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Faith Myself
物語
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友達、恋人、知り合い0人。
借金100万。
職なしニート。
セフレを彼氏と思ってたお花畑ちゃん。
そんなセフレにネジを飛ばされて、風俗に入った。
そこで違反行為しちゃうほどタガが外れた。
そんな無子が素敵な男性とお付き合いするまでのお話。
そう思った人はどのくらいいるんだろう?
この問いかけでお気づきの通り、“愛恋くん”なんて人は無子と付き合っても、知り合っても、出会ってもないよ。
けど、こうやってハッピーエンドにもなっちゃう『物語』がやっぱり無子を救ってくれるんだ。
ただの妄想世界なだけだけど、現実世界が救いようがないのならものの数分で読み終わる文字列くらい幸せを詰め込んだっていいじゃん。
それで無子は現実をある程度生きようって思えるし、この妄想世界を楽しんでくれた人がいるならそれでいいと思うの。
まあ、この【子宮が疼く愛が欲しい】で書いた登場人物全てがいないものであれば無子はもうちょっとみんなと似た“普通”になれたかもだけど、それはそれで嫌だからこれでよかったかもしれない。
それに出会ってきた全員が無子に嫌がらせをしたわけじゃないし、ひとつまみ程度の愛は貰えてたし、少しの間一緒にいたいと思ってくれていたのは事実。
けど、その愛の大半は無子の膣に与えられたものなんだけどね。
まあ、それでも無子は嬉しかったし、幸せを感じられてたからいいの。
常識も、価値観も、体も壊されちゃったけど、心はなんとか『物語』っていう接着剤で形を崩さないように纏わせてるから大丈夫。
そんな中で初恋のともくん、初彼のココくんにはいろんな男の人の本音を教えてもらったから感謝してる。
他の人も無子が人嫌いになる固定概念を作ってくれたから感謝してる。
そうじゃなきゃきっと今頃、どっかのよく分からない宗教に入ってお清め水でも売ってたかもしれないしね。
そんな宗教に強制的に働かせられてた無子の1番好きな漫画に出てくる愛子ちゃんが言っていたセリフで1番好きなのが、
「たった一人でいいから、頭のてっぺんからつま先まで1ミリの間違えも無いくらい……完全に分かり合いたい。その人と二人きりになれるなら、他には何もいらない。もし、その夢がかなうなら、あたしはその瞬間に死んでもいい。」
中学校の時にこの物語に出会ってからこのセリフが無子の心にずっと残って離れない。
大病になってさらに自分のことで精一杯なお母さん。
ニートになった途端、結婚話をしてくるお父さん。
孤谷家でまだまともに社会交流している妹の有望。
自分が薬漬けになっても好きなものを食べ続けるおじいちゃん。
そんな家族に無子の本心を分かってもらえるとは思ってない。
小学校で声をかけてくれた元友達。
中学校で遊びに行ってくれた元友達。
高校で遠出を教えてくれた元友達。
専門学校で夜遊びを教えてくれた元友達。
不登校気味でめんどくさい無子の本心なんかどうでも良くて、ただ“友達”の頭数を増やしたかっただけな人たちに理解してもらおうと思ってない。
けど、
処女を奪っていったしーくん。
好きと一度も言ってくれなかった初恋のともくん。
酒呑みの戯言でしかない告白ばかりで無子を本気にさせたココくん。
出来ることならこの中の1人くらい、無子のことをてっぺんからつま先まで知って欲しかったなって思うよ。
まあ、もう無理なんだけどね。
何やっても上手くいかないし、生きてる理由とはって考え始めると死にたくなるから考えないように妄想世界に入り浸っている無子だけど現実世界でもいいことはあった。
有名な浅草寺で御朱印参りついでにおみくじを引いたら大吉が出たこと。
行きたいと思っていた鬼狩り漫画の原画展に当たったこと。
1年近く物語をコンテストに出し続けてこの間初めて予選通過したこと。
湘南キャンドル帰りに寄ったコンビニで、ともくんにとっても似ているきつね顔のイケメン店員さんに対応してもらって、久しぶりにミルクティーを買ったこと。
1年ぶりにてとくんからメッセージが来て、『無子のことが忘れられない』と言ってもらったこと。
そんなてとくんに、『ヤった人と長く続く人?』って聞かれて頷いたら『だろうね。』って会っていた当時に言われても、
お父さんに『田舎で独り身のおじさん捕まえて結婚しろ。』って冗談めかした本音を言われても、
お母さんに『うるさい。』と疲れた体をベッドで休ませたらと提案しただけで理不尽に怒鳴られても、
自分がしたいような生き方をさせてもらってる限り、今のとこ無子は大丈夫。
生きてれば滅多刺しにされるような嫌なことがあっても、ちょっと心踊る嬉しいことはたまに起きてくれる。
だから無子は今のとこ自分から死ぬ予定はなし。
ぎゅっと子宮が震えるような疼きで寂しくなることは何度もあるけど、自分で時間を終わらせたくない。
そういう風に少し自分を延命していい事が起こるのを辛抱強く待っていれば、小さいことでも必ず嬉しいことが起こるのは無子が証明するよ。
だから辛くても、もうちょっとだけ生きて動いてみる。
無子の大好きな愛子ちゃんが言ったような人に出会える確率は少ないし、他人が自分を幸せにしてくれる確率も少ないから自分で少し動いてみるよ。
もし、動きすぎて疲れたなら大好きなベッドでたくさん寝るし、お出かけしたいと思ったら自分のためだけにお金を貯めてまた遠出もしちゃう。
そうやって自分がやりたいことをするために、他人の言動で人生をすぐに諦めないことにした。
好きなことをやり続けて努力した結果、正しい方向に努力してれば必ず報われることは分かったから大丈夫。
これからも好きなことをし続けたい無子の人生はまだまだ続くし、なにが起こるか分からないけど、誰かの心にちょっとでも残るような物語を書いていくからよろしくね。
また、無子の人生に進展があったら続きを書くつもりでいるからその時はまた会おうね。
今は一旦ここで、お別れ。
また会える日まで元気でね。
2021.11.10 孤谷 無子
環流 虹向/子宮が疼く愛が欲しい
借金100万。
職なしニート。
セフレを彼氏と思ってたお花畑ちゃん。
そんなセフレにネジを飛ばされて、風俗に入った。
そこで違反行為しちゃうほどタガが外れた。
そんな無子が素敵な男性とお付き合いするまでのお話。
そう思った人はどのくらいいるんだろう?
この問いかけでお気づきの通り、“愛恋くん”なんて人は無子と付き合っても、知り合っても、出会ってもないよ。
けど、こうやってハッピーエンドにもなっちゃう『物語』がやっぱり無子を救ってくれるんだ。
ただの妄想世界なだけだけど、現実世界が救いようがないのならものの数分で読み終わる文字列くらい幸せを詰め込んだっていいじゃん。
それで無子は現実をある程度生きようって思えるし、この妄想世界を楽しんでくれた人がいるならそれでいいと思うの。
まあ、この【子宮が疼く愛が欲しい】で書いた登場人物全てがいないものであれば無子はもうちょっとみんなと似た“普通”になれたかもだけど、それはそれで嫌だからこれでよかったかもしれない。
それに出会ってきた全員が無子に嫌がらせをしたわけじゃないし、ひとつまみ程度の愛は貰えてたし、少しの間一緒にいたいと思ってくれていたのは事実。
けど、その愛の大半は無子の膣に与えられたものなんだけどね。
まあ、それでも無子は嬉しかったし、幸せを感じられてたからいいの。
常識も、価値観も、体も壊されちゃったけど、心はなんとか『物語』っていう接着剤で形を崩さないように纏わせてるから大丈夫。
そんな中で初恋のともくん、初彼のココくんにはいろんな男の人の本音を教えてもらったから感謝してる。
他の人も無子が人嫌いになる固定概念を作ってくれたから感謝してる。
そうじゃなきゃきっと今頃、どっかのよく分からない宗教に入ってお清め水でも売ってたかもしれないしね。
そんな宗教に強制的に働かせられてた無子の1番好きな漫画に出てくる愛子ちゃんが言っていたセリフで1番好きなのが、
「たった一人でいいから、頭のてっぺんからつま先まで1ミリの間違えも無いくらい……完全に分かり合いたい。その人と二人きりになれるなら、他には何もいらない。もし、その夢がかなうなら、あたしはその瞬間に死んでもいい。」
中学校の時にこの物語に出会ってからこのセリフが無子の心にずっと残って離れない。
大病になってさらに自分のことで精一杯なお母さん。
ニートになった途端、結婚話をしてくるお父さん。
孤谷家でまだまともに社会交流している妹の有望。
自分が薬漬けになっても好きなものを食べ続けるおじいちゃん。
そんな家族に無子の本心を分かってもらえるとは思ってない。
小学校で声をかけてくれた元友達。
中学校で遊びに行ってくれた元友達。
高校で遠出を教えてくれた元友達。
専門学校で夜遊びを教えてくれた元友達。
不登校気味でめんどくさい無子の本心なんかどうでも良くて、ただ“友達”の頭数を増やしたかっただけな人たちに理解してもらおうと思ってない。
けど、
処女を奪っていったしーくん。
好きと一度も言ってくれなかった初恋のともくん。
酒呑みの戯言でしかない告白ばかりで無子を本気にさせたココくん。
出来ることならこの中の1人くらい、無子のことをてっぺんからつま先まで知って欲しかったなって思うよ。
まあ、もう無理なんだけどね。
何やっても上手くいかないし、生きてる理由とはって考え始めると死にたくなるから考えないように妄想世界に入り浸っている無子だけど現実世界でもいいことはあった。
有名な浅草寺で御朱印参りついでにおみくじを引いたら大吉が出たこと。
行きたいと思っていた鬼狩り漫画の原画展に当たったこと。
1年近く物語をコンテストに出し続けてこの間初めて予選通過したこと。
湘南キャンドル帰りに寄ったコンビニで、ともくんにとっても似ているきつね顔のイケメン店員さんに対応してもらって、久しぶりにミルクティーを買ったこと。
1年ぶりにてとくんからメッセージが来て、『無子のことが忘れられない』と言ってもらったこと。
そんなてとくんに、『ヤった人と長く続く人?』って聞かれて頷いたら『だろうね。』って会っていた当時に言われても、
お父さんに『田舎で独り身のおじさん捕まえて結婚しろ。』って冗談めかした本音を言われても、
お母さんに『うるさい。』と疲れた体をベッドで休ませたらと提案しただけで理不尽に怒鳴られても、
自分がしたいような生き方をさせてもらってる限り、今のとこ無子は大丈夫。
生きてれば滅多刺しにされるような嫌なことがあっても、ちょっと心踊る嬉しいことはたまに起きてくれる。
だから無子は今のとこ自分から死ぬ予定はなし。
ぎゅっと子宮が震えるような疼きで寂しくなることは何度もあるけど、自分で時間を終わらせたくない。
そういう風に少し自分を延命していい事が起こるのを辛抱強く待っていれば、小さいことでも必ず嬉しいことが起こるのは無子が証明するよ。
だから辛くても、もうちょっとだけ生きて動いてみる。
無子の大好きな愛子ちゃんが言ったような人に出会える確率は少ないし、他人が自分を幸せにしてくれる確率も少ないから自分で少し動いてみるよ。
もし、動きすぎて疲れたなら大好きなベッドでたくさん寝るし、お出かけしたいと思ったら自分のためだけにお金を貯めてまた遠出もしちゃう。
そうやって自分がやりたいことをするために、他人の言動で人生をすぐに諦めないことにした。
好きなことをやり続けて努力した結果、正しい方向に努力してれば必ず報われることは分かったから大丈夫。
これからも好きなことをし続けたい無子の人生はまだまだ続くし、なにが起こるか分からないけど、誰かの心にちょっとでも残るような物語を書いていくからよろしくね。
また、無子の人生に進展があったら続きを書くつもりでいるからその時はまた会おうね。
今は一旦ここで、お別れ。
また会える日まで元気でね。
2021.11.10 孤谷 無子
環流 虹向/子宮が疼く愛が欲しい
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