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一が音己の家に持っていった荷物を取りに行くと、まだパジャマ姿の音己が玄関を開けた。
音己「おは…。おでこ、大丈夫?」
雅紀「うん。ストーカー撃退した勲章。」
音己「…絆創膏、替えよ。」
そう言って、音己は私の手を引きTVの音が聞こえるリビングには行かずに2階へ行く階段を登って音己の香りでいっぱいの部屋に連れてきてくれた。
音己「そこ座ってて。救急箱取ってくる。」
と、音己はシンプルなスカイブルーのシーツが張ってあるベッドを指して、1階へ走っていった。
私は少し心臓が高鳴りつつも、深呼吸してそっと音己のベッドに座って待っていると音己が軽快な足音を立てて戻ってきた。
音己「切っちゃったの?」
雅紀「んー…、当たった氷に肌が耐え切れなかったって感じかな。」
音己「…クソだな。本当信じられない。」
と、音己は不機嫌な時に出る少し荒い口調で言葉を吐き捨てた。
雅紀「とりあえず、バイトくんが出禁になったこと伝えてくれたし、ストーカーも私が女じゃないこと知ったからこれ以上つきまとうこともないだろうし、一安心だよ。」
音己「他人に迷惑かける害悪がのうのうと生きてる時点で安心なんか出来ないよ。さきも一発蹴っとけばよかったのに。」
雅紀「一応、ドリンク2杯で1万貰ったしいいかなって。」
音己「…さきってなんで怒らないの?」
音己は私の血が滲んだ絆創膏を取り替えると、今にも怒り出しそうな顔で私をじっと見つめる。
雅紀「怒っても…、どうにもならないし…。お互い怒りあって言葉を交わしても通じ合う気がしなくない?」
音己「でも、さきの顔も心も傷つけたわけでしょ?そういう奴許せない。」
雅紀「…ほんのちょっとだけだから。大丈夫。」
音己「さきの大丈夫はほっといての大丈夫だから大丈夫じゃないよ!」
と、音己は私の絆創膏を握った手でベッドを殴った。
音己「嫌なことあるなら泣くか喚くか怒ればいいじゃん。そうしないとさきがパンクするよ。」
雅紀「人前で泣くのは苦手だし…、怒ると感情がぐちゃぐちゃになって泣いちゃうから…。」
音己「ぐちゃぐちゃでも、めちゃくちゃでも、さきの気持ちが少しでも軽くなるならいいと思う。もっと人のことバッドで殴るみたいにぶつかりに行っていいんだよ?」
野蛮すぎる音己の言葉が私の気持ちをいつも軽くしてくれる。
だから明後日取りに行けばいい荷物を今日取りに来た。
雅紀「バッドはさすがに可哀想かな。」
音己「じゃあブロック。それかペットボトルで指折ってこ。」
雅紀「どこの輩なの。」
私が思わず笑ってしまうと音己は私の手を取って、初めて出会った日のように自分の胸に触れさせた。
音己「さきがもっと怒れるように練習しよ。私の胸、ちぎるくらい揉んでみて。」
雅紀「そ、それはちょっと…。」
音己「しないと私が雅紀の尻尾もぎ取るから。」
と、音己は私の排泄器官付近に手を置き、探るように手を動かす。
雅紀「ち、ちょっと…ストップ。」
音己「だめ。さきは荒療治が1番効くんだから私の胸ちぎって。」
音己は空いていた私のもう1つの手を自分の空いていた胸に置き、さっさと揉めと脅してくる。
私は音己の狂気と必死さと柔らかさを感じ、理性で自分の気持ちを抑えようとするけれどどうしても気持ちが抑えられずに体が反応してしまう。
音己「…また、セラピー…、する?」
…はあ、だめ。
そんな顔で見られたらますます抑えられなくなる。
音己には一がいるのに、私にも一がいるのに、音己は私をどんどん虜にしていく永久機関のブラックホールみたい。
音己「…だめって言われたけど、さきが絶対内緒にしてくれるなら内緒にするよ。」
やめてください…っ。
なんで、音己が困り顔で私の事を見上げてくるの?
あの時は本当に女性に対してトラウマがあって、体が反応することがなかったから触らせてもらってたけど、今は好きな人が目の前にいることに興奮を覚えてる。
だからセラピーとか、トラウマ克服の類じゃなくてただ音己が欲しいって思ってる。
音己「下に弟いるけど、寝てたから大丈夫だと思う。」
と言って、音己はお尻1つ私に近づき、私の脚の上に自分の脚を置いてお互い触れやすい位置に移動した。
音己「私の前では我慢するのだめって言ったでしょ?だから全部嫌なこと吐き出してよ。」
私はその言葉に思わず反応してしまい、音己の手に触れられている部位で思わず頷いてしまう。
すると音己は少し恥ずかしそうに頬を軽く染めるけれど、自分の胸からは私の手を離してくれない。
音己「一緒に毒吐こ?私もたくさん溜まってるの。」
雅紀「…汚れるよ。」
音己「いいよ。ティッシュあるし。」
雅紀「彼氏とか…、いないの?」
音己「……いない。」
…その間、何?
けど、嘘をつかない音己なのは出会った時からそうだったからそのままだと信じたい。
雅紀「いっ…かいだけ。…音己の手、借りたい。」
音己「うん。いいよ。」
私は久しぶりのセラピーで本当に揉みちぎりそうになりながら、音己に毒抜きをしてもらった。
環流 虹向/ここのサキには
音己「おは…。おでこ、大丈夫?」
雅紀「うん。ストーカー撃退した勲章。」
音己「…絆創膏、替えよ。」
そう言って、音己は私の手を引きTVの音が聞こえるリビングには行かずに2階へ行く階段を登って音己の香りでいっぱいの部屋に連れてきてくれた。
音己「そこ座ってて。救急箱取ってくる。」
と、音己はシンプルなスカイブルーのシーツが張ってあるベッドを指して、1階へ走っていった。
私は少し心臓が高鳴りつつも、深呼吸してそっと音己のベッドに座って待っていると音己が軽快な足音を立てて戻ってきた。
音己「切っちゃったの?」
雅紀「んー…、当たった氷に肌が耐え切れなかったって感じかな。」
音己「…クソだな。本当信じられない。」
と、音己は不機嫌な時に出る少し荒い口調で言葉を吐き捨てた。
雅紀「とりあえず、バイトくんが出禁になったこと伝えてくれたし、ストーカーも私が女じゃないこと知ったからこれ以上つきまとうこともないだろうし、一安心だよ。」
音己「他人に迷惑かける害悪がのうのうと生きてる時点で安心なんか出来ないよ。さきも一発蹴っとけばよかったのに。」
雅紀「一応、ドリンク2杯で1万貰ったしいいかなって。」
音己「…さきってなんで怒らないの?」
音己は私の血が滲んだ絆創膏を取り替えると、今にも怒り出しそうな顔で私をじっと見つめる。
雅紀「怒っても…、どうにもならないし…。お互い怒りあって言葉を交わしても通じ合う気がしなくない?」
音己「でも、さきの顔も心も傷つけたわけでしょ?そういう奴許せない。」
雅紀「…ほんのちょっとだけだから。大丈夫。」
音己「さきの大丈夫はほっといての大丈夫だから大丈夫じゃないよ!」
と、音己は私の絆創膏を握った手でベッドを殴った。
音己「嫌なことあるなら泣くか喚くか怒ればいいじゃん。そうしないとさきがパンクするよ。」
雅紀「人前で泣くのは苦手だし…、怒ると感情がぐちゃぐちゃになって泣いちゃうから…。」
音己「ぐちゃぐちゃでも、めちゃくちゃでも、さきの気持ちが少しでも軽くなるならいいと思う。もっと人のことバッドで殴るみたいにぶつかりに行っていいんだよ?」
野蛮すぎる音己の言葉が私の気持ちをいつも軽くしてくれる。
だから明後日取りに行けばいい荷物を今日取りに来た。
雅紀「バッドはさすがに可哀想かな。」
音己「じゃあブロック。それかペットボトルで指折ってこ。」
雅紀「どこの輩なの。」
私が思わず笑ってしまうと音己は私の手を取って、初めて出会った日のように自分の胸に触れさせた。
音己「さきがもっと怒れるように練習しよ。私の胸、ちぎるくらい揉んでみて。」
雅紀「そ、それはちょっと…。」
音己「しないと私が雅紀の尻尾もぎ取るから。」
と、音己は私の排泄器官付近に手を置き、探るように手を動かす。
雅紀「ち、ちょっと…ストップ。」
音己「だめ。さきは荒療治が1番効くんだから私の胸ちぎって。」
音己は空いていた私のもう1つの手を自分の空いていた胸に置き、さっさと揉めと脅してくる。
私は音己の狂気と必死さと柔らかさを感じ、理性で自分の気持ちを抑えようとするけれどどうしても気持ちが抑えられずに体が反応してしまう。
音己「…また、セラピー…、する?」
…はあ、だめ。
そんな顔で見られたらますます抑えられなくなる。
音己には一がいるのに、私にも一がいるのに、音己は私をどんどん虜にしていく永久機関のブラックホールみたい。
音己「…だめって言われたけど、さきが絶対内緒にしてくれるなら内緒にするよ。」
やめてください…っ。
なんで、音己が困り顔で私の事を見上げてくるの?
あの時は本当に女性に対してトラウマがあって、体が反応することがなかったから触らせてもらってたけど、今は好きな人が目の前にいることに興奮を覚えてる。
だからセラピーとか、トラウマ克服の類じゃなくてただ音己が欲しいって思ってる。
音己「下に弟いるけど、寝てたから大丈夫だと思う。」
と言って、音己はお尻1つ私に近づき、私の脚の上に自分の脚を置いてお互い触れやすい位置に移動した。
音己「私の前では我慢するのだめって言ったでしょ?だから全部嫌なこと吐き出してよ。」
私はその言葉に思わず反応してしまい、音己の手に触れられている部位で思わず頷いてしまう。
すると音己は少し恥ずかしそうに頬を軽く染めるけれど、自分の胸からは私の手を離してくれない。
音己「一緒に毒吐こ?私もたくさん溜まってるの。」
雅紀「…汚れるよ。」
音己「いいよ。ティッシュあるし。」
雅紀「彼氏とか…、いないの?」
音己「……いない。」
…その間、何?
けど、嘘をつかない音己なのは出会った時からそうだったからそのままだと信じたい。
雅紀「いっ…かいだけ。…音己の手、借りたい。」
音己「うん。いいよ。」
私は久しぶりのセラピーで本当に揉みちぎりそうになりながら、音己に毒抜きをしてもらった。
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