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第10話 さぁ!出発
馬車の中でも憤慨するボルトマン子爵夫妻。何故かと言えば国王の待つ部屋に呼ばれたのはウェンディだけ。言ってみれば手負の虎となった両親が暴挙に出る可能性を国王は考えて両親は控室に留置いたからである。
「どこまで汚いやり方を!こんな国に生まれた事を恥だと思ってしまう!」
生まれ育った国なので、出国する事には多少なりとも迷いがあったボルトマン子爵は完全に吹っ切れた。権力があるからとこれでは独裁と何ら変わらない。
「何が民に、国民に寄り添ってだ!」
「あら?今更ですわ。ウェンディがお腹にやって来る少し前の流行り病だって聖女様を使い倒してたじゃない」
ウェンディの生まれる2年前。クリストファーが生まれた年は大変だった。
感染症が王都を吹き荒れて、その1年で王都の人口は15%減少した。王族や高位貴族は聖女の祈りで守られて薬もない者達はバタバタと儚くなっていった。
ウェンディが生まれた時、聖女がたまたまはす向かいの教会に来ていたのは、感染症が下火になりやっと王族、高位貴族から離れる事が出来るようになったので亡くなった者達が神の御許に行けますようにと巡礼の途中だったのである。
ウェンディが生まれる時に力を使ってくれた聖女は10年ほど前に完全に力を失い、今は総本山でもある正教会で修道女となっている。通常は亡くなるまで力は保持するものだが一時的に大量に枯渇寸前まで力を使う事を繰り返せば疲弊し力を失ってしまう。
お気に入りだからと同じ服を洗っては着てを繰り返せば色落ちもするし、布地も擦れてしまうのと同じように聖女の力も無限で未来永劫ではなく、無茶な使い方をすれば消失してしまう。
過去の文献からも判っているはずなのに自分たちを絶対的安全圏に置きたい権力者に使い倒されたのである。
今思えば最後の余力を振り絞ってくれたからこそ、母子2人が生きる事が出来たのでは?とボルトマン子爵は以来教会への寄付も欠かさなかったが、それももう終わり。
出国をすれば暫くは旅費と食べるだけで精いっぱいになる。ブゼラ王国に腰を落ち着ける頃には何歳になっているだろうか。
そんな事を思いながら屋敷が近くなってくると、大きく馬車に向かって手を振る青年が見えた。
ボルトマン子爵家では1人の青年が今か今かと荷馬車の荷台に飛び乗って走ってくる馬車の帰りを待ちわびていた。
「待たせたね。家紋を外すから少し待ってくれないか」
馬車から降りたボルトマン子爵は乗って来た馬車に取り付けていた家紋のプレートを外した。
王宮への行き帰りに使った馬車は旅には必要が無いので既に売っていて、今日の為だけに貸して貰っていた。
青年は薬の卸問屋の三男坊で騎士団に所属をしていたが、ボルトマン子爵夫妻がブゼラ王国に向かうと聞いて退団してきた。ブゼラ王国の軍隊に入る事が昔からの夢でなかなかその機会に恵まれなかったが、どうせならと道中、夫妻の護衛もする事でブゼラ王国への道が出来た。
旅をするにも金は必要。単身ではなかなかその旅費が捻出できなかったがいい機会だからと入隊を決めたのである。
屋敷も売り、そのお金は工房の使用人の退職金にほとんどが消えた。
ここから先は荷馬車に積み込んだ薬を売りながら、そして道中でも薬草を探し煎じてまた売りながらゆっくりと進む。
荷物はもう全て積み込んである。
青年が御者となり、ボルトマン子爵夫妻とウェンディは荷台に乗り込んだ。
「いい?生水には気を付けるのよ?」
「木の実だからと全部が食べられる訳じゃないからな?」
「もう!解ってるわよ。そんなに心配しないでよ」
ウェンディとは国内の各方面に出立する幌馬車乗り場でお別れとなる。
ボルトマン子爵夫妻はウェンディを両側から挟むようにして抱きしめた。
「何処に行くの?」
「まだ決めてないわ。馬車乗り場で予算が合うところにするつもり」
「すまないな…もっと多く路銀を渡してやりたいんだが」
「いいの。いいの。そんなにたくさんお金持っていたら碌な事にならないもの」
本当は自分たちが使う路銀も全てウェンディに渡してやりたい。たった17歳でこの先1人で生きて行かねばならない娘との別れは夫妻の望むものではなかった。
「生きていればどこかで会えるわ。これでも薬を作る腕前はお父様にも負けないのよ?そうねぇ…田舎でドカーンと儲けてブゼラ王国に支店を作るまでになればお父様とお母様を雇うわ」
「お前も出国できれば良かったんだが…」
「もう!お父様、それは言わない約束っ!」
ガタンと馬車が止まればウェンディは小ぶりなトランクを1つ持って荷台から降りた。
乗降場なので長く荷馬車を停めることも出来ない。
こんな事になるのなら、子供を望むのではなかったとボルトマン子爵夫妻は少しだけ後悔したが、ウェンディの言葉にそんな思いは吹き飛んだ。
「お父様、お母様、私、お父様とお母様の子供に生まれて良かった」
「ウェンディ!!」
叫ぶような夫人の声。
荷馬車が動き出し、夫人は身を乗り出して落ちそうになったがそのまま泣き崩れた。
ウェンディは荷馬車が見えなくなるまで手を振り続けた。
「さて…どこにしようかな」
各方面に向かう幌馬車の値段表を見てウェンディはトランクの中にある僅かな金でこれから当面の生活費などを引いて計算をする。
王都からは出なければいけないので、確実に王都からは外れている場所を2,3カ所選び、モーストン辺境領行きに決めた。
両親の向かうブゼラ王国とは真逆にはなるが、薬草を育てて生計を立てることを考えれば南方面で温かい土地が良いだろうなとそれだけで決めた。
「どこまで?」
「モーストンよ」
「料金は…1人?荷物はそれだけ?」
「えぇ。1人よ。荷物はこのトランクだけ」
「なら6万ルペだな。17番乗り場から30分後に出発だ。この割符を持って行けば乗れるよ」
「ありがとう」
料金を支払うと割符を渡される。
「よし!行くわよぉ~」
ウェンディは人ごみに逆らうように17番乗り場に向かったのだった。
「どこまで汚いやり方を!こんな国に生まれた事を恥だと思ってしまう!」
生まれ育った国なので、出国する事には多少なりとも迷いがあったボルトマン子爵は完全に吹っ切れた。権力があるからとこれでは独裁と何ら変わらない。
「何が民に、国民に寄り添ってだ!」
「あら?今更ですわ。ウェンディがお腹にやって来る少し前の流行り病だって聖女様を使い倒してたじゃない」
ウェンディの生まれる2年前。クリストファーが生まれた年は大変だった。
感染症が王都を吹き荒れて、その1年で王都の人口は15%減少した。王族や高位貴族は聖女の祈りで守られて薬もない者達はバタバタと儚くなっていった。
ウェンディが生まれた時、聖女がたまたまはす向かいの教会に来ていたのは、感染症が下火になりやっと王族、高位貴族から離れる事が出来るようになったので亡くなった者達が神の御許に行けますようにと巡礼の途中だったのである。
ウェンディが生まれる時に力を使ってくれた聖女は10年ほど前に完全に力を失い、今は総本山でもある正教会で修道女となっている。通常は亡くなるまで力は保持するものだが一時的に大量に枯渇寸前まで力を使う事を繰り返せば疲弊し力を失ってしまう。
お気に入りだからと同じ服を洗っては着てを繰り返せば色落ちもするし、布地も擦れてしまうのと同じように聖女の力も無限で未来永劫ではなく、無茶な使い方をすれば消失してしまう。
過去の文献からも判っているはずなのに自分たちを絶対的安全圏に置きたい権力者に使い倒されたのである。
今思えば最後の余力を振り絞ってくれたからこそ、母子2人が生きる事が出来たのでは?とボルトマン子爵は以来教会への寄付も欠かさなかったが、それももう終わり。
出国をすれば暫くは旅費と食べるだけで精いっぱいになる。ブゼラ王国に腰を落ち着ける頃には何歳になっているだろうか。
そんな事を思いながら屋敷が近くなってくると、大きく馬車に向かって手を振る青年が見えた。
ボルトマン子爵家では1人の青年が今か今かと荷馬車の荷台に飛び乗って走ってくる馬車の帰りを待ちわびていた。
「待たせたね。家紋を外すから少し待ってくれないか」
馬車から降りたボルトマン子爵は乗って来た馬車に取り付けていた家紋のプレートを外した。
王宮への行き帰りに使った馬車は旅には必要が無いので既に売っていて、今日の為だけに貸して貰っていた。
青年は薬の卸問屋の三男坊で騎士団に所属をしていたが、ボルトマン子爵夫妻がブゼラ王国に向かうと聞いて退団してきた。ブゼラ王国の軍隊に入る事が昔からの夢でなかなかその機会に恵まれなかったが、どうせならと道中、夫妻の護衛もする事でブゼラ王国への道が出来た。
旅をするにも金は必要。単身ではなかなかその旅費が捻出できなかったがいい機会だからと入隊を決めたのである。
屋敷も売り、そのお金は工房の使用人の退職金にほとんどが消えた。
ここから先は荷馬車に積み込んだ薬を売りながら、そして道中でも薬草を探し煎じてまた売りながらゆっくりと進む。
荷物はもう全て積み込んである。
青年が御者となり、ボルトマン子爵夫妻とウェンディは荷台に乗り込んだ。
「いい?生水には気を付けるのよ?」
「木の実だからと全部が食べられる訳じゃないからな?」
「もう!解ってるわよ。そんなに心配しないでよ」
ウェンディとは国内の各方面に出立する幌馬車乗り場でお別れとなる。
ボルトマン子爵夫妻はウェンディを両側から挟むようにして抱きしめた。
「何処に行くの?」
「まだ決めてないわ。馬車乗り場で予算が合うところにするつもり」
「すまないな…もっと多く路銀を渡してやりたいんだが」
「いいの。いいの。そんなにたくさんお金持っていたら碌な事にならないもの」
本当は自分たちが使う路銀も全てウェンディに渡してやりたい。たった17歳でこの先1人で生きて行かねばならない娘との別れは夫妻の望むものではなかった。
「生きていればどこかで会えるわ。これでも薬を作る腕前はお父様にも負けないのよ?そうねぇ…田舎でドカーンと儲けてブゼラ王国に支店を作るまでになればお父様とお母様を雇うわ」
「お前も出国できれば良かったんだが…」
「もう!お父様、それは言わない約束っ!」
ガタンと馬車が止まればウェンディは小ぶりなトランクを1つ持って荷台から降りた。
乗降場なので長く荷馬車を停めることも出来ない。
こんな事になるのなら、子供を望むのではなかったとボルトマン子爵夫妻は少しだけ後悔したが、ウェンディの言葉にそんな思いは吹き飛んだ。
「お父様、お母様、私、お父様とお母様の子供に生まれて良かった」
「ウェンディ!!」
叫ぶような夫人の声。
荷馬車が動き出し、夫人は身を乗り出して落ちそうになったがそのまま泣き崩れた。
ウェンディは荷馬車が見えなくなるまで手を振り続けた。
「さて…どこにしようかな」
各方面に向かう幌馬車の値段表を見てウェンディはトランクの中にある僅かな金でこれから当面の生活費などを引いて計算をする。
王都からは出なければいけないので、確実に王都からは外れている場所を2,3カ所選び、モーストン辺境領行きに決めた。
両親の向かうブゼラ王国とは真逆にはなるが、薬草を育てて生計を立てることを考えれば南方面で温かい土地が良いだろうなとそれだけで決めた。
「どこまで?」
「モーストンよ」
「料金は…1人?荷物はそれだけ?」
「えぇ。1人よ。荷物はこのトランクだけ」
「なら6万ルペだな。17番乗り場から30分後に出発だ。この割符を持って行けば乗れるよ」
「ありがとう」
料金を支払うと割符を渡される。
「よし!行くわよぉ~」
ウェンディは人ごみに逆らうように17番乗り場に向かったのだった。
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