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Fiction Lover
告白
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愛恋くんとの初めての食事は、愛恋くんが気に入っているというカフェBARですることになった。
そこには書斎のようにたくさんの本が置いてあって、お客さんたちは自由に手にとって読めるとのこと。
こんな図書館みたいなBARがあるんだと、無子は初めて見る空間をぐるりと見て愛恋くんに目を合わせると愛恋くんは無子が書いている小説のことを聞いてきた。
「ここ最近、小説は恋愛ものしか書かないの?」
この時の孤谷 無子のWeb公開している小説は主に恋愛ものが多く、お試しにファンタジーとホラーが2、3本ある程度。
恋愛ものが得意と思って書いてはいないけど、書き進めやすいものが恋愛ものだったってだけ。
そんな単純な理由すぎて逆に言葉に困っていると、愛恋くんは無子の長編小説を読んだと口にした。
初めて読者を目の前にしてさらに頭が真っ白になる無子に愛恋くんは推しの登場人物を教えてくれた。
それの登場人物は無子を凝縮した子の名前でさらに言葉を見失う。
けど、愛恋くんは好きな回や好きなセリフを無子に伝えてくれて本当に全て読んでくれたことを伝えてくれた。
無子は自分の作品を目を煌めかせて話す愛恋くんの笑顔に子宮が久しぶりに疼いた。
でも、自分の人生色々やらかし祭りだし、そもそもデブだし、レンタルフレンド要員であのクリスマスマーケットも声をかけてくれたんだから調子に乗るなと自分に言い聞かせる。
それでも愛恋くんは無子の苦手な注文を率先してやってくれるし、無子がブラウスに飲みこぼしを一滴垂らしただけで大慌てで拭き取ってくれちゃう面倒見のいい人。
だから無子は愛恋くんが帰ろうと言うまで『帰る』という言葉は口にしないで、2軒目3軒目とどんどん呑み歩いているとふと愛恋くんが腕時計を見て焦り出す。
「…ごめん。連れ回しすぎた。」
と言って、あと10分で無子の実家に帰るための電車がなくなることを愛恋くんは申し訳なさそうに伝えてくれた。
けど、無子は自分自身がいいと思って愛恋くんに着いて行っていたのでそんなに気にしてないことを伝えると愛恋くんは、
「家で呑み直す?」
と聞いてきた。
愛恋くんは無子が実家暮らしなのは出会って初めての時に話したから理解してるはず。
ってことは、愛恋くんの家?
無子は愛恋くんが駅に向かうのをゆっくりとついていきながら悩みに悩み、やっぱり愛恋くんの家に行くことにした。
愛恋くんの家は呑んでいた街から電車一本で20分のところ。
無子の実家までは乗り換えしないといけないめんどくさい場所にあったけど、今日だけだからと無子はキッチンの流し場の前で1日限定イベントを楽しむためにコンビニに寄って買った酒缶を洗剤で洗い、新しいタオルを勝手に使って水気を拭いているとリビングを掃除していた愛恋くんが無子を呼んでくれた。
お酒とグラスを持ってリビングに行くと、そこには大きなスクリーンと大きなソファーと脇に丸テーブルがあるだけのとってもシンプルなリビングだった。
何を片付けてなかったのか逆に気になりつつも、無子は座ってと指示されたふっかふかなソファーに座り、愛恋くんがオススメと教えてくれた映画を一緒に見ることになった。
けど、今になっても映画の内容を中盤から思い出せないのは愛恋くんが無子にとっても優しいキスをしてその優しさで無子が泣いてしまったことしか記憶にないから。
その涙の理由を愛恋くんは無子がぽろぽろと話す昔話を朝焼けが漏れるカーテンからの木漏れ日に無子が気づくまでずっと聞いてくれてて、その優しさにも無子は涙が出る。
そんな風に延々と泣いてしまう無子に愛恋くんは、
「お風呂でゆっくり温まってきて。」
と言って、大きめのスウェットセットとタオル2つをくれた。
無子はとりあえずメイクは落とそうと思い、そのままお風呂を借りて愛恋くんがいるリビングに戻ると愛恋くんもスウェット姿になっていて無子をベッドに寝かせた。
そこでまた愛恋くんは無子にキスしてくれるのかと思いきや、アラームをお昼にセットしておやすみと言って目を瞑った。
無子は男の人とベッドにいるときは絶対交わってから寝るのがお決まりだったので、愛恋くんの行動に驚く。
そんな無子の様子に気づいたのか、愛恋くんはずっと無子が視線を送っていた目と目を合わせて優しく微笑み、ぎゅっと抱きしめながら無子を寝かしつけてくれた。
そんな優しい朝を過ごしてお日様が傾きかけたお昼、無子は愛恋くんに肩を揺すられて起きた。
その目の前にいたのはスウェット姿の愛恋くんじゃなくてカチッとスーツの愛恋くんでまた無子の子宮を疼かせる。
「最寄りまで車で送るよ。」
そう言って、出勤前の愛恋くんは無子の手早い仕度に驚きながら無子の実家がある最寄り駅まで車を走らせてくれた。
「ありがとう。」
と、お礼を言って無子が車から降りようとすると愛恋くんが、
「話、ちょっとだけいい?」
と言って、無子を引き止めた。
無子は今までの膨らませた風船がふわふわ弾む優しい会話から一変、真剣な顔を愛恋くんがするのでなにか嫌なことをしてしまったのじゃないかと焦る。
すると、愛恋くんは、
「俺と少し付き合ってみない?」
と不思議な告白をした。
無子がその“少し”の意味を愛恋くんに聞いてみると、それは無子が嫌ならすぐに自分のことを切っていいとのこと。
だから“少し”らしい。
けど、少しじゃなかったら愛恋くんはどうするのか気になる無子はそれも聞いてみると、愛恋くんはそっちの方が嬉しいと言う。
だから無子は最後にもう1回だけ、人を好きになる努力をすることを愛恋くんと約束してお付き合いを始めることにした。
環流 虹向/子宮が疼く愛が欲しい
そこには書斎のようにたくさんの本が置いてあって、お客さんたちは自由に手にとって読めるとのこと。
こんな図書館みたいなBARがあるんだと、無子は初めて見る空間をぐるりと見て愛恋くんに目を合わせると愛恋くんは無子が書いている小説のことを聞いてきた。
「ここ最近、小説は恋愛ものしか書かないの?」
この時の孤谷 無子のWeb公開している小説は主に恋愛ものが多く、お試しにファンタジーとホラーが2、3本ある程度。
恋愛ものが得意と思って書いてはいないけど、書き進めやすいものが恋愛ものだったってだけ。
そんな単純な理由すぎて逆に言葉に困っていると、愛恋くんは無子の長編小説を読んだと口にした。
初めて読者を目の前にしてさらに頭が真っ白になる無子に愛恋くんは推しの登場人物を教えてくれた。
それの登場人物は無子を凝縮した子の名前でさらに言葉を見失う。
けど、愛恋くんは好きな回や好きなセリフを無子に伝えてくれて本当に全て読んでくれたことを伝えてくれた。
無子は自分の作品を目を煌めかせて話す愛恋くんの笑顔に子宮が久しぶりに疼いた。
でも、自分の人生色々やらかし祭りだし、そもそもデブだし、レンタルフレンド要員であのクリスマスマーケットも声をかけてくれたんだから調子に乗るなと自分に言い聞かせる。
それでも愛恋くんは無子の苦手な注文を率先してやってくれるし、無子がブラウスに飲みこぼしを一滴垂らしただけで大慌てで拭き取ってくれちゃう面倒見のいい人。
だから無子は愛恋くんが帰ろうと言うまで『帰る』という言葉は口にしないで、2軒目3軒目とどんどん呑み歩いているとふと愛恋くんが腕時計を見て焦り出す。
「…ごめん。連れ回しすぎた。」
と言って、あと10分で無子の実家に帰るための電車がなくなることを愛恋くんは申し訳なさそうに伝えてくれた。
けど、無子は自分自身がいいと思って愛恋くんに着いて行っていたのでそんなに気にしてないことを伝えると愛恋くんは、
「家で呑み直す?」
と聞いてきた。
愛恋くんは無子が実家暮らしなのは出会って初めての時に話したから理解してるはず。
ってことは、愛恋くんの家?
無子は愛恋くんが駅に向かうのをゆっくりとついていきながら悩みに悩み、やっぱり愛恋くんの家に行くことにした。
愛恋くんの家は呑んでいた街から電車一本で20分のところ。
無子の実家までは乗り換えしないといけないめんどくさい場所にあったけど、今日だけだからと無子はキッチンの流し場の前で1日限定イベントを楽しむためにコンビニに寄って買った酒缶を洗剤で洗い、新しいタオルを勝手に使って水気を拭いているとリビングを掃除していた愛恋くんが無子を呼んでくれた。
お酒とグラスを持ってリビングに行くと、そこには大きなスクリーンと大きなソファーと脇に丸テーブルがあるだけのとってもシンプルなリビングだった。
何を片付けてなかったのか逆に気になりつつも、無子は座ってと指示されたふっかふかなソファーに座り、愛恋くんがオススメと教えてくれた映画を一緒に見ることになった。
けど、今になっても映画の内容を中盤から思い出せないのは愛恋くんが無子にとっても優しいキスをしてその優しさで無子が泣いてしまったことしか記憶にないから。
その涙の理由を愛恋くんは無子がぽろぽろと話す昔話を朝焼けが漏れるカーテンからの木漏れ日に無子が気づくまでずっと聞いてくれてて、その優しさにも無子は涙が出る。
そんな風に延々と泣いてしまう無子に愛恋くんは、
「お風呂でゆっくり温まってきて。」
と言って、大きめのスウェットセットとタオル2つをくれた。
無子はとりあえずメイクは落とそうと思い、そのままお風呂を借りて愛恋くんがいるリビングに戻ると愛恋くんもスウェット姿になっていて無子をベッドに寝かせた。
そこでまた愛恋くんは無子にキスしてくれるのかと思いきや、アラームをお昼にセットしておやすみと言って目を瞑った。
無子は男の人とベッドにいるときは絶対交わってから寝るのがお決まりだったので、愛恋くんの行動に驚く。
そんな無子の様子に気づいたのか、愛恋くんはずっと無子が視線を送っていた目と目を合わせて優しく微笑み、ぎゅっと抱きしめながら無子を寝かしつけてくれた。
そんな優しい朝を過ごしてお日様が傾きかけたお昼、無子は愛恋くんに肩を揺すられて起きた。
その目の前にいたのはスウェット姿の愛恋くんじゃなくてカチッとスーツの愛恋くんでまた無子の子宮を疼かせる。
「最寄りまで車で送るよ。」
そう言って、出勤前の愛恋くんは無子の手早い仕度に驚きながら無子の実家がある最寄り駅まで車を走らせてくれた。
「ありがとう。」
と、お礼を言って無子が車から降りようとすると愛恋くんが、
「話、ちょっとだけいい?」
と言って、無子を引き止めた。
無子は今までの膨らませた風船がふわふわ弾む優しい会話から一変、真剣な顔を愛恋くんがするのでなにか嫌なことをしてしまったのじゃないかと焦る。
すると、愛恋くんは、
「俺と少し付き合ってみない?」
と不思議な告白をした。
無子がその“少し”の意味を愛恋くんに聞いてみると、それは無子が嫌ならすぐに自分のことを切っていいとのこと。
だから“少し”らしい。
けど、少しじゃなかったら愛恋くんはどうするのか気になる無子はそれも聞いてみると、愛恋くんはそっちの方が嬉しいと言う。
だから無子は最後にもう1回だけ、人を好きになる努力をすることを愛恋くんと約束してお付き合いを始めることにした。
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