも奥様、この車。まだパワー系が隠されています」
「なんですって?!」
「このハンドル操作。こちらも本物のパワーステアリングで御座います。どうぞお手に触れてみてくださいませ」
ファリティは恐る恐るハンドルに触れてみた。
エンジン音のドッドッドッド…音は聞こえるのだが、運転席に座り、ハンドルを時計回り、反時計回りに回してみるも…。
「くぅっ!重いっ!」
ハンドル操作なのに ”たの●ん全力投球” 並みに全力が必要だとは思いもしなかった。
「でしょう?当社自慢のパワーステアリングで御座います。ちなみにABSも運転者に搭載をされていますので、咄嗟の時にも瞬発力を試すことが出来る仕様で御座います」
ファリティは腕が限界を迎えそうになりながらある事に気が付いた。
「まぁ!このドアの窓!ガラスが収納されていく部分がふわふわですわ!」
「でしょう?これで窓ガラスが開閉するだけで綺麗になるのです」
「でも雨の日は濡れてしまうんじゃないの?」
「こ、細かい事を気にしてはいけません。そうだ!今ですとシフトノブの先端を水中花風にしたものをご成約プレゼントしておりますよ」
「まぁ!このシフトノブ…え?シフトノブ?」
営業マンの差し出す後日付け替え可能なシフトノブ。
しかし現在試乗している車は「タクシー」のようにハンドルの横にシフトノブがあるタイプだった。
単に「D」から「P」などの直線ではなく卍のようにカクカクと動かさねばならないタクシー式シフトノブ。
――これを扱えるようになればゴッドハンドと呼ばれそうね――
「どう?ナティが良さそうだったらこれに決めるけど」
「アミ君。これ、ハンドルが重いのよ」
ガチに力の必要なハンドル操作に、ハンドル横でシフトチェンジ。
女性にはちょっと操作が難しそうだ。
これで高速や、有料道路の料金所手前で、更に全力で窓をクルクル開けねばならない。地獄だ。
え?ETCがあるじゃないか?
何を言う~早見ゆ‥‥この時代にはないのだ。クレジットカードですら複写式で印字しサインを求める時代にETCなどない。
エトセトラならあるが、イーティーシーはまだ時代に追い付いていないのだ。
ちなみにレブハフト辺境領に嫁いだ奥様、ファマリー。
名前が似ているが、気が付いただろうか…。
レブハフト辺境領にはエトセ虎が生息している事に!!
ファリティの声を小耳に挟んだ営業マンは更に奥の手。
「あなただけにオマケ作戦」を展開した。
「奥様。ここだけの話にしておいて欲しいのですが、今、ご成約を頂きますと、1台目にはピンク、2台目にはブルー、3台目にはグリーンの ” 灰皿芳香剤 ” をプレゼントいたします!」
「芳香剤を?!」
「えぇ。ガソリンスタンドで給油時は新しいものと交換して貰えますが、今なら!!初回サービスで御座います」
営業マンはガシャガシャとカラフルな粒粒芳香剤を振って音をさせる。
ファリティは、迷った。
そもそもで…ファリティもアミナリンもタバコは吸わないのだ。なので芳香剤と言う名のタバコの臭い消しは不要と言えば不要なのだ。
ただ、灰皿はもれなく装備されているので硬貨などを入れておこうかな?と考えていたので、オプションの「灰皿内、フェルト張」にしてくれるならポイントは高かったかも知れない。
「ごめんなさい。あちらの車も見てみるわ」
ファリティはおまけ攻撃を仕掛けてくる営業マンを軽くいなし、次に向かった。
「まぁ。この車に乗るとかっこよく見えますの?」
「はい。なんせカッコ・イン●グラで御座いますからね。デュアル・オーバーヘッド・カム、通称DOHCを搭載し、スポーツタイプでしたら運転席、助手席のほかに後部のハッチバックの3ドアクーペ!。落ち着きたいなと言う場合は5ドアハッチバックセダンが御座います」
「凄いわ。これに乗るだけでデ●リアンに乗った気分になれるかも?!」
「うーん…雷注意報の日は走れないな。タイムトラベルをしてしまうと困るぞ」
「大丈夫よ!これで戦国時代なんかに行けば国盗り出来ちゃうかも?」
「ナティ。無理だよ。道が舗装をされてないから直ぐに進めなくなる。国盗りの前にガス欠でパーツ盗りされてしまうよ。それに1か月の新車点検前に落雷にあったら点検も受けられないよ」
――アリ君、現実的なのね――
普通はガススタがないのでガス欠~とか考えないと思うのが、現実的には間違いではない。満タンにしていても走れば無くなるのだから給油も必要なのだ。
「フロントのライトが以前はプレ●ュードみたいにパカっと開いたんですけども、横長にしてみました。オサレでしょう?」
「ソア●みたいね」
「奥様。違います。横に長い点は似ておりますけども、似て非なるものです。メーカー違うので…」
しかし、問題があった。
ファリティは方向音痴なのである。
【この馬車に乗ればどこに行ける】など【行き先】は理解をしているのだが、御者任せなので自力で歩けとなると右左、東西南北が判らなくなる。
唯一判るのが「上下」であるが行けない方向が解っても意味がない。
以前に3歩進んで、ルルに話しかけられ立ち止まり、グルグルバットをした後は元きた方向も解らなかった。
「私はイス●ンダルにもガンダ●ラにも行けないの。兼高●おる様のように世界の旅には行けないわ」
「そんな弱気になっちゃダメだ。その為にゼン●ン住宅地図があるんだ!」
アミナリンは分厚い住宅地図、そして全国ロードマップを広げた。
ナビとは!!
運転席と助手席の中央で「目的地まで、あと、200m」「次の信号を左折、です」なんてナビではない。
ナビとは助手席に座る君だ!!
助手席に座ってくれる人がいない…そんな君へ。
暗いと、不平を言う●りも、進ん●、明かりを付けま●ょう。
チャッチャッチャー♪ちゃららららららチャッチャッチャー♪
※音楽まで再生出来たら間違いなく「S人」である。
しかしついにそんなファリティにも至高の1台が!!
方向音痴なファリティの脳内に軽やかな音楽が鳴り始めた。
「Oh~シャン●リゼ~Oh~シャ●ゼリゼ~♪」この続きはほぼ99%がハミングになる不思議な曲。
「まぁ!この車は!!仲良しさんの車ですわよね?」
「奥様。よくご存じで。はい。おフランスな街や地下鉄のホームなどを並んで走ったり、追いかけっこするように走る車ジェ●ニで御座いますよ」
「えぇ。えぇ。知っているわ。メトロも走っちゃうのよね。いつも思うの。改札はどうしてるのかなって」
「改札は…そうですね。担当に聞いております」
チャイコフスキー作曲、花のワルツに乗り、華麗な走りを見せる2台のジ●ミニ。
ファリティはジェ●ニと聞いて「ウィ●ン物語 ジェ●ニ・●とS」を思い浮かべてしまう。
そして悩むのだ。
どうしてウィーンなのにダンケシェーン?
ジャーマニー語が公用語だからか??
いや、それを言ってしまうとコテコテの日●人なのに、屈指の名門●ーテンベルグ家の跡取りとクリソツとかないやろ?ってなっちゃうやん。
――ハッ!いけない。2,3人しか意味が解らないくだりだわ――
「この車にすれば方向音痴でも問題ないだろう」
「うーん…でも私、まだ運転免許、仮免も持ってないの。AT限定免許があれば取るんだけど」
「え・・・・」
そもそもに問題があった。
「免許を取ったらまた来てくださる?」
それは何時の日になるのだろうか。
自転車にも乗れないファリティ。補助輪が取れるまであと298日。
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おっかしいなぁ???
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スペアタイヤはトランクの中
もちろん 三角表示板も載っている
灰皿もあれば シガーソケットもある
最新かな?(笑)
コメントありがとうございます。<(_ _)>
返信が遅くなって申し訳ない~(*^人^*)ゴメンネ
実はですね…ワシの一番乗っている軽トラも窓の開閉はクルクルレバーなんですよ(笑)
でもってキーにボタンがある訳でもなく、近くに行けばピピ!とか勝手にロックしたり解除したりもなく‥。
ロックする時も解除する時にもキーをイン!しておりますよ(笑)
モチのローンでエンジンもキーをさして回しております(爆)
カセットが付いている?!それは高級車では御座いませんか?!
ワシのはAMラジオだけで御座いますよ。でもってアンテナは運転席の窓を開けてフロントのピラーの所にあるので手動で伸ばしております(笑)
シガーソケット‥今は充電のやつが普通なんですよねぇ。バウムクーヘンのようになってた電熱線が懐かしい…。
しかしながら三角表示板も?!ドライバーの鏡で御座いますよ。これ、本当に出番は廃車になるまであるかどうかなんですけども、使わないといけない時は本当に役に立つ!!あるとないとでは大違いですよ。
発煙筒もですけども、使わないのが一番だけど絶対にあった方がいい品です。
東北の方でクマのスーパー事件とかありましたけども、クマだけでなくイノシシとかシカとか。田舎なので野生の動物っていうのは住んで見なきゃその恐怖は解らない所があってワシの配偶者も車が一撃で壊れましたし、修理できたから良いけどほとんど一発廃車コースですから正面衝突とか側面衝突で車、動かなくなるんですよ。夜は人間を滅多に見ませんが車がイカれた時はガクブルになりながら三角表示板置いとくとライトに反射するんで気が付いて貰えるんですよ。そうじゃなきゃ素通りされますんで。
携帯の電波もネットしようにも3Gをギリ拾うかのところは万が一の品を持っているかどうかが明暗を分けるんです。冬なんか雪は降らなくても低体温になったりするんで危険なんですよねぇ。エンジンかからないんで暖房も使えないし。
三角表示板を持っている…姉御…惚れました(/ω\)ヒミツヨ
楽しんで頂けて良かったです(*^_^*)
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました\(^▽^)/
閑話読了。伏せてある部分の文字がサクサクわかる!!ハートが10個では足りないくらい面白かったです!
コメントありがとうございます。<(_ _)>
申し訳ないっ!!にゃんと返信をするのに1か月以上かかってしまいました!!
やっと自宅に戻って来ることが出来まして、年越しも家で出来そうでございますよ( ノД`)シクシク…
返事をお待たせしてしまって本当にごめんなさい!!<(_ _)>
おや( ̄▽ ̄)ニヤリ
伏字が伏字になっておりませんでしたか?!
そうなんです。●になっているのに文字がスコーン!と当てはまってしまって脳内変換されるんですよ~(笑)
貴女の♡も10個頂けたと?!(*´Д`)ハァハァ ワシ、どうしよう…動悸が激しいな♡
あ、心臓は平気です。丈夫だけが取り柄の様なもので心臓外科とかお呼びじゃない人なので(*ノωノ)アハッ
その時代を知っていると「あー!あった!」と今ではもう家族ですら「あったっけ?」という配偶者に、「知らんがな」という子供たち。心に寒風が吹き荒れますけども、あったのです。あの時代が!!
当時はAT車にすることがオプションだったのに今じゃ逆ってどういうこと?!
バスとかトラックにもAT車がありますしねぇ。
バスの運転手さんがめっちゃ長いシフトレバーでコキコキとギアチェンジしていたのが懐かしい…。
楽しんで頂けて良かったです♡
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました\(^▽^)/
真の最終回(ドS話)、ついつい何回も読み返してます☺️ 実はギャ●ンシグ●、私がまだ小学生の頃に親が乗ってました😆 その前に乗っていたコルト●ャランの方がハンドルが重たかったらしいです😰
ジェミ●♊️のCMが放送されていた頃は日本にいなかったので、懐かしのS和を振り返る番組で目にした時は衝撃でした😱 しかもあれが実際に地下鉄を走っていたというから、当時のスタントの方々の運転技術の凄さにまたまた驚かされました🚙
しっかしまだ🚲️の補助輪が取れないなら、🚙の免許なんてまだまだ先になりそうですね…でも大丈夫✨ きっとその頃までには自動運転の車が販売されるはず(多分)
※まだ開発中で実験段階ですが、既に5年ぐらい前から自動運転の車両は出来ていますし…☺️
本編はもちろんですが、このおまけS話はとっておきのデザートのようなものでいつも楽しみにしています✨
(そして腹筋崩壊……)
次作も楽しみにお待ちしています😃
コメントありがとうございます。<(_ _)>
ギャ●ンシグマって購入していたご家庭多いんだなぁ…。うちも親父が乗ってましたよ(;^_^A 何故か親父は「トルコンシグマ」と呼んでおりましてね(笑)トルコンってのはMTの意味らしいんですが、何故そう呼んでいたかは不明(笑)ちなみに色は白でした(笑)こっちの理由は「黒は汚れが目立つから」で御座いましたが(笑)
ジェ●ニのCMの時は海外で御座いましたか(*´▽`*) 飛んでイスタン●~ル♪
昭和の時代は海外と言うと「アンカレッジ経由」とか刑事ドラマは何故か「ベイルート」だったような気がするな(;^_^A
懐かCMの番組を見ていると「あ~あったな~」とか当時を思い出しますよ(=^・^=)
そう!ファリティ実は自転車に乗るときはまだ補助輪付きなのです。オサレなインチの大きな三輪車の方が安定するかな(笑) 運転免許を取るのに教習所…教官さんは生命保険倍額にしそうな気がする(;^_^A
本編にも昭和な香りは入れるんですけども、いつも脱線しそうになっちゃうので試し書きみたいな感じで書いちゃうのですよ(=^・^=)。笑って頂けるのが一番で御座いますよ♡
閑話も楽しんで頂けて良かった♡
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>
★~★欄を拝借★~★
今回も75件(内、非承認ご希望3名様。で、更にお2人には誤字のご連絡。スペシャルサンクスです!!)と沢山のコメントを頂き、ワシ、感謝感激♡
次回以降への励みになります♡
読んで頂きありがとうございました<(_ _)>